2023/01/20 - 2023/01/23
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写真は下吉田の新倉富士浅間神社から見た
秀麗な富士山の姿です。
ここから見る富士山はインスタ映えするので
外国からの観光客にも人気が高い観光スポットと
言われています。
確かに展望台でカメラを構えている観光客の三分の二
以上は海外からの人たちでした(これは昨年10月に導入
されたコロナの水際対策緩和効果でしょうか!)。
まるで私たちが海外旅行へ来ているような気持になりました。
富士山の美しさは私たち日本人にとってだけではなく
海外から来た人たちへも同様の感動を与えるようです。
旅人として日本を訪れた英国女性旅行家イザベラ・バード
は彼女の「日本紀行」のなかで初めて富士山を見たときの
感動を次のように書いています。
「甲板じゅうで歓声が上がっていたものの、
わたしがずっと探しても富士山は見えなかったのですが、
ふと陸ではなく空を見上げると、
予想していたよりはるか高いところに、
てっぺんを切った純白の巨大な円錐が見えました。
海抜1万3,080フィート(約3,987メートル)のこの山は
とても淡いブルーの空を背に、
海面の高さからとても青白い、
光り輝くカーブを描いてそびえ立ち、
その麓も中腹も淡いグレーの靄(もや)にかすんでいます。
(中略)
これほどその高さと威容を損なうものが
付近にも遠くにもなにひとつない、
孤高の山は見たことがありません。
日本人にとっては聖なる山であり、
飽くことなく芸術作品の題材とするほど
大切にしているのもふしぎはありません。」
<「イザベラ・バードの日本紀行」
(イザベラ・バード氏著、時岡敬子氏訳:
講談社学術文庫」)の第一信、
はじめて目にした日本の眺めー富士山の姿―より引用>
この文書はイザベラ・バードが1878年(明治11年)5月21日に
サンフランシスコから汽船で18日間の航海を続けたのち、
横浜へ到着したときに初めて見た富士山の美しさに感動した時の
印象を綴ったものです。
富士山の美しさは150年前も今日と同じように
私たち日本人だけではなく
海外から訪れた人たちへも同様な感動を与えていたのです。
スケジュール
初春(はつはる)、北から南へ鉄路旅4日間(富士山、松本城)
<2023年1月21日(土)~24日(火)>
2023年01月20日(金) メグフジ 2021 富士山駅100m
06:53発 船橋 特急富士回遊3号・河口湖行は満席だった。
09:15 富士山着
特急券のみなので車掌さんに言って指定席にする。
あずさ松本行と連結、大月駅で後方3両 河口湖行は切り離し
06:53 船橋 特急あずさ3号・松本行。
08:30着 大月 08:37発 富士急行線特急富士回遊3号・河口湖行
09:15 富士山
下吉田駅で途中下車した。
下吉田駅から徒歩30分398段の階段 プチ登山 五重塔 100分観光
下吉田駅から 富士山駅までは8分
ホテルに荷物預けてから 富士山駅3番バス停 忍野八海 観光
2023年01月21日(土)松本 松本城(最終入場は16:30まで)
東横INN松本駅前本町
09:05 富士山 富士急行線・大月行 普通
15駅1,039円09:54 大月 44分待ち合わせ
10:38発 大月 特急かいじ11号・甲府行
実際は臨時特急が出ていたので大月で変更していただいた。
甲府乗り換えがなく松本に10分くらい早く到着した。
11:14着11:29発 甲府 特急あずさ13号・松本行12:37着
松本14:28→姨捨15:11 43分 110分待ち合わせ 松本城見学
姨捨15:42→16:24松本 42分 31分待ち合わせ
2023年1月22日(日)
河口湖ホテル 大浴場 河口湖駅からホテル間の無料送迎。
時間は15時~20時、8時~10時
09:10 松本 特急あずさ16号・新宿行
10:53着11:01発 大月 富士急行線・河口湖行
17駅 11:56 河口湖
河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ
