
2022/11/29 - 2022/11/30
814位(同エリア3441件中)
porculsさん
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仕事で出会う京男が敵キャラばかりで京都嫌いになり、働き出してからプライベートでは京都を避けて何十年も生きてきた(関西人なのに)→うっかりふるさと納税で京都の旅館の宿泊券をもらって、使うのを忘れているうちに晩秋になり、慌てて電話で予約した→11月下旬といえば、京都に詳しい人なら紅葉シーズンだとピンと来るところ、京都音痴だから何も考えずに無防備に現地入りした…ところ!紅葉シーズン真っ盛りで大・大・大混雑の京都でした。
とはいえ1泊2日なので、初日は根性出して最も混雑する嵐山方面に紅葉を見に行き、素敵な五条の旅館で美味しい京料理もいただき、紅葉も日本料理もお腹いっぱい堪能し、2日目は電池切れで、イノダコーヒ行って、南禅寺少し見て、ビストロでステーキ食べて、昼過ぎには帰宅してしまった脱力日記です。ご笑覧ください。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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超久々の、社会人になってたぶん初のプライベート京都旅・2日目の朝は、素敵なお宿「室町ゆとね」の素敵な部屋で、まったり目覚め。部屋の窓を開けると、旅館の中庭が見えて、紅葉も少し見えます。風流な朝。
京小宿 室町 ゆとね 宿・ホテル
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お部屋のヒノキのお風呂で、朝風呂。風流だなあ。
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客室が2階で、食堂は1階。朝ごはんです。
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これは1階ロビーのところ。クリスマスツリーが飾られて、はんなり和洋折衷。
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素敵な中庭を囲んで、読書室やお茶が飲める団らん室みたいな共用部分があります。
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中庭から見上げる自分の部屋(2階)。
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旅館の朝ごはん。
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朝から色々食べられてうれしくて、美味しくて、ぺろりと完食。美味しい~。1泊2日の短い時間ですが、いいお宿でした。室町ゆとね。ふるさと納税のタダ券だから泊まれたけど、後でサイトで料金を確認したら、なかなか自腹で泊まりに行くには贅沢なお宿であること判明。しかも翌年のふるさと納税(京都市)のメニューからは消えていました。次に泊まるなら、自腹だ…がんばって仕事しよう!
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チェックアウトして、荷物を持ったまま、ぶらぶらとイノダコーヒ本店の方へと歩いていきます。これは旅館の近くで見かけた神社。
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風情のある八百屋さん。
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イノダコーヒ本店に到着。並んでましたが、10人も並んでないくらいだったし、ここまで歩いてきて行かないという選択肢もなく、並ぶの嫌いだけどおとなしく並びました。
イノダコーヒ 本店 グルメ・レストラン
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10分~15分くらい並んで、すぐに入れました。1階か2階か選べたので、2階へ。
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普通の「お砂糖・ミルクが最初から入ってるイノダコーヒ」が飲みたくて行ったのに、並んでいる間に(旅の疲れもあって)ぼーっとして、出されたメニューをぼーっと見て「アラビアの真珠をブラックで」と頼んでしまいました。嗚呼。
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デザートも色々美味しそうですが、朝食食べたばかりでお腹いっぱいで食べられず。
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…というわけで、「お砂糖・ミルクが最初から入ったイノダコーヒ」を飲みに来たのに、うっかりブラック。美味しかったのですが。
飲み終わったあと、1階のショップでコーヒー豆やマグカップやシュトーレンなど色々買いこみました。 -
久々のプライベート京都なので、ベタな京都を満喫したくて、「イノダコーヒを飲む」というタスクを一応達成し、次は大丸に阿闍梨餅とか買いに。写真は歩いていて見かけた素敵なお店。柿が干してあったり菊が見事に咲いていたり、京都やわあ。
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大丸に向かって歩いていたら、錦市場があったので、ふらりと入ってみました。
錦市場 名所・史跡
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学生時代に来たときには観光客や修学旅行生でごった返している市場…のイメージだったのが、ここは空いていました。場所によるのか。
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立ち食いというか、買い食いできるお店が増えたような気がしました(神戸の南京町も、昔は普通に店内で食べる中華が多かったのに、今や買い食いの店ばかりだし、世の流れでしょうか)。小さく切ったタコを串に刺して焼いたみたいなのが人気のようでした。
