2022/10/11 - 2022/10/11
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j-ryuさん
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☆2022年の紅葉の幕開け、今年は那須岳から。
出発当日は前夜からの雨が上がらず
那須岳の駐車場で雨が止むまで車中で1時間も待機、
ようやく雨は上がったものの山も紅葉も濃いガスの中。
さらに弱り目に祟り目でカメラのトラブルまで・・・・
Part1ではそんな悲観的な状況の中ではありましたが
天気も徐々に回復し那須岳周辺で紅葉随一の姥ヶ平や
ひょうたん池を堪能しました。
Part2では牛ヶ首分岐から高雄口までと
折り返しから終点の峠の茶屋駐車場までご紹介します。
残念ながらカメラの設定ミスで思い通りの写真は撮れませんでしたが
今年初めての素晴らしい紅葉は
瞼と心にしっかり焼き付けることができたので満足です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
☆那須岳(茶臼岳)周辺Map
※地理院地図に加筆
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#15/37.121112/139.970047/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0f0 -
☆那須岳(茶臼岳)周辺Map
※Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.1249024,139.9659662,1983m/data=!3m1!1e3
黄色い線が今回歩いたルート。
って毎年代わり映えしませんが・・・(^_^;)。
那須岳(茶臼岳)はお隣りの県ですが、那須連峰は福島県との県境の山々なので、
我が家から那須ロープウェイの山麓駅まで早朝なら一般道でも
1時間と近いんです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首:茶臼岳溶岩ドーム
牛ヶ首から見上げた茶臼岳の溶岩ドームです。
峠の茶屋登山道からの周回登山道と
那須岳ロープウェイ山頂駅からの周回登山道が出会い、
姥ヶ平へ降りる地点が牛ヶ首分岐点(1718m)です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首:茶臼岳溶岩ドーム
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首: 茶臼岳溶岩ドーム
一般的に那須岳と言うとこの茶臼岳を指しますが
那須連峰(茶臼岳、三本槍岳、朝日岳、甲子旭岳、鬼面山、南月山、黒尾谷岳)
全体を那須と呼ぶこともあります。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首~姥ヶ平ビュー
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首 茶臼岳溶岩ドーム
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首~姥ヶ平ビュー
この写真手前のガレ場は5,6年前までは噴気が上がっていましたが
今は完全に沈静化しています。 -
☆日の出平への鞍部(コル)の噴気孔 (※ 2016/10/11 撮影)
5,6年前までは噴気が上がっていた日の出平への鞍部(コル)西側斜面です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首~姥ヶ平ビュー
日本の紅葉は世界有数の美しさだと言われます。
理由は紅葉樹の種類が多いので色付き方が華やかなことによります。
欧米の多くは氷河期に氷河に覆われ多くの植物が絶滅したので
植物の種類が限定的なので紅葉の色彩も単調なことが多いようです。
日本は緯度的なものや周囲を海に囲まれ氷河が発達しなかったこともあり
多種多様な生物層が保たれので紅葉も色彩豊かなんだそうです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首~日之出平コル(鞍部)
三つの尾根が合わさる地点が日の出平。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首~日之出平へのコル(鞍部)
茶臼岳の牛ヶ首から日の出平(1786m)尾根筋では、
例年5月下旬にミネザクラが見ごろを迎え山肌を淡いピンク色に染めます。
ミネザクラは標高の最も高いところに自生するサクラで、
秋には赤く紅葉します。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首~日之出平へのコル(鞍部)
尾根斜面の緑の芝生のようなものはササの群生です。
那須岳周辺の標高1,200メートル付近では、オクヤマザサ、チシマザサ、
クマイザサ、ヤヒコザサ等ササ類が広い範囲に渡って群生していますが、
遠くから見極めるのは困難です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面:日の出平コル(鞍部)
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&日の出平コル(鞍部)
6,7年前は茶臼岳南西斜面からも噴気が上がっていましたが
今は完全に沈静化しています。 -
◆山燃ゆる錦秋の那須岳Part1~茶臼岳南西斜面の噴気孔
(※2016/10/11 撮影)
6年前の日の出平を望む茶臼岳南西斜面の噴気孔です。
これ以前は盛んに煙が立ち上っていましたが、
年々活動が沈静化し今年はまったく出ていませんでした。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&日の出平コル(鞍部)
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&日の出平コル(鞍部)
姥ヶ平のような一面の紅葉は当然素晴らしいですが
広葉樹はそう多くないものの
