2023/01/13 - 2023/01/13
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Siniさん
この旅行記のスケジュール
2023/01/13
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スーパーマーケット
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憧れのシルクロードの中でも「青の都」として有名な《サマルカンド》の観光を終えて、今日はもう帰国日。
サマルカンドから首都タシケントへ戻りますが、またしてもバスのエンジントラブル。
タシケントは連夜-30℃だったとか。滞在中はすっぽりと寒気に覆われていたわけです。そんなわけでタシケントのイメージは大都会という以外あまりないのです。
しかしタシケントは実は古い古いシルクロードの町で、ソ連時代から、モスクワを除くと、セントペテルブルク、キエフ(キーウ)、そしてタシケントが3美都市といわれています。この3都市にしか地下鉄がないそうです。
写真は夕陽を背にティムール広場のティムール像。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アシアナ航空
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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朝食。ブドウが美味しい。アップルジュースはかなり甘い。
Hotel Grand Samarkand ホテル
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雪は溶けていません。
夜は-20℃以上。日中も-15℃だから、溶けません。ウズベキスタンでも珍しいくらいの寒波なのだそう。 -
朝日の中を写す。
実はバスのエンジンがかからなく、またしてもバスの交換がありました。この旅で三度目です。出発は1時間~1時間半遅れになりました。お陰でツアーのメンバーと仲良くなりおしゃべりしていたので待つのも苦にならず。 -
代替えのバスで出発。そのためペットボトルの水を買いにコンビニのようなところへ寄ります。
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周りは真っ白です。
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幹線道路も車線が1車線になっています。
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やっと開いていたトイレ!XOJATXONA (ホジャットハナ)はウズベク語でトイレ(ラテン語書き)です。
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男性は青空で。女性は男性用トイレをかります。トイレはガソリンスタンドが管理しています。
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ちょうど乗馬をしている人がいました。
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馬も流石に寒いのか、カバーかけてますねー。
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線路が並行してあるみたいです。長い貨物列車が走ってます。
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さてやっとタシケントです。窓から見たサッカースタジアム。
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タシケントに近づくほどに雪が多くなる、、、
首都タシケントは標高は455m。
ブラハは砂漠で225m。
サマルカンドは720m。大陸性気候で寒暖の差が激しい。って、標高だけ見るとサマルカンドが1番寒そうだけれど今回1番冷えたのはタシケントでした。 -
1865年から始まった帝政ロシアの支配により町は帝政ロシア化、ソ連化します。
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瞬く間にソ連風な建物が建ち、2000年前からあった町は消え去ったとか。
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1966年にタシケント直下型地震があった!!え?地震
が!!
それにより古いタシケントの町は崩れ去りました。 -
で、やたらと大きいハコが並ぶ都市になってます。
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まずは、ランチです。しかしこの深い轍!
タシケント市長はこの寒波対策の不十分さの責任を問われて罷免になったそうですよ!帰国してからのニュースです。
テレビも新聞も見てないけれど、水道の凍結による断水、昨晩はホテルでも一時的に停電、Wi-Fiも効かなくなりました、等々考えると近年の暖冬続きと地球温暖化に油断していたに違いありません。 -
レストラン到着は約2時間遅れ。
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入り口にメニューがある、オサレなレストラン、
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街の中心にある人気のレストランのようです。
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サラダ。生野菜美味しい!
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サマルカンド・ナンとサワークリームです。
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串に刺した牛肉、今回初めて出ました、シャシリク。
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店内はランチ時なのでほぼ満席。こんな様子を見るとタシケントが中央アジア随一の地下鉄を持つ、人口251万人の大都会と感じられます。
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最後のランチタイムです。
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えっと、これはなんだったかしら?
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ボルシチ風スープ。
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デザート。
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食後はスーパー「Korzinka」でお買い物。
駐車場からの入り口までが恐ろしく凍ってます!すぐに除雪しないからさぁー!もう!! -
スーパーの中。ここでしかお土産が買えないので必死です。
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日持ちはしないようだけれどアーモンドのスイーツ類が美味しかったので購入。
実際、すごく美味でした! -
ケースに入れて紙袋に入れてくれました。
支払いはキャッシャーでカードです。 -
スーパーに入ってすぐ左手にイスラム式トイレがあるのだけれどビチャビチャで躊躇してしまった。
これはイスラム式のため洗浄用の水なのですが、ビチャビチャというのは心理的に受け付けられない。 -
お土産を購入してホッとして、やっと市内観光へ。ナヴォイ劇場。
ナヴォイ オペラ バレエ劇場 劇場・ホール・ショー
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噴水は、、凍ってます。
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マジ降りて歩くんですか?誰も歩いてないのに、、、
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近づくと綺麗な建物であることがわかります。
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建物入り口あたりの素晴らしい彫刻。
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ウズベク語と日本語で、日本人の協力の下作られたと書いてあります。
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そう、ここは第二次対戦後、ソ連に強制労働させられた日本人捕虜の方々の協力により作られた劇場です。タシケント直下型地震にも耐えました。
しかし飛行機で会った実習生のディーン君はそのことを知らなかったです。 -
次に近くではありますがバスで移動してティムール広場へ向かいます。公園の雪は全く解けていません。
ティムール広場 広場・公園
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ホテルウズベキスタンなどが見える、最初の夜の宿泊地の近くです。
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ティムール広場。ティムールの像の顔にまで雪。そういえば昨晩も-30℃になったそう。
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タシケントの街中を写してみます。
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官庁街を過ぎて街中は普通に西欧の街並みです。
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次は日本人捕虜の墓地を訪ねます。モスクの敷地にある墓地で、ちゃんと墓守がいてくださるそうです。モスクの入り口に玄関フードのようなものが。本来、厳冬の国なんですよね。
ここは駐車場でお祈りの時間になるとたくさんの信者さんが車で来ていて大渋滞でした。 -
日本人墓地へ向かう。ヤッカサライ地区の共同墓地の一画にあります。
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桜の木に囲まれている墓地です。87名が眠っています。写真の撮り方がまずくて雪で墓標があまり見えませんが、きちんと掃き清められていました。
ウズベキスタン全土で800人の抑留捕虜の方々が亡くなっています。 -
飛行場の方へ向かいます。夕方なので少し混んでいます。
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飛行場近くの最後の晩餐の会場へ到着しました。
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サラダ2種。玉ねぎが美味!
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チキンの胡麻風味のサラダ。
2種類のサラダともに美味しかったです。ウズベキスタンで食べたサラダはレタス、きゅうり、葉物も日本と同じかそれ以上のクオリティでした。 -
スープ。スープには麺入りが多かったような気がします。
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メインの鶏肉、っとここで最初のオーダーはビーフであったので、これはお店側の手違い。ということで、飲み物をお詫びに無料サービスしてくれました。
ガイドのS氏の交渉。オーナーは背の低いがっしりした方で、流行っている店らしく太っ腹。 -
ナンとも今夜でお別れです。
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スイーツも飽きてきた、などと贅沢を言う。
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最後の晩餐のGutenパブ。人気店で、仕事帰りらしき人々がグループで続々と奥のレストランへ吸い込まれていました。
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タシケント国際空港(イスラム・カリモフ・タシケント国際空港)にて、なんだかやっぱりキラキラした空港です。
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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出発は20分遅れとなっていたのが、そのうち機材の到着遅れで1時間となります。
しかし空港の中が外と同じように寒くて大変でした。
まさかのスーツケースにジャケットをしまってしまった若い方がいて、おばさんたちがストールやホカロンをあげました。某有名大学の学生もこの旅では今晩まで全く注目されませんでしたねぇ。ふふ。 -
雪のせいで遅延なのかと思いましたが、とりあえず搭乗手続きが始まりました。
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バスで沖止めされた飛行機まで送られる。すっかり暗くなってしまいました。
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後ろのドアから暗闇の中、タラップを登る、って初めての経験かも。
さらに機上でまた待たされます。どうやら、タバコを吸っていたフランス人女性がいた為、彼女を下ろしての出発となり、遅延となったらしいと後から聞きました。結局は真っ暗になって離陸。
窓際に座っていたタシケント出身のディーン君は実習生。佐官です。彼の職場にはモンゴル人10人以上、ベトナム人、ラオス人などで同国人は1人しかいないとのこと。そのためまだ2年なのに日本語がとても上手。 -
食事は一回でした。映画を2本半みました。
途中でディーン君といろいろ話をしました。振り返ってみれば彼が唯一の話をしたウズベク人でした。
お父さんは郊外でさくらんぼ農家をしており、いずれ自分も跡を継ぎたいと。しかしそのグリーンハウスは今回の寒波の雪で潰されて甚大な被害に遭ったそうです。 -
3時間遅れで仁川空港に到着。
当然、乗り継ぎの便には間に合いませんでした。
ウズベキスタンは人口の1/3が17歳以下。とても若い国です。現在ITに力を入れていていずれアジアのIT基地を目指している国です。日本で佐官やってる場合ではないよ、ディーン君。しかし彼は長男として佐官をして次男を日本に呼び寄せて学校へ行かせています。来年には大学受験するのだと。なんだかかつての日本の家族のよう。 -
アシアナ航空は成田空港には、日に3便あるそうで、次の便に搭乗できました。
エコノミーの一列目。隣のお子様たちが非常に活発でうるさく大変でした。 -
ツアーって本当に楽です。私は何も考えずボーッとしてただけで次の便に乗れました。
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無事3時間半遅れで成田空港に到着しました。
お土産のナッツやドライフルーツは超おすすめです! -
特に美味しかったのはドライフルーツでもこのレーズンです。粒は揃ってない。しかし甘みもある、干しすぎていない。
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これも美味しかった!皮付きのアーモンド。病みつきになります!もっと買ってくればよかった!
今回旅したのはウズベキスタンのほんのちょっと。流石にシルクロードの中心、見どころ満載でしたが、実際には遺跡はもっともっとあります。ま、私の場合沢山見ても判別できなくなるだけなのですが。
厳寒のウズベキスタンはなかなか経験できません。ツアー参加者の皆さんが楽しい方々で毎朝起こる「バスのエンジンがかからない」遅延でも楽しく待っていることができました。ツアーってトラブルの時には全く楽です。
おしまい
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この旅行記へのコメント (5)
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- yuriさん 2023/03/16 21:01:51
- 面白かったです。
- Siniさん
こんばんは。
ウズベキスタン日記、全編楽しく拝見しました。
ウズベキスタンは、まわりのあらゆる国の文化が融合していて面白いですね。
あのあたり(と、まとめていいのかわかりませんが、近いところでは敦煌に行ったことがあるのでその印象で)は、果物が美味しいですよね。
イスラム式トイレというのは、個室に小さいシャワーが付いているトイレのことでしょうか?
あと、Siniさんの日記を拝見して
”旅行記グループ”という日記のまとめ方ができることを、初めて知りました。
私ずっと、何かのグループ(コミュニティみたいなもの)と思っておりました(;'∀')
- Siniさん からの返信 2023/03/17 09:29:48
- Re: 面白かったです。
- Yuriさん
コメントありがとうございます。
ガイドのS氏は全ての源はウズベキスタン、などと言ってましたが、日本へもたらされたものは、シルクロード、中国経由なので、確かにそういう一面があるかもしれません。今では日本から再輸入して伝えられている紙製法の技術、矢絣模様、お茶、などなど。
イスラム式のトイレは個室に和式のキンカクシがないもので、足置き場があります。シャワーを使うのでどうしてもびしょ濡れになりがちだと思います。シャワーは使ってないので分かりませんが、、なかなか衝撃です。インバウンドで日本に来る海外の方にとって和式トイレは衝撃なんでしょうね。
旅行記グループの使い方は人それぞれのようです。
今後ともよろしくお願いします。
Sini
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- yuriさん 2023/03/16 21:00:58
- 面白かったです。
- Siniさん
こんばんは。
ウズベキスタン日記、全編楽しく拝見しました。
ウズベキスタンは、まわりのあらゆる国の文化が融合していて面白いですね。
あのあたり(と、まとめていいのかわかりませんが、近いところでは敦煌に行ったことがあるのでその印象で)は、果物が美味しいですよね。
イスラム式トイレというのは、個室に小さいシャワーが付いているトイレのことでしょうか?
あと、Siniさんの日記を拝見して
”旅行記グループ”という日記のまとめ方ができることを、初めて知りました。
私ずっと、何かのグループ(コミュニティみたいなもの)と思っておりました(;'∀')
-
- ドロミティさん 2023/03/08 12:05:26
- ウズベキスタン
- Siniさん、こんにちは!
ウズベキスタンの旅行記とても楽しく拝見しました。
所々に書き込まれたSiniさんの見解も興味深かったです。
初めての中央アジアは私もツアーで行きます!(一体いつになることやら^^;)
一人のPCR検査の為でも病院まで連れて行ってくれるとは有り難いですね。
少々トイレ事情が心配なので、厳寒の時期だけは避けたいな。
皮付きのアーモンドがとても気になりました( ..)φメモメモ
ツアーは移動も観光もおまかせだから楽ちんで、団体行動を乱す輩さえ
いなければ最高ですね。
今回は参加メンバーにも恵まれたようで良かったですね。
次の旅先もお決まりですか?
また楽しみにお邪魔いたします。
ドロミティ
- Siniさん からの返信 2023/03/09 03:45:48
- Re: ウズベキスタン
- ドロミティさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。思い出すと楽しかった真冬のウズベキスタン!なかなか出来ない体験でした。
はい、ナッツやレーズンはマジ美味しかったですよ!ぜひ行かれた際にはお土産にオススメです。ナッツのケーキもすごく美味しくて写真を撮る暇なく食べ切りました笑笑。
ツアーにはツアーの良さが、個人旅行には個人旅行の良さがありますが、コロナ禍がなければツアーは利用しなかったと思います。そうやって旅を先延ばしにしてきたのですが、イスラム教の国へは女性一人旅はかなり厳しいので今回はツアーで大正解でした。
今年はこの路線で行くことに、と考えています。憧れのドロミティやアルプスのハイキングはもう少し先になりそうです。
Sini
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