富士急行線「河口湖」駅から河口湖周遊バス(レッドライン)で10分、
200円弱。
バス停「遊覧船・ロープウェイ入口」下車徒歩すぐ
大人往復900円(片道500円)
ロープウェイ乗り場から徒歩でホテルへ20分くらい歩いた。
『河口湖・冬花火』2023年1月21日~2月19日までの間の
土・日曜日と2月23日(木)
2023年1月23日(月)
09:40河口湖 富士急行線富士山ビュー特急2号・大月行
実際はひとつ前の普通列車に乗車したのでホテル送迎8:30、頼んだ。
10:31着10:54発 大月 特急あずさ16号・新宿行
11:53着12:02発 新宿 実際は大月で東京行きに変更した。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
日本各地には「〇〇富士」と呼ばれて
親しまれる「郷土富士」がたくさんあります。
写真は昨年の11月26日~29日にかけ訪れた
青森県の五所川原から見た津軽富士(岩木山)
のイラスト(新潮文庫「津軽」太宰治著の
表紙の絵です)です。
今日は本物の富士山を見に行きます。
富士山はどんな姿で私たちを迎えてくれる
でしょうか。東京駅 駅
-
千葉駅始発 06:53船橋発 特急富士回遊3号・河口湖行は満席でした。
特急あずさ3号・松本行に乗車しました。
この後ろ3両の特急富士回遊3号列車は河口湖まで
直通の便利な列車です。
しかし、座席はすべて指定席のみで既に全席予約済み
状態の人気が高い列車です。
私たちは予約が取れないままに乗車いたしました。
最悪は河口駅に到着するまで立ち席状態になりますが
いくつかまだ予約客が座っていない空いている席が
あるかもしれないので取り合えず座って様子を見る
ことにしました。
後列の3車両は大月で切り離され河口湖駅に向かう
車両です。
運が良ければ座れる可能性があります。
暫くすると社内を若くて親切そうな女性の車掌さんが
回って来ましたのでもし空いている席があれば予約が
可能かどうか聞いてみることにしました。
趣旨を説明すると
「では調べてみますね。」と言って車掌さんは通り過ぎて
行きます。
不安な気持ちで座ていますと車掌さんがまた戻ってきて
「後方の車両に空いた席がありましたのでそちらに移動して
頂けますか。」との明るい情報を頂けました。
私たちのチケットは大人の休日倶楽部4日間乗り放題チケット
ですので指定は6回まで無料で取ることができます。
早速荷物(それぞれのリュックサック一つですが)を持って
移動することにしました。
移動先の席は車両最前席のあまり見晴らしの良くない
窮屈な座席でしたが立ち席より断然楽です。
写真は座席の空き状況を説明した案内パネルです。
カメラが近すぎてピントが合わず不鮮明になって
しまいましたが
乗車席上のランプが
「赤色」の場合はまだ予約者が乗車していないので座れます。
「黄色」の場合は次に停車する駅で予約者が乗車してくるので
「赤色」ランプが点灯している座席に移動しなくてはいけません。
「緑色」はすでに予約者が座っている座席です。 -
私たちが席に座ると暫くして頭上のランプが「赤色」から「緑色」
に変わりました。
これで河口湖までゆっくり座って行くことが可能になりました。
このシステムを知ったのは今回の旅が初めてですが
とても便利なシステムだと思います。
もし予約が取れなくても座って旅ができる可能性がありますので
次回からはこのシステムを有効に活用してみるつもりです。 -
私たちを乗せた特急富士回遊3号・河口湖行は大月を過ぎて
暫くすると右手に快晴の空を背景にした秀麗な富士山の姿が
見えてきました。
天気予報を見ていて今日が快晴の日だと判明したので
急遽旅程を変更し出発日を1日繰り上げたのが正解でした。
(座席の予約が取れなかった原因は直前に旅程を変更したためです)
今日は雲一つない冬晴の快晴です。
ラッキ~!!下吉田駅 駅
-
私たちは河口湖駅の手前の下吉田駅で下車しました。
ここから歩いて新倉山浅間公園まで行きます。
