2022/05/04 - 2022/05/05
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+mo2さん
4月半ばに、甥っ子のともちゃん(小1)に会った時に「GWに何処に行きたい?」と聞いたことろ、ともちゃん「ぼく、プリマヴェーラが見たい」。
???だったのですが、妹によると、ともちゃん、最近、西洋美術の本が好きで、ボッティチェッリの「プリマヴェーラ(春)」がお気に入りとのこと。
私「おじちゃんも行きたいけど、ウフィツィ美術館(イタリア)遠いんだよ」
ここで思い出しました、6年前のGWに徳島に行ったことを「大塚国際美術館で、プリマヴェーラ見れるよ。他にもともちゃんの知っている絵、多分、全部見れると思うよ」ということで、2泊3日で徳島に行くことになりました。
旅行記は2日目、大塚国際美術館からになります。開館前から並び、閉館ギリギリまでいました。ともちゃんもだいぶ疲れた様子はありましたが、最後まで楽しんでいました。
なお、世界26カ国の西洋名画約1000点以上あり、写真は2,000枚ちかく撮ってしまったので、ここではダイジェストのみとし、作品は、別旅行記「大塚国際美術館」①~⑮にアップしてあります。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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直前で徳島行きを決めたこともあり、GWで宿がとれず大塚国際美術館(鳴門市)から離れたところのホテルに宿泊したため、少し早めに出発。本日も良い天気です
ビジネスホテルマツカ 宿・ホテル
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大塚国際美術館の駐車場は広く450台駐車できます。駐車場から正面玄関までは、約500m(徒歩約10分)ありますが、無料のシャトルバスが随時運行しており便利です
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開館(9:30)前ですが、かなり人が並んでいます
大塚国際美術館 美術館・博物館
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いよいよ入場です
こちらの建物は、一旦山を削り取り、地下5階分の構造物を含めた巨大な建物を造ったうえで、また埋め戻すという難工事を敢行しており、この正面玄関は、地下5階にあたります -
エスカレーターであがっていき、展示会場は地下3階からになります
B3は、古代から中世の作品が展示されているのですが・・・ -
まず入ってすぐにシスティーナ・ホールがローマ教皇の公邸であるバチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂をそのまま再現しています
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ローマ教皇ユリウス2世の注文でミケランジェロが1508年から1512年にかけて描いた天井画と、ローマ教皇クレメンス7世が注文し、ローマ教皇パウルス3世が完成を命じた、1535年から1541年にかけて描いた『最後の審判』はミケランジェロの絵画作品の頂点とされています
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妹は来るまではどうせ本物ではないのでしょ、描かれたものでもないしと少し思っていたそうですが、この部屋に入った途端、大興奮!!
わかります、私も6年前訪れた時そうでしたから -
ミケランジェロが4年の歳月をかけて制作した史上最大の天井画です。旧約聖書「創世記」の「天地創造」「アダムとイブ」「ノアの物語」から3場面づつ。それを囲むように12人の預言者と巫女が描かれています
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「ミケランジェロは寝転がって描いたんだよね♪」
ともちゃん、よく知っているね -
うれしくて絵と同じポーズをするともちゃん!!
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このホールは2018年(平成30年)12月31日には地元出身のシンガーソングライター米津玄師が第69回NHK紅白歌合戦に中継出演する際の舞台にもなっています
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B3はまだまだ、見どころたくさんです。イタリアのパドヴァにあるスクロヴェーニ礼拝堂。天井の青が美しい
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B3は、古代遺跡や教会などの壁画を環境空間ごとそのまま再現した立体展示の環境展示があります。こちらの秘儀の間は、西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火によって埋もれてしまったポンペイ市壁外に残っていた館です。
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1か月ほど前にともちゃんを連れて東京国立博物館へポンペイ展を見に行ってきたのですが、「あ~!!ポンペイだ!」思い出してともちゃん大喜び!!
