雨の合間に花を愛でる②～わたらせ渓谷鉄道の花桃～（群馬・栃木）

2024/04/04 - 2024/04/04

2024年3月から4月の東京は雨が多く、晴れの日を選んで、花を愛でる旅に出た。1回目は身延の桜、2回目はわたらせの花桃。JR両毛線桐生駅から、わたらせ渓谷鉄道に乗車、神戸駅からはトロッコ列車にも乗車。花桃と渓谷の景観を楽しみ、ついでに足尾銅山も見学してきた。

エリア 桐生(群馬)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

小山駅から桐生駅に向かう為、JR両毛線に乗り換え。宇都宮線から両毛線へは結構離れていて時間がかかった。

桐生駅構内で時間があったので、立ち寄った「桐生観光物産館わたらせ」。

わたらせ渓谷鉄道は、桐生駅の1番線。桐生駅のJRの自販機で１日フリーきっぷを購入。とりあえず私は普通列車に乗車。

桐生駅から「大間々（おおまま）駅」までやってきた。トロッコ列車に乗車する場合は、この駅で、事前に購入した整理券を出して、座席指定されるそうです。

大間々駅停車中。まもなく発車する「トロッコわたらせ渓谷3号」が左に見え、そして、反対側の普通列車がやってきた。

車窓から、途中の「上神梅（かみかんばい）駅」。

車窓からの「水沼（みずぬま）駅」。

「花輪駅」。「旧花輪小学校記念館」があります。

「神戸（ごうど）駅」にやってきました。今自分が乗車していた列車を急いで降りて橋の上から撮影。

間藤行きが、神戸駅を出発。

行ってらっしゃい。

神戸駅には、こんなレストランもあり。古い東武鉄道の車両を利用しているそうです。

反対車両の桐生行きがやってきた。

桐生行きの後は、反対側に、いよいよ私の乗車する「トロッコわたらせ渓谷3号」が姿を見せた。

いつもなら桜の白が混ざってもっと華やかなんでしょうけど、でもこれでも十分満足です。

今回は天気を優先したので、トロッコの整理券は購入せず出掛けましたが、大間々から神戸に行く途中に、車掌さんがやってきて、購入することができました。大間々と神戸の間は団体客も多く、混んでいますが、神戸から先は空いているので、席も自由で好きな所に座れました。しかし週末はそういう訳には行かないかもです。

37分入線、41分出発。時間の許す限り、シャッターを押す。

反対車両がなければ花が入るのに残念。急いで階段を降りたけど、団体客が大勢降りてきて、乗車するのに待たされた。

神戸駅で乗車すると、すぐ、トロッコの車窓からはこの風景。

花桃の並木が続く。

団体客はこの景色を見ずに降りている。

そして、長いトンネルの中では、車内がイルミに。

トンネルを抜けるとこの風景。

水もとてもきれい。

渡瀬の渓谷を堪能する。

この白い石は花崗岩だそうです。

水の流れも堪能する。

通洞（つうどう）駅手前までやってくると、風景が変わる。ここはもう日光市内です。線路の反対側には社宅風の建物もたくさん見えた。

銅山の跡でしょうか？この辺りまでやってきて、「わ鉄」が元「足尾鐵道」だということがよくわかった。

不気味な風景ですが、「通洞選鉱所跡」のようです。日本の重要な産業の歴史が見られる訳だから、遺産として国や自治体がなんとかできないのかなあと感じました。

この辺りがもっとも急なカーブだそうです。ゆっくり進みます。もっといいショットがあったのですが、誰かが窓から顔を出していた為、ボツにしました。

今乗ってきたトロッコ列車を急いで降りて、駅の外から撮影。

通洞駅舎の風景。通洞とは、足尾銅山にあった抗口の名前だそうです。山小屋風の素敵な駅舎で、国の有形文化財だそうです。

駅の前の建物。ここを右に5分進むと足尾銅山だそうです。

足尾銅山の入り口にやってきました。坂を下りて左手で切符を購入。わ鉄の切符を見せて100円引き。

黄色いトロッコに乗って、坑道に入ります。ここが通洞の入り口です。

ちょっと進むとすぐ終点。

江戸時代の風景。この後、明治、大正、昭和の様子を順に展示。構内は天井が低く、水滴が落ちてくるので、注意。

「開運洞」。

出口近くの資料館。日本の産業の歴史もしっかり勉強できました。

出口を出ると、トロッコ列車が展示されていた。

この先の黄色と青の車両が乗車用トロッコ。黄色い屋根の下の階段を上って帰る。

出口の案内。この先に売店があった。