2022/12/29 - 2023/01/03
220位(同エリア888件中)
ヌーピーさん
コロナ前に購入したシドニー便のチケットを使うためのオーストラリア旅行、せっかくなのでウルルまで足を延ばすことにしました。
この回ではウルル エアーズロックリゾートでの滞在、サンライズ&風の谷とカタジュタツアー、サンセットツアー参加の様子です。
ウルルは持ち主であるアナング族の聖地です。その伝統を政府が尊重し、彼らの聖地が写真や映像に映らないよう厳しい規制を設けているため、写真撮影禁止の区域がありました。商業写真で許可されているのはこの旅行記の表紙の面だけなので、どのガイドブックやパンフレットを見ても同じ様子だったのです。
表紙は夕日を受けて赤く輝くウルル
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エアーズロックにはグレード違いでいくつかのホテルがありますが、すべてはリゾートの敷地内にあって循環バスが運行されいます。
こちらはチェックイン時にもらったリゾート内の案内図 -
さっそく徒歩10分程度のTown Square という名の小さなアーケードに来てみました。スーパーマーケット、郵便局、ATM、土産物店が並んでいます。
後から知った話ですが、このスーパー一軒で観光客だけでなく、近隣に住む住民の人々、ホテルや旅行会社で働くすべてのスタッフさんの生活が賄われているそうです。品揃えは工具や薬も置いてあり通常生活をする分には十分、お酒以外は揃います。 -
夕方から少し散策してみます。湿度は低いですが気温は35℃程度、10分に一回は飲水して脱水を予防しながら歩きます。
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ラクダ牧場に到着です。ホテルの人に「遠いわよ」、と言われた通り徒歩30分以上かかりました。
ウルル キャメル ツアーズ アクティビティ・乗り物体験
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こちらではラクダに乗ってサンライズを見るツアーを催行しているので、ラクダたちはその準備中でした。
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声をかけて見学させてもらいました。
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ここではいくつかの動物が飼育されています。
こちらはサンライズツアーには出ないペット的なラクダ。フレンドリーで触ることができました。 -
イチオシ
暑すぎてヘソ天で昼寝中のワラビー
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オーストラリアの鳩にはトサカがあり日本の鳩よりスタイリッシュ。バリケンと水牛は避暑で水道下の水受けの中で寛いでいました。ラクダや水牛の近くにはおいしいと言われるホロホロ鳥がうろちょろしていていたり、動物たちがのびのびしている様子を楽しめました。
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ウルルがきれいに見られるという、高台のUluru Lookout に立ち寄ります。
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地面は乾いた赤土です。遠景にごつごつした形のカタジュタが見えました。
この赤土色は手強く、帰国後に靴底を洗っても落ちていません。 -
全貌を眺められました。
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戻ってホテル内レストランでディナー
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予約必須です
アングリ・グリル 地元の料理
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前菜でホタテ
海から遠く離れたレストランでも牡蠣やホタテが食べられます。 -
こちらはオージービーフのグリル
ウェイターさんがのんびりしていますが味は良いレストランでした。 -
翌朝のサンライズツアーに備えて国立公園の入場パスをwebでカード決済、AppleWalletに保存できて便利です。
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年末のエアーズロックは夏真っ盛り、当然日の出時刻は早く日の入り時間は遅いです。
サンライズツアーは4:50集合で向かいます。
Google mapsで自分の位置を確認するとアナング族の聖地の制限エリア内に入っていて、やっとここまできましたと言う気分(ハートマークの場所がホテルでエリア外)ウルル(カタ ジュタ国立公園) / エアーズロック 国立公園
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サンライズ観賞ポイントのタリングル ニャクンジャに着きました。iPhoneカメラの性能が良くて写真に撮るとウルルの姿を見ることができますが、肉眼ではまだ真っ暗です。
エアーズロック サンライズ 自然・景勝地
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ツアーで用意してくれたスナックと飲み物を持って展望台で日の出を待ちます。
このスナックを選ぶときに黒い瞳の私はスナックのラベルが見えなくてライト片手に選びましたが、薄い色の瞳を持った欧米系の人には判別が付くほどに見えているようでした。そんな違いがあると聞いてはいたけど目の当たりにしてビックリでした。 -
ウルルとは反対側の東の空が白んできました。
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明るくなったけど雲がちでいまいち
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サンライズ観賞用展望台は大きな駐車場完備
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トイレも整備されていました。
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続いて風の谷を散策します。
こちらもアナング族の聖地で伝説があるそうです。しかし、部族の中だけで口頭伝承されているので外部の人は知ることができません。風の谷 自然・景勝地
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両側に切り立った岩が大迫力です。
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乾いた土地ですが雨が降ると小さな小川が出現するようです。
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日中はコバエが飛んでいます。大群ではなくて数匹なんですが顔の周りを飛ばれると気になるので、Amazonで購入して持参した顔用虫除けネットが役に立ちました。
画像はAmazonから借りました。 -
水があるので植物が生えています。これは細長いレンゲのような花
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こちらは色鮮やか
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ウルルカタジュタエリアではスマホの電波が弱く、辛うじてアンテナ1、2本立つのが元国営のTelstra(テルストラ)のみなので、数箇所に緊急用衛星電話が設置されていました。
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カタジュタは岩の集まりなので、見る方向によって形が変わります。
オルガ岩群 (カタ・ジュタ) 山・渓谷
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ガイドさんの解説では、定期的に山火事が起こって植生が更新されているとか、この地にとって山火事=悪いことでは無いそうです。
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サンライズもサンセットも大型バスでの催行です。荷室に飲料水タンクがあり持参した水筒への給水が可能で、飲料水には困りませんでした。
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11時前にはホテルに戻って一休みして午後3時すぎからはサンセットツアーへ出かけます。
こちらはハウスキーパーのワゴンにあったかわいい掃除機 -
午後のツアーではウルルの麓をバスで一周しながら説明を聞いたり、民俗センターに寄って簡単な歴史展示を見学しました。
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商業写真に載らない面はゴツゴツしています。遠景で見ると何かが彫られているように見えますが、自然が作り出したものです。
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穴が空いている面もあります。
ガイドさんの説明では、口頭伝承は女性だけ、男性だけに伝えられるものがあり、女性と男性の祈りの場は別で、アナング族の伝統は男女の区別がはっきりしていると感じました。 -
降車して壁画や水場の説明もありました。
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大型のトカゲに遭遇
ウルル-カタジュタ カルチュラルセンター 建造物
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その後サンセット見学のポイントにやってきました。
この日は大晦日、2022年最後の日没です。
ツアー会社がワインやビール、おつまみを用意してくれるので飲みながら鑑賞します。エアーズロック サンセット 山・渓谷
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日が当たって赤く輝くウルル、神秘的でした。
アナング族のことや地学的なことの説明にはお腹いっぱいでしたが、この瞬間を見られてツアーに参加してよかったと思えました。 -
その後、部分的に虹が出てますます幻想的でした。
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ホテルの部屋でVPN接続のNHKプラスで紅白を見ながら、時差は日本+30分なので一足お先に年越しをしました。
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明日はシドニーへ移動します。ウルルよりは涼しい28℃、快適に過ごせそうです。
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