そこからは五重の塔を入れた美しい富士山が撮影
出来るはずです。
外国からの観光客にもインスタ映えがするスポットとして
有名で多くの人たちが海外からやってくると聞いています。
下吉田駅です。トーマスたちがカラフルに描かれた
列車が停車していました。下吉田駅 駅
-
写真は私たちが載ってきた特急富士回遊3号・河口湖行の
先頭車両です。
「今日は無事に座ってここまで来れただけでなく、
車窓から美しい富士山の姿を堪能させてくれてありがとう!」
という気持ちを込めてシャッターを押しました。
カメラに映っているのは私の連れ合いです(後ろの人ではありません)。下吉田駅 駅
-
私たちは線路を渡って下吉田駅の改札口に
向かいます。
リュックサックを駅のロッカーに預けようかと
迷いましたがあまり重くないのでそのまま背中に
担いで行くことにしました。
(年をとっても私たちはバックパッカーです)
駅前にもロッカーを預ける場所がありました。
料金は両方とも400円からです。下吉田駅 駅
-
駅前の写真右角にもロッカーを預けるロッカーがありました。
料金は400円からです。
駅前に新倉山浅間公園までの道標がありました。
下には「新倉山浅間神社まで徒歩5分」と書かれています。
(思ったより近いんだ)下吉田駅 駅
-
新倉山浅間公園の忠霊塔までの道順が説明された
マップもありました。
麓の新倉山浅間神社から忠霊塔まで400段近い
階段を上ると聞いていました。
大変そうですがミャンマーで1,000段近い階段を
歩いて上った体験がありますので何とかなるだろう
思っていました。
(あれから更に年を取って経年劣化が進んでいるのを
忘れています)
(ご参考)
還暦過ぎ夫婦どこか知らない遠くのまちへ
<ミャンマー・ベトナム編ミャンマー>(11/16~11/26)その4
ミャンマー・インレー湖②洞窟寺院(2018/11/16 - 2018/11/21)
https://4travel.jp/travelogue/11428569下吉田駅 駅
-
麓の新倉山浅間神社まで普通の道を5分ほど歩きます。
左手に美しい富士山を見ながら歩きますのでもう少し
時間はかかりました。
途中でガイドさんが旅行会社の旗を持ったツアーグループ
を見ました。
アジア系、欧米系の外国人観光客の混成グループでしたので
東京方面で編成された観光バスのツアー客だと思います。下吉田駅 駅
-
新倉山浅間神社にやってきました。
石段を登って本堂へ向かいます。
私たちが住んでいる町にも浅間神社があり
良くお参りしています。
富士山信仰の神社で木花咲夜姫(このはなさくやひめ)
をご神体として祀っています。
<木花咲夜姫の説明>
火中で出産するという強さをもつ女神。
そのような状況でも無事に出産したことから安産の神、
また火の神として、富士山に祀られたのが
コノハナノサクヤビメです。
桜の美しさを体現している神様として、
ノハナノサクヤビメを祀る富士山本宮浅間大社は、
現在桜の名所にもなっています。
次回は桜の季節にも来てみようかな。新倉山浅間公園 公園・植物園
-
本堂の横から忠霊塔までは階段ではなく
ダラダラとした坂道を歩いてでも行けます。
私たちはこの坂道を歩いて上ることにしました。
階段は下りの復路で使う予定です。新倉山浅間公園 公園・植物園
-
坂道を上っている途中からも
美しい富士山の姿を臨むことが
出来ます。新倉山浅間公園 公園・植物園
-
神社の境内にはイノシシやサルといった
様々な獣が出没すると注意書きがありました。新倉山浅間公園 公園・植物園
-
クマも現れると掲示されています。
(恐いな~!)新倉山浅間公園 公園・植物園
-
ついにやってきました。
4段くらいのスタンド、長いベンチが置かれていて満員状態です。
この上のほうに行ったほうが良い写真が
撮れると思います。
この展望テラスはインスタ映えで外国人にも人気です。
有名な五重塔の忠霊塔からの富士山の眺めです。
確かに外国からの観光客が多いです。
展望テラスに座って写真を撮っている観光客の
3分の2程度は外国からの観光客のようです。
なんだか私たちが海外旅行に来たような気持に
