2023/01/11 - 2023/01/11
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Siniさん
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いつか旅しようと思っていたシルクロード。「いつか」はない、と言うことで、イラン、トルコに次いでやってきた3カ国目、ウズベキスタンの3日目。
ブハラのホテルで朝食の後、シャフリサーブスへバスで移動です。
シャフリサーブスはソグデイアナ(サマルカンド、シャフリサーブスあたりの旧名)の古都で7世紀には玄奘もインドへの途中に立ち寄った記録があるそう。
さらにティムール帝国の建国者、ティムール(1336~1405)の誕生の地でもあります。ティムールは中央アジアから西アジアにかけて、かつてのモンゴル帝国の半分に匹敵する帝国を作りました。
シャフリサーブスでの観光の後は、サマルカンドへ移動します。
よって今日は午前中4時間(270キロ)と夕方3時間(200キロ)の移動があります。
写真は「アミール(王)ティムール」の像
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
朝起きて、朝食会場へ。
アジア ブハラ ホテル ホテル
-
驚くほどキラキラなレストランです。
昨晩のレストランもキラキラだった。ウズベク人はキラキラ好きなのか?
民族構成はウズベク人83%、タジク人5%弱、カザフ人2%強、ロシア人2%強。ウズベク人のほとんどがイスラム教スンニ派です。 -
今日の品揃えもなかなか充実。
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昨日はオムレツにありつけなかったので、真っ先にオムレツを作ってもらいましたよ。
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りんごジュースが美味しい!
チーズその他は普通に美味しい。ウズベキスタン料理は今のところどれも美味しくいただけています。 -
7時半、寒波のための遅延を見込んで30分予定を繰り上げてホテルを出発。
宿泊したホテルの部屋の窓を撮影してみます。うーん、神学校風は神学校とは全然違う、普通の建物に見えます。 -
早々に、日の出が!7:40頃。なんだかすごく強力!!
午前中は270キロを4時間かけて移動予定です。 -
イチオシ
ブハラは砂漠の中にある街。そこからシャフリサーブスへは地図上ではほぼ直線の道です。しかし凍てついた道。
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州の境界にある検問所です。
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ウズベキスタンは日本の約1.2倍の面積。そこに人口は、ソ連から独立した1990年には2,000万人。現在は3325万人。4,000万人になるのももう目の前とのこと。
日本より一回り大きな面積に、人口は1/4です。トラックでの輸送が多いのでしょうから検問が必要なこともあるでしょう。 -
お巡りさんから、「パトカーで先導します」とのお申し出。「いや、大丈夫です」と言っても聞きません。
道路が凍っていて危険な為、バスには先導車が付くことになっているんだそうです。(ほんまかいな?) -
ほぼ直線の道。
高速道路ではありません。ウズベキスタンには高速道路はありません。
周りは砂漠です。この辺りは地下水が豊富なため、背の低い草などが育成する砂漠です。 -
2時間に一度くらいトイレ休憩がありますが、急な強力寒波のため、クローズしているガソリンスタンドが多く、トイレ探しにパトカーと一緒に迷走。
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赤いポットは、お湯を手洗用に用意してくれました。
トイレの水は凍っているため使えません。冬だから臭いがなくて良かったけれど、、、これ以上は書けません。だってトイレはほとんどイスラム式ですから、、うう。 -
すでに3時間遅れ。
パトカーは時速60キロくらいで走ってました。赤信号も突っ切ってました。しかしバスの運転手さんは煽ってました(笑)!
80キロくらいで走らないとドンドン予定から遅れていくようでした。 -
午後2時前、やっとシャフリサーブスに到着。パトカーにお礼を言って、レストランへ。
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レストラン入り口。またまたレストランの名前も何もありません。
どういうことか? -
レストラン入り口から見たバス。なんとなく住宅街の中のような感じです。
バスの下の方が泥だらけ。凍った道を頑張ってくれました。ドキドキしちゃいましたよ。本当に。 -
中庭には洗濯物が干してあります。
今日はウズベキスタンの家庭料理となってます。どんな家庭料理が出るのかな? -
2階に、きれいにテーブルセットされています。結婚式の宴会のようです(笑笑)!
