2023年1月 西なびグリーンパス5日間で行く大阪・南紀白浜・鳥取・金沢・京都 鉄道の旅（５）つるぎ・しらさぎ・ひだ・スーパーはくと号編

2023/01/19 - 2023/01/23

今回の旅、西なびグリーンパス5日間を利用して大阪・南紀白浜・鳥取・和倉温泉・金沢・上越妙高・富山・京都・出雲市と20本の特急列車（新幹線を含む）に乗車、観光無し乗り鉄だけのマニアックな旅を続けます。
第5回は新幹線つるぎ号 しらさぎ号 ひだ号 スーパーはくと号に乗車。

今回は北陸から関西方面に戻ります。来年北陸新幹線が敦賀駅まで開通した後の在来線は第三セクター化し、金沢駅から敦賀駅までの直通特急列車は後1年で消滅します。行きはサンダーバード号に乗車したので帰りはしらさぎ号で米原に向かいます。
米原からはJR東海が運行するひだ号に乗車。ひだ号は本日からのダイヤ改正でキハ85系からHC85系に置き換えとなりました。最後のキハ85系に乗車できた事は嬉しく思える出来事でした。
最後はスーパーはくと号。智頭急行智頭線経由で京都ー鳥取間を最短2時間半で運行、乗る機会が無かった列車だったので計画に組み入れました。

西なびグリーンパスを西日本グリーンきっぷの販売は終了しましたが、比較して紹介します。
西なびグリーンパスと西日本グリーンきっぷ、共通するのが50歳以上限定、グリーン車利用可能、乗り放題はJR西日本エリア区間

西なびグリーンパスの発売期間は3日間用は3月12日まで、5日間用は3月10日まで、利用期間は2023年3月12日までです。

相違点（発売）
・西なびグリーンパス　大手旅行会社
・西日本グリーンきっぷ　JR西日本
相違点（料金）
・西なびグリーンパス 　1名様3日間30,000円 2名様以上3日間 25,000円
1名様5日間35,000円 2名様以上5日間 30,000円
・西日本グリーンきっぷ 1名様あたり3日間25,000円 5日間 27,000円
相違点（グリーン席または普通指定席利用回数）
・西なびグリーンパス　8回までグリーン車か普通車の指定が可能）
・西日本グリーンきっぷ　6回までグリーン車か普通車の指定が可能（西なびグリーンパスの8回に対し6回までと2回少ない）

日程
第1日目 2023日1月19日（木）
新下関駅　18時14分発　こだま855号　博多駅　18時44分着
博多駅　18時59分発　のぞみ64号　新大阪駅　21時20分着

第2日目 2023年1月20日（金）
新大阪駅　7時35分発　くろしお1号　白浜駅　10時10分着
白浜駅　12時20分発　くろしお20号　新大阪駅　14時50分着
新大阪駅　15時06分発　さくら561号　岡山駅　15時51分着
岡山駅　16時05分発　やくも19号　米子駅　18時22分着
米子駅　18時42分発　スーパーまつかぜ12号　鳥取駅　19時42分着

第3日目 2023年1月21日（土）
鳥取駅　6時00分発　はまかぜ2号　大阪駅　10時01分着
大阪駅　10時42分発　サンダーバード17号　和倉温泉駅　14時30分着
和倉温泉駅　16時30分発　花嫁のれん4号　金沢駅　17時54分着

第4日目 2023日1月22日（日）
金沢駅　9時22分発　はくたか558号　上越妙高駅　10時25分着
上越妙高駅　11時25分発　はくたか557号　富山駅　12時05分着
富山駅　13時43分発　つるぎ717号　金沢駅　14時06分着
金沢駅　15時48分発　しらさぎ62号　米原駅　17時44分着
米原駅　18時23分発　ひだ16号　京都駅　19時17分着

第5日目 2023日1月23日（月）
京都駅　8時50分発　スーパーはくと3号　倉吉駅　12時30分着
倉吉駅　13時39分発　スーパーおき5号　出雲市駅　15時02分着
出雲市駅　15時30分発　やくも24号　岡山駅　18時39分着
岡山駅　18時52分発　みずほ613号　博多駅　20時34分着
博多駅　21時39分発　こだま874号　新下関駅　22時06分着

