5回目の台湾旅行（台南、花蓮、台北）②

2023/02/10 - 2023/02/13

ようやく海外にも行きやすくなったので、2/10（金）-2/13（月）の3泊4日で台湾に行きました。
前回の台湾旅行は、新型コロナが中国で騒動になる直前の2019～20年の元旦なので、約3年ぶりとなります。
当初は、台北をメインにし、1日だけツアーで花蓮という予定を立てていましたが、天気予報を見ると、台北の天気が不安定だったので、予定を変更しました。最初の2日を台南に滞在し、その後台北に移動して、３目目はJTBの日帰りツアーで花蓮に、4日目は台北、そして帰国。
日本語以外の語学力がひたすらゼロな、中年男の一人旅です。

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自転車 タクシー 徒歩
• 航空会社: ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ケンブリッジ ホテル 台南 ホテル

ホテルの朝食バイキング。品数が多くはないけど、お粥やルーローハンなど、台湾的なものもあった。ダンピンをその場で作ってくれるコーナーがあって、これがめちゃくちゃ美味しくて、おかわりをした。

バイキングには、野球部のユニフォームを着た団体がいた。台南は暖かいから、合宿か試合で来ているのかと勝手に解釈。若い人が多いとなんだか嬉しい。

ケンブリッジ ホテル 台南 ホテル

1日目は徒歩で観光、2日目はホテルの自転車を借りて観光。自転車を借りる際には、ホテルに1000元を渡し、返すときにそのお金を戻してもらうという方式。台南は地下鉄はなく、バスの本数が多いとは言い難い。2人以上だとタクシーでもいいが、1人だと自転車が圧倒的に便利。日本と違い、車両も右側通行なので、曲がるときは特に注意しながら、バイク専用の車線を自転車で走った。

三官大帝が祀られている中和境開基三官廟。この廟の前を通った9時前に、道士さんが朝のお勤めをしていた。

三官廟の隣に、鄭成功一族が祀られている鄭成功祖廟。自分が通ったときには、廟が開いていなかった（と思う）。今回、三官廟と鄭成功祖廟の前を通っただけだが、次があるときは、ゆっくり見てみたい。この二つの廟の並び、なんだか好き。

孔子廟 (台南) 寺院・教会

孔子廟 (台南) 寺院・教会

台湾各地に孔子廟がある中、台南の孔子廟は最も古いらしい。祭事の説明が色々と展示されていた。手をかざすと、楽器の音が鳴る展示物が、楽しかった。建物の手前部分が公園になっていて、ゆったりとした気分になる。

隣が小学校で、こちらには台南武徳殿があった。これ、日本統治時代に建てられた道場で、今も小学生に使われているらしい。小学校本体の建物も立派だった。台南という市は裕福なのかな？

孔子廟 (台南) 寺院・教会

延平郡王祠 寺院・教会

延平郡王祠 寺院・教会

延平郡王祠 寺院・教会

延平郡王祠は、鄭成功を祀っている廟。日本統治時代は、神社だったらしく、石の鳥居が印象的。オランダ支配から台湾を開放した鄭成功の功績の説明が、展示されていた。今回立ち寄ったところの中で、日本語の説明がどこよりも多かった。人が多く来る場所ではなかったけど、台南発展の歴史を知るにはいいところ。廟の前は、中国式庭園があり、そこにローマ帝王っぽい鄭成功の像がある。英雄感を出し過ぎ。

延平郡王祠 寺院・教会

延平郡王祠の傍にある、臨水夫人媽廟。飾ってあった絵は、美人さんだった。こちらは、安産祈願の廟らしい。

臨水夫人媽廟 寺院・教会

孔子廟近くに、饅頭店さんを見つけたので、そこで「八寶肉包」をテイクアウト。
具にシイタケやかぼちゃなどが入っていた。美味しかったけど、もっとホカホカだったら、良かったのに、それが残念。

克林台包 地元の料理

莉莉水果店 スイーツ

孔子廟近くのフルーツ専門店。フルーツ盛り合わせの小を注文した、塩＆砂糖がついていて、味変のアクセントになっている。台湾はトマトもフルーツなんだね。中のサイズでも全然いけそう。

莉莉水果店 スイーツ

日本統治時代の百貨店をリノベした、林百貨店。可愛い雑貨がたくさん売っているところ。屋上には、第二次世界大戦時の砲弾跡が残っている。ノスタルジーだけじゃない、建物。喫茶店もあるので、足を休めるのにも、いい場所。

