2017/09/22 - 2017/10/04
814位(同エリア1379件中)
わかばさん
9/25 4日目ナポリ市街地観光からポンペイ遺跡へ
この日の最高気温は23度、朝は10度台で、寒いくらいです。天気は晴れて観光日和です。
船は、10時30分には、ナポリ港に到着しました。予定では13時です。これはかなり早く到着です。
ナポリでの観光は、ポンペイに向かいます。個人的には、カプリ島にあこがれていたが、残念ながらツアーということで断念しました。
このポンペイ観光でハラハラな事件が発生します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ジェノバの港を出航すると揺れることもなく大型客船は地中海を進みます。
この日は疲れからすぐに眠りにつきました。
ところが時差ぼけからか、午前1時ころには起きてしまう。
うとうとしながら朝4時にはベッドを離れ、船のデッキに出てみる。船は滑るように地中海を進む。朝5時ころには、少し朝日が見えてくる。地中海の素晴らしい景色を見ながら船旅を楽しむ。朝7時ころ朝食に向かう。この日一回目の洗濯に挑戦「ズボン、シャツ、半ズボン」の3枚を洗いベランダに干す(本当は景観が悪いのでよくない)ことにしました。 -
この日の最高気温は23度くらいでナポリの町並みは輝いていました。
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ツアーでの観光はバスで、ナポリ観光後ポンペイに向かうことになっています。船の6階に集合して、4階から下船しました。
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最初は観光バスでナポリの市内を観光。地中海を望みポンペイを遠景で眺める。その横には、ポンペイを火山灰で埋め尽くしたレスビアス火山が見える。さらにカプリ島も近くに見えました。
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美しいナポリの海岸では、結婚する二人の写真撮影が行われていました。
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ナポリの市街地の道路の混雑はひどいもので、よく事故が発生しないものだと感心した。
その後高速道路を利用して1時間ほど離れた「ポンペイ」に向かいました。 -
ポンペイの街に到着。まずトイレに向かう。一人50セントでした。
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ここに何メートルもの灰が積もり都市を皆殺しにしてしまったとのことに驚きました。
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ポンペイが遺跡となったのは西暦79年8月24日のことだそうです。10kmほど離れた場所にあったヴェスヴィオ火山が突如噴火し、街には一昼夜に渡って火山灰が降り続けました。翌25日には火砕流が発生し、すでに火山灰に覆い尽くされていた街を完全に飲み込んでしまいます。これにより、ポンペイは完全に地中に埋もれてしまいました。当時ポンペイには2万人ほどの市民が暮らしていましたが、街にとどまったり、逃げ遅れた人々約2千人が犠牲になったと言われています。
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まずは大劇場に向かいました。この大きな円形劇場も火山灰が積もりすべて灰の下になったとは想像ができない光景です。それほどすさまじい火山灰が積もったことが推察されます。
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その当時すでに道路も整備され馬車の轍の後もしっかり残っています。
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歴史的に見れば悲劇としか言いようのないこの出来事ですが、火山灰が街を隙間なく覆い尽くしたことで壁画や美術品の劣化が最小限に食い止められ、結果として街は非常によい保存状態のまま保たれることになったそうです。
わかりにくいのですが壁画も残っています。 -
二千年前の建物も残っています。
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この遺跡は、発掘の途中で科学者が空洞を見つけそこに石膏流し込み人物の型が現れそこから一瞬に火山で埋もれたことがはっきりとしたそうです。それにしてもすさまじい威力でこの町を襲ったと考えられます。
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釜土のあと
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室内の装飾の美しさに驚きました。
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彫刻がそのまま残っていました。
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ふと、見上げるベスビオス火山がそびえていました。このベスビオスの言葉は毎年経験している地元の大きな花火として紹介されることがあり、なんとなく親しみを感じさせる思いでした。
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さて、ここで大事件が発生します。
現在の時刻はすでに17時を過ぎ船の出航は19時どう見ても遅れそうです。
添乗員さんからは17時30分の集合の指示。これでは間に合わないのではと、一緒のツアーの皆さんと話していると、やっとぎりぎりの状況を添乗員が理解し、一気に焦って船に戻ることになりました。幸い、少しの渋滞で19時少し前18時45分頃に船に戻ることができました。
この日の夕食は、ぎりぎりで夕食時間は30分以上短い状況でした。
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もしこれが個人の旅行なら間に合わなければ、次の寄港地「シチリア島」まで、自分で移動することになります。ツアーの場合はどうなるのか不安でした。
この日の夕食もいつものレストランでしたが、残念なことにゆっくり食べることができずに大ホールのショーを見学することになりました。
さて、この船旅で夜空の「星」の存在を強く感じたことはありません。地中海を走る船は素晴らしい星空がついてきました。天候にも恵まれ神秘的な星の輝きを感じながら毎日過ごすことができました。
ポンペイの当時の人たちもこの星空を眺めていたたのだと思うと不思議な気持ちになりました。
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