鉄道開業150年記念JR東日本パスで北東北の縄文遺跡群を巡る　①盛岡オフ会経由で青森の三内丸山遺跡を訪問

2022/10/22 - 2022/10/24

トラベラーの皆様、あけましておめでとうございます。
2023年もご愛顧のほどよろしくお願いします。

新年の挨拶なんてしてますが、本旅行記は昨年のもの。
約3か月前、2022年10月の鉄道開業150年記念JR東日本パス（以降、JR東パス）を使っていた頃まで遡ります。
話は2021年の6月頃、4トラ手芸部の盛岡遠征が計画されていた時に、ありがたくも手芸を全くしない私め宛に、夜の宴のお誘いを頂けたことに始まり、その計画がコロナの終息を待って、ようやく実行に移されたこの時がちょうどJR東パスの有効期限と重なった次第。

当初はJR東パスの事など全く忘れていて、ちょいと変わったルート～花巻空港経由～で盛岡行ってみようなんて考えていたわけですが、JR東パス使えるならとあっさりそちらに依存。
パス使えるなら、そのまま東北周ってみるべかと、世界遺産登録されている「北海道・北東北の縄文遺跡群」にターゲットを定め、点在する遺跡を色々見てみようと予定立てました。

で初日は、盛岡オフ会経由で青森に移動し三内丸山遺跡を巡った所なんかを記そうと思います。
すでにオフ会の様子は、他参加者の旅行記にアップされておりますので、私は最低限のレベルの画像だけ上げます。

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

盛岡オフ会含めた旅行日程が確定し、JR東日本パスを無事購入。
宿も盛岡は無理でしたが、なんとか青森に確保でき、これで準備万端。

東京駅にて弁当を購入し、何とか新函館北斗駅行きはやぶさ27号に乗り込む。
もっと余裕持った時間に東京駅に着き、駅弁をじっくりと選ぼうとしたのだが、5分前行動が全くできない私。結局、無難なまい泉のカツサンドに落ち着いてしまいました。

東京駅 駅

盛岡到着。JR東パス指定席1回目使用。残り3回。
そのうちグランクラスで北海道までのんびりと行ってみたいもんです。

盛岡駅 駅

オフ会メンバーと合流し、予約していただいた店～盛岡駅前「岩手の居酒屋　うま舎」へと向かっている所。

※待ち合わせ遅刻しました。今更ですがすんません

うま舎 グルメ・レストラン

これ、ふなっしーハロウィンヴァージョンでしたっけ？
fuzzさんに披露頂きました。

うま舎 グルメ・レストラン

こんな感じで4トラ盛岡オフ会に参加させてもらいました。皆様ありがとうございます。私も堂々と？顔出し（左から2番目）しますよ！

他の参加者の方々が既に詳細UPしておりますので、後はリンク張らせてもらいます。

fuzzさん：https://4travel.jp/travelogue/11787468/
へけけさん：https://4travel.jp/travelogue/11786945
たまさん：https://4travel.jp/travelogue/11786992
よよさん：https://4travel.jp/travelogue/11786228
Middx.さん：（多分未稿）

うま舎 グルメ・レストラン

オフ会後、盛岡にて宿が取れなかったので、青森へと移動。
少年よ、将来迷惑行為として動画がUPされないよう、ほどほどに嗜んでくれ。

盛岡で宿が取れなかった理由はこれの模様
→https://iwate-morioka-city-marathon.jp/

盛岡駅 駅

切り離しが終わったはやぶさ41号にて新青森へ向かいます。
JR東パス指定席2回目使用。残り2回。

どうせ酔っぱらうからと思い指定席取ったんだが、思いのほか酔いが浅く、これなら指定使わなくてもよかったな。

盛岡駅 駅

という事で新青森到着。盛大に開業150周年を祝っております。

新青森駅 駅

ホントはこのまま新青森の東横インに泊まりたかったのだが、なぜか埋まっていたので、仕方なく青森駅へと移動。

新青森駅 駅

1駅だけですが乗り込みます。

新青森駅 駅

青森駅下車。
ホテルまで、金に物言わせてタクシーで行きゃいいものを、旅費をケチってバス移動。
検索したら、まだバス走ってたんで、ついこっちを選んでしまいました。

青森駅 駅

ホテル到着。バタンキュー（死語）。
運よく1Fにコンビニあったので、液体と甘いもの買い出ししてこの日は終了。

リッチモンドホテル青森 宿・ホテル

青森の朝。
部屋からの景色は、ここがどこかもわからない、何の特徴もないものだった・・・って画像よく見たら右奥に三角ビル（青森県観光物産館 アスパム）が写ってた。

リッチモンドホテル青森 宿・ホテル

ホテルで朝食をすませチェックアウト。対面からホテル全景を撮影。
ちょっと駅から離れていますが、いいホテルでした。
さて目的の三内丸山遺跡へ向かいますかね。まずは駅まで行くか。

