ハワイ夏2022⑤リゾートでの自炊生活

2022/07/11 - 2022/08/11

今回のマリオットコオリナ滞在は、総日数が19泊です。自己所有の２BR（２LDK）ユニットをロックオフ使用し、最初の一週間はスタジオタイプのゲストルームで、後半の一週間と５泊を１BR（１LDK）のマスタールームに移動して過ごす予定です。
元々がのんびりステイ派の私たちですが、今回は以前にも増して日程に余裕があるので、具体的なプランは全く立てていません。
例えば、一日中を昼寝していても良いんじゃないか？…といった、漠然とした思いが有るだけなのですよ。それは、もしかすると、ホームレスの生活みたいなものでしょうかねぇ？
でも、そういった無駄にも思える時間の過ごし方こそ、思いっきり非日常の贅沢と言えるのかもしれません。

エリア オアフ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きて、ふと目を開けたら海岸だった...。
…って、そんなバナナ。

おはよ～！”
どうやって部屋からここまで来たのか忘れたけれど、とにかくコオリナは快晴のお天気ですよ。
おそらくは、ワイキキだと早朝にはスコールが訪れたりしているのでしょう。
コオリナは、オアフ島で最も晴れの日が多く、年間の総日照時間が長い地域なのです。
午前中のほとんどの時間をビーチで過ごして、海で泳いだり、ビーチチェアでごろ寝をしていたり...。

お昼近くになってから部屋に駆け戻り、ランチの準備をいたします。
こういう場合は、ショートカットルートが便利ですよ。

んで、部屋に来てから何をしているのかと申しますと、キチネットの電動ポットでお湯を沸かして、カップラーメンを作るのです。
『作る』と申し上げたのは、ただ単にお湯を注ぎ入れるだけではなくて、トッピングにエビや茹で卵を入れたりして、一応の調理をするからですよ。

そういった手間暇かけた調理は、私一人が担当でありまして、奥様はプールサイドのチェアを確保して待っているだけ...。

オヤジのデリバリーカップラーメンです。

はい！　本日のランチは、豪華なリゾートガーデンのプールサイドで、これまた豪華なカップラーメン！”

ふぅ・はぁ・ふぅ…。。。　日本人なら箸を使って、ずるずるっと いきまっせ！”
ん～" " "。　久しぶりのカップラーメンだ。スープが旨い！
ゴージャスな環境でいただく安っぽい味が、メチャクチャたまらなく美味しいですよ。

奥様も、当然ながら完食ですね。

豪華なカップ麺ランチでお腹も満足したならば、ショッピングを兼て、腹ごなしのブラ散歩と行きましょう。

ピンクハイビスカスも、お腹いっぱい！って感じに見えますね。

まずはガーデン内を、ぐるりと一周り。

コナタワー１階のコンビニへ入ります。
あれれ？　何処かで見たようなジャケットがクリアランスセールに出てますよ...。

あちゃぱ～！　昨年末に、２枚買うと２枚目が50％off になるというので２枚買ったムートン風ジャケットが、在庫処分で75％off だってさ。
やられた～・・・！”

そもそもに、夏だから冬物がディスカウントになるのは当然で、夏には夏らしいアパレル商品が有るでしょう。

マリオットのコンビニは、有名所のABCストアとは異なる、オリジナルの商品陳列が見られます。

ハワイ州の諸島をディフォルメデザインした、オシャレなバッグ。

木彫品やボードプレートなども粋な感じですねぇ。

おっと！　ヒルトンやマリオットの部屋に備え付けのハワイアンパラダイスコーヒーが、一般販売されていますよ。
これって、わりとけっこう人気が高いみたいですねぇ。日本で煎れて飲んだら、ハワイの日々を思い出しそうな気がするので、２～３個買っていこうかな...。

その他、アルコール類なども十分に販売されています。

とりあえずは、ざっくり見てから、後でゆっくり買いに来ますよ。

午前中はマリオットの在る第３ラグーンのエリアに居ただけなので、午後は外へ出かけます。

急転直下に空模様が変わり、海側から分厚い雲が押し寄せて来ました。
雨にならなければ良いのですが...。

マリオットの館内設備で嬉しいのは、ナチュラルウオーターの無料提供サーバーを自由に利用できる事です。
この場所で、紙コップを使って飲むのも良し、または空のペットボトルなどを持って来て、ウォーターを汲み入れて持ち帰っても良いのですよ。
ハワイに限った事ではありませんが、海外では水道水を直には飲まない方が良いですねぇ。
そういう点では、日本の水道水の安全性は世界一かもしれません。

