鉄道開業150年記念JR東日本パスで北東北の縄文遺跡群を巡る　③遺跡巡りのモチベーションが失われ、帰りの新幹線まで青森観光で時間つぶし

2022/10/22 - 2022/10/24

150年記念JR東日本パス使って、世界遺産登録されている「北海道・北東北の縄文遺跡群」の遺跡をまわる予定でしたが、前旅行記に書いた通り、JR花輪線運休の影響で大湯環状列石を訪れることができず、他に行ける遺跡は無いかと調べてみましたが、この日は月曜日で遺跡資料館といった公共施設の類が軒並み休館という状況。

もう縄文遺跡群を訪れるというモチベーションはすっかり消え去り、後はいかに横浜へ帰るかという方向へ。
とは言えせっかく訪れた東北。このまま帰るのはもったいないという事で、横浜へ帰るのに都合がいい秋田か青森、いずれかの街で旅行最終日を過ごそうではないかと決意。
この二択、どうやら秋田新幹線が混んでるっぽく、帰りの新幹線に乗れるかどうか非常に不安なので、本数の多い東北新幹線＝青森行きを選択しました。

そんな感じで、最終日は新幹線乗るまでの時間潰しで、青森市内をさらっと観光した様子をご覧いただければと思います。

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

なんで秋田方面って空席無いんだろう？
そんな疑問を抱きながら特急つがる1号に乗り込み、新青森へと向かう。

JR東パス指定席3回目使用。残り1回

新青森駅到着。また戻ってくるとは思わなんだ。
まずはロッカーに荷物を預けんとな。
最初に見つけたロッカーは全て埋まっていて、昨日青森駅の悪夢が蘇りましたが、もう一つ、あおもり旬味館の奥にあるロッカーを見つけ、無事に荷物を預ける事に成功。

荷物預けるだけでヘトヘト。駅構内のコーヒー屋で時間を潰します。

新青森駅 駅

時間を潰したのは、バスの時間を待っていたため。
あおもりシャトルdeルートバス・ねぶたん号（長！）で、とりあえず青森駅の方へと向かいます。

あおもりシャトルdeルートバス (ねぶたん号) 乗り物

ほぼ定刻にねぶたん号到着。
これ乗れば「棟方志功記念館」まで行けるので、青森駅と言わずそこまで行こうと思ったのですが、月曜日で休館との事。ほんとなんか今回とことんついてない。

あおもりシャトルdeルートバス (ねぶたん号) 乗り物

途中、目に付いたので思わず一枚。
変な事言うと消されてしまうので、コメントは差し控えさせて頂きます。
（だったら写真出すなよ）

あおもり 駅でバスを降り、周辺をブラブラ。
いつ見ても人が並んでいる、人気の店「おさない」も月曜定休日で人気なし。
月曜日を含む国内旅行は、今後極力避けようと誓った次第。

お食事処おさない グルメ・レストラン

青森市内で行ったことない所に行ってみよう、という事で訪れたのが善知鳥神社。
「うとうじんじゃ」と読むらしく、一見では読めんが「うとう」と打ってみたら変換候補にあった。
漢字検定に出される位のレベルなんですかね。

善知鳥神社 寺・神社・教会

ちなみに善知鳥は、海鳥の一種らしく北日本の沿岸部に広く分布している鳥らしい。また一つお利口になりました。
立派なお社にお参りします。

善知鳥神社 寺・神社・教会

男の61歳って厄年なんかい！
42歳で厄年は終わったものかと思いきや、この先試練が続くことを感じながら、神社を後にする。

善知鳥神社 寺・神社・教会

まぁ青森来たら一応行っておかねばいけない場所、三角ビルのアスパムへと向かいます。

アスパム入口。縄文遺跡群の世界遺産登録を祝っております。
登録されたのは2021年か。まぁまだ新鮮なネタなんだろうな。

青森県観光物産館アスパム 名所・史跡

中に入ると行列のできる人気店。
Sweets Factory pampamで、ここでしか味わう事のできないアップルパイの店らしい。こんなに人気あるんだったら買っておけばよかったな。

Sweets Factory pampam グルメ・レストラン

建物の中は、観光物産館という事で、アンテナショップみたいなもんですな。
一応、展望台もあるみたいですが、高いところには全く興味がないのでこのまま外へ。

青森県観光物産館アスパム 名所・史跡

アスパムを抜けた先には、青い海公園なる場所が整備されており、柵の向こうは青森湾の青さがいい感じで映えてます。う

青い海公園 公園・植物園

海側から見たアスパム。
まぁこっち側から見ても、三角形であることには変わりなし。

青い海公園 公園・植物園

海の向こう正面に見える陸地は下北半島か、と思いつつ視線を左に向けてみると、津軽半島の姿も見えたりする。こうしてみると両半島間意外と近いのね。

地図見て知ったけど、下北半島と津軽半島の間って平館海峡というらしい。お利口になったわ（今後、この知識を活かせるかどうかは微妙）。

青い海公園 公園・植物園

では公園を通って、ベイブリッジの方へ歩いていくとしますかね。

青い海公園 公園・植物園

「赤い絲のモニュメント」なる像。なんか説明書いてあったけど忘れた。
今更だけど、足に赤い糸が絡まっているの画像見て初めて気が付いた。
つまりは全く関心がなかったってことですね。
裏側からなのは、正面からだと超逆光の為。

