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ブリューゲルの絵には多くの人物が描かれています。そしてそれぞれ何かをしている。<br />とても多いので何をしているのか分かりにくい。そこで全体とは別に、おもしろそうと思った部分を撮ってみました。<br />ストロボを使わなければ写真撮影が認められるのはうれしいこと。もちろんほかの人たちの邪魔になってはいけないけれど。

ウィーン: ブリューゲルの絵を部分的にアップして見ると

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2018/11/22 - 2018/11/26

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偏西風さん

ブリューゲルの絵には多くの人物が描かれています。そしてそれぞれ何かをしている。
とても多いので何をしているのか分かりにくい。そこで全体とは別に、おもしろそうと思った部分を撮ってみました。
ストロボを使わなければ写真撮影が認められるのはうれしいこと。もちろんほかの人たちの邪魔になってはいけないけれど。

同行者
一人旅
交通手段
徒歩
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 『農民の婚礼』1568年頃。<br />学校で、右端の男性が領主だと聞いたことがありますが、どうなんでしょう。<br />

    『農民の婚礼』1568年頃。
    学校で、右端の男性が領主だと聞いたことがありますが、どうなんでしょう。

  • 右端でぶどう酒らしいものを注いでいる人物は誰なのか。花婿がどこに<br />いるのか分からないけれど、もしかして彼が、客人を自らもてなそうとする花婿なのでしょうか。

    右端でぶどう酒らしいものを注いでいる人物は誰なのか。花婿がどこに
    いるのか分からないけれど、もしかして彼が、客人を自らもてなそうとする花婿なのでしょうか。

  • 奥のこの女性は花嫁でしょうね。

    奥のこの女性は花嫁でしょうね。

  • 『雪中の狩人』1565年<br />冬は畑に水をはってスケート遊びができるようにしていたようです。<br />ふもとには、氷上で遊ぶ人たち。

    『雪中の狩人』1565年
    冬は畑に水をはってスケート遊びができるようにしていたようです。
    ふもとには、氷上で遊ぶ人たち。

  • ただ、私が撮ったのはこちら。男たちが猟を終えて帰って来た様子。<br />1人、背中に獲物を背負った人物がいますが、どうやら不猟だったのか、犬たちまでもがうなだれて元気がない。<br />たき火で何か作業をしている人たちは、男たちの心中を察して気づかないふりをしているようにも見えますが、本当はどうなのか。

    ただ、私が撮ったのはこちら。男たちが猟を終えて帰って来た様子。
    1人、背中に獲物を背負った人物がいますが、どうやら不猟だったのか、犬たちまでもがうなだれて元気がない。
    たき火で何か作業をしている人たちは、男たちの心中を察して気づかないふりをしているようにも見えますが、本当はどうなのか。

  • 『ベツレヘムの人口調査』 1566年<br />人口調査のためにヨセフとマリアははるばるナザレから登録場所のベツレヘムまで行かなければならない。150キロ以上離れているそうだからしんどい旅だったでしょうが、この時マリアさんはイエスを身ごもっていたからまさに過酷な旅だったに違いありません。<br />ブリューゲルは舞台をオランダに移して描いている。

    『ベツレヘムの人口調査』 1566年
    人口調査のためにヨセフとマリアははるばるナザレから登録場所のベツレヘムまで行かなければならない。150キロ以上離れているそうだからしんどい旅だったでしょうが、この時マリアさんはイエスを身ごもっていたからまさに過酷な旅だったに違いありません。
    ブリューゲルは舞台をオランダに移して描いている。

  • ここが受け付ける場所のようです。

    ここが受け付ける場所のようです。

  • 奥の方では何か作業をしている人たちがいますが、何をしているのか。

    奥の方では何か作業をしている人たちがいますが、何をしているのか。

  • 中央部分には張った氷の上を何かを運ぶ人たちの列。<br />枝に鳥が描かれている。

    中央部分には張った氷の上を何かを運ぶ人たちの列。
    枝に鳥が描かれている。

  • 画面右下の人たちが何をしているのかわかりません。

    画面右下の人たちが何をしているのかわかりません。

  • ようやくベツレヘムに着いて、登記所に向かうヨセフとマリアがさりげなく描かれています。さりげなくと言っても、ヨセフとマリアであることが分かるように大工であるヨセフは大きなのこぎりを背負い、マリアさんは青いマントを羽織っている。

    ようやくベツレヘムに着いて、登記所に向かうヨセフとマリアがさりげなく描かれています。さりげなくと言っても、ヨセフとマリアであることが分かるように大工であるヨセフは大きなのこぎりを背負い、マリアさんは青いマントを羽織っている。

