姉と二人で横浜日帰り2022(3) 動くガンダムに夢中になりすぎて

2022/12/07 - 2022/12/07

動くガンダムが見たい！
そんな私のリクエストで、姉と二人、横浜へ日帰りドライブ旅行に行って来ました。伊勢山皇大神宮と成田山 横浜別院にお参りして、昼食はレストラン「英一番館」へ。

食事を終えたところで、時計を見ると、あと5分でガンダムが動く時間！
あわてて会計を済ませ、横浜ガンダムファクトリーへ向かいました。

この旅行記では、スケジュール中の「山下公園」から「横浜ガンダムファクトリー」までについて書いています。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「2）成田山 横浜別院に参拝
　https://4travel.jp/travelogue/11802497」からの続きです。

----------------------
昼食を食べ終え、時刻は12時40分。
窓から見える横浜港の景色を楽しんでいたいけれど、時計を見ると、あと5分でガンダムが動く時間！
慌てて会計をすませ、山下ふ頭へ急ぎました。

12時45分、ガンダムが動いているようですが、
遠すぎて、わかりません(´Д` ;)

巨大ロボット「ガンダム」が立っているのは、埠頭の先に建てられた「横浜ガンダムファクトリー（2020年12月19日から2023年3月31日まで営業中）」。

ここではアニメのガンダムが二次元の世界を飛び出し、三次元の巨大ロボットとなって目の前で動く姿を見れるのです。
ガンダムの動きやBGMは数パターン用意され、毎時20分と45分から始まります。

この日の12時45分からは「スタンバイモード」と呼ばれる演出ショーが、5分20秒間に渡って行われていました。
内容や時間は曜日によって変動するので、公式サイトで事前に要チェックです。

それにしても、ここから見るのは無理がある。
カメラをズームしても、この小ささ（T_T)
（画像の黒い点は「カモメ」です）

とは言え、近くまで行く間にショーは終わってしまいそう（～～；
ここは12時45分からの回をあきらめ、次にガンダムが動く13時20分まで、姉の案内で山下公園を散策することにしました。

山下公園を東へと歩いていくと

面白いフォルムの噴水を発見。
こんな噴水があるとは知りませんでした（＾。＾）

噴水脇の階段を登ると、ガンダムが見える場所に出ました。

ここからも、すごく遠い…（+_+）

フェンスに張りついても、この小ささ。

あっ！
ガンダムの手前に停車しているのは、連節バス BAYSIDE BLUE （ベイサイド ブルー）！

全長18mという長～いこのバスは、日本初の国産連節バスです。
運行が開始されたのは、2020年7月から。
横浜駅東口からアンパンマンミュージアム、パシフィコ横浜ノース、パシフィコ横浜、山下エリア、中華街、赤レンガ倉庫など8ヶ所を結んで走ります。運賃は均一料金で、220円。

運行開始までの数々の苦労をネット記事で読みました。
一般的な大型路線バスの長さは、11m前後。また、日本の公道を走る車両は、全長12mまでという決まりもあるそうです。
そのため、この長い連節バスを走らせるのは容易ではありませんでした。道路の幅員を広げたり、新たに整備工場の設備を整えたりしたそうです。

また、ベテラン運転手でも左折が難しい交差点があったが、公道では練習できないため、営業所内に交差点を再現し、練習を重ねたそうです。
横浜市交通局の乗務員1,100人のうち、このバスに乗務できる運転手は、たった22人だけ。

連節バスなんて、海外では珍しくもなく、何度も乗車したことがあるけれど、そんなに大変なものだとは知りませんでした。今回、乗車する機会はありませんでしたが、いつか乗ってみたいです。

時計を見ると、まもなくガンダムが動く時間です。
来た道を戻り、横浜ガンダムファクトリーへ行こうとすると、

まるでスペイン バルセロナのグエル公園！

ここは、山下公園の最奥部にある「世界の広場」。
黄葉した二本の木は、塔門のように見えました。山下公園には何度も来たことがありますが、こんなエリアがあるとは知りませんでした。

さすが、横浜が大好きな姉。
今回、旅行プランを任せて良かったです。
お姉ちゃん、ありがとう（＾＾）

山下公園 公園・植物園

横浜ガンダムファクトリーまで歩いてきました。
13時20分からの演出ショー「FOO / AI Awakening！ フル」が、すでに始まっています。

観覧料は、おとな1,650円。
さらに、特別観覧デッキ「ガンダム ドック タワー」に上るなら、プラス3,300円。けっこうなお値段です。

特別観覧デッキに登れば、ガンダムを間近に見れます。
が、そこまでして見なくてもいいかな～。
外から無料で見えるエリアがあったので、まずはそこから見ることにしました。

すごい！ でかい！
アニメで見たガンダムが、目の前にいる(o´▽`o)ノ
そして、動いてる!!!!

姉の影響でアニメのガンダムを見ていた私。
もう一気にテンション上がりまくり!!!!

以前、このガンダムが完成するまでの日々を追ったドキュメンタリー番組がテレビ放映されました。

関節部分にかかる、ものすごい重量。
その重さに耐え切れず、破損する部品。
負荷を軽減するには、部品点数の削減や軽量化が必要。
けれど、細やかな動きの実現には、どうしても削れない部分がある。
その葛藤と、試作の日々。
そうした苦難の末に完成したガンダム。

膝を折る、指を動かす。
そんな単純な動きを再現することが、いかに難しいか。

それを知った上で、目の前で動くガンダムを見ていると、開発者でもなんでもない私ですら、感無量(T-T)　涙が出そうなほど感動しました！

…と言いながら、ここからタダ見をしてごめんなさい（＞＜）
すぐそばに置かれた拡声器からは、大音量で案内アナウンスが流れ続けていました。入場していれば聞こえるはずのBGMなどは全く聞こえません…。

無料で見るな、入場しろという無言の圧力か（￣▽￣；）
でも、今さらここから動けない。
ガンダムの一挙手一投足から目が離せないのです。

カメラのファインダーを通してしか見ないのは、もったいない。
カメラの位置を動かさないように。
顔だけ動かし、実際に目でもちゃんと見て。
再び、夢中でシャッターを切り、動画も撮影。

気づけば、周囲にいた人たちが誰もいない（＠ｏ＠）
そうっと辺りをうかがうと、皆、端っこによけて立っている（○□○；）

あとで画像を見返したら、ずいぶん前から周囲に人はいませんでした。
それなのに、全く気づいていなかった愚かな私…。

後方には、大勢の見物客がいる気配。
その見物客とガンダムの間、しかもど真ん中の位置に立っている私は、どれだけ邪魔な存在だったことでしょう。

恥ずかしくて、後ろを振り返れず。
あぁ、皆さん、ごめんなさ～い（＞＜）
心の中で土下座しました。

13時36分、ショーが終わりました。
何気ないふりを装い、後方にいる姉のもとへすごすごと撤収。

姉は「みんな、気にしてないよ」と慰めてくれましたが、早くこの場を立ち去りたい…。

でも、あっという間の11分45秒間。
動くガンダムを堪能できて大満足＼(^。^)／
また来ることがあったら、今度は入場して正面から見たいです。

以上、この後は「4.帰るつもりが、再びガンダムファクトリー」https://4travel.jp/travelogue/11808162　へ続きます。