なります。
私も海外からの観光客にサンドイッチになりながら
富士山を背景にカメラに収まりました。
富士山は麓に霞をたなびかせながら
透き通る快晴の冬空を背景にその秀麗な
姿を惜しみなく見せてくれます。
このような富士山を見るのは生まれて初めてです。
道元の「正法眼蔵」山水経の冒頭に
「而今之山水古仏道現成」という言葉があります。
「今ここで見る山水は仏の姿を現しているのだ。」
という意味だそうですが
富士山が私たち日本人の信仰の対象として崇められる
意味が分かるような気持がしました。新倉山浅間公園 公園・植物園
-
忠霊塔からの復路は階段を下りていきました。
ここからも常時、富士山を拝むことができます。新倉山浅間公園 公園・植物園
-
階段を下りると浅間神社に観光案内の車が
停まっていました。
(最初は食べ物を売っている車かと
思っていました)新倉山浅間公園 公園・植物園
-
新倉山浅間神社の鳥居の間から見える
富士山です。新倉山浅間公園 公園・植物園
-
下吉田駅に帰ってくると
カラフルに描かれたトーマスの車両が
私たちを迎えてくれました。
計3回乗車する事ができました。下吉田駅 駅
-
下吉田駅前のバス停から富士山駅へ
行くこともできます。下吉田駅 駅
-
でも私たちはJRの乗り放題チケットを持っていますので
鉄路で今日の宿泊先のある富士山駅に向かいます。
ホテルに荷物を預けてからバスで忍野八海へ向かいます。
富士山駅行きのトーマスの列車の中も外国からの観光客が
大勢座っていました。下吉田駅 駅
-
富士山駅に到着しました。
想像していたより大きな駅でした。
左の黒いHIROヒロは日本からイギリスに来た
機関車(英語ではエンジン)です。
各駅はそれぞれの機関車が決まっていて
駅名に描かれていました。
我々も機関車の名前などを少し憶えています。
トーマスが主人公、ゴードン、ジェームス、
パーシー、ヘンリー、などです。
孫たちが小さいときはトーマスに夢中に
なっていましたが今はゲームに夢中です。富士山駅 駅
-
富士山駅前の駐車場から見える富士山です。
富士山駅 駅
-
今日宿泊するメグフジホテルです。
まだ新しいホテルで
駅から歩いて2分ほどのところにあり
ロケーションが抜群に良いです。
ここでチェックイン前に荷物を預けて
バスで忍野八海へ向かいます。富士山駅 駅
-
メグフジ ホテルの4階にある屋上から
午前の富士山を眺めてみました。富士山駅 駅
-
富士山駅前にあるバスきっぷ販売所です。
バスはスイカが使えますのでチケットは
購入しませんでした。富士山駅 駅
-
バスきっぷ販売所に掲示されていた
バスの路線図です。
ここからいろいろな観光スポットに
行くことができます。富士山駅 駅
-
忍野八海行きのバスは3番線から乗ります。
真ん中から乗車してスイカをタッチしました。
前から降りるときもタッチします。
忍野八海から帰るときは乗車する人で
混雑してました。
しかもバスはなかなか来ません。
トイレはバス停のすぐ裏にありました。
途中から乗車する人は後から来るバスにと
言われ乗車できませんでした。富士山駅 駅
-
忍野八海バス停を下りて少し歩くと
忍野八海への入り口が見えてきます。
同じような名前のバス停が3つあるので
降車する時は確認したほうが良いでしょう。
今回は大勢が最後のほうのバス停で降車したので
迷いませんでした。
大勢の観光客が歩いているので道に迷う
ことはありません。
(大勢の観光客が戻ってきたんだ!)忍野八海 自然・景勝地
-
まずは「湧池」からスタートです。
忍野八海 自然・景勝地
-
天然記念物である「忍野八海」は、
富士山の伏流水に水源を発する湧水池です。忍野八海 自然・景勝地
-
火山性の湧き水ということでそれぞれの池に
特色がありますが共通するところは湧き出る
透き通った水の美しさでしょうか。忍野八海 自然・景勝地
-
日本が水の豊かな国であることに感謝したいです。
忍野八海 自然・景勝地
-
海のような深く透き通る青色をした池がありました。
中池です。
実はこの中池は忍野八海の一つではありません。