どうやら雨は、降ってはこないみたいなので、これからコオリナステーションまで行ってみます。

コオリナラグーンビーチ沿いを南北に通るビーチロード。

途中の道端では、何度もハワイアンゲッコーを見かけます。

このビーチロードを歩くのが、とても爽やかなのですよ。

第２ラグーンに来た所で、入り江に入り込む波のうねりが、かなり高い事に気づきました。

この波は凄いですねぇ。パイプラインが出来ていますよ。

この辺りの海には波消しブロックの設置も有って、サーフィンには危険だと思われますが、これが平坦な海岸線だったら、サーファーが喜びそうな波ですよ。
天候が嵐や台風でもないのに、こういう波が出来るというのがハワイなんだよねぇ。押し寄せる波も、絵になってますなぁ。。。

波を見ているだけでも飽きないというのが、特徴的なハワイの風景なのでありました。

第３ラグーンから第２ラグーンへと渡り歩き、一番北側の第１ラグーンへとやって来ました。
このラグーンのオンザビーチには、ディズニーホテルのアウラニと、フォーシーズンズホテルが建っています。

第１ラグーンビーチは、アウラニとフォーシーズンズの宿泊客で、いつも混雑状態の賑わいですよ。

ディズニーホテル・アウラニは、そのオープン前から毎年建築の様子を見ていました。
アウラニのタイムシェア説明会に参加して、実際にコンドミニアムタワーの１BRルームユニットを見た事もあるのですが、マリオットの１BRルームに比べると面積が狭くて、天井も低くく、部屋の装備もチープな感じですよ。
また、隣部屋との壁が薄いし、ゲストルームなどはベランダが狭い三角コーナーでしたから、セカンドホームの所有を考えた時には候補から外して、ヒルトン・ホクラニに決めたという経緯があります。

アウラニは、ホテルの宿泊料金はかなり高い設定なのですが、それでも宿泊客は多く、流石にディズニーのネームバリューが高いという事が伺えます。
しかしながら、そもそもに部屋が狭いので、滞在感はかなり窮屈になるでしょう。利用する部屋が二人部屋のスタジオタイプルームだとすると、尚更です。
ただし、コオリナの環境は素晴らしいので、ビーチやプールサイドで過ごしていれば、それなりに優雅な日々を過ごせます。
したがって、アウラニの場合は、ほとんどが短期宿泊者のようです。

ビーチロードの南端は、この第１ラグーンの場所が終点です。
アウラニとフォーシーズンズホテルの間の小道を山側に抜けて、自動車道に出ますよ。

この小道は、コオリナステーションへと繋がっているのです。

小道を挟んで、右側がフォーシーズンズホテルで、左側がアウラニです。

コオリナステーション前の交差点。
車通りが少なかった昔は、この場所には信号機も無く、人は自由に道路を横断していたのですが、今では車の通行量が多くて、長閑な田舎のリゾートといったコオリナの雰囲気が一変してしまいました。

訪れる人や車の数が増えた分、環境は賑やかになったものの、コオリナステーションの発展も顕著に現れてきて、随分と買い物にも便利になりました。

今や、コオリナステーションへ向かう人が行列を成す状況です。

此処には鉄道ラインが敷かれていますが、週末以外は列車の運行が無いので、線路をのんびりと歩いていても大丈夫。
長閑な田舎のリゾートは、そのまま長閑な雰囲気で残っています。

この場所がコオリナステーションと呼ばれているのは、かつて実際に列車のプラットホームが在ったからです。
現在は、そのプラットホームは撤去された状態ですが、今でも土日限定運行の観光列車は、この場所で30分間ほど停車しますよ。

コオリナステーションのアイランドカントリーマーケットby ABCストア。
駐車スペースは、いつも満杯です。

商品内容は、一般的なABCストアと同じです。

ただし、店内調理の美味しいデリフードが豊富なところが、アイランドカントリーマーケットの持ち味です。

ワイキキビーチロードのABCストアよりも、更にメニューが充実しているのが、コオリナステーションのABCストア。

17ドル99セントのニューヨークステーキも、安いわりには普通に美味しいですから。

今日のところは、買い置きのフードも部屋に有るので、付け合せ程度のお惣菜だけを買いますよ。ステーキやハンバーガーなどは、この後の生活で、きっと買う事があるでしょう。