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有名なお漬物屋さんがあったので、家族に送ってあげようかと10分ほど見ていたのですが、決断力がなく、何を買ったらいいか決められずに出てきてしまいました…(ダメダメ)(だいたい、調べておけばいいのに)
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しばらく錦市場をうろうろしたけど、何を買っていいのかわからず、大丸に来ました。阿闍梨餅その他、京都らしいお菓子を買うつもり。
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大阪や神戸の方で阿闍梨餅をたまに買えるときがあっても、朝イチで売切れたり並んでいたりするのに、京都の大丸では誰も並んでなくて、いくらでも買えるのに感動して、自分や家族の分だけでなく、無駄にたくさん買ってしまいました(翌日、職場で女性たちにばらまいたら、全員もれなく感動してくれました)。
ちなみに向田邦子さんが好きだったという「松風」というお菓子も大丸で売ってるかと思ってぐるぐる地下のお菓子売り場を何周も歩いたけど見つけられなくて、近くに路面店もあるはずだけど旅の疲れ(まだ2日目ですが…)で歩いて行く元気がなく、松風、買えず。 -
その後、確かいったん地下鉄で京都駅に出て荷物をロッカーに入れてから、地下鉄で南禅寺に行きました。写真は南禅寺最寄りの「蹴上」駅。「けりあげ」と読んでいたら、ローマ字表記を見ると「けあげ」なのでした。
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駅の地下道には、なぜか動物の絵。大阪市営地下鉄の天王寺動物園の駅みたい、と思って歩きました。(動物園があるのかな?)
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京都に来る前の下調べでは、永観堂とか東福寺とか、北野天満宮とか、いっそ清水寺(遠足くらいしか行ったことない)(ちなみに関西人なのに金閣寺も行ったことない)に紅葉を見に行こうかと思っていましたが、前日の嵯峨野で5年分くらいの紅葉を満喫して紅葉桶がいっぱいになってしまい、「きのう何食べた」のシロさんとケンジの京都旅を真似して南禅寺でも行こうかな、ついでに桜の名所の蹴上インクラインというところが紅葉も綺麗らしいので、ちょこっと足を延ばそうかな、とインクラインへ向かうところ。駅を出てすぐの、ここのお寺の中を通って、
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この表示のところを左に曲がると、すぐにインクラインです(調べていった)。
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しかし…せっかく来た蹴上インクライン、紅葉などどこにもありはしませんでした。ただの線路やん。
インクライン 名所・史跡
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春になると綺麗であろう桜(の枯れ木)が両端にびっしりと。何もないから誰もいません。うう。
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誰もいない線路を歩いていると、線路沿いにホーンテッドマンションみたいな建物が…
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荒涼としたインクラインでした。ちぇっ。
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南禅寺に近い辺りに、少しだけ「紅葉とインクライン」の箇所が。少しだけど。
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お寺に入ってトイレ行きたくなったら、汚いトイレだったら嫌なので、インクラインを出たところにあった京都市国際交流会館でトイレを借りました(すみません)。
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南禅寺に到着しました。これは確か、三門に向かう道だったと思いますが、木の上の紅葉と散り紅葉と和服美人とかいて、素敵な光景(自分で撮った写真を自画自賛)。
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三門です。門というにはあまりに立派な門。
南禅寺 寺・神社
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紅葉を入れ込んで撮ってみました。
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もうひとつ、南禅寺といえば…「きのう何食べた」のシロさんとケンジも来ていた、ローマ時代みたいな疎水。
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紅葉を入れ込んでみました。疎水と紅葉。
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疎水のところは海外からの観光客で大撮影大会になっていて、他の人を入れ込まずに写真を撮るのがひと苦労。特にこのアングルで撮影している人、多し。(自分もこの枠に入って写真撮ってみました。)
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疎水と紅葉。この、疎水の少し上のところにあった庭園が有料で見られるところに人が並んでいて、見ようかなーと思ったものの、疲れて並ぶ気力がなくパスしてしまいましたが、帰宅後、家族にその話をしたら、そこは絶対見るべきだったと言われました。うう。
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疎水と紅葉(写真撮ってるだけのダメ人間)。
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疎水を少し上がったところ(有料の庭園の入り口あたり)の散り紅葉。
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光と散り紅葉。