しかしその美しさで人気が高く大勢の観光客が訪れて
いました。
<中池の説明>
「中池は忍野八海の8つの池ではないですが、
一番人が多く訪れる池です。
水深は10mで、忍野八海8つのどの池よりも深い池です。
中池を泳ぐこの黄金の魚がいますが、
これは鯉ではなくてアルビノの鱒です。
日の光を受けてとても美しい姿が見られます。
周りに立っている人がしっかり映るくらいの透明度。
晴れた日の青色のきれいさは言葉が出ない程です。」忍野八海 自然・景勝地
-
この説明の通り
私たちも透き通る青色の水中を遊泳する
アルビノの鱒を見ることができました。
観光客の人たちの顔が水面に映りこんで
います。
今日は快晴の冬場れで
美しい陽の光が青色の水底の奥まで差し込んで
いました。
コインを入れたら罰金千円と書いてありますが
底にコインが沈んでいました。
何と餌をあげている観光客もいました。忍野八海 自然・景勝地
-
晴れた日の忍野八海からの富士山の眺めは
素晴らしかったです。
これは鏡池で富士山の頂が水面に映しだされています。忍野八海 自然・景勝地
-
忍野八海の奥にある八幡社にも訪問しました。
忍野八海 自然・景勝地
-
境内を散策します。
ここまでくる観光客はあまりいません。忍野八海 淺間神社 寺・神社・教会
-
子供神輿が収められている建物がありました。
お祭りの時も来てみたいです。忍野八海 淺間神社 寺・神社・教会
-
忍野八海の周囲を流れる疎水からも富士山が見えました。
疎水の両脇にある木々は桜のようで。
春の桜の満開の季節には花の小道になると思います。
次回は花の季節に来るつもりです。忍野八海 自然・景勝地
-
お釜池は小さくて時間がない方は
見なくても良いかな。忍野八海 自然・景勝地
-
お腹がすいてきたので
昼食をとることにしました。
バス停から見えるバス通り沿いの
お店です。
椅子席と隣の畳席がありました。
現金のみだったと思います。丸天さかな屋 グルメ・レストラン
-
塩アユ定食と肉そば定食を注文しました。
出された塩アユは新鮮なのか
お肉がほくほくしていてとても美味しく
骨だけになるほどきれいに食べてしまいました。
お会計の時にお店の女性に
「頂いた塩アユはとてもおいしかったです。」
と伝えると
「あの塩アユはお店の前の池で養殖しているもの
を料理しました。」とのことです。
「あぁ、あの池で泳いでいたあの子ですね。」
と返すと、
「えぇ、あの子なんですよ。」と楽しそうな
お返事をいただきました。
「今、あの子は私のお腹の中で成仏しましたので
ご安心ください。」と伝えますと、
「ありがとうございます。」とお礼の言葉を返して
いただきました。
旅先でのこのようなチョットした会話が思い出に残ります。丸天さかな屋 グルメ・レストラン
-
確かに、お店の前の池には確かにアユが数匹
泳いでいました(美味しそうだなあ…)。
水面にホテルの建物がきれいに映っていました。
(連れ合いが「この写真上下が反対じゃない?」
と言っていました)丸天さかな屋 グルメ・レストラン
-
私たちは富士山駅にバスで帰ってきました。
後はホテルに宿泊して疲れた体を休める
だけです。富士山駅 駅
-
メグフジホテルの4階から見える午後の富士山です。
富士山駅 駅
-
宿泊した3階の部屋の窓からも富士山が見えました。
2012年5月にスイスのツエルマットで
標高3,100mのクルムホテル・ゴルナーグラートに
宿泊した際、
ホテルの部屋の窓から
月光に鮮やかに光そびえるマッターホルンを
見たことを思い出しました。
(3,100mと標高が高すぎるのでよく眠れませんでした)
<ご参考>
還暦夫婦 スイス サンモリッツ ベルニナ特急でイタリアへ
ツエルマットへ行く駅の列車内で財布スリ
(2012/05/30 - 2012/06/13)
https://4travel.jp/travelogue/11024909富士山駅 駅
-
ホテルの部屋は広くてゆったりとしていました。
トイレと洗面所とシャワーが独立していて
良かったです。富士山駅 駅
-