リッチモンドホテル青森 宿・ホテル

駅までは荷物ガラガラ転がしながら歩いていきます。
流石青森、10月半ばの真昼間で12度とは、さすがに冷えます。

青森駅到着。
まずは荷物を預けて身軽になろうと、コインロッカーを探すのだが・・・

どうやら駅近くワラッセの辺りでイベントがあったらしく、人が青森駅から流れまくっている状況。なもんで手頃なコインロッカーはすべて埋まっている模様。

駅反対口まで行ってみたがコインロッカーは見つからず。

青森駅 駅

観光センターにあるコインロッカーも空き無し。
仕方ねぇ持っていくか。

青森市観光交流情報センター 名所・史跡

そのまま観光センターで三内丸山遺跡行きのバス情報を聞き、6番乗り場へ。
他、私と同じように荷物転がし並んでいる観光客多数。

コインロッカー争奪戦に破れた私、それでもバスの座席争奪戦に勝利できたのが何よりです。

バスに揺られて30分、三内丸山遺跡に到着。

縄文時遊館 公園・植物園

入口は立派な建物。とてもこの先に縄文時代の遺跡があるとは思えません（褒めてます）。

縄文時遊館 公園・植物園

まずはコインロッカー。
入口にたくさん用意されてました。しかも無料。
ほんと駅で探しまくっていたのがアホらしいです。

縄文時遊館 公園・植物園

遺跡と博物館（縄文時遊館）で入場料410円。まぁ良心的な金額ですね。

縄文時遊館 公園・植物園

まずは左にある縄文シアターで、遺跡の紹介ビデオを見てイメージを膨らませるわけですが、まぁとにかくすごい遺跡だよ！という事が表現されてました（要は内容を全く覚えていない）。

縄文時遊館 公園・植物園

書道家　古澤秀香氏による「縄文　世界文化遺産」

縄文時遊館 公園・植物園

この時遊トンネルと名付けられた通路の先に、遺跡が広がってるようです。

縄文時遊館 公園・植物園

奥に見えるのが「縄文のムラ」と呼ばれる遺跡がある一帯。
ちょうどこの辺りで、傘を差すか差さないか微妙なレベルの雨がパラパラと降ってきてしまい、ちょっとブルーになってます。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

とりあえず石碑は写真に収めるという謎のルーティン。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

遺跡のセンター。間違いなくあそこが三内丸山遺跡の目玉と思われます。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

まずはインパクトのあるこの建造物。
「大型掘立柱建物」とそのまんまのネーミング。
まぁ誰かが命名しているわけではないので、これでいいでしょう。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

発掘された柱穴の土圧の分析結果から、この程度の高さじゃないのかなぁと推測の上復元されたとの事。
屋根があったかなかったかは謎の為、復元はされていない模様。
ホントにこんな建物を縄文時代に作ることできたのかね？

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

こちらの建造物は「大型竪穴建物」とこれもそのまんまのネーミング。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

当然こちらも復元されたもので、発掘されたものをベースに推測の上で建てられました。結構広いね。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

炊事場なのかな？
この住居の使用目的が集会所、共同作業所、冬期間の共同家屋等、様々な説があり解明されておらず、これもどういった位置づけで作られたのか不明です。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

復元された「掘立柱建物」
遺跡中央部でまとまって発見されたとの事で、一応中も見られますが特別なものは特にありません。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

北の谷と呼ばれる湿地帯はゴミ捨て場として使用された一帯。
ここから発掘された内容から、当時の環境面・食生活がわかったとの事。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

北盛土と呼ばれるたくさんの土器や石器が土と共に捨てられた場所。
発掘された状況をそのまま展示しているとの事で、風化されないよう建物の中に覆われています。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

こんな感じで覆われております。
こちらの建物の中は、子供の墓が発掘された場所で

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

中はこのような感じ。
子供は土器に入れて埋葬されていたとの事です。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

そしてこちらが先程復元されたものを見た「大型掘立柱建物」の発掘現場。
6か所ある柱穴は直径・深さとも約2ｍで、穴の間隔はすべて4.2ｍ。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

穴の中に直径約1ｍのクリの柱が残っているものも展示されていて、そういった背景知ってみると面白いです。
というか見る順番間違えているな。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

この復元物見る前に、柱穴の遺跡の方を見るべきだったんだね。
道順が記されているわけでもないので、別にいいんだけど。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

大人の墓跡はガラスの下に。
雨粒でよう見えんですが、まぁなんとな～く雰囲気で・・・

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

復元された竪穴建物がいくつかありムラっぽい感じを出してます。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

このデカい土の一帯が、大型竪穴建物の跡地。
長さが10m以上あるものは大型とされ、縄文時代前期（紀元前約3,500年）に建てられたそうです。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

最後にあった、この謎の建物。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

中には南盛土と呼ばれる盛土があり、ここでは断面が見えるような形で展示されていました。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

1992年から始まった発掘調査で、縄文時代前期～中期の大規模な集落跡が見つかったのが、ここ三内丸山遺跡。

では、ここで発掘されたものが展示されている場所に戻りますかね。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

