2023/02/13 - 2023/02/16
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公共交通トラベラーkenさん
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この旅行記のスケジュール
2023/02/14
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自転車での移動
ホテル~自転車で移動
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海軍特攻艇格納秘匿壕跡
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四島の主の墓
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島尻購買店
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間那津ビーチ
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大川(ウプガー)
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ユーラジ御嶽
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スーパーなかそね
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旧仲宗根氏庭園
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この旅行記スケジュールを元に
2023年2月13日~16日の3泊4日で沖縄県の宮古島に行ってきました。2月の宮古島は雨の日が多いということで、覚悟はしておきましたが、4日間の内、初日と最終日は快晴に恵まれて素晴らしい観光日和となりました。
【旅行記その2】はホテルで自転車を借りて島の北部、島尻地区を観光します。元々は島尻漁港から大神島へ渡る予定だったのですが、この日の天候は大荒れで、波浪警報が出ていました。仕方がないので、島尻地区の他の観光地を巡ることにしました。しかし時折激しく降る雨と、海からの強烈な寒風に耐えながらのサイクリングは大変苛酷で、体力を削り取られる1日になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルの朝食バイキング。宮古島の郷土料理を小鉢にいろいろ盛ってきました。ちょっと量が多すぎました。モズクがとても美味しかったです。
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アイス各種。ムラサキイモ、黒糖、マンゴーあたりが南国っぽくて良かったです。
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今日はホテルで自転車を借りて宮古島の北部の島尻漁港から大神島に船で渡る予定だったのですが、残念ながら雨が降っています。波浪警報も出ていたので、船は欠航になるだろうと考え、行き先を宮古島海中公園に変更しました。
100均ショップで買ったビニル合羽を着て小雨の中の出発になります。 -
港沿いの道を北上します。時々雨が強くなります。風も向かい風で走るのが大変です。台湾あたりに建っていそうなレトロな雰囲気のビルを眺めながら進みます。
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急に雨が強くなりました。しばらく雨宿りをします。
海沿いの御嶽でしょうか。名称はわかりませんでした。 -
雨が小降りになるまで休憩。
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町中の御嶽は簡素です。
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宮古島まもる君(こうじ君)。顔つきは皆微妙にちがうらしい。
こうじ君は唇が真っ赤です。 -
地図には大主神社とあります。大主神社は宮古島のさらに北にある池間島の最高の聖域です。池間の住民は宮古島の各地に分村しておりここもその一つ。移住先でも島の民族・文化を守り続けていて、池間島の住民と合わせて池間民族と呼ばれているそうです。
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んすぬか~(北の泉)~ヒダガーという看板がありました。村の生活で最も重要な水場の跡です。
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石畳みが整備されていて降りていけます。
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入江につながっているようです。
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水場はもう少し先にあるようですが、ちょっと雨が強くてぬれ落ち葉の道は滑って危険です。
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オオゴマダラがフワフワ飛んでいます。これ以上進むと転びそうなので引き返すことにしました。
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ハンセン病歴史資料館という施設を目指して走っているのですが、完全に道を間違えてしまったようです。
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どうやら大浦という集落に入り込んだらしい。ウィキペディアによると「現在の大浦集落は、1714年に当時の琉球王府の移民政策で誕生したとされている。それ以前の13~14世紀に中国大陸で元から明へと時代が変わる戦争があり、その時代・中国の福建省(福州)の人々が移り住んだと言う伝説がある。」
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ハンセン病歴史資料館はあきらめて県道230号、池間大浦線まで戻りました。ここからひたすらまっすぐに約5キロ、強い向かい風と冷たい雨に耐えながら黙々と宮古島海中公園を目指します。途中に宮古まもる君がいたのですが、素通りです。
何とか海中公園に到着しました。宮古島海中公園 動物園・水族館
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海が荒れています。昨日の汗ばむような陽ざしとは真逆の、指先がしびれるような冷たい風が吹いています。
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とにかく施設の中に入ります。海中観察施設+食事・ソフトドリンクorソフトクリーム(シーサイドカフェ海遊)のセット券を一人2000円で購入。
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階段で海の中に降りていきます。
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ガラス窓から海の底が見えます。
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雨のせいで海の透明度は大変低いです。それでも窓のすぐ外にきれいな南の海の魚たちがたくさん泳いでいる、というか波のうねりに身を任せて行ったり来たりしています。普段は10メートル以上先も良く見えるくらい透明度が高いそうですが、今日はだめですね。
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地上に上がって併設のシーサイドカフェ海遊で昼食にします。