駅ビルのレストランめし屋仙瑞(せんずい)で
17:30開店です。
予約が必要なお店なのですが一番先に
来たので入れました。
座席はすぐに埋まってしまいました。
私たちはコース料理ではなく普通のセット定食
を注文しました。
コース料理は前日までの予約と書いてありました。めし屋 仙瑞 グルメ・レストラン
-
注文したお料理は鮭のステーキと
豚の角煮定食です。
味も上品でおいしかったです。
食事前に6階の屋上、富士展望台に上ると
富士山が見えました。めし屋 仙瑞 グルメ・レストラン
-
翌朝、6時半ごろにホテルの4階にある屋上に
上って朝焼けに輝く富士山を見に行きました。
あたりが明るくなる前はまだ空も暗く
空気が澄んでいるので星々が瞬いていました。
オリオン座も大きく、きれいに見えました。
連れ合いが真夜中の1時ごろ部屋の窓から
夜空を見上げると空いっぱいに星々が
美しく輝いているのが見えたと言っていました。
朝焼けに燃える空を暫く見ていますと昨晩、
エレベーターで一緒になった外国人観光客の
ご夫婦が屋上に上ってきました。
エレベーターの中で少し言葉を交わしたので
ある程度の人間関係ができていました。
(エレベーターの中で「どちらの階ですか?」
と尋ねると「ツー」と応えましたので
英語を主に話す人ではないと分かりました)
お話しているとフランス人のご夫婦でした。
「フランスのどちらから来たのですか?」と聞くと
「現在はスペインのバルセロナに住んでいます。」
とのことです。
「あぁ、私はスペイン語を少し話せますよ。」というと
ご主人が流暢なスペイン語で話しかけてきました。
「ごめんなさい!私のスペイン語は旅行会話だけなんですよ。」
「でも旅行会話で一番大切な言葉を知っています。」
「それは『トイレはどこですか?』という言葉です。」と
スペイン語で言うとご主人は笑いながら
「確かにスペインの観光地にはトイレは少ないですね。
日本の観光地にはいつでもトイレがあるので助かります。」
とスペイン語で答えてくれました。
”siemple(いつでも)”というスペイン語を使ったのが印象に
残っています。
私の連れ合いが後で
「日本人は”膀胱が小さいからオシッコが近いんだ。”と説明したら
良かったのに。」と言っていましたが
私のスペイン語ではそこまで通訳するのはとても無理です。
海外旅行をするときの私の役割は
連れ合いの「通訳、兼ポーター、兼役に立たないボディガード」
の3つですが、
時々旅行にあまり関係のない難解な内容の通訳を要求される
ことがありますので困るときがあります。
(日頃からの研鑽が大切だと思っています)
フランス人のご夫婦は富士山観光の後は日本女性と結婚している友人が
住んでいる佐渡島を2~3日観光する予定だと言っています。
「佐渡島は金山で有名だから2~3日もあれば君たちは大金持ちに
なれるね。」というとご夫婦は声をあげて笑っていました。
寒い朝でも楽しく笑っていると心が温かくなってくるようです。
旅のご縁があったのかお二人には翌日に富士山駅で
また一緒になり大月駅まで会話を楽しむことができました。
中国の水滸伝にあります「有縁千里来相会」の通り
「縁があれば、どんなに遠くても会うことが出来る」の
言葉通りだと思います。
旅をしているとこのような小さな出逢いが楽しみになります。富士山駅 駅
-
富士山が朝日に荘厳に照らし出されて来ました。
私たちはしばらく沈黙して光り輝く富士山の美しさを
深呼吸をするように堪能しました。富士山駅 駅
-
太陽が東に上り切り
富士山は惜しみなく
その美しい全貌を光の中に
晒し出してくれました。
今日も良い一日が始まります。富士山駅 駅
-
朝にメグフジホテルを出発し
松本に向かいます。
背中から富士山が
「いってらっしゃい!」と
私たちを見送ってくれました。富士山駅 駅
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新春の富士山を巡る3泊4日の旅
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