緑の絨毯のようなササ原と紅葉の取り合わせも素敵だと思います。 -
◆山燃ゆる錦秋の那須岳Part1~茶臼岳南西斜面の噴気孔
(※2016/10/11 撮影)
風が無いと噴気は真上の立ち上がり霧が立ち込めたように見えてきます。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&日の出平コル(鞍部)
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&日の出平コル(鞍部)
白っぽい木々はダケカンバだと思います。
遠望では正直言ってシラカバと見分けが付きません。
でもこの辺りの標高は1600~1750mほどあるので
ダケカンバの可能性が大きいと推察できます。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&日の出平コル(鞍部)
◎シラカバ(白樺)とダケカンバ(岳樺)の見分け方①
シラカバは温帯から亜寒帯地方に多く見られるカバノキ科の落葉樹で、
樹皮が白いことからシラカバと呼ばれています。
ダケカンバもカバノキ科ですが
シラカバよりも標高が高い場所に分布し
おおよその目安は標高1500mくらいが境界のようです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&茶臼岳(1915m)
威風堂々とした那須岳(=茶臼岳)山頂と溶岩ドーム -
☆当町の借宿橋から望む那須連峰の夕焼け(※2022/11/9 撮影)
上記の那須岳(=茶臼岳)の反対側の当町借宿橋から望んだ
那須連峰の夕焼けです。
茶臼岳は栃木県ですが北側は福島県で当町まで
直線距離なら35kmほどしかありません。 -
☆当町の借宿橋から望む那須連峰の夕焼け(※2022/11/9 撮影)
黒尾谷岳~茶臼岳&朝日岳までは栃木県で
三本槍岳は栃木&福島の県境
三本槍岳から右手の山々は福島県です。
三本槍岳は山の形状が槍なのではく
江戸時代に三本槍岳は栃木県の黒羽藩と福島県の白河藩、会津藩の
藩境の山で3藩が山頂で3本の槍を立てて
藩境を確認した故事による山名です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&日の出平コル(鞍部)
◎シラカバ(白樺)とダケカンバ(岳樺)の見分け方②
それでなくても遠目では見分けにくいダケカンバとシラカバなので、
混在する場所では尚更難しいです。
芽吹きの時に白樺の方が早く芽吹くので見分け易いかも。
またダケカンバの樹皮は赤茶色がかっていて、紙のようにペラリと剥け
葉にやや光沢があります。
シラカバはダケカンバのような樹皮の剥け方はせず
樹皮色はペンキを塗ったようなにベッタリした白です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
牛ヶ首分岐点からロープウェイ山頂駅に向かうと
南側に高雄温泉口登山道の谷筋が開けてきます。
この高雄温泉口登山道谷筋は姥ヶ平と並んで紅葉が美しいスポットです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
午前中、牛ヶ首方面から高雄温泉口登山道谷筋方面は東に当たり
逆光になりますが、紅葉は透過光効果があるので
逆光でも全然キレイに見えます。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
現在のようにロープウェ整備されていない頃は恐らく
那須岳登山は那須湯本温泉から高雄温泉を経由して
この谷筋を登ってきたのでしょう。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
◎シラカバ(白樺)とダケカンバ(岳樺)の見分け方③
私がいつも見分けの目安にしているのは成木の枝です。
ダケカンバの成木は細かい枝の先端近くまで白ですが
シラカバの枝は黒ずんでいます。
でも実際は近づいてみないと判別は難しいです(^^;)。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
ま、どの見分け方にせよ遠望では確定はできませんが
標高や登山道沿いの木々を見る限り、
ダケカンバであろうと思われます。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
高雄温泉へは那須湯本の温泉神社脇の細道を2kmほど山奥に入った
山中にあり、高雄温泉おおるり山荘の1軒宿です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
高雄温泉は茶臼岳の東側中腹、高雄股川の上流に位置し、
別名高雄股温泉とも呼ばれています。
歴史は古く江戸時代の万延年間(1860年~1861年)に発見されました。
その当時は山岳信仰が盛んで、高雄温泉は温泉(ゆぜん)様の湯と神聖視され、
長い間浴用に供されませんでしたが、
白湯山信仰の行者が身を清める湯となり、御行の湯と呼ばれるようになりました。
明治時代には浴場を上流の源泉の傍らに移して、湯の花の採集が行われました。
湯量はドラム缶で1日8000本分が自噴しているそうです。
温泉の泉質は硫化水素・砒素含有酸性明礬泉。温泉の効能は疲労回復・健康増進・皮膚病・胃腸病・婦人病etc。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&茶臼岳(1915m)
那須連峰の中でも茶臼岳は今なお噴煙(噴気?)をあげる活火山ですが、大規模な噴火は1408年から1410年の活動で、茶臼岳溶岩ドームが形成されると共に、噴出した溶岩による火砕流が発生し、犠牲者180余名を出したとの記録が残るそうです。
その後も小規模な噴火は度々あったそうで、直近では1960年、1963年に小規模な水蒸気噴火があったそうです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&茶臼岳(1915m)
近年では御嶽山や草津白根山、新燃岳などがが噴火したばかり
我が家は茶臼岳から直線距離でわずか35Km。
さすがに噴石や火砕流などの被害の怖れはありませんが
火山灰は風向きによっては相当被害を受けそうなので
