2023年1月・直通特急「はちおうじ草津」で行く、四万温泉「山ばと」への家族温泉旅～

2023/01/28 - 2023/01/29

こんばんは。ここの所私の住む東京の多摩地域から、各方面へ向かう直通の臨時特急がブームになっています。特に本年は1月から5月にかけて、伊豆や佐原、日光勝田などへの運行が予定されており、過去一番の大豊作になっています。

そんなブームに私たち家族も乗っかり、1月最後の週末に「四万温泉」まで行ってきました。特急列車は八王子から大宮を経由し、長野原草津口まで向かう為都内に住む家族とも車内で合流できるのも列車の魅力。四万温泉の玄関である中之条まで乗り換えがないので移動はとっても楽。宿泊した「湯の宿山ばと」さんの温泉や食事にも大満足し、久々に家族みんなで温泉を満喫できました。それでは出発～

エリア 四万温泉(群馬)

★10:50
旅の出発は立川駅から。長野原草津口行きの特急「はちおうじ草津」に乗車し、一路群馬へ。出発時間が遅いので、朝もゆとりがあって良いですねぇ。

立川駅 駅

大宮で都心に住むきょうだいと合流し、高崎線に入ったところでお昼ご飯に。

大宮駅 駅

高崎駅は通過ということなので、普段はまず入れない1番線の線路で運転停車。

高崎駅 駅

そして車窓右手に赤城山が見えるようになると、毎度お馴染みの上越線に入り、渋川から吾妻線へ転線。

赤城山 自然・景勝地

吾妻線に入ると本日の目的地はもうすぐそこ。降りる支度をして待ちます。

JR吾妻線 乗り物

★13:20
中之条駅に到着。ここから先はバスに乗り換えます。
そして四万温泉行きのバスに乗車…と思ったら、「はちおうじ草津」の客に加え後続の定期特急「草津」の客も加わり明らかに1台では乗り切れない人数が並ぶ状況に…

中之条駅 駅

ですがバス会社の対応はとっても迅速で、すかさず続行便が設定。結局1台目も適度なゆとりを持った程度(なので途中バス停からの乗車もできます)で中之条駅を出発。谷川岳のバスもそうですが、関越交通さんはこういった多客期の対応が迅速で素晴らしく、安心して利用できます。

★14:40
今回泊まる宿は小さな宿で、送迎車に私たち家族(5人)が乗り切れないため2回に分けて送迎して頂くことに。そしてやってきたのは四万温泉の温泉宿「湯の宿　山ばと」さん。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

ロビーでお茶を頂き、ほっと一息っと。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

今回通された部屋は「かえで」と、

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

「花みずき」の2室。私を含む男性陣はこちらに泊まります。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

「花みずき」の部屋は角部屋となっており、綺麗でゆったり。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

さて早速、温泉に入りに行きましょうか。山ばとさんの温泉には大浴場はなく、全て予約制の貸切温泉になっています。予約は自身のスマホでQRをスキャン→空いてる風呂を予約という流れになるので、いちいちフロントに行かなくて良いので便利。入浴可能な貸し切り温泉は全部で3つあるので、以下でそれぞれ紹介いたします。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

①…「滝見の湯」山ばとさんでは唯一となる露天風呂。こじんまりとしていますが、四万の渓谷を臨みながらの入浴は格別。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

夜に照明を消して入ると、月明かりに包まれ幻想的な雰囲気に。これができるのも貸切風呂ならでは。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

②…こしきの湯
中央にある内湯で、↓の美晴の湯よりも窓が大きくて開放的な雰囲気です。ただ両者間の差はあまりないので、どちらか空いている方に入ればよいと思います。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

③…美晴の湯
一番左にある内湯で、山ばとさんでは一番広い温泉とのこと。ちなみにお湯はすべての湯舟で源泉かけ流しとなっており、消毒もなくすっきりしたお湯で長湯しても気持ちいいお湯です。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

★18：00
夕食はおしゃれな雰囲気の個室食事処で頂きます。今回は上州牛の陶板焼きコースをチョイスしましたが…何ですかこのボリュームと美しさは！

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

地元のお野菜に、群馬が誇る川魚の「ギンヒカリ」など…これは食が進んじゃいますねぇ。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