赤い絲モニュメント 名所・史跡

海を挟んだ向こうに見える八甲田丸。
今日最大のトピックスは、あの船に行く事にしようと決めた瞬間。

昔はここ通って北海道行ってたんだねぇ。
高校時代ですが1往復だけ青函連絡船乗りました。
残念ながら、その時の記憶も写真も全く残ってません。

青森ベイブリッジ（名称に違和感）の下には、ちょっとした砂浜が作られていて

ちょっとした映えスポットとなっている模様。

砂浜に隣接した場所にある「ねぶたの家ワ・ラッセ」
前に来た事ありますが、どうせ暇なので改めて入ってみます。
それにしても、入口が分かりにくい建物やな。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

この後訪れる八甲田丸とのペアチケット（930円）を購入し、館内へ。
まずは、ねぶたの歴史なんぞの説明があり

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

説明を抜けた先には、ライトアップされた大型ねぶたが何体も鎮座しております。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

もう一体、別のねぶた。
作者の「北村麻子」って、TVで見たような気がするんだけど・・・
→『情熱大陸』出てました。　
　　https://www.mbs.jp/jounetsu/2022/08_07.shtml

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

最後、現在活躍しているねぶた製作者が制作したお面に見送られ、ワ・ラッセを後にします。

ねぶたの家 ワ ラッセ 美術館・博物館

左の方から、いや～な雲が広がってきているので、先を急ぎます。

エーファクトリー グルメ・レストラン

八甲田丸に行く途中にあった「青函連絡船戦災の碑」
戦争末期に空襲に合い500人を超える人が犠牲になったそうな。合掌。

では、奥に見える黄色の憎い奴、八甲田丸へと向かいますか。

青森駅から青函連絡船へと繋がる通路は、まだ残されておりました。
もう使われることはなく、メンテナンスも大変でしょうが、こういうのは残しておいてほしいよね。第三者の勝手なお願いですが・・・

こちらが乗船口ですね。
以前乗った時の記憶が残っていれば感慨深さもあったのでしょうが、悲しい事に全く記憶が無く、感慨に浸ることも無く中へと入ります。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

ワ・ラッセとのペアチケット提示し中へ。
船内のあらゆる部分が展示されているようで、非常に広く感じました。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

煙突展望台行ってみるか

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

眺望は・・・うん、こんなもんか。
怪しい雲が消えかけているのが、何よりうれしいです。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

操舵室も当然展示されております。
中央、人がいるかと思い、ちょいビックリしましたが、マネキンでした。
そりゃそうよね。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

1階には車両展示室。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

そして地下1階のエンジンルームと、結構おなか一杯の内容でした。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

地下制御室なども見て回れます。
こういった類の場所で、おばちゃんがよく発する一言
「こういう所、機械強い人って楽しいんでしょうね」

あんま、楽しくないような気が・・・

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

おなか一杯の八甲田丸を後にして

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館

八甲田丸の前には、海上保安庁の巡視船「おいらせ」が停泊していたので、思わず撮影。

そしてその先にもう一艇、ちょうど入港してきたのが、Sii Line（シィライン）のポールスター号。
下北半島を回る高速船らしい。こんなのあるの初めて知った。

高速旅客船 ポーラスター 乗り物

ただ今の時間（15時）は、ちょうど下北半島佐井港からの便が到着した所だったみたい。まぁ運がいいってことかな。

高速旅客船 ポーラスター 乗り物

八甲田丸そばにある「津軽海峡冬景色歌謡碑」
正面にセンサーがあり、そこに反応すると曲が流れ始める次第。
なもんで、八甲田丸船内にいた時もうるせぇって叫びたくなる位、イントロが聞こえてた。

津軽海峡冬景色歌謡碑 (八甲田丸付近) 名所・史跡

青函連絡船につながる通路からみた青森駅ホーム。
こっから乗れればいいんだが、どうやら大回りするしかなさそう。

北国にだってマリーナはあります。という事で、こちらは青森マリーナ。
海なし県育ちなものですから、こういう場所には全くご縁がありません。

大回りしてようやくたどり着いた青森駅。
まだ新幹線までは時間あるけど、特にすることもないので新青森駅に行っちゃいますか。

隣駅ですが、この区間は特急乗れるので、ちょうど停まっていた特急つがるに乗り込みます。

青森駅 駅

一駅だけの贅沢、という事で特急で新青森駅到着。
後は新青森駅構内でひたすら時間を潰すのみ。

新青森駅 駅

酒飲んで、食事して、土産買って、なんだかわからないビック人形を撮影してたりしてたら、なんとなく時間潰れてました。

新青森駅 駅

18:25発はやぶさ44号に乗って東京戻ります。
JR東パス指定席4回目使用。無事指定席使い切りました（通路側席でしたが）。

こんな感じで不完全燃焼の北青森旅は終了です。
旅行は計画的に！って事ですな。

2022年は後ストック2本ほどあるので、ボチボチ旅行記書いていきます。
それではお付き合いいただきありがとうございました。

新青森駅 駅