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聖二コラオス・オルファノス聖堂壁画/ギリシアです。
環境展示は、他にも以下のようにたくさんありました
■鳥占い師の墓/モンテロッツイ墓地、イタリア
■貝殻のヴィーナスの家/ポンペイ、イタリア
■聖テオドール聖堂壁画/カッパドキア、トルコ -
B3で見落とせないのがエル・グレコの部屋(写真はB2からのもの)
エル・グレコの大祭壇衝立画復元 。かつてスペインのマリア・デ・アラゴン学院にはエル・グレコの大祭壇衝立画がありましたが、19世紀初頭のナポレオン戦争で破壊され四散し、現在では幻の祭壇画となっています。大塚国際美術館ならではの展示です -
ルネサンスとバロックの絵画が展示されているB2へ
こちらのゾーンはフェルメールギャラリーと名前がついていて、フェルメールの名画が並んでいます。前回(2016年4月)より大幅に作品が増加していました。 -
フェルメールの作品が来日すると必ず一緒に見に行く妹。大好きなフェルメールに囲まれて大興奮。「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」 と一緒に記念撮影
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この写真を撮っている間に、ともちゃん迷子になる・・・
大泣きして発見(笑) -
今回の旅のきっかけはこちらの絵からでした
サンドロ・ボッティチェッリ「春(ラ・プリマヴェーラ)」ウフィツィ美術館、フィレンツェ(イタリア)1483年頃
ともちゃんがこの絵が見たい!どれくらいの大きさなの?と
こちらの絵はフィレンツェのウフィツィ美術館にありますが、ちょっとイタリアに連れ行くのは早すぎますからね -
NHK Eテレで放送されているびじゅチューン!で見てからお気に入りとのこと
「怖い人がいるんだよ」とともちゃんが教えてくれました -
ルネサンス期の多くの裸婦像が展示されているピンクの壁紙の部屋に入りました
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レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院、ミラノ 1498年
大きいですねぇ。ここ大塚国際美術館には、1部屋に修復前後のレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があり、同時に見ることができます -
レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」ルーヴル美術館
もう世界一有名な絵画と言ってもいい誰もが知っている名画ですね
「ほんとだ!ぜろまゆげだ!!」とともちゃん。この絵もびじゅチューンで歌われていますね -
ともちゃんだいぶ疲れてきましたが、一生懸命回ります
バロック時代の作品は、カラヴァッジョの部屋から始まります -
レンブラント・ファン・レインの部屋「夜警」 などが並びます
私も妹も別々の時期にアムステルダムで本物を見たことがありますが、
本物の方がもっと大きかったような気がする
大きさを感じないのはこちらの建物が大きいのかもしれませんね。 -
ピーテル・パウル・ルーベンス「キリスト昇架」アントウェルペン大聖堂、アントウェルペン 1610-11年
「フランダースの犬」の最終回で、主人公ネロが憧れ続けた末に死の間際に見た名画として有名ですね
ともちゃん「天井から天使が降りてきそうだね」と
この部屋では大変大きく見えますが
アントワープ大聖堂 では大きさを感じませんでした -
B2からもシスティーナ・ホールを見ることができます
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お次はB1
こちらのフロアはバロック
それから印象派など近代の名画の名画がたくさん展示されています -
エドヴァルド・ムンク「叫び」オスロ国立美術館、オスロ 1893年
ともちゃん、この絵もとても楽しみにしていて
この絵の前で同じポーズをとるんだと
納得がいくまで何回か撮り直しさせられました(笑) -
2019年に東京都美術館 で開催された
クリムト展とてもよかったですが
やはりウイーンで見た門外不出のこの絵
グスタフ・クリムト「接吻」 -
印象派の名画が並ぶ部屋
ともちゃん、さすがにお疲れ・・・ -
ルノワールの代表作「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」前で一枚
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前回来たときにはなかった7つのヒマワリのコーナー
2018年3月に開館20周年を迎えた大塚国際美術館が、記念行事として陶板で原寸大に再現したゴッホの7枚の花瓶入り『ヒマワリ』を一つの部屋で展示するという世界初の試みを開始したもの
第二次世界大戦の芦屋市空襲により焼失した作品も復元されています -
ひまわりのポーズらしい(笑)
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B2のフロアには屋外にモネの大睡蓮が展示されています
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その周りをぐるっと取り囲むように睡蓮が浮かぶ池があります
それを眺めながら食事ができるカフェ
その名もジヴェルニーでランチ
この日はとてもお天気がよく
5月は湿度もあまりなくて気持ちいい!!
テラス席が最高でしたカフェ・ド・ジヴェルニー グルメ・レストラン
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ともちゃんはビジュアルがとてもかわいい
ヴィーナスカレーを頼みましたが
一口食べて、辛いとママと交換になりました(笑) -
美味しそうにママの阿波尾鶏のチキンカツ丼食べるともちゃん
私はカツカレーでした -
ランチの後は1・2Fへ
1Fは庭園もありのんびり過ごすこともできます
走り回っている子もいますが(笑) -
1~2F は現代美術です
アンディ・ウォーホル「マリリンの二連画」 -
現代美術と言えばピカソ
「ゲルニカ」 -
何が描いてあるのかな?
