
2022/10/26 - 2022/10/29
321位(同エリア1339件中)
イケさん
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気候も良くなってくる10月後半。
今年の秋は、山口県の山陰方面を中心に巡ってきました。
当初、2泊3日の予定だったけど、ここも行きたい、あそこもじっくり見たいと計画に入れ込んで行ったら、3泊4日の日程に。
角島大橋の南国のような青い海、カルスト台地の秋吉台など、
予想以上に見所満載の山口県、観光客もまだまだ少なく交通手段も限られるので、1箇所をゆっくりじっくり見てまわることができました。
ANA特典航空券(往復15,000マイル)
往路:10/26 NH725便 羽田08:10発→萩・石見09:45着
復路:10/29 NH700便 山口宇部17:45発→羽田19:20着
1日目:萩
2日目:角島
3日目:秋芳洞、秋吉台
4日目:下関・門司
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
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-
山口旅4日目の最終日。
ホテル1階のラーメン店が、朝食の時間帯だけ朝食会場となっています。
バイキングではなく、山口県の名物のセットメニュー。
正直、バイキングは忙しないので、セットメニューの方が好み。ヴィアイン下関<維新の湯> 宿・ホテル
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8時半前にホテルをチェックアウト。
荷物は一旦ホテルに預けて、下関観光スタート! -
駅前のバスターミナルから唐戸までやってきました。
唐戸までは、バスがたくさん出ているので、便利。
こちらは、唐戸の交差点前に建っている「旧下関英国領事館」。
今回は、外観だけ。重要文化財旧下関英国領事館 名所・史跡
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唐戸の交差点から、関門海峡を横目に見ながら、のんびりと散策。
目の前には、本州と九州を結ぶ関門橋。 -
本日最初の目的地は、赤間神宮。
外観は、まるで竜宮城のような独特のつくり。 -
正面から。
赤間神宮のシンボルの水天門。
昭和33年に、竜宮城を模して建てられたとのこと。
神社建築にしては、比較的新しい。赤間神宮 寺・神社・教会
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門の入口も丸みを帯びた独特のフォルム。
階段も少し登り、別の世界に入っていくようです。 -
朱色の門には、金色の菊の御紋。
壇ノ浦の戦いに敗れ、8歳で入水した安徳天皇が祀られているとのこと。 -
門をくぐるとさらに階段を登って、拝殿に向かいます。
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拝殿(外拝殿)に到着。
こちらも紅白の映える、立派な外観。
早く、もとの日常が戻ってくるよう、お参り。
ちなみに、赤間神宮は「耳なし芳一」の舞台として、境内の一角に芳一の木像が安置されていましたが、何となくゾクゾクと感じるものがあったので写真は撮らず。
※ちなみに霊感はありません(笑) -
赤間神宮の目の前は、視界が開け関門海峡を一望。
海峡の向こうは九州。本当に近い。
海峡と言うだけあって、海というよりかは大河のよう。 -
赤間神宮を参拝を終え、再び関門橋に向かって散策。
建物の狭間から巨大な吊り橋が見える、何だか不思議な光景。 -
関門橋が一望できるエリアまでやってきました。
本州と九州をつなぐ、唯一の巨大な吊り橋。
そのスケールに圧倒されます。関門橋 名所・史跡
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下関側の橋脚を正面から。
周囲には建物もないため、存在感が際立っている。 -
関門海峡と対岸の九州の山並み。
海峡は、貨物船などが行き交い、とても風光明媚。 -
道路沿いにあった、立石稲荷大明神。
急斜面にへばりつくようにつくられており、急階段と密集した鳥居が、上まで続いていました。 -
関門橋の真下までやってきました。
こんな感じで、橋を下から眺めることってあまりないからとても新鮮。
真下から見上げると、なかなか迫力のある光景。 -
山の上につくられた道路に続く橋。
こうやってみると、橋を支える梁や筋交いも結構きゃしゃな感じに見える。
道路の真ん中にも隙間が空いていて、空が見えるのが意外。 -
海峡に目を移すと、コンテナを沢山積んだ、貨物船。
船の側面には「JINJIANG」と書いてあるので、中国から来たのかな。 -
朝の太陽に照らされて、輝く関門海峡。
一見穏やかそうに見えるけど、恐ろしく潮流が早い。 -
橋をくぐり抜けると、壇ノ浦古戦場跡につくられた、みもすそ川公園に到着。
逆光になってしまったけど、平知盛と源義経の像が対をなして立っています。みもすそ川公園 公園・植物園
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さてと、この後は関門海峡を一望すべく、火の山ロープウェイに乗って火の山公園展望台に向かいます。
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階段と坂道を少々登るとちょっと歴史を感じさせる火の山ロープウェイ乗り場に到着。
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乗り場の雰囲気もなかなかレトロ。
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10時が始発なので、待合室で少々待ちます。
値段も往復520円ととても良心的。ずっと変わっていないのかな。 -
始発のロープウェイに乗って、約4分ほどで山頂駅に到着。
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ロープウェイは、通常20分間隔で運行。
この日は、たまたま団体客が来ていたので、臨時便を出してました。 -
往復しているゴンドラも、小ぶりでなかなか懐かしい雰囲気を醸し出している。
火の山ロープウェイ 乗り物
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そして、山頂から関門海峡を一望!