写真はつるぎ・しらさぎ・ひだ・スーパーはくと号

エリア 米原(滋賀)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 日本旅行

第4日目 2023年1月22日（日）
上越妙高駅11時25分発新幹線はくたか557号で富山駅に到着しました。
富山名物ブラックラーメンを食べた後も少し時間があるので富山駅付近を散策します。

前回は「花嫁のれん号」の特別編だったので、2023年1月 西なびグリーンパス5日間で行く大阪・南紀白浜・鳥取・金沢・京都 鉄道の旅（３）から続きます。

今回の旅は観光をする時間は日程に含まれていませんが、1～2時間乗継ぎの時間があるので少しだけ駅近辺を散策しました。
グーグルマップを見ると少し歩けば神通川という河川があるようなので行ってみたいと思います。

神通川に来ました。
左側の橋は神通大橋です。

右側に見える橋は北陸新幹線の橋梁です。

富山駅に戻る時、迫力のあるアルプスの山々がビルの間から見えたので思わず写真を撮りました。

☆富山駅
再び北陸新幹線で金沢駅に向かいます。

次に乗車するのは「つるぎ号」富山ー金沢間の短い距離を運行する新幹線です。
上越妙高駅から富山駅までは「はくたか号」だったので違う名前の列車に乗るのも今回の旅行の趣旨に合っていて好都合。

つるぎ717号 時刻表
富山 13時43分発
新高岡 13時51分着 13時52分発
金沢 14時06分着

運行時間がたった23分間という「つるぎ号」こんな短い時間の新幹線に普通のれないので少し貴重な体験になりました。

つるぎ717号
JR西日本管内なのではW7系が運行します。

普通車の自由席に乗車。

富山ー新高岡間の車窓

13時51分新高岡駅に到着。

新高岡ー金沢間の車窓

昨日乗車した花嫁のれん号、間もなく終着駅の金沢駅に到着します。

14時06分金沢駅に到着したつるぎ717号

宿泊した金沢マンテンホテル駅前
預けたキャリーケースをピックアップするため戻りました。

昨晩ライトアップした金沢駅「鼓門」を見学しましたが、青空の中で見る「鼓門」も迫力があります。
その奥に見えるガラス張りの「もてなしドーム」です。

青空の中で見るガラス張りの「もてなしドーム」も美しい。

こんなにも素晴らしい建物がある駅を利用できる県民の方が羨ましい。

今日の最終目的地は京都ですが、湖西線経由大阪行きの「サンダーバード92号」ではなく北陸本線・米原行きの「しらさぎ62号」に乗車します。

往路は大阪から「サンダーバード号」に乗車したので復路は違う名前の列車「しらさぎ号」に乗車し米原駅経由で京都に向かいます。
サンダーバード号が683系に対ししらさぎ号は681

しらさぎ62号の反対側のホームには15時31分発サンダーバード92号。
貫通型の683系車両。

こちらがサンダーバード号の15分後に出発する米原行き681系しらさぎ62号。

金沢駅
関西方面行きの特急列車がこのように見られるのもあと1年。
今回はサンダーバード号、しらさぎ号の思い出となる旅の1ページにもなっています。

時刻表
金沢駅 15時48分発
小松駅 16時04分着 16時05分発
加賀温泉駅 16時13分着 16時14分発
芦原温泉駅 16時24分着
福井駅 16時35分着16時36分発
鯖江駅 16時44分着
武生駅 16時48分着 16時49分発
敦賀駅 17時08分着 17時10分発
米原駅 17時44分着

グリーン車の車内
サンダーバード号のグリーン車は半室でしたが、しらさぎ号は全室グリーン車でほとんどガラガラ状態です。
大阪行きのサンダーバード号はグリーン車も混み合うので、しらさぎ号にして正解でした。