他人事ではありません。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
那須岳山麓にはたくさんの温泉があります。
中でも茶臼岳直下、標高1000m級に点在する温泉は“那須七湯”と呼ばれています。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
“那須七湯”は泉質・効能が異なる自然湧出泉で、次の七湯からなります。
三斗小屋温泉(1142年)、大丸温泉(1691年)、北温泉(1696年)、弁天温泉(1841年)、八幡温泉(1890年)、高雄温泉(1860年)、那須温泉元湯(630年) -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
今から1300年以上前の西暦630年に発見された那須温泉元湯は、
白鹿の湯治の逸話から【鹿の湯】と名付けられ、
一番高い温度48度から温度の違う浴槽が並び、
最初に頭から高温の温泉を大人ならひしゃくで
200回「かぶり湯」するという独特の入浴法があります。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
火山の温泉と言うと白濁した温泉をイメージしますが
那須七湯で白濁湯は【鹿の湯】と【高雄温泉】だけです。
この二湯は元々自然に自噴していた温泉なので白濁しているのでしょう。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
茶臼岳南の高雄温泉口登山道谷筋の紅葉は那須岳周辺では
姥ヶ平と並んで紅葉が美しいスポットして人気があります。
やはりここも姥ヶ平とシチュエーションが似ていて
モミジやカエデなどの落葉広葉樹が多い、盆地状で強風が吹き抜けにくい、
谷筋なの水分が集まりやすいが地表は火山礫なので水はけが良い、
南向きで陽当たりが良いなど
美しい紅葉の条件が全て揃っています。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳周回登山道
茶臼岳山頂下を2/3周している登山道です。
向こうが那須岳ロープウェイ山頂駅方面
手前側が牛ヶ首分岐方面。
右側の谷筋は高雄温泉口登山道谷筋です。
ロープウェイを利用して姥ヶ平へ行く人は必ず通る登山道です。
登山道と言ってもアップダウンはあまりキツクナイので
体力があれば老人や子供でも歩けると思います。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
会津中街道という旧道をご存じですか?
1683年(天和3年)の日光大地震により鬼怒川支流の男鹿川が土砂で堰き止められ、天然ダムの「五十里湖」が形成されました。
それまでの会津西街道が水没で通行不能となったため、
会津藩3代藩主松平正容によって1695年(元禄8年)に整備された新たな街道です。
氏家宿から矢板宿、板室宿を経て那須山中の三斗小屋宿、標高1,468mの大峠、
松川宿などを経て会津に至る街道です。
しかし、会津西街道が再整備され次第に使われなくなっていきました。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
会津中街道は
板室宿から沼原湿原辺りを通りて那須山中の
三斗小屋宿(現在は無人)を経由しました。
ただし、現在も営業している三斗小屋温泉と三斗小屋宿は別の場所で
三斗小屋宿は三斗小屋温泉の3km西側にありました。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
三斗小屋宿と三斗小温泉の歴史を調べたら
温泉の開設の方が1143年と古く、
その後に会津中街道整備後の1695年以降に三斗小屋宿ができ
多いときは14軒の家があったそうで、
戊辰戦争の戦禍やその後の大火で三斗小屋宿は無人になったそうです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~高雄温泉口登山道谷筋の紅葉
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&茶臼岳(1915m)
今回はロープウェイ山頂駅は利用しないので
高雄温泉口登山道谷筋の紅葉を愛でた後は折り返しいて
再び牛ヶ首分岐方面に戻り峰の茶屋を経由して
スタート地点の峠の茶屋駐車場に戻ります。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳南西斜面&茶臼岳(1915m)
茶臼岳は今なお噴煙を上げ火山活動が活発に見ますが
大勢の人が行き交う登山道のすぐそばなのに
避難シェルターが一つもありません。
もし、山頂が噴火したら何処に逃げろと言うのでしょう? -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首&茶臼岳(1915m)
御嶽山の噴火では死者・行方不明者63人も出てしまった後で
避難シェルターが設置されました。
あとの祭りですが設置しただけまだマシ、
那須岳は御嶽山以上に登山者の多いのに未だ設置予定は無さそう。
御嶽山の教訓は生かされないのでしょうか??(--〆)。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首&茶臼岳(1915m)
今年の秋に長野県側の御嶽山へ御嶽山ロープウェイで
山頂近くまで登りましたが、やはり避難シェルターは見当たりませんでした。
おそらく避難シェルターが設置されたと言っても
前回の噴火で被害があった周辺だけなのかと思います。
御嶽山は那須岳以上に山体が大きいので
くまなく設置するのは難しいのかも。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首&姥ヶ平
牛ヶ首まで戻り、再び姥ヶ平の紅葉絶景を見下ろしながら
帰路につきます。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~牛ヶ首&姥ヶ平
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&溶岩ドーム