  • 『農民の踊り』 1568年<br />ほかの登場人物に比べて、祖母と孫娘がなぜかとても小さくなっているのが変。<br /><br /><br />

    『農民の踊り』 1568年
    ほかの登場人物に比べて、祖母と孫娘がなぜかとても小さくなっているのが変。


  • 可愛らしい孫娘です。

    可愛らしい孫娘です。

  • はっきりしませんが『子どもの遊戯』1560年頃。<br />

    はっきりしませんが『子どもの遊戯』1560年頃。

  • 鉄棒で遊ぶ子供たちがいます。

    鉄棒で遊ぶ子供たちがいます。

  • かがんだ子を跳び箱のように飛び越える。<br /><br />子どもの頃、これとよく似た遊びをしていました。何人かが、前かがみになった前の子のお尻あたりにかがみこんで列を作り、後ろから何人かがひとりずつ走ってきて飛び乗るというもの。馬乗りになるという遊びでした。<br />おもしろかったのですが、この遊びは、子どもたちの成長によくないということで禁じられてしまった。骨によくないということだったようです。<br />

    かがんだ子を跳び箱のように飛び越える。

    子どもの頃、これとよく似た遊びをしていました。何人かが、前かがみになった前の子のお尻あたりにかがみこんで列を作り、後ろから何人かがひとりずつ走ってきて飛び乗るというもの。馬乗りになるという遊びでした。
    おもしろかったのですが、この遊びは、子どもたちの成長によくないということで禁じられてしまった。骨によくないということだったようです。

  • 二人が何か円形のもの(樽のたが?)を転がしています。<br />これとよく似た遊びもやっていました。どこで手にいれたのか、自転車の輪を棒で転がして遊んでました。

    二人が何か円形のもの(樽のたが?)を転がしています。
    これとよく似た遊びもやっていました。どこで手にいれたのか、自転車の輪を棒で転がして遊んでました。

  • これはブリューゲルではなく、アルベルティーナ美術館で見かけた<br />フェルディナント・G.・ヴァルトミュラーという画家の絵。<br />日本語のタイトルはまだないようで、仮に『新生』とします。<br />ドイツ語では「wiedererstehen zu neuem leben」で、辞書を見てもよく分かりません。<br />病気だった老人が春の訪れとともに、奇跡的に快復し、表に出てきて春の陽光を浴び、家族が喜ぶという絵に見えます。

    これはブリューゲルではなく、アルベルティーナ美術館で見かけた
    フェルディナント・G.・ヴァルトミュラーという画家の絵。
    日本語のタイトルはまだないようで、仮に『新生』とします。
    ドイツ語では「wiedererstehen zu neuem leben」で、辞書を見てもよく分かりません。
    病気だった老人が春の訪れとともに、奇跡的に快復し、表に出てきて春の陽光を浴び、家族が喜ぶという絵に見えます。

  • 春の陽光と、壁に映る木や枝の影がすごいと思って撮ってしまいました。

    春の陽光と、壁に映る木や枝の影がすごいと思って撮ってしまいました。

  • 人物の配置は何となく演劇風に見えますが

    人物の配置は何となく演劇風に見えますが

  • やはり陽光と影がお互いを引き立たせているようにみえます。<br />子どもたちは素足で、農民の生活をありのままに描いているように見えます。

    やはり陽光と影がお互いを引き立たせているようにみえます。
    子どもたちは素足で、農民の生活をありのままに描いているように見えます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • pippo77さん 2024/04/11 10:55:08
    私もブリューゲル大好きです
    私も美術館でブリューゲルを見かけると嬉しくなってしまいます。
    美術館など行ったこと無かった若いころ、最初の目覚めはヒロ・ヤマガタでした。
    広い画角にいろんな人が居て、賑わっている絵が好きなのはその時から変わりません。

    偏西風さん からの返信 2024/04/12 00:38:10
    Re: 私もブリューゲル大好きです
    pippo77さん、今晩は。
    お便りありがとうございます。旅に出ると体調が悪くなると仰りながら、トルコ、エジプト、イギリス、フランス等々すごいです。

    「ゴッホ終焉の地」やとくに落ち着いたたたずまいのコッツウォルズはいい所ですね。

    ヒロ ヤマガタさんのことは名前を知るだけでどんな方なのか知りませんでした。ウィキペディアでみたらすごい人なのですね。作品は何かで見たことがありそうですが、「経歴」を見るとびっくりです。しかも現役であるのが素晴らしい。

    滋賀県の米原市出身の方なのですね。名神高速道路ですとたしか「まいはら」と表記されていました。でも鉄道ですと、新幹線では「まいばら」です。もしかしたら両方正しいのでしょうか。

    ローテンブルクの旅行記で「南端の門を城壁の外側から」撮られた写真。シュピタール門ですね。東山魁夷画伯の『窓』という絵があります。門の左側の廃屋のような家の窓を描いたものです。よくこんな家を選んだものだと思います。
    知り合いでローテンブルクへ行く人がいると、私は得意げに南の端まで行ってこの家を見てきてと言っています。
    長くなりました。この辺で。
    ゴールデンウイークはどこかにいらっしゃいますか。私は自宅です。

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