本当に眺めが良くて、これは来てよかった。
それにしても、関門海峡がいかに幅の狭い海峡かと言うことがよく分かる。火の山展望台 公園・植物園
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山頂からは、関門海峡はもちろん、日本海も一望できます。
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くの字のように入り組んだ関門海峡。
下関の街並みの向こうには、小倉の工業地帯も見えました。 -
橋のすぐ下は、潮流で水面が波立っているけど、本当に海とは思えないほど、ものすごい勢いで流れている。
落ちたら一巻の終わり・・・。 -
せっかくなので、ロープウェイ乗り場の前に広がっている火の山公園も少々散策。
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公園内にあった韓国の石像。
海を渡った先は韓国。東京や大阪よりも近い。 -
下山する前にもう一度、朝日で輝く関門海峡をパチリ。
意外と穴場で、時間があったら是非ともオススメの観光スポット。 -
ロープウェイの山頂駅。
かなりの年期の入った建物。 -
さてと、下山後は、今見てきた海峡を今度は自身の足で渡るべく、
やってきたのは下関側にある関門トンネル人道入口。
まずは、エレベーターに乗って海底へ。 -
海底に到着。
大小2台のエレベーターが設置されています。
徒歩で渡る場合は料金無料! -
門司まで一直線に伸びた関門トンネル。
目の錯覚でよくわからないけど、トンネルの中央に向かって、緩やかに下っていきます。関門トンネル 名所・史跡
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もうすぐトンネルの中央。
トンネルの全長は780m。 -
県境までやってきました。
ここは、みんなの撮影スポット。 -
壁面には、本州と九州のイラスト。
海面下58mだそう。
since1958ということは、60年以上も前につくられたのか。 -
そして、780mのトンネルを歩き、門司側に到着。
路面に文字が書いていないと、下関側にいるのか門司側にいるのか全く分からないな(苦笑) -
トンネルの入口には、門司の観光案内のパネル。
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そして、再びかなり年期の入ったエレベーターに乗って地上へ。
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途中階はない、地上と地下を結ぶエレベーター。
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内部はステンレス製のエレベーター。
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門司側の関門トンネル人道入口に到着。
下関側と建物のつくりがそっくり。 -
そして、トンネルを出てすぐのところにあった、和布刈神社へ。
ここは、海峡に向かって建っている珍しい神社。
九州の最北端にある神社とのこと。和布刈神社 寺・神社・教会
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つい先ほどまでいた火の山公園を今度は対岸から眺める。
何だか不思議な間隔。 -
少し歩いて、関門海峡で最も狭いところに建つ門司港灯台へ。
写真だと分かりにくいけど、ここは海とは思えないほどものすごい勢いで、潮が流れている。
潮の流れは1日4回変わるそう。
今回は、右側の瀬戸内海から左側の日本海に向けて、轟々と流れていました。 -
潮の流れに逆らって進む船舶。
進むには、相当なパワーが必要なのではないかと。 -
今度は、九州の門司側から本州の下関方面に向かって関門橋をパチリ。
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門司周辺は山並みが続いているけど、下関の市街地周辺は、比較的平地が多いせいか、比較的視界が開けて、空も広い。
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門司側から関門橋の全景を。
午前中は、門司からの方が順光になるので、写真は綺麗に撮れる。 -
道路から海に向かって開けた広場(ノーフォーク広場)があったので、ちょっと寄り道。
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ここも対岸の下関の街並みが一望できて、とても景色が良い。
晴れた日は、ここでのんびり過ごすのも良さそう。 -
広場にあった錨のモニュメント。
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このノーフォーク広場からももちろん関門橋が一望できます。
ノーフォーク広場 公園・植物園
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さてと、先ほど訪れた和布刈神社の大鳥居を潜り、門司港まで散策。
本当は、バスで行こうかと思ったけど、ちょうど良い時間がなく2km弱なので、歩くことに。 -
途中、昔ながらのつくりの酒屋もあって、のんびり散策するには良い通り。
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この特徴的な建物は、門司電気通信レトロ館。
今は、NTTとなっている。門司電気通信レトロ館 名所・史跡
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レトロ館の足元にあった、凝ったデザインの今では珍しい電話ボックス。
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門司港レトロエリアに到着!
