門司港レトロ1泊2日

2022/12/16 - 2022/12/17

寒い時期の方が観光客が少なく、ゆっくり見て回れると考えて門司港レトロ地区および周辺のスポットをを1泊2日で訪問しました。行程は下に示します。また交通手段は主に車と徒歩でした。
まず初日は門司港レトロ地区の周辺部の観光スポットを巡ることにしました。初めにJR門司駅周辺のスポットを見て回ります。4か所見て回りましたが、この中で絶対外したくないスポットは赤煉瓦交流館と仏願寺です。赤煉瓦交流館は非常に大きな赤煉瓦の建物で、元はビール工場でした。現在は多目的ホールの赤煉瓦ホール、会議室室、レストランがあります。各種イベント、会議など地域交流やまちづくりのために利用されてます。仏願寺は浄土真宗のお寺として16世紀末に創建されたものです。幕長戦争で本堂や鐘楼などの建物は消失しましたが、ご本尊(阿弥陀如来)は焼失を免れ、明治時代に本堂や鐘楼が再建されたお寺です。この地区の散策を終えて、昼食後にノーフォーク広場に向かいます。ここは広い駐車場があり長時間駐車しても迷惑をかけません。めかり観潮遊歩道を散策しながら関門海峡の景色、目前に迫って来る迫力の関門橋を見ながら和布刈神社に向かいます。和布刈神社は旧暦正月に行われる和布刈神事で有名な神社です。参拝した後は寒かったのでノーフォーク広場に戻り、早い目に「ホテルルートイン門司港」にチェックインしました。
翌日は門司港レトロ地区の散策をしました。特に見たかったのは、北九州大連友好記念館、北九州旧門司税関、三宜楼です。特に三宜楼は九州最大クラスの料亭と言われ、石垣の上に建つ巨大な木造三階の建物です。近くで見ると、まるでお城のようで威圧感のある建物です。二階には舞台付き百畳の大広間、三階には高浜虚子の句が飾られた俳句の間があります。手の込んだ意匠に驚かされます。
第1日(12/16)　
(午前)JR門司駅付近の散策。コースは大里海岸緑地公園→赤煉瓦交流館→豊前大里宿址→仏願寺
(午後)ノーフォーク広場→めかり観潮遊歩道→和布刈神社→ホテルルートインホテル門司(泊)
第2日(12/17)　
ホテルルートインホテル門司→ブルーウィングもじ→門司港レトロ観光物産館→北九州大連友好記念館→北九州旧門司税関→門司港レトロ中央広場→栄町銀天街→三宜楼

エリア 門司・関門海峡(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

大里緑地公園は関門海峡沿いにあります。海峡を行き来する船を見ながら散策したり、休憩したりできます。門司駅からも遠くありません。

大里海岸緑地 自然・景勝地

赤煉瓦プレイスには大きな赤煉瓦の建物が並びます。元はビール工場でした。現在は市民交流の場として使われています。

門司赤煉瓦プレイス 名所・史跡

ビール工場であったころの名残り品が残されています。

豊前大里宿址にある石碑

豊前大里宿趾 名所・史跡

豊前大里宿後にある松と宿場地図

仏願寺山門にはイチョウの黄葉が残っていました。

仏願寺 寺・神社・教会

仏願寺本堂です。

北九州市と姉妹都市の名を使ったノーフォーク広場です。横は関門海峡です。駐車場もあるので関門海峡を見ながら散策するのに利用しやすいところです。

ノーフォーク広場 公園・植物園

の＾フォーク広場にはノーフォーク市の市章と地図をモチーフにした錨があります。

関門海峡のすぐ横にある「めかり観潮遊歩道」です。

めかり観潮遊歩道 公園・植物園

旧暦正月に行われる和布刈神事や松本清張の「時間の習俗」で有名な和布刈神社です。

和布刈神社 寺・神社・教会

宿泊したホテルルートイン門司港。門司港レトロ地区に徒歩(15分もかかりません)でも行けます。

ホテルルートイン門司港 宿・ホテル

ブルーウィングもじは、1時間に1回開く橋です。この橋を利用すると門司港レトロ地区の北側と南側を行き来するのに便利です。

ブルーウィングもじ 名所・史跡

門司港レトロ地区(北部分)にある観光物産館です。土産物店、レストラン、カフェなどがあります。観光情報も得られるので便利です。

おみやげ かいもん市場 お土産屋・直売所・特産品

北九州大連友好記念館です。赤煉瓦の赤と石材の白の配色がきれいです。また尖塔が建物のアクセントになっています。1階には中華料理のレストランがあります。

2階に上がるとソファーがあり休憩することもできるスペースもあります。

なかなかオシャレな内装でした。大連市を紹介する資料も並んでいます。

旧門司税関も見どころのある建物です。

北九州市旧門司税関 名所・史跡

1階ロビーは吹き抜けで開放感があります。またソファーが並べてあり、門司港レトロの建物や海を見ながら休憩ができます。

建物の随所に赤煉瓦の壁が残されています。

窓からは門司港レトロ地区がよく見えます。船溜まりの向こうは海峡プラザです。

税関についての資料がたくさんあります。密輸の手口などもよくわかります。

門司港レトロ中央広場です。イベント用のテントが設営されていました。

門司港レトロ中央広場 公園・植物園

門司港レトロ中央広場からJR門司港駅方面を見る。

三宜楼に行く途中に立ち寄った栄町銀天街です。長さ300mほどのアーケード商店街です。門司港が栄えた頃は賑わったことでしょうね。シャッターを閉じている商店が散見されました。

栄町銀天街を南側に歩くと三宜楼坂です。三宜楼の巨大な建物が迫ってきます。

三宜楼の玄関です。

三宜楼 名所・史跡

玄関の扉を開けると、まっすぐな廊下が見えます。

2階にある大広間は舞台まで含めると100畳ほどあります。今でも踊りの発表会などに使われているそうです。

3階には高浜虚子ゆかりの俳句の間があります。高浜虚子に句が飾られています。

3階からは近くにJR門司港駅をはじめ門司港っレトロ地区も見えます。

欄間などに使われている意匠を一覧にしてあります。