テーブルクロスは伝統柄の「矢絣」(やがすり)です。着物の柄かと思ったらヤガスリはシルクロードから日本にもたらされたんですね! -
サラダ。生野菜が嬉しい。
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汁のないビーフシチュー的なお皿。
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手前の白いのは砂糖飴、パルヴァルダです。
奥の方、左手はピクルス。その後ろは甘くないナッツ。右の白いのは不明。 -
ぶどうもりんごも美味しい!
りんごはちょっとボケた感じですが甘いです。
特にブドウは皮が薄い。しかししっかり種入り。自然なブドウの美味しさ、甘味があります。品種改良していないんでしょうね。これぞ葡萄! -
トイレは1階と2階にありました。
極寒なのでトイレは行ける時に行っておかなければなりません。
こちらのオタクは水洗が使えてホッとしました。 -
さて、シャフリサーブスの観光の始まりです。それにしても凍った道を歩くのでとても気を使います!
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最初に来たのは、「ドルッティロヴァット建築群」。舌を噛みそう。
「瞑想の家」と呼ばれるティムールゆかりの建築群で、モスクと二つの廟です。ドルッティロヴァット 建造物
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除雪はしてくれているんですけれど、、なんせ今日も日中も−10℃以下なので氷が解けません。
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中庭に入って見えるのが、「コク・グンバス・モスク」
ティムールの孫、ウルグベクによって1435~37年に建てられた青い大きなモスクを持つ建物です。 -
モスクの中に入ってみます。
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コク・グンバス・モスクの礼拝所の中。
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模様は彫刻して色をはめ込む象嵌方式と漆喰を削って凹凸をつける方式。この二つの組み合わせだそうです。
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これはどちらか、もう、わからない。
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ミフラーブ。モスクの中でメッカの方向を示す場所です。
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イチオシ
モスクの天井がキレイ!
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こちらは二つある廟のうちの一つ。
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ファサードのタイルがきれい。
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ティムールの孫、ウルグベクが自分の子供のために建てた廟には四つの棺があり、
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靴を脱いで入ります。もう一つの廟は、ティムールが建てた父とその指導者のための廟です。そしてこの写真はどっちなのか不明。
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廟の中でガイドのS氏の説明を聞く。(けれど寒くて何も頭には入ってない。)
外は寒い、しかし中もしんしんと冷える! -
中庭も景色も夏の写真とは全く異なります。
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夏なら手前に水がはられ、美しい緑とモスクなのでしょう。
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次に、「ドルッサオダット建築群」に向かいます。
ドルッサオダット建築群 建造物
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かつては広大な建築群があったところです。
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ジャハンギール廟は修復されています。ティムールが22歳で戦死した長男のために建てた廟です。
大切に育てた子供の戦死がどれほどの悲しみを与えたか、、、 -
壁面のレリーフは一部のみ残っています。
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この白い棺が長男の棺だそうです。
ティムールもここで眠るように棺が用意されていましたが遠征途中で急死した為、サマルカンドに葬られました。 -
お土産屋さんです。
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寒いから、中にこぞって、突入!!
