2022/07/11 - 2022/08/11
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ふみさん
旅は、出発と帰着があるから成立するのだと思います。
つまりは、帰る家が在るからこそ、旅行が楽しいとも言えるでしょう。
また、例えば旅先での生活を、そこで暮らしているようなスタイルで楽しむならば、自宅へ帰る日がきたとしても、それは新たな旅へ出発するようなワクワク気分になったりします。
日本での生活には慣れ親しんだ我が家が在り、海外はバケーション滞在なれども、暮らすように生活できるホームが在る。1ヵ月間を暮らすように滞在したハワイから日本の自宅へ帰るのは、ちょっと目線を変えると、新たな旅行への出発でもある訳です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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帰国フライトの日の朝です。
その場所は、紛れもなくハワイでした。 -
旅行荷物は昨夜のうちにまとめてあり、部屋の整理もついています。
ワイキキのシティビューも、今日が見納めかと思うと、何となく寂しいような気持になりますねぇ。 -
息子家族の帰国フライトは、私たち夫婦の予定より2時間ばかり早い出発便でした。
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まだぐっすり寝ている孫を抱っこしながら、私たちも一緒にグランドアイランダーのメインエントランスまで出て来てお見送り。
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ヒルトンハワイアンヴィレッジの場合は、タクシーは24時間常駐していますから、予約無しでも直ぐに利用が可能です。
ターゲットで買った安物のベビーカーは、折りたたむとコンパクトになるので、しっかり日本へ持って帰って継続使用となるでしょう。 -
しかしながら、孫は完全に熟睡してますねぇ。
このまま日本まで寝ていてくれたら、フライト渡航も楽になるでしょう。
体内時計が日本の時刻のままだったら、日本へ帰ってからの生活リズムにも、直ぐに馴染めるものと思われます。 -
『それじゃ、バイバイ!』…と言うのかと思いきや、『行って来まぁ~す!』なんてジョークを飛ばす息子ですから、じいちゃんとばあちゃんはハワイに住んで居ると孫が思うのも、無理はない話です。
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私たちも調子にのって、『また来てねぇ~!』なんて言うものだから、もしも日本語が通じるタクシードライバーだったら、『?・?・?…』の心境に陥るでしょうねぇ。
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ま、その...。 もしもヒルトンやマリオットに住んだなら、命とお金がいくつ有っても足りませんから、身の程を知るオヤジとしては、バケーション滞在の別荘生活で十分に人生が楽しいですよ。
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そして、それから約2時間後に、いよいよ私たち夫婦のハワイ出発となりました。
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キャリーケースの荷物をコロコロ転がして、出て来た所はエントランスホール。
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これから、日本旅行へ出発します。
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タクシーのピックアップには問題無し。
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ヒルトンのホームに別れを告げても、きっとまた来ると思う心に寂しさはありません。
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道路の渋滞も無く、スムーズ走行の道程でした。
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あれよあれよという間に、ホノルル空港到着です。
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到着ゲートはANAのブースです。
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午前10時頃のホノルル空港出発ターミナル前は、路上駐車の車も少なく、ガラガラに空いていました。
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周囲を見渡してもガランとしていて、此処での乗降客は私たち二人だけ...。
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しかも、ANAのフライト搭乗受け付けディスクも、行列無しのスッカラカン状態です。
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こんなに空いている受け付けカウンターというのは、過去の記憶にはほとんどありませんねぇ。