５　復路（関西方面行き）の座席番号はーーーーーーーーーーーーー
と言ってもほとんど乗客がいないので左右の席に行ったり来たりと子供のようにいろいろ車内を動き回っていました。

金沢駅を出発、左側には来年開業する北陸新幹線の高架が見えます。
今乗車している路線は北陸新幹線が開業すると北陸本線から切り離されるので寂しい気がすると共に、もう一度金沢ー敦賀間の北陸本線を走行する特急列車に乗車をしてみたいと思います。

金沢ー小松間 陽が雲に隠れて夕陽のような車窓が撮れました。

2024年3月（あと約1年）で開業する北陸新幹線の小松駅が見えてきました。

金沢駅を出発し、16時04分最初停車駅の小松駅に到着。

小松駅から２つ目の駅16時24分着芦原（あわら）温泉に到着。

芦原温泉駅を出発、陽も落ちてきました。

17時08分敦賀駅に到着しました。

敦賀駅を出発すると北陸本線上り線・敦賀駅～新疋田駅間にあるループ線を通過します。楽しみにしていましたが、暗くてよくわからないのが残念でした。

間もなく米原駅に到着します。

17時44分米原駅に到着しました。

そして最後尾車両の撮影を忘れてはいけません。
乗車が終わると乗り鉄から駅撮り専門の撮り鉄に変身します。

☆ 米原駅

右側の3番線新快速播州赤穂駅行きの方が早く京都に到着しますが、新快速には乗りません。
この旅行は全て特急列車に乗車するのも目的の一つになってしまったので、大阪行きJR東海のキハ85系特急「ひだ36号」に乗車します。

ちょうどいい時間帯に大阪まで1往復だけ運行する「ひだ」に乗車出来てラッキーでした。
キハ85系は3月18日のダイヤ改正で新型のハイブリット気動車のHC85系に替わりました。キハ85系最後の乗車になる事も嬉しい理由です。

18時23分ひだ36号新大阪行きが入線して来ました。
スタイル的にはキハ85系の方が新型に替わるHC85系より好みかもしれません。

自由席普通車の車内
非貫通型先頭車両に乗車。前面展望車でしたが比較的空席が目立ちます。
夜なので前の展望側には行きませんが、後ろから見るとこんな感じです。

展望車両のためか、普通車の座席は通路より一段高い位置に設置されてます。

金沢駅で購入した一番人気の駅弁（金沢三味）をいただきます。
昼に購入した駅弁が夕食になってしまいました。
左からかにすし、能登牛おこわ、のどぐろめしと豪華なお弁当でした。

間もなく京都駅に到着します。
今日で5日間の日程の内、4日目が終了しました。
15本の特急列車の内５本のグリーン車に乗車しました。
明日最終日は5本の特急列車に乗車予定です。

19時17分京都駅に到着した「ひだ36号」
終着駅の大阪まで乗車したい気持ちも半分、京都の夜を楽しみたいのでここは京都駅で降ります。

大阪駅に向かう「ひだ36号」を見送りました。

☆京都駅（八条口）
ホテルにチェックイン後に京都駅八条口より賑やかなを烏丸口の
京都タワー付近を散策しようとしましたが、京都駅構内で綺麗なイルミを発見！
次回紹介したいと思います。

今日のホテルも明日の出発を考えて駅近のホテルにしました。
京都駅八条口から歩いて2分、ほとんど京都駅前にあるロイヤルツインホテル。

お部屋です。
このホテルは設備が綺麗で大浴場も有るのでまた泊まりたいホテルです。

部屋の窓から京都新幹線駅が見えます。
明日は京都駅からスーパーはくと号に乗車します。

この時の気象情報では10年に1度と言われる大寒波が来る事が予報されていました。
旅行前から心配していましたが、少し大寒波が到来するのが遅れていたのが幸いでした。

京都駅から乗車するスーパーはくと3号は次回特別編で掲載します。

2023年3月18日（JRダイヤ改正の日） 投稿

2023年1月 西なびグリーンパス5日間で行く大阪・南紀白浜・鳥取・金沢・京都 鉄道の旅（６）スーパーはくと号乗車特別編に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11812240