2022/11/04 - 2022/11/05
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クリント東木さん
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この旅行記のスケジュール
2022/11/04
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バスでの移動
アルピコ交通 松本バスターミナル(14:15発) → 美ヶ原温泉バス停(14:36着)
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徒歩での移動
2022/11/05
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徒歩での移動
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バスでの移動
アルピコ交通 美ヶ原温泉バス停(10:36発) → 松本城
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徒歩での移動
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バスでの移動
タウンスニーカーで松本駅へ。
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この旅行記スケジュールを元に
四季折々に素晴らしい景色を見ることができる上高地。2003年初夏と2015年10月初旬に訪れていますが、木々が色づく季節も見てみたいと思ったのが旅のきっかけ。上高地の紅葉は