先程の時遊トンネルは通らず、別の入口から展示室へと戻ります。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

細かい展示品を一つ一つ出していたら切りがないので、目に付いたところをピックアップして出していきます。
これは常設展示室入口にあった、マスコットキャラ、ナレーター的なものと想定。
QRコード読み取れば何者か分かったのでしょうが、それやると以後、面倒くさいので自分のペースで見ていきます。

縄文時遊館 公園・植物園

This is 縄文式土器.
ちゃんと縄の跡が模様として残されているのがわかります。

縄文時遊館 公園・植物園

翡翠っていうと緑のものばかり思い浮かべてしまいますが、左の白・マーブル模様の石も翡翠みたい。

縄文時遊館 公園・植物園

単独展示されているという事は、貴重なものという事。
これは低湿地の捨て場で発見された「小さな編み籠」。
5,800年分解されずに残されていて、大きさ・形が分かる編み籠としては全国唯一のものらしい。フラッシュ撮影禁止されている位、貴重みたいですよ。

縄文時遊館 公園・植物園

沢山の土器があって、あたしゃドキドキ・・・（以下略）

縄文時遊館 公園・植物園

三内丸山遺跡にて発掘された土偶一式。
2,000点以上もの土偶が発掘されていて日本一だそうです。

縄文時遊館 公園・植物園

QRコード読み取っていれば、何かホロリとするストーリーがあったのかもね。
まぁ今となってはどうでもいいけど。

縄文時遊館 公園・植物園

黒曜石の原石がそのままドカッと展示。
石に触れるなと言われても、何も覆われていないしなぁ・・・（触ってません）。

縄文時遊館 公園・植物園

世界遺産の石碑的なものはありませんでしたが、登録証書が展示されていましたので一応押さえておきます。

縄文時遊館 公園・植物園

展示室を抜けた先は、土器の収蔵庫がそのまま見学できるようか形になってました。

縄文時遊館 公園・植物園

その対面にはボルダリングができる壁・・・ではなく「縄文ビッグウォール」という壁面に縄文土器の欠片をちりばめたものが展示されてました。
一応アート的なものを志向してる感じなんですかね。

縄文時遊館 公園・植物園

普段は復元作業をしている場もガラス越しに見る事ができるようです。
この日は日曜日だったので休みという事なんかな。

縄文時遊館 公園・植物園

これで一応展示関連は終了。
後はミュージアムショップをちょいと覗いて。

縄文時遊館 公園・植物園

館内にあったレストランで遅い昼食。
こういった博物館内にあるレストラン・カフェってほとんど行かないのですが、ここはメニューが充実していて味もよかったです。

これで三内丸山遺跡見学は終了。次の目的地へと向かいます。

五千年の星 グルメ・レストラン

青森観光地を巡る「ねぶたん号」がちょうど来ていましたが、中がギュウギュウに混んでおり、荷物を持っている身では辛いという事で泣く泣く見送ります。

縄文時遊館 公園・植物園

次のバス待とうかなと思ってましたが、荷物持ってるし青森駅まで行く必要ないなという事で、近くの新青森駅に向かう事にします。
歩いて約30分と書かれていたから歩こうかな・・・

縄文時遊館 公園・植物園

歩くの止めました。妥協してタクシーにします。

縄文時遊館 公園・植物園

結果タクシーで正解でした。
タクシーの運ちゃん曰く、歩いていく人も結構いるらしいのですが、途中坂道もあって結構きついので、結局、途中で挫折しタクシー止める人が多数との事でした。

そんな感じで新青森駅到着。ここから先は次の旅行記にて。

新青森駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• fuzzさん 2023/01/10 19:35:56

  待ってました！

  winningさん、こんばんは☆
  
  いつ出るかと、お待ちしてました！あの日の後、皆さんの行方も興味あります。盛岡に宿がとれなくて大変でしたね。
  
  縄文人、タイプとしたら私はこっちかな？
  岩手も縄文遺跡群に入るみたいですし。
  
  年末に雪がどどーんと降り積もりましたが、年明けから晴天続きで溶けてます。これからが冬本番になりますね。
  
  お互いに今年こそは海外旅行をしたいですね。行けるといーな。
  
  今年も宜しくお願いします(*^O^*)
  
  fuzz

  winningさん からの返信 2023/01/13 01:32:04

  RE: 待ってました！

  fuzzさん、こんばんは。
  一応新年のご挨拶も。
  あけましておめでとうございます。
  
  他の方々がとっとと旅行記UPしているのに、私だけズルズル引っ張ってこんな時期になってしまいました。お待ち頂いてありがたいです。
  盛岡に泊まれていれば、岩手一戸にある御所野遺跡にでも訪問できていたのですが。
  とりあえずあの日は無事青森に泊まれてよかったです。
  
  今年こそは海外旅行に行ければと思っております。その為にパスポートも更新したのでね。
  海外一発目は慣れた所で計画しようと今思案中、とりあえず台湾かバンコく辺りかな。
  
  では今年一年もよろしくお願いいたします。