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こちら地上階(1・2F)はテーマ展示もあります。
写真はレンブラントの自画像、全部で14枚の作品があります
レンブラントは、約40年間で、約50点の絵画、32点のエッチング、7点のドローイングを含む100枚の自画像を描いています -
さすがに午後は、ともちゃんも疲れもでてくるので
再びこちらのカフェでスイーツをいただきながら一休み -
ケーキセットを頂きます
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ともちゃんか食べているのは「快楽のフルーツケーキ」
ボスの傑作「快楽の園」に登場するイチゴやブラックベリーをふんだんに使用したオリジナルスイーツです -
こちらが、そのヒエロニムス・ボス「快楽の園」
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紅茶やコーヒーは大き目のポットで出されるので、ゆっくりお休みしたい午後にぴったりです
ともちゃんはお庭を眺めながらの~んびり休憩
その間、私と妹は交代で館内を見て回りました -
再びともちゃんも一緒に回ります
ディエゴ・ベラスケスとともにスペイン最大の画家と謳われるゴヤの作品が並ぶ部屋
ゴヤの最も有名な作品、「裸のマハ」と服を着たバージョン「着衣のマハ」が並んで展示されています -
ゴヤは1819年にマドリード郊外に「聾者(ろうしゃ)の家」と通称される別荘を購入し、この家のサロンや食堂の壁に14枚の壁画を描いています
ともちゃん、ちょっとお疲れです・・・ -
B3の大きな円型をした第9展示室は、「古代系統展示」です
妹とともちゃんがお昼休憩している最中一人でゆっくり回りました。ギリシア、ローマ遺跡をメインに、モザイク画や壁画など美術的にも素晴らしいものが展示されています -
閉館間際にもう一度一緒に来たのですが、この辺りの古代の展示ゾーンも
意外とともちゃん楽しんでいました -
中世の系統展示はビザンティン美術(5世紀から15世紀の東ローマ帝国で発達した、古代のギリシア美術、ヘレニズム美術、ローマ美術を継承しつつ、東方的、キリスト教的要素を含んだ美術)になります。ここも興味のある私だけで回りましたが・・・
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これをともちゃんがとっても見たかったので、閉館間際にゆっくりと見にいきました。「わが唯一の望みの」(「一角獣を従えた貴婦人」より) クリュニー美術館(国立中世美術館)、パリ(フランス)
NHK・Eテレの人気番組びじゅチューン!の「貴婦人でごめユニコーン」の元ネタ作品です。 -
「もう1回ムンクみたい!」とか「最後スクロヴェーニ礼拝堂とシスティーナ・ホールに入りたい」などともちゃんと妹のリクエストに応えつつ
気が付けばもう閉館時間
二人とも「とっても楽しかった」そうです -
こんばんの宿は6年前にも泊ったホテル&リゾーツ 南淡路
6年前は南淡路ロイヤルホテルでしたが名前変わったようですグランドメルキュール淡路島リゾート&スパ 宿・ホテル
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ホテルからの景色がきれいでした
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窓から手をふるママ(妹)
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ゴールデンウィークのお宿をおさえるのが大変で
希望のお宿やプランに空きがない状態
こちらのお宿もなんとかおさえたものの
お料理は選べずビュッフェに -
お食事、大人的には
うーん・・・ -
でも
ともちゃんはとても喜んでいたので、よかったよかった
写真はありませんが、食後に海ホタル鑑賞会というイベントがあり
この近くの海でとれた
生きた海ほたるを見ることができました
名前は知っていましたが
詳しいことは全然しらなくて
ホテルの方のお話きいたり
映像をみたりとても勉強になりました -
ホテル&リゾーツ 南淡路の朝
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GWの混雑が心配で早めに淡路島を出ましたが、まったく渋滞はしていませんでした
淡路ハイウェイオアシス 名所・史跡
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名神高速の吹田SAにて休憩
行きと違い、渋滞もなく順調です吹田サービスエリア 道の駅
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岡崎SAまでノンストップできました
岡崎サービスエリア(上り) 道の駅
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遅めのランチは、サービスエリアにある「かごの屋」で
和食・御肉処 かごの屋 NEOPASA岡崎店 グルメ・レストラン
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アンガス牛のステーキ定食食べました
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沼津に帰り、妹たちはさらに車で
鎌倉まで帰るのですが
3連休最終日の東名高速道路は
大渋滞確定です
急いで出ても混んでいるだけだからということで、
自宅で、一休みした後、
先月も行った山正沼津南店へ山正 沼津南店 グルメ・レストラン
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ともちゃんのお寿司
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大人はこちらです
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大好きなマグロとイクラに満足したともちゃん、鎌倉に帰っていきました
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