団塊夫婦の桜巡りドライブ(2022ハイライト）ーこれぞ日本の春・富士山麓/新倉山浅間公園へ

2022/04/11 - 2022/04/11

日本の春景色の代表格として世界中に知られている山梨県・富士吉田市の新倉（あらくら）山浅間（せんげん）公園。意外に近いところにありながら、これまでその景色を実際に見たことはありませんでした。桜の咲く時期で、しかも晴れの天気が続かないとなかなか見るのは難しいが、4月5日から晴れの天気が1週間以上も続き、京都・奈良の旅行から帰った翌日の4月11日に運よく訪れることができました。
(追記）今年（2024年）は、珍しく開花が遅れ気味でしたが、ようやく見ごろになり始めたようなので、天気の良い日に是非訪れて見てはいかがでしょうか。

エリア 富士吉田(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

これぞ日本（The Japan）と言われる景色。天気は快晴・冠雪した富士山・満開の桜・逆光でない時間帯、平日という全ての条件がそろう日はなかなかない。２０２２年４月１１日（月）はまさにその日だった。９日に京都・奈良から戻ってきたばかりで、疲れも取れていなかったが、それでも決行することに。

4月11日、朝５時起床し、６時18分に家を出発。快晴でも富士山が見えなくては話にならないので、相模湖付近から見えた時はほっとした。今日は春霞で、高速に乗った時はまだ見えなかったからだ。

大月JCTをすぎたあたりから見えた桜越しの美しい富士山。

ETC専用の富士吉田西桂で高速を下りる。

８時前に下吉田第二小グランド駐車場に到着。まだ半分くらい空いていた。今年は新倉神社に近い第１駐車場は一般の人は停めることができない。無料のシャトルバスで神社近くへ行ける。朝早かったので、待っている人全員乗り込めた（バス乗り場前にトイレあり）。

バスには５分間乗車。数分歩いて神社前に来れた。お参りは後にして先を急ぐ。早速急な階段がお出迎え。

これでもかというくらい続く階段。

主人の足も重い。どうやら胸がいたいらしい。急な登りだといつもそうだ。

階段途中でエネルギーを補給。

階段途中から比較的穏やかな上りの脇道があったので、そこへと入る。桜のトンネルだ。

桜越しの富士山。幸いクリアになっていた。

展望台へと登って行く途中から。

同上。

パノラマ風にして見た（画像をクリックしてください）。

30分くらいで展望台前に到着。少し列ができていた。５分待てばいよいよあの景色に出会える。なお、この展望台は朝の6時から8時までは予約が必要なので、飛び込みの場合はあまり早く来ても無駄になるかも知れないので注意が必要だ。

展望台は階段の先にあった。

すぐに展望台へ。撮影時間はたったの５分。

これぞ日本という絶景だ。

テラスは三段。最初は１番前から撮影し、その後上の段へ移動。

夢中で撮影する人々。

塔の後ろを通り過ぎてから撮影。塔は暗くなるが、構図はこちらのほうが良い。

同じ構図を縦長で。

パノラマも試したが、何とか繋がった（画像をクリックしてください）。

前が空いたので、記念撮影。

５分間の撮影時間が終了。階段を降りて塔の前へ出ると、ちょうど枝垂桜が美しく咲いていた。この塔は、戦没者慰霊のため1962年に建てられた忠霊塔で、高さは19.2m。

塔の正面から。この時刻にはやや白い雲が出始めていた。

右斜め横から。

さらに下から。桜が満開で素晴らしい。

時刻は９時。そろそろ山を下りることに。

正面に富士山を眺めながら階段を下る。

同上。

綺麗な桜をアップで。

さらにアップで。ソメイヨシノか？

上までタクシーで来ている人達がいた。あの辛い階段を登らずにタクシーで行けることを知った。５人で乗り合えば安くすむかもしれない。

最後に新倉浅間神社で参拝。家族の健康を祈った。

神社を後にしてバス停へ戻る。

神社に一番近い第一駐車場。かなり広いが、一般車は駐車禁止との表示があった。駐車場までの道路が工事中で、工事渋滞を避けるための措置らしい。

シャトルバス乗り場への途中にも、小さいながらも民間駐車場もあった。同じ1000円で駐車できるようだ。この駐車場の存在を知っていたら、停めていたかも知れないが、後の祭りだ。

無料シャトルバス乗り場に着いた。待つ人はそれほど多くなく、全員バスに乗り込むことができた。

再びシャトルバスに５分乗って、駐車場へ戻ったのは９時半すぎだった。バスを降りると、朝より長い列ができていた。一度では乗り切れない人数だ。

駐車場は数台空いているだけで、ほぼ満杯。私達みたいに早めに帰ってくる人達がいるので、少し待てば停められるようだ。

戻る車から桜咲く新倉山がきれいに見えた。桜の数はかなり多いことがわかる。絶好の条件で、十分満足できる景色を見ることができたので、再びあの急階段を登ることはたぶんないだろう。（終わり）