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んで、とりあえずは日本へ向かうフライト便にだけ指定されている、MySOSアプリの陰性証明をスマホ画面に表示させます。
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いつまでこんな事をやらなければならないのか分かりませんが、それでも2021年にハワイから帰国した時にコロナ陰性でもホテル強制隔離をされた事を思い出すと、手続きはかなり簡略化されたと言えるでしょう。
ただし、世界的に見れば日本はコロナ対策が遅れに遅れてますよ。
これから行く場所は、コロナ感染拡大の危険地帯ですからね...。 -
フライト出発予定は正午です。
予定表に変更はありませんでした。 -
そして、アメリカ出国の手続きへ進みます。
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出国審査はスムーズで、金属探知検査等にも問題はありませんでした。
もちろん、私たちのパスポートはペナルティ無しのクリーンですから、審査にチェックは入りませんよ。 -
空港内通路を歩いて、ANAの出発ゲートへ向かいます。
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晴れ渡る空にも雲が流れ、けっこう風が出てきましたよ。
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日本以外へ向かう便のゲートは混雑していましたが、日本行き便のゲートは空いています。
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出発の1時間ほど前になっても、待合室はガラガラでした。
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暇だったので、空港内ストアをぶらぶらと見て歩き、ついでにライオンコーヒーの値段をチェックしてみます。
私たちがロングスドラッグスで買った、6ドル99セントのパックと同じコーヒーが、14ドルで販売されていました。空港内免税店も、やっぱり商品物価は高いですねぇ。
こういうのを見ると、円安の中でも得したような気がして、けっこうウキウキ気分になる庶民です。 -
それにしても、人が少なくて空席が目立つ待合室。
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いくら密を避けようと言ったって、基本的にラブラブカップルですから...。
はい...。 -
そんなこんなで暇つぶしのオヤジギャグを飛ばしていると、飽きもせずに時間が過ぎて、いよいよボーディングタイムとなった訳です。
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搭乗便は、羽田行きの全日空。
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機内の搭乗客も少なくて、座席には空席が目立っていました。
この5ヵ月前の旅行では、日本から乗り継いだシカゴ経由のラスベガス行き便は満席の混雑だったし、ラスベガスからハワイへ向かう便も同様に満席混雑状態だったのですが、とにかく日本への航路だけがガラガラに空いているという状況なのです。
日本の航空会社は営業が大変になっているとは思いますが、こんなに空いているハワイ航路は、利用する側にとっては嬉しいですねぇ。 -
そして、乗客が少ないままに、旅客機は滑走路をスタートしました。
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ダイヤモンドヘッドがクッキリ見えています。
それはまるで、私たちを見送ってくれているかの様でした。 -
滑走路を飛び立った旅客機が、いきなり上空で急旋回。
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ホノルル市上空を一周りしてから、進路を北北西へと向けました。
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旅客機内では、食事の時以外はマスク着用。
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エコノミーの機内食が、ご覧の通り。
ミニカップの冷素麺と、枝豆にオカラってのが、シンプル日本的で美味しかったですよ。 -
旅客機は、日本へ向かって太平洋を渡ります。
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到着の2時間ほど前に、軽食のサービスです。
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そして、日本の領空内に入りました。
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目指す到着地は羽田空港ですよ。
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ホノルル空港を出発してから約9時間。
無事に羽田空港到着です。 -
You は何しに日本へ?