海遊 グルメ・レストラン
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荒れた海を見ながら貸し切りの食堂でゆっくり昼食を食べます。
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ガーリックシュリンプ1100円。普段めったに食べることがないシュリンプに挑戦。
メチャクチャ美味しかった。 -
宮古牛バーガー1100円。
こちらも普段あまり食べることのないゴージャスバーガー。宮古牛の分厚いパティがボリューム満点で最高に美味しい。
通常、味よりも満腹感、タンパク質より炭水化物を重視する私にとっては、どちらも珍しいメニューでした。大満足の昼食です。 -
満腹感至上主義もそろそろ返上するべき年齢になって来たのかもしれません。
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食後にもう一度海底に行ってみました。さっきより魚が減ったかな。
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建物入り口に水槽がいくつか並んでいます。
チンアナゴが顔を出しています。 -
となりにある健康ふれあいランド公園の遊歩道を歩きます。
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晴れていればかなり気持ちの良い公園でしょう。
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迷路もあります。
健康ふれあいランド公園 公園・植物園
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海沿いの遊歩道を進みます。今日は波しぶきが飛んでくるくらい海が荒れています。
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遊歩道の横は林になっています。この辺りは運が良いとヤシガニが見られるらしいのですが、今日はいませんでした。
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荒れた海を遮る岩場の裏にある入江。
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こちらはとても静かです。
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入江と海を遮る防波堤。
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真っ青な小魚が泳いでいます。
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どっぱーんと打ち寄せる荒波。
冬の宮古島は値段が安くて人が少なくて、ストレスなく観光できます。ちょっと震えるほど寒いのを我慢できれば、ベストシーズンといえなくもない。 -
健康ふれあいランド公園展望台。
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上から入江を眺める。
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どんな天気でもきれいな風景は見ごたえがあります。
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午後からは雨が上がるという予報を信じてサイクリングに戻ります。
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公園の近くに海軍特攻艇格納秘匿壕跡があります。
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特攻艇(人間魚雷)が隠されていた穴の跡。
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かなり奥深が深い。本壕と脇壕を合わせて総延長約300メートル、5カ所の出入り口があるそうです。
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サイクリングに戻ります。サトウキビ畑に置いてあった重機がなんだか格好いいです。
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サトウキビの収穫マシーンでしょう。
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来るときは向かい風と冷たい雨で、とても寄り道する気になれなかったのですが、帰りは雨も止み、風は追い風でらくちんです。四島の主の墓というのが畑の奥にあるようです。
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「四島」は、狩俣・島尻・大神・池間の四つの集落のことで、「四島の主」とはこの四つの集落を統制していた支配者の俗称です。
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石を積み上げた塀があります。この墓は「ツガ墓」というものの構造によく似ていると案内看板には書いてありました。
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現在、狩俣には「四島の主の墓」といわれる墓が四カ所あるそうです。
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墓を囲む石塀の周囲をぐるりと回ることができます。同じようなつくりの墓を去年石垣島でも見たような気がします。
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明日以降もたくさんの墓や御嶽、そして井戸を観光します。一般的な宮古島のイメージとはかけ離れた姿が記憶に残りそうです。
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続いて島尻のマングローブ。
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畑の中の道を走っていきなりマングローブに到着します。遊歩道が整備されていて歩きやすいです。
島尻のマングローブ林 自然・景勝地
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地図で場所を確認すれば確かに海の近くなのはわかるのですが、サトウキビ畑の広がる丘を越えてやってきたので、なぜここにマングローブが?というちょっと不思議な印象を持ちました。
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生き物の姿はほとんど見られませんでした。遊歩道の一番端まで行くと、畑の中の農道にでました。自転車を止めた駐車場に戻ります。
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島尻の港近くにやってきました。パーントゥの里会館という施設があります。特に観光客向けの展示などがあるわけではないようです。
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ここ島尻地区に残る「パーントゥ」という国指定無形民俗文化財になっている祭があります。
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島尻購買店に入ります。ここにパーントゥに関する資料があるということでした。
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普通の商品も売っているのですが、ところどころにパーントゥが顔を出します。