林百貨店 建造物

林百貨店から、台南駅の方向に行くとロータリーのところにある国立台湾文学館。国立台湾文学館は、日本統治時代の1916年に台南州庁として建設された建物。台南駅から見ると、国立台湾文学館、林百貨店は一直線上にある。かつてのメインストリートだったんだろう。威風堂々とした感じ。

国立台湾文学館 博物館・美術館・ギャラリー

国立台湾文学館の正面には、消防署。これもレトロな建物。現役の消防署で、かつ消防隊歴史博物館でもあるそうだが、中には入らなかった。
この近くには、日本統治時代に警察署として建築された、台南市美術館一館がある。この時代の建築物が好きな人は、国立台湾文学館を中心にして散策すると楽しいと思う。

台南消防署 (台南市消防局中正消防分隊) 建造物

度小月の本店は、店の外に行列ができていたので、支店のほうに移動。こちらはすぐに入れた。

度小月担仔麺 (旗艦店) 地元の料理

カキのから揚げ。小粒だったが、スパイシーな味で美味しかった。塩は莉莉水果店で果物の横にあったものと同じっぽい。この塩も気になった。

度小月担仔麺 (旗艦店) 地元の料理

目玉の担仔麺。ニンニクがマシマシの味。赤崁楼の横の店よりも、はっきりとした味で、自分はこっちのほうが好き。以前に海老巻きをこの店で食べたことがあり、それも美味しかったことを思い出した。

度小月担仔麺 (旗艦店) 地元の料理

自転車を返しにホテルへ。フロントで預けていた荷物を受け取り、台南駅に行くタクシーを呼んでもらった。タクシーに乗ると、ドライバーが一所懸命に何か聞いてくる。言葉はわからないが、行先の台南駅が台鉄か高鉄のどちらかを質問していると思ったので、日本語で「ノー新幹線」と言った。ドライバーにこれで通じたようで、少し落胆した感じで、近くほうの台鉄台南駅に向かってくれた。
台鉄の台南駅は外観を工事中。工事が終わった頃、また行けたらいいな。

台南駅 駅

高鉄の台南駅までは、行き同様に在来線で。
高鉄の台南駅では、台北駅行きの予約した新幹線の時間まで30分くらい余裕ができた。駅構内の7-11に寄って、土産物コーナーの棚を覗いたら、福源のピーナッツバターがあり、即購入。台北の新竹の物産店で買おうとしていたものだったから、ここで見つかってラッキーだった。

ちなみに、台南で買ったお土産は、このピーナッツバターと、玉井之門のドライフルーツと鳳盒子funboxのパイナップルケーキ。

沙崙駅 駅

台北駅からは地下鉄を乗り、ホテルに到着。日系のホテルなので、フロントで安心して日本語を使える。部屋はカードキーではなく、普通の鍵だが、エレベーターは鍵がないと乗れないタイプ。トイレの水圧は高く、トイレットペーパーを不安なく流せた。一人旅なら、かなり快適で安心。

ホテルサンルート台北 ホテル

茶葉を買いに、ホテル前のバス停へ。
ホテル前のバス停は、複数の行先のバスが止まる。バスの番号と乗りたいバスがよくわからず、Googleマップで格闘し、なんとか乗った。夜の7時前後は交通が混雑するようで、予定よりも遅れてバス停に到着。バス停から目的にお茶屋さんは目の前。
ここはお茶屋さんが2店舗並んでいて、今回は左側の店舗に入った。店長は日本語が流暢。配り用に茶茎、自分用に凍頂烏龍茶を購入した。紙袋にいっぱいの茶葉の割に、お札の減りが少ない。もっと高いお茶や、もっとたくさんの量を買えば良かったかも。

林茂森茶行 専門店

雙城街夜市 散歩・街歩き

大橋頭駅近くの延三夜市を覗いてみたら、想定していた以上に混んでいた。目的の店には行列ができていて、断念。ホテル近くには、雙城街夜市があるので、そっちに移動。
雙城街夜市で、有名な鴻水餃牛肉麵を探した。ここのニラ水餃子を食べてみたかったんだよねー。それと牛肉麺。ここではメモ帳での筆談で注文。牛肉麺の麺はそれほどでもなかったが、牛肉とスープは美味しかった。ニラ餃子はニラが利いていて絶品。一人だったんで、6粒にしたけど、倍の12粒＝1份にしておけば良かったと後悔。

雙城街夜市とホテルは歩いて5分くらい。昼間から色々と食べたので、夕食はこれで終わりにし、さっと風呂に入って寝た。

雙城街夜市 散歩・街歩き