買い物帰りに、レストラン・モンキーポッドキッチンの前を通りかかると、店内から賑やかな声が聞こえてきました。

コオリナで人気沸騰のモンキーポッドキッチンですが、どうやらワイキキにも第二店舗をオープンさせる予定らしいです。

マリオットへの帰り道は、ビーチロードを通らずに、一般道を歩きます。

買い物荷物運搬係の私は、折りたたみ式のショッピングカートを持参していたのでありました。

これがまたね、車輪が付いているのと、付いてないのを比べると、車輪付きのバッグの方が断然楽ちんですから。
荷物運び担当でもパラダイス。別にこれくらい、大した事はないですよ。

お高くとまるつもりもありません。日々の暮らしは経済性重視でいきますよ。
でも、此処は優雅で長閑なコオリナリゾートエリアです。

マリオットに帰り着き、ホームの場所はナイアタワー。

エレベーターは使わずに、階段を上がっても二階分。

ガーデン側から入ったフロアが２階です。

マイルームは４階フロア。

ただいま～！の、オープンセサミ。

本日のディナーも部屋食です。

ムール貝にシュリンプのボイル。

ホワイトクラブポケは、昨日の残り物。

スパイシーアヒポケも追加しました。

ハワイの地ビールで乾杯しましょう。

夜のベランダからの景観は、オーシャンが暗闇で、BBQガーデンビューとなっていたのでありました。
パラダイス コオリナは、例えば暗くて外景色が見えなくても、心の中に見えているのです。
お・や・す・み・な・さ・い。。。

朝遅い目覚めで、ふらっとベランダに出て眺めるビーチ。
お日様はすでに、天高く上がっています。
朝の通勤ラッシュなんて別世界の出来事で、車の走行音やエマージェンシーサイレンの音などは聞こえません。
肌に軽くそよぐ風を少し感じるだけで、耳をすませば聞こえる程度の、波の音が流れる風景でした。

ふと、下を見ると、そこにはちょろちょろと動く影...。

マングースは、もうすっかりコオリナの定住者ですね。
こういった外来種の動物は、ハワイに住み着いてはならないと嫌う人もいるようですが、そう言う人間こそが無人島へやって来た最悪の外来種なのであって、そもそもにマングースも人間の都合でハワイに持ち込んだ動物でしょう。それも、身勝手な人間の責任です。
ここは、未来に向かって共存の道を選択するべきだと思いますよ。どちらも、増え過ぎては困るでしょうけどね...。

ガーデンエリアに下りて来ました。
すばしっこいマングースは、もうどこにも見当たりません。人間を避けて逃げ去ったようです。
ガーデンエリアは、人間様の快適環境なのでありました。

快適環境には美しい花が付き物ですねぇ。

マリオットのガーデンエリアからビーチへ出入りするゲートは、何か所にも設置があります。

常時解錠されている中央ゲートを除いては、その他のゲートでは部屋のカードキーでロックを解除しなければなりません。
セキュリティの面では、こういった手間がかかるのも仕方のない話で、優雅な環境を保つためには、安全性が第一ですよ。

朝のビーチロードは、とても清々しい場所です。

第３ラグーン内のビーチチェアは、カバナ式のチェアとパラソル付きのチェア以外は無料で使えます。
ただし、それはマリオットに宿泊しているゲストだけの特典で、外部からの来訪者は使えません。
それが近年は、けっこう部外者が勝手に使っている状況も見られるようです。
それは、ヒルトンのプールにも同じような状況がありますね。観光地ハワイは、いろいろと大変です。

この行列は、ビーチサイドでのヨガレッスンへの参加希望者が、レッスン開始を待っているところです。
参加は自由で無料ですが、人数制限があるのです。
このプログラムの、人気ぶりが伺えますね。

中央の棟はコナタワー。
ビーチ側から見える正面の部屋は、オーシャンフロントの指定になります。
私たちはこれまでに、二回ほど、その高層階ルームを利用した事があります。
第３ラグーン内にウミガメが泳ぎ入って来るのを発見するには、その部屋のベランダから眺めるのが最大のチャンスとなるでしょう。