最近よく目にする都市の名前をアルファベットにしたモニュメント。 -
ではでは、門司港レトロ地区を見学。
この日は、週末のせいか屋台が沢山出ていました。 -
レトロ地区のシンボル的な存在になっているタワーマンション。
黒川紀章の設計。
31階には、門司港レトロ展望室がある。
今回は、時間の関係上、入場しませんでした。 -
タワーマンションの足元にあるのが、大連友好記念館。
明治後期に大連に建てられたものを忠実に複製しているとのこと。北九州市大連友好記念館 美術館・博物館
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大連友好記念館の向かい側にあるのが、旧門司税関。
こちらは、明治45年建築の歴史的建築物。北九州市旧門司税関 名所・史跡
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レトロ地区をのんびり歩きながら、門司港駅に到着。
駅前の広場では、イベントを開催していました。門司港駅 駅
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ではではせっかくなので駅舎の中へ
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見上げてみても、とても気品と風格のある建築物。
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駅舎内部も小規模ながらも落ち着いたデザイン。
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昔の切符売り場。
今は、その一部に自動券売機が設置されていました。 -
こちらは、緑の窓口と案内所。
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そしてそして、最近こういった建物に必ずといっていいほどある、スターバックス。
三等待合室だった区画を店舗にしている。 -
駅舎を抜けて、ホームへ。
ホーム内部へは自動改札があって入れないので、手前から見学。
レトロな雰囲気の屋根と階段のないホーム。 -
ホームを横から(笑)
それにしても、JR九州の電車のデザインは、個性があってカッコイイ。 -
門司港駅の前に建つのは、JP門司港ビル。
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最後にもう一度、門司港駅の全景を。
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続いて、門司港の入江周辺を散策。
周囲に高い建物がないので、黒川紀章設計のタワーマンションが、良くも悪くも目立っている。 -
こちらは、土産物店やレストランが連なる海峡プラザ。
週末ということもあってか、なかなかの賑わいでした。海峡プラザ ショッピングモール
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海峡プラザの対岸に建つ特徴的な建物は、プレミアホテル門司港。
イタリアの建築家、アルド・ロッシの設計。 -
同じ関門海峡にあっても門司港の入江は、波も静かでとても穏やか。
堤防もないので、海までがとても近い。 -
さてと、そろそろランチタイム。
まずは、バナナシェイクで一息。 -
続いて、門司港名物の焼きカレーを。
本当は、旧門司三井倶楽部で焼きカレーを食べたかったのだけど、満席でお断り。
門司港駅の2階にあるみかど食堂は、食べ終わるまでに1時間近くかかるとのことで、時間の関係上断念。 -
ということで、ランチに入ったのは、かいもん市場の建物内にあるカフェ。
うまいこと席が空いていて良かった。おみやげ かいもん市場 お土産屋・直売所・特産品
-
ランチの後は、下関に連絡船で戻ります。
かいもん市場から連絡船乗り場までは、この跳ね橋「ブルーウィング門司」を渡っていくのが近い。
この時、タイミングよく橋が上がっているのを見ることができました。ブルーウィングもじ 名所・史跡
-
橋のたもとで、元に戻るのをみんな待ちぼうけ。
それが予想以上にスピードが遅く、船の乗船時間に間に合わないかもしれないとハラハラ・・・(苦笑) -
橋を渡って、ドタバタと連絡船乗船のりばまで小走りで。
無事出航時間に間に合いました。
だいたい、旅行中1回はこういうドタバタ珍事が起こる(笑) -
ではでは、連絡船に乗って、下関に戻ります!
せっかくなので、2階のオープンデッキへ。関門納涼船 乗り物
-
関門橋を真横から。
シンプルなデザインの美しい吊り橋。 -
船は、結構なスピードで海峡を横断。
波しぶきがデッキまできて、アトラクションに乗っているよう。 -
そうこうしているうちに、あっという間に下関に到着。
-
今乗ってきた、連絡船。
結構小ぶり。 -
門司港から下関は、比較的空いていたけど、
下関から門司港へは、乗船する人も多く並んでいました。 -
残念だけど、そろそろ下関に別れを告げて、シャトルバスで宇部山口空港へ。
最後に下関駅前にある歩道橋「ようこそしものせきへ」を写真に撮って、観光終了。 -
下関駅前のバスターミナルから、空港シャトルバスに乗って、一路山口宇部空港へ。
車窓から瀬戸内海を眺めているうちに睡魔に襲われ、気づいたら空港直前。 -
1時間25分程で空港に到着。
-
空港はこじんまりしているけど、天井も高くて開放的なつくり。
他の地方空港とは、ちょっと雰囲気が違う。 -
セキュリティチェック通過後も、一面ガラス張りと高い天井で、なんかワクワク感がある。
山口宇部空港 空港
-
この後、羽田まで搭乗する機材。
背後の夕日と影のように連なる山並みがとても綺麗。 -
そして、機内へ。
最近よく乗るエアバスA321のモニター付き座席。 -
ではでは、夕日の中一路羽田に向かい、今回の山口旅行は終了。
山口県、なかなか行く機会がなかったけど、4日間かけてのんびりじっくり回ることができてとても良かった。
特に萩のある日本海側は景色も独特で、町ものんびりしていてとても良い!
これまでとはちょっと違う日本を体験できました。
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