そしてご飯が着弾。そしたらこのご飯がとにかく美味しい事！これは家族にも大好評で、ただでさえ美味しいおかずが更に魅力的なものになるもの。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

最後のおかずまでしっかり堪能させて頂きました～ごちそうさまでした。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

デザートを平らげた後は部屋に戻ってまったり。温泉に入ったり、家族と話をしたりして過ごしたのち、布団にもぐったのでした。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

★8：00
朝食も昨夜と同じ個室で。こちらもまた美味しいごはんのお陰で食が進みます～

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

「いつもの10倍位食べた」なんていう、都会住みのきょうだいがいうほどのボリューム満点の朝食。今日はもう、昼ご飯抜いても良いかも。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

★10：00
そして宿をチェックアウト。送迎車には家族全員が乗れないので、男3人は歩いて四万温泉の街中を目指し、歩くのが嫌な女2人が車でそれぞれ向かうことに。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

というわけで近くにある、観光スポットをちょっくら見学していくことに。

四万温泉　湯の宿山ばと 宿・ホテル

こちらは山ばとさんから歩いて5分ほど坂を上がった場所にある「日向見薬師堂」。

日向見薬師堂 寺・神社・教会

周囲は広場のようになっており、車で行くことも勿論可能。

日向見薬師堂 寺・神社・教会

その広場の一角には、共同浴場があります。こちらは入湯料が何と無料とのことで、これなら気軽に四万のお湯を味わえそうです。（但し気持ちの協力金を忘れずに）

御夢想の湯 温泉

その後は歩いて四万温泉の中心部を目指します。

途中で少し脇にそれて、「四万川ダム」の堰堤下まで行ってみました。上の方に行くと、「四万ブルー」なる青緑の水を見れるらしいので、機会があれば行ってみたいもの。

四万川ダム 自然・景勝地

ダムから四万温泉までは旧国道を歩き、先へ進みます。

まだ雪が残る四万の道。狭くて坂道も急なので、車で来るのはオススメしません。

歩道から奥に目をやると、こんな可愛らしい滝を発見。こんな発見は歩き移動ならでは。

小泉の滝 自然・景勝地

その後温泉街へ続く坂道に入ると、何と凍結防止のため「温泉」が路上を流れるようになっていました。こんな用途に温泉が使えるのは、湯量が豊富な証です。

★11：30
スマートボール場などが並ぶ、四万のメインストリートへやって来ました。

四万温泉 温泉

この辺りは「昭和」ムードが満点で、観光客にも人気の場所です。

四万温泉 温泉

こちらは群馬各地にある「ぐーちょきパスポート」ののぼり旗。ぐんまちゃんのイラストがかわいいです。

四万温泉 温泉

スマートボール場の脇を通り抜けると、四万温泉を代表する老舗旅館「積善館」の前へ。

四万温泉 積善館 宿・ホテル

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」にも登場したことで有名な積善館は、この写真左手の窓の中にモダンな大浴場があります。一度泊まってみたいなぁ。

四万温泉 積善館 宿・ホテル

そして女組との待ち合わせ場所になった「柏屋カフェ」で合流。ここは昨年3月の四万旅でも1人で訪れた場所であり、今日も賑わっていて人気の高さが窺えます。

四万温泉 柏屋カフェ グルメ・レストラン

まだランチにはおなかが減っていないので、ここでは軽くティータイムに。私はココアを頂き、ほっと一息。

四万温泉 柏屋カフェ グルメ・レストラン

★13：40
バスに揺られて中之条駅へ。往路ほどではありませんが、途中からだと座れない程度の乗車率となってました。大人数の場合はタクシー利用も良いかもしれません。

福満軒 グルメ・レストラン

私は流石に少しお腹が減ったので、父と一緒に駅近くの台湾料理店へ。安くてボリューム満点のお店なので、これ（ラーメンとチャーハンのセット）で900円ちょっと。家に帰った後、胃が故障したのは言うまでもありませんでした(笑)

福満軒 グルメ・レストラン

食後は少し時間があったので、腹ごなしを兼ねて周囲をプラプラ。

JR吾妻線 乗り物

そして中之条から特急に乗車し、帰宅の路へ着いたのでしたとさ。

JR高崎線 乗り物