ん...、バケーションですかね...? -
ハワイからのフライト便内では、航空会社の規定によりマスクの着用が必要だったので、到着してからもそのままの状態で空港内通路を歩きます。
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コロナ警戒中の空港内は、海外からの渡航入国者に行動制限が設けられていました。
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私たちの場合は、こういった経験は3回目ですから、検疫のルールやパターンは理解していましたよ。
とりあえずは、以前よりは簡略化されていて、72時間以内の陰性証明書を所持していれば、この場所でのPCR検査は不要となっています。
ただし、空港内での長い道程は相変わらずで、とにかく個別隔離された集団が指定順路に従って歩かされます。 -
そして、検疫検査の方も相変わらずで、せっかくアプリ登録したMySOSのスマホ画面バーコードには、何の意味もありません。
そもそもに、羽田空港の検疫場所にはバーコードリーダーも無ければ、ITシステムによる確認体制さえ整っていないのです。 -
したがって、この場所に来てから再び書類を作成する作業が必要となります。
いくら全員がマスクを着用しているとは言え、使い回しのディスクで、使い回しのペンを使って、密状態で書類に記入するのですから、水際対策もへったくれもないでしょう。
基本的には、ハワイ航路の日本入国者は、全員が陰性証明済みであり、日本の規定するシステムへのアプリ登録も完了しているのですよ。
それなのにこの場所では、何故か体格の大きい男性が無闇に旅行者たちを睨みつけている有様で、それがどういう事なのか? まったく意味が分かりません。
その男性は、ただ立ちすくんで入国者たちを睨んでいるだけ...。 その他には、何の仕事もしていないのですよ。
バーコードリーダーで確認するシステムさえ普通に設置されていたなら、この場所の手続きなどは担当者が一人でも十分に対応できるはずです。
もしも入国手続きに不備が見つかった場合にだけ、それに対応する係員が待機していればよいのです。別に、人を睨みつける必要はないでしょう。
実際に、ラスベガスからハワイへ渡航する際には、ハワイ州の制定するアプリ登録をスキャナーで確認して完了でしたから。 検疫通過は5分もかかりませんでしたよ。
日本は、基本的人権さえも保護できない、独裁国家となったのでしょうかねぇ?
少なくとも、この場所には自由も民主も有りませんでした。 -
何とか検疫所を通過して、機内預けの手荷物を受け取り、手荷物検査を受けたなら、やっと解放されて自由の身です。
自由とは言え、マスク社会の縛りはあるようですが...。
結局は、旅客機を降りてから空港の外へ出るまでに、1時間ほどかかってしまいました。 -
2021年12月の日本入国時では、空港検疫に約5時間を費やし、PCR検査結果が陰性でも三日間のホテル強制隔離となった上に、それから1週間はアプリ追跡されて、現在地報告が必要でした。
2022年3月の日本入国時には、ホテル強制隔離は解除されましたが、それでも検査と書類作成などで2時間ほどもかかってしまい、当日中には帰宅出来ないので、空港近くのホテルに一泊したのです。
今回の日本入国については、それまでの対応に比べると、かなり平常に戻りつつあるとは思いますが、日本のお粗末な ITシステムには、コロナ対策どころではない後進国感が残ります。 -
おっと! 羽田空港内のPCR検査センターは、これまで通りに営業中ですね。
この制度は、いったいいつまで続くのやら...。
アメリカの様に、薬局で買い求める検査キット判定や街角無料検査で、簡単に安く対応できないものかねぇ...?
もちろん、コロナ感染防止の対策は必要だと思います。そして、その取り組みに政府が莫大な予算と労力を注ぎ込んでいる事も分かります。
ただ、やり方と対応がちぐはぐで、ルールが理に適っていないどころか、欧米に比べると検疫の運営がスムーズではないと感じました。
日本の場合は、医療機関が検査して発行した『証明書』という価値が無視されていて、法的な根拠や整合性もまったく意味を為していないのです。
何のための帰国前PCR検査なのでしょうねぇ? かなりの個人負担費用がかかっているのですよ。
それが有っても無くても、とにかく日本に来てからの手続きは、一からのやり直しです。
そして、それでも日本は世界に遅れたコロナ感染拡大国です。 -
長旅のフライトと、空港検疫通過のお疲れさんという事で、無事に日本に入ったお祝いに、和食レストランでの食事にしました。
まずは日本のビールをゴクゴクと...。 -
トンカツにエビ天に野菜の蒸籠蒸しなど等...。
お味噌汁も美味しかったですよ~。 実に!” -
んで、昼食とも夕食ともつかない食事の後には、空港内喫茶で日本洋食風にデザートブレイク。
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焙煎珈琲にスイートポテトがマッチして美味いし、バニラ無しのミルクソフトクリームなんかも 『これが日本だ!』…ってな感じでしょ。
だからほれ、無理してハワイで日本フードを求めなくても、日本に旅行して来てから日本の美味しい物をいただきましょう。 -
ハワイから到着したのは第3ターミナルでしたが、空港ビル連絡バスに乗って、これから第1ターミナルへ向かいます。
お腹が満足した奥様は、もはや眠りの国へ行きそうな雰囲気ですが...。 -
程なくして、第1ターミナルに到着しました。