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三門も有料で上がれるようになっていたのに、これも面倒くさくてパス(←ダメダメ)。
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三門と紅葉。
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これも南禅寺ですが、何の建物か失念しました。何かと紅葉。
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紅葉の写真を撮っただけで、ろくすっぽお寺を見なかった南禅寺参拝を終えて、ここから「疲れたときの自分の悪いくせ」炸裂で、ダメダメすぎる行程をたどります。南禅寺の辺りでランチとも思ったけど、どこも混んでるし、湯豆腐という気分でもなく(一人で湯豆腐もね!)、突然、紅葉も和食も神社仏閣もお腹いっぱい!な気分になり、肉が食べたくなりました。それもフレンチのステーキとポテトフライ(ステック・フリット)が猛然と食べたくなりました。で、いつか雑誌で見て行きたいと思っていた京都市役所近くのビストロに行こうと思い、地下鉄がなさそうなのでバスかタクシーで、と歩き出したものの、バスはよくわからず、タクシーは来ず、よぼよぼと歩いているところ。途中で前を通っただけのウェスティンホテルというか、都ホテル。
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前を通っただけの神社。
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小川と柿。
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鴨川の三条大橋と思われます。すごい距離を歩いてしまい、ぼろぼろで朦朧としています。
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高瀬川だと思って撮った写真(文学部なので、中途半端に「森鴎外!」と思って撮ったつもり)。
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京都市役所まで来ました…
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どこを歩いたのか、メモ代わりに地名を撮影。河原町通。
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京都市役所の建物、素敵です(ちょっと建築フェチ)。
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とんでもない距離を歩いて、めざすビストロ「ブション」に到着。疲労のあまり、人が掃けてから写真を撮る元気もなく。
ブション グルメ・レストラン
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13時すぎてましたが店内はびっしり満員…でも行列にはなってなくて、入り口からのぞくと、端っこの小さなテーブルならすぐ座れるよと案内されました。よかった~。とりあえず赤ワイン。
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食べたかった「ステック・フリット」(ステーキとポテトフライ)のランチ=メニュー上の名前は「はらみステーキ」とか和な名前でした=を頼みました。周りを見回すと、はらみステーキランチを食べてる率がすごく高かったです。パンとサラダとワイン。
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出てきました、はらみステーキとポテトフライ。ステック・フリット。ハーブバターが美味しそうすぎです。
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写真を撮るのもそこそこに、かぶりついて、一気食い!美味しかった~。ポテト1本も残さず、完食。延々歩いて身も心もボロボロだったのに、お肉パワーで疲れが吹き飛びました。京都の人は肉食らしく、京都だから和食だけ、なんてことなく、肉を食べる選択肢もあるんだなあーと、自分の選択をほめてあげました。美味しかった~!!
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食べ終わって、まだお昼すぎ(14時頃)だから、あと1つ2つ何か見て回れるのに、苦手な京都で頑張ったのと、前日めちゃくちゃ歩いた、特に最初の常寂光寺で汗だくになって、汗だくのまま歩いてボロボロになったこと、浴びるように紅葉を見て気持ちもお腹いっぱいになったこと…などで、家に帰りたくなり、まだ昼間なのに帰ることにしました。駅に向かって歩いている途中で見かけた、よしながふみさんの漫画「大奥」で名前を覚えた間部詮勝の、住居跡。
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京都市役所前駅から・・・
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地下鉄に乗って…
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京都駅へ。ロッカーから荷物引き揚げて、往路は新幹線で来たけれど、復路は在来線の新快速で帰ってみたら、大阪まで30分もかからないくらいで、新幹線乗らなくて良かったんだなーと(今ごろ)学習しました。何年関西人やってるんだ…!
京都駅 駅
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というわけで夕方には自宅に戻り、カバンを開けてみたら、買い物大好きな自分にしては驚くほど何も買っておらず、アウェイの京都で緊張して本領発揮できなかったのか…と、いろいろ反省。京都でしか買えないお菓子とか、いろいろ調べて行ったのに…
まあ、今回30年ぶりに苦手意識を克服して遊びに行ってみたのをきっかけに、次は紅葉や桜のシーズンを避けて、のんびりと再訪してみたいです、京都。次回はちゃんとお寺を(写真撮るだけでなく)仏像とか庭園を堪能すべく、予習もしていこう、と反省しました。
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