整備作業のバッテリーカート。

ドライバーのスタッフは、通りかかる人を優先して安全運転しており、笑顔で手を振るサービス精神も旺盛です。

サブゲートから、ガーデンエリアに入りましょう。

丁度良い所に、空きのチェアを見つけて一休み。
ガーデン内なら、全てのチェアが無料です。

でも、チェアに置物をしたまま長時間に亘って人の使用が見られない場合には、巡回スタッフによってチェックされるので、ご注意を…。

太陽が天高く昇って、気温はぐんぐん急上昇。

それではプールに入りましょう。
奥様には、浮き輪は必須アイテムです。

ナイアタワー前の流水プールでは、私がストッパー役を務めなければなりません。

私が浮き輪から手を放すと、流されます。

こうなると、もはや彼女はノーコントローラー。

流されに任せて漂う先に、トンネルがありました。
更にその先には、滝が流れ落ちています。

こりゃ、掴まえておかないと大変だ…。

階段を上がって、上のプールへと渡り歩きます。

その上のプールにも、更に滝と洞窟が…。

流れるままに、洞窟へと吸い込まれていく、うちの奥さん。

流れ落ちる滝をくぐって、洞窟探検になりました。

私は、反対側の出口に先回りして写真撮影。

それはまるで、テーマパークプールのような世界です。
でもこのプールは、マリオットのガーデン内の三箇所に設定されているプール施設の一つのエリアというだけなのです。

例えば、コナタワー前のプールなら、最も大人のムードが漂う場所で、静かで優雅な雰囲気です。
敢えて私流に表現するなら、ナイアタワー前のプールがアドベンチャーワールドで、こちらはアダルトリゾートワールドだし、モアナタワー前のプールがキッズワールドといったところでしょう。

日焼けしたアダルトなオヤジが、腰巻きタオル姿で通りかかります。

そして、行列に並んだ場所は中央広場。

むむむ…。この行列は、何でしょう？

おっと！　サンデーズonサンディとは、これ如何に？

そう言えば、本日は日曜日だったのですねぇ。

日曜日のお昼限定のサービスで、特製アイスクリームが ５ドルです。
料金の支払いは、ルームチャージのみですよ。
しかし、日曜日にアイスクリームサンデーのサービスとは、英語のダジャレジョークって事でしょうか。
ま、See you later alligator. よりは分かり易いですけどね。

それでは、サンディonサンデーのアイスクリームを いただきまぁ～す！”

プールで遊んでアイスクリームを食べて、呑気にくつろぐプールサイド。
その場所には、心地良い海風が吹き抜けているのでありました。

そして、その後は...。
あららら・ららら・ララランド…。寝てるよ…。
パラダイスだなぁ…。

『ちょっと！ いつまでも寝ていたら、夜に眠れなくなっちゃうわよ！』と、奥様に促され、寝起きのジャグジーに入る事にしたのです。

太陽は、天上から降りて水平線へと近づいていました。

ナイアタワー前のジャグジーは人気の場所です。

ジャグジーの場所が第３ラグーンのビーチに近いので、そこからの眺めは素晴らしいですよ。

ジャグジーの温水は、スパバス並みの整理食塩水。
美容と健康にも良さそうです。

逆光だけど、ジャグジーでくつろぐ夫婦の２ショット。
こういう写真は、ちょっとしたテクニックが必要なのよね。

風呂上がりならぬ、ジャグジー上がりでブラ歩きする中央ガーデン。

その広場には、アウトドアのロードショーステージがセットアップされていました。
今夜の映画は、何かな？

夕刻にそよぐ風が、ジャグジーで火照った体を冷ましてくれます。

この頃の時刻になると、賑わいを増すのがコナタワーの１階フロア。

レストラン・ロンギーズは、ディナー客でいっぱいでした。

マリオットのコンビニに立ち寄ります。

アメリカのカップラーメンも、種類を変えて食べてみたい...。

おっと！　デリフードがタイムサービスの割り引き価格になってるぞ！

こういう割り引きは日本のスーパーでも見られるけれど、今夜中に食べるなら問題無いし、お得ですよ。

んで、ちょこちょこっと買ってしまいました。

ナイアタワーへ帰る途中のガーデン内。

妖しい光がビューティフル。

コオリナの、トワイライトタイムです。

お帰りも、サイドドアから入るショートカットルート。

２階から４階へ上がった所がマイホーム。

今夜の夕食も部屋食で、残り物食材に割り引きデリフードで素朴な食卓。

アメリカンメイドのデリフードは、基本となるブレッドそのものが美味しいですよ。

粗食でも、私しゃハワイのビールが有れば幸せで、その場所がコオリナだと思えば尚更です。
一杯飲んで夕飯食べたら、また夜のジャグジーにでも行きますよ。
昼寝をいっぱいしたから、夜は遅くまでジャグジーに入りながら飲んでいようかなぁ...。