一般的には、こちらは国内線フライトのターミナルになるのですが、時刻は夕暮れ時で、お疲れさん状態の二人です。 -
実は、このパターンを予想して、直ぐに自宅へは向かわずに、今回も羽田空港近隣ホテルへ一泊の予約をとっていたのです。
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キャリーケース荷物をゴロゴロ転がして、やって来たのはバスプール。
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予約していたホテルの専用シャトルバスを利用します。
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無料送迎の、ホテルシャトルバスを利用しますよ。
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ま、ね。 帰郷の繋ぎで一泊するだけだから、料金の安さと手軽な雰囲気で選んだホテルがマイステイズ羽田です。
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チェックインして部屋に荷物を置き、一風呂浴びてからぶらりと出て来た羽田の街は、宵闇迫る時刻でした。
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んで、此処は日本だ!”と、思わせてくれるような店を探したのです。
直ぐに見つかりましたよ。
モツ煮の紋蔵。
店先の駐輪自転車が、これまた如何にも日本の庶民の居酒屋みたいで、良い雰囲気ではありませんか。 -
早速ですが、当然の如く、モツ煮です!
ビールはキレキレ、アサヒ スーパードライ! -
あらら・ららら…。 いっちゃった...。
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そして更には、醤油ラーメン!!!
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あらららら・らららら…。 また、いっちゃった...。
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そしてそして、更なる更には、正当派日本風の肉野菜炒め!
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あらららら・らららら・らら・ララランド…。
しかも、餃子まで...。
日本の夜は、日本食満載で美味しいねぇ。。。
でも、これからはコロナ感染しないように、十分に気をつけて生活しないといけません。やっぱ、マスクしようっと! -
そして、一夜明けた次の日は、いよいよ郷土の青森へ帰る日です。
夏も半ばを過ぎた羽田空港。
蒸し暑い日本の空気は、相変らずに続いていたようですねぇ。 -
国内ラインのフライトにチェックイン。
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ボーディングタイムとなりました。
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出発は定刻通り。
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夏雲が浮かぶ青空に向かって、私たちを乗せた旅客機が飛び立ちます。
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東京湾上空をぐるりと急旋回。
目指すは北の大地ですが、日本の国土は狭いですから、直ぐに到着しますよ。 -
ほどなくして、我が郷土の青森上空に入った時には、霞が掛かる曇天となりました。
国土は狭いけど、四季折々の風土がはっきり分かれる、個性的な日本です。 -
青森空港にタッチダウン。
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小高い山の高台に位置する青森空港は、小雨上がりの情況でした。
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此処から自宅までへは、友人の車に乗せてもらって帰ります。
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そして、ようやく日本のリゾート別荘の我が家に到着です。(笑)”
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日本の我が家へ来たけれど、基本はぐうたらのんびりと、これからもリラックスデラックスのバケーションライフを楽しむだけですけですよ。
いやはや、ここまで長々と引っ張ってしまった 2022年夏のハワイ旅行記ですが、何かと困惑させでしまった場面も有ったかと思いながらも、これにて一件完結とさせていただきたいと存じます。
ここまで心優しくお付き合いいただいた方々には、感謝の心を込めて、ありがとうございますと申し上げる次第です。
日本では無駄遣いをせずに自炊生活で、自家菜で野菜も収獲出来るので、それはそれでパラダイス。 外出時にマスクの縛りを感じる風潮が残念だけれど、これが現状の日本なのだから仕方がありません。
井の中の蛙にはなりたくないけど、郷に入らずば郷に従えで、これからの人生も優柔不断に幅広く楽しんでまいりたいと思っております。
本当に、どうもありがとうございました。
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