無間地獄からの噴気が溶岩ドームをかすめながら南にたなびいています。
無風の時は噴気が真上に上がり当地からもかすかに望めます。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&日の出平北尾根
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&梵天岩
今年の梵天岩も見納めです。
時折、登頂している登山者を見ますが
今回はいないようです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&日の出平北尾根
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
我が家から日帰りで楽しめる紅葉絶景としては
安達太良山の薬師岳パノラマからの紅葉と
この那須岳姥ヶ平の紅葉が双璧だと思います。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
オオシラビソの立ち枯れ木とも来年までお別れです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面&姥ヶ平
姥ヶ平の紅葉を広角で撮る場合は午後の方が順光になり良いのですが
紅葉時は峠の茶屋駐車場が平日でも早朝に満車になってしまい、
昼頃だと駐車場空き待ちの渋滞ができるほどです。
なので私はその渋滞にはまりたくないので、
いつも早朝に到着するようにしています。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&溶岩ドーム
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◆茶臼岳無間地獄の噴煙 (※2016/10/11 撮影)
6年前の噴煙を見返して見ると
あきらかに噴煙の量が多いです。
噴気孔そばではまるでジェット機のような
ゴ~!!と言う爆音のようなもの凄い音がします。
今年はその爆音がほとんど聞こえませんでした。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
那須ロープウェイを利用するにしても
やはり紅葉時は平日でも8時半からの運行にもかかわらず
7時半には行列ができています。
1時間も行列に並んでいるなら、
峠の茶屋から自力登山した方が混雑しない姥ヶ平を堪能できます。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&無間地獄
那須岳で一番大きな噴気を立ち上げる無碍地獄です。
たしかに5,6年前は噴気活動が活発で
噴気の音がジェット機のような不気味な轟音がし、
いかにも無間地獄っぽかったと思いますが
今は活動が大人しいのであまり地獄感は無いかも。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&無間地獄
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
姥ヶ平は1881年(明治14年)7/1の大噴火の噴出物で
埋め尽くされその後自然再生された森です。
これらの大きな溶岩はその時溶岩ドームが崩落した
岩石群ではないかと思います。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
黒っぽい火山岩が多い中でこの大岩は珍しく白い火山岩です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
広角で撮影すると姥ヶ平が盆地状の地形なのが良く分かります。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&姥ヶ平
これらの溝から水や火砕礫などが流れ下り
姥ヶ平のガレ場を形成したと思われます。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&ひょうたん池
姥ヶ平でほぼ唯一の湖沼である『ひょうたん池』
おそらくヒョウタン(瓢箪)の形に見えるので『ひょうたん池』と
呼ばれるようになったと思いますが、
細長く一部にくびれはあるけれどあまりヒョウタンには見えないと思います。
昔は俯瞰すのは難しかったので正確な形を見極めるのは難しかったと思いますが、
今はドローンとかGoogle Earthで俯瞰できるので形が簡単にわかり便利ですね。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳西斜面&ひょうたん池
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道
茶臼岳北斜面登山道から見た隠居倉(1819m)方面の山並みです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道
無間地獄より北にある噴気孔跡にはとても美しい
硫黄の結晶が露出していました。
私が良く目にする硫黄はコロイド状硫黄や湯の華ですが
純度高く結晶するとこんな美しい結晶になるんですね。
もっと純度の高い透明感ある方形結晶が
黄色いダイヤモンドと呼ばれるのもなるほです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道&峰の茶屋
峰の茶屋が見えてきました。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道
峰の茶屋に着いたら向こうの登山道を小学生の行列が
こちらに向かって登ってくるところでした。
このまま私が下っていけば途中で必ずすれ違うことになります。
小グループならともかく、これだけの大人数とすれ違うのはある意味で厄介です。
学習登山の小学生たちは生真面目な子が多く、
すれ違うたびに『こんにちは!』と元気に挨拶してきます。
それは素晴らしい行いなんですが、さすがにこれだけ大人数の子たち全員に
『こんにちは』といちいち返礼するのは正直面倒です(^-^;。
なので峰の茶屋まで上がってくるのを待って下りることにしました。
峰の茶屋ならすれ違うわけではないので『こんにちは』を返すのは
少数で済みます。