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これがパーントゥのお面。
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1年にひとつしか作れないパーントゥの親(うな)面。神様直々に泥を塗ってもらった特別なもの、と解説がありました。
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先ほどは素通りした宮古まもる君(すすむ君)。
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次は間那津ビーチを目指します。お食事処まなつというお店の前で海岸方面に曲がります。
お食事処 まなつ グルメ・レストラン
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まっすぐ海に降りていきます。突き当りに宮古島市海業センターという施設があるのでそこを右に曲がります。
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少し進むとさらに海に降りる細い道があるのでそこを左折して間那津ビーチに向かいます。
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潮が満ちてきているようです。砂浜が少ししかありません。
堤防の近くを歩きながら向こうに見える岩場の洞穴に向かいます。 -
波の浸食によって出来上がった奇岩ですね。
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岩の下をくぐって向こう側に続くビーチに進みます。
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足元を見ると白くてきれいな石。
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よく見ると全部サンゴです。
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これはびっくりです。初めて見ました。
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晴れていたらここは天国みたいな場所に違いない。
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宮古島の美しいビーチひとり占めです。
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実際に夏に来ることはこの先も決してないでしょう。青い空、コバルトブルーの海、白い砂浜を想像しながら、寒風吹きすさぶビーチを後にします。
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先ほどよりさらに波が迫ってきていました。タイミングを見計らって堤防の上に上がります。
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宮古市の町中まで戻ってきました。ホテルに帰る前に途中にある観光スポットをいくつか見ていきます。ここは大和井(ヤマトガー)という井戸がある場所。井戸のことを宮古島ではガーというらしいですね。
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入口近くにある、プトゥラガー。
奥にある大和井は、首里王府や薩摩藩から派遣された役人専用の井戸であったといわれ、プトゥラガーは、一般の住民用として用いられたと考えられています。大和井 名所・史跡
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隆起サンゴ礁でできた宮古島には川はありません。雨は地下水となって海に流れ、海岸付近などで湧き水となって湧き出し、住民の貴重な生活用水として利用されてきました。
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今でも水があります。
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ここを水を汲んで登るのは重労働だったでしょう。
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さらに広場の奥に行くと大和井があります。
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偉い人専用の井戸だけあって石組が重厚ですばらしい。
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周囲は住宅街ですが、ここだけ時間が止まったように静まり返っています。
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ここも水が湧いています。
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井戸の上部に苔むした石があります。何かを祀っているのでしょう。
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大和井と道路を挟んで反対側には大川(ウプカー)があります。
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こちらは大和井に比べると簡素な感じ。
大川 (ウプカー) 名所・史跡
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牛馬専用の井戸だったそうです。
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そろそろホテルが近くなってきました。道路の辻にある小さなユーラジ御嶽。
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スーパーなかそねで夕飯を購入。
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スーパーなかそねの裏にあるのが旧仲宗根家庭園。
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特に見るべきものは残っていないようです。忠導氏仲宗根家は、15世紀末から16世紀初めにかけて宮古島の首長となった仲宗根豊見親玄雅を祖とする一門です。スーパーなかそねは、その末裔が営業しているのでしょうか。
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交差点の角にある外間(ぷかま)御嶽。これは見なくていいかな。
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やっとホテルに帰還しました。
スーパーなかそねとコンビニで買い足した食材を食べます。 -
うみぶどう。昔沖縄本土で食べたものはあまりおいしいくなかった記憶があるのですが、これは大変美味しかった。
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芋煮と書いてウムニーと読むようです。
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ネッチリ、もちもち、かなりの歯ごたえです。おなかの中にドスッと溜まっていきます。かなり美味しい。
今日は1日悪天候の中自転車をこいでいたのでとても疲れましたが、おかげで面白いものがたくさん見られてよかったです。
明日はシギラビーチ方面に行きます。
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