紅葉のわたらせ渓谷鉄道

2022/10/09 - 2022/10/09

以前から撮りたいと思っていた、わたらせ渓谷鉄道。
今回、東京方面へ行く用事があり、そのついでに寄り道。
プリントアウトした時刻表片手に上り、下りに乗りながら、次回のためのロケハンも兼ねて。
単線なので、本数も少なく、わたらせ渓谷号が走る日に合わせたりして、毎度のドタバタ旅行。
土日は走るけど、全国支援が平日でないとお得ではないので、それも含めながら、撮る場所など、考えることがいっぱい。
乗り鉄、撮り鉄をしながら、長い一日を満喫しました。

エリア 桐生(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル

郡山7時31発のやまびこに乗って小山まで。

郡山駅 駅

反対側のホームも混雑しています。
新幹線はチケットレスのネット予約。

小山駅8時22分着、8時45分発の両毛線で桐生駅まで。

小山駅 駅

桐生駅8時48分着。
改札口を通る時、「券をお取りください」とアナウンスされていたような?
スマホだからとスルーしてしまったけど、よく考えたら、乗車した記録がないような?
桐生駅を出る時にその旨を話、スマホを預け、確認してもらい、清算してもらいました。
コインロッカーに大きなスーツケースを預け、渡良瀬渓谷鉄道の一日乗車券1,880円を券売機で購入。
トロッコ乗車は別料金がかかります。
混雑していたので、間に合うか気をもみましたが、なんとか。

桐生駅 駅

桐生駅10時5分発の下りに乗り、上神梅駅へ。

上神梅駅10時34分着。
降りたのは私一人。
どこから撮ろうと、ウロウロ。

上神梅駅 駅

11時頃通過の下りのわたらせ渓谷号がやってきました。
大勢の人が乗り込んでいます。
ホームから撮影。

11時54分発の下りの電車が来ます。
あかがねⅢ号です。

上神梅の駅舎、趣があり、これも撮りたい被写体だったので、ここで下車した理由の一つです。
駅舎は1912（大正元）年の建造で駅舎ファンの間では全国的にも「横綱級」と称えられています。
珍しい木製の改札が残り、昔と変わらぬ姿の現役の駅舎とともに写真撮影スポットとしても人気があります。

この駅にある花などは駅の近くの地元の方が手入れされていました。

趣ある駅舎で座る所も時代を感じます。

古きを知る駅舎と古い電車、お似合いです。

上神梅12時11分発の上りに乗って、大間々駅まで。
トロッコわたらせ渓谷号の始発・終着駅で、わたらせ渓谷鐵道の車両基地があります。

大間々駅 駅

この日は動いていない、とろっこわっしー号を発見。

駅舎及びプラットホームが登録有形文化財として登録されています。

引退した開業当時の車両、こうしんが展示されていました。
中へ入ることは出来ませんでした。

1時間程、時間があるので近場をぶらっとします。
はね瀧道了尊。

はね瀧道了尊 寺・神社・教会

不動明王。

天狗の大下駄。

道了尊は子育ての仏様。
烏天狗のお顔をしており、子どもの心に宿ろうとする悪鬼を睨みつけ、さらに悪鬼を懲らしめる為に右手にねじり木を、左手に網を持ち、煩悩を焼き尽くす火焔を背負い、疾風より早く駆ける白狐に乗っていらっしゃいます。
往昔、心のねじれた子どもを立ち直らせる為に道了尊に詣で、ねじり木一本を持ち帰り、『拗ねた心の子どもはすなほなれかし』と朝夕お唱えし、大願成就のあかつきには、ねじり木を二本にしてお礼参りをしたということが古い記録にあります。

はねたき橋から高津戸峡。
紅葉が見頃でした。

はねたき橋 名所・史跡

高津戸峡。
川沿いに降りている人もいましたが、1時間しかないので諦めます。

高津戸峡 自然・景勝地

大間々駅13時29発、小中駅13時58分着に乗って移動。
小中駅は何もない所で、降りる人は私以外に誰もいませんでした。
ここから徒歩で行ける撮影スポット、スマホが圏外になり、Googlemapが出て来なくなりました。
熊出没の看板があり、山の方では鉄砲の音が響き、おっかなびっくりで移動です。

小中駅 駅

小中駅の駐車場になっている場所です。
民家はあり、車も通っていますが、歩いている人は誰もいません。
後で調べたら、撮る場所は反対側の方角でした。

14時50分頃、下りのわたらせ渓谷号がやってきました。

小さな小中駅と共に。

この場所からでもなかなか、素敵です。

15時29分発の下りに乗って神戸駅に行き、7分間の停車時間に駅舎を撮ろうと思いましたが、もし、乗れなかったら、二時間後まで電車がなく、移動手段が何もないので、今回は諦め、15時40分発の上りで桐生駅まで戻りました。
今回は乗り鉄、撮り鉄でしたが、駅には駐車場もあり、桃の咲く時期に訪れたいと思いました。