その小学生の名札を見たら、なんと私が卒業した小学校の交配でした。
私の小学生の頃は那須岳の学習登山は無く、
中学生の日帰り旅行で那須ロープウェイで山頂駅まで訪れ
そこから先の山頂登山は自由行動でした。
それにしても、こんな所で母校の児童たちに遭遇するとはびっくりくり。
『いちいち返礼するのは正直面倒』などと言うのは先輩失格ですね(^-^;。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
火山らしい荒々しい噴火壁の朝日岳(1896m)
那須連峰は太古に甲子旭岳から南東方面に順に噴火しはじめ、
茶臼岳は有史以来、数度の噴火歴があり、
とくに1410年の噴火では死者180名余もの大被害を引き起こしたそうです。
直近の噴火は1963年(昭和38)で朝日岳は休眠状態です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~剣が峰
中央の山は剣ヶ峰 (1799m)。
でもぱっと見は剣に見えるほどの尖峰ではありませんね。
実はこの角度からは見えていませんが
山頂から右下の斜面背後に尖峰が隠れています。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~鬼面山
山裾の向こうは鬼面山(1616m) -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~恵比寿大黒岩
剣が峰の隠れていた尖峰の1つが見えてきました。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~恵比寿大黒岩
もう一つ尖峰が隠れていますが
この位置からはまだ見えていません。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~恵比寿大黒岩
剣ヶ峰 (1799m)の恵比寿大黒岩
溶岩でできた2尖峰が見えてきました。
剣が峰の由来はおそらくこの鋭く突き出した
溶岩蜂の恵比寿大黒岩があることからの命名かと思われます。
どちらが恵比寿でどちらが大黒なんでしょうね? -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
-
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
私が学生の頃は那須連峰は那須火山帯と呼ばれ
那須火山帯の西側には平行する鳥海火山帯が区分されていました。
現在ではプレートテクトニクス理論に基づき、
太平洋プレートの沈み込みに起因する東日本火山帯の一部と解釈され、
那須火山帯などの名称は使われなくなりました。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~溶岩ドーム
茶臼岳は活火山なので山頂直下に高木はなく
樹高の低いドウダンツツジや緑のガンコウランが
生えているくらいです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~鬼面山尾根
朝日岳から鬼面山へと続くなだらかな尾根です。
尾根の南斜面の緑の絨毯はクマイザサなど笹の群生です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
朝日岳の西~北斜面は火山らしく荒々しい山肌が印象的ですが
南斜面だけは一面灌木に覆われ紅葉が見事です。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
山容は富士山のようなコニーデ型でない限り
見る方向によって変化していきますが
朝日岳も北側は荒々しさを見せますが
南側は少し穏やかさを見せています。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~鬼面山
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◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~鬼面山
朝日岳から鬼面山へと続くなだらかな尾根。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~鬼面山
ここも紅葉がキレイなスポットですが
見頃には少し早いようです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
茶臼岳北斜面登山道からはこれで朝日岳は見納めですが
登山道から少し外れた山道に入ると茶臼岳北斜面登山道からの山容とは
少し違う朝日岳が見えてきます。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~朝日岳
茶臼岳北斜面登山道から少しは外れた山道から見た朝日岳の全容です。
朝日岳がとても美しく見えるのですが
一般登山客からは全く知られていないビューポイントです。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
北側から見る朝日岳は火山らしい険しい山容ですが
南側からはその荒々しさはあまり見えません。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
撮影している辺りの標高は1470ほどなので
標高1594mの姥ヶ平に比べると紅葉はまだ少し早いので
あと1週間も経てばさぞ見事な紅葉になると思います。 -
◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part1~茶臼岳北斜面登山道~朝日岳
これで◆錦秋の那須岳・山燃ゆる~Part2はお仕舞です。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
そして、いいねもありがとうございます。 -
☆雪の那須連峰 (※2018/1/8 撮影)
おまけに我が町から見た雪の那須連峰もご覧ください。
ではまた。 j-ryu
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