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主に刺繍や織物製品を売っていました。
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ドルでも購入できたのでまとめ買いしました。
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購入したポシェット(一部)。こんな感じです。ミシン刺繍です。ハンドメイドならすごく高価らしい。
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イチオシ
次に「アク・サライ宮殿」へ向かいます。
アムール ティムール像 モニュメント・記念碑
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ティムールが残した最大の建造物である、「アク・サライ宮殿」の跡です。その前に巨大な「アムール(王)ティムール像」があります。
アク サライ宮殿跡 城・宮殿
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城跡の背景に2000m級のザラフシャン山脈が見えます。
雪の下の階段がピカピカに磨かれた石のため転倒者続出!!危険な階段!! -
この像のティムールは、サマルカンドのアミール・ティムール廟に入っていた棺の中の遺骨を調べて、そこから導き出した骨格から作られたものだそうです。晩年は右足が少し不自由だったそうです。
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破壊された入り口アーチだけが残されています。
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この巨大な城は、ティムール生前の1380年から建てられ亡くなった後1405年に完成。
ティムールに対して嫉妬した後々の支配者によって破壊されたということです。 -
入り口の大きなアーチは高さ38メートル。破壊される前は50メートルだったとか。巨大な石の城。
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現在残っているのは入り口のアーチのところだけ。
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シャフリサーブスは小さな町で、歴史的地区に遺跡がまとまっていてまわりやすい町でした。かつては城壁に囲まれた典型的なシルクロードの町。
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ガイドさんがトイレを探して民家へ。
遺跡にあるトイレが寒波のためにクローズしてしまっていたためです。 -
さてここでトイレ問題。このお家の方にお借りしましたが、とても書き表せません。
さて、これからサマルカンドへ向かってバスをとばします。 -
イチオシ
サマルカンドへ向かう途中、バスの中から見た夕陽。
こんなに白いウズベキスタンはあまり見られないそうです。
ここからサマルカンドまで、バスが峠を通れない為、迂回して約200キロを3時間かけて行きます。 -
やっとホテルグランドサマルカンドに到着です。
ホテル グランド サマルカンド スーペリア B ホテル
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すでに20時頃。約2時間の遅延まで遅れを短縮していましたが、夜の凍った道は怖かったです。
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今夜はホテルで夕食です。すでにテーブルセットされていました。
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今夜も輸入品のビールで乾杯!
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サラダが美味しい!
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暖かいスープ、ショールヴァ。中にたくさんの具が入ってます。
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挽肉と付け合わせのごはん。
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アーモンドのたくさん詰まったお菓子。これが1番気に入ったので帰りにスーパーでお土産に購入しました。
日持ちがしないのですが、とっても美味しかったです!!また食べたい。 -
路面はツルツル。
このホテルはサマルカンドの中心から少し離れたところにある住宅街にあり、道を挟んで二つの建物からなっています。 -
私は道路を挟んでの建物を割り当てられました。
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添乗員さんから、昨夜、バスタブなしの部屋で申し訳なかった、と今夜はアップグレードしてくれました。(帰国後、多少の返金もされました)
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入り口入ってすぐ右手のワードローブ。
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入り口入って左手にスーツケース置き、冷蔵庫、電気ポット、テレビ。
テレビは英語ニュースチャンネル一本のみでした。写りが悪い!
電気ポットはちゃんと使えました。コーヒーを2杯飲みました。 -
部屋が広い!
1番よく使ったのはデスクとその椅子ですね。ソファは荷物置き場になってしまった。
角にあるのが中庭に面した小さい窓です。 -
それにしても広すぎて、ここに2泊ですから。嬉しいやら不便やら。
ベッドの右手のドアがバスルームです。 -
トイレ
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バスタブとシンク。
このシンクに化粧ポーチを置く場所がなくて不便でした。 -
結局ポーチはこちらの鏡のところに。広い部屋を行ったり来たり。
窓は中庭に面した小さな窓だけですが、それでも部屋が広いので少し寒かったです。寝るのには問題なかったですが。
さて、明日はこの旅のハイライト、サマルカンド観光です。
つづく
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この旅行記へのコメント (2)
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- pacorinさん 2023/04/02 16:22:03
- お手洗い問題
- Siniさん、こんにちは
おそらく同じ内容のツアーを5月に申し込んでいるので、興味津々で拝見しました。季節が違うので、雪や寒さの問題はなさそうですが、おトイレ事情が気になるところです。なかなかハードルが高いところがありそうですね。昔、イランですごいトイレを見た(使えないレベル)ことがありますが、そんな感じかな・・・と想像しました。
お土産はドライフルーツやナッツが良さげですね。Siniさんの旅行記で予習させていただきます('ω')ノ
pacorin
- Siniさん からの返信 2023/04/05 06:54:48
- Re: お手洗い問題
- pacorin さん
コメントありがとうございます。真冬の旅は厳しかったです。トイレはトランジットのソウルに着くまで悩まされました。
5月なら気候も良く、もっと景色も楽しめると思いますよ!
はい、ドライフルーツは安くて美味しくてサイコーです。おすすめです。それから刺繍のついたポーチやコットンのスカーフも友人たちから予想以上に好評でした。ポーチは中にも布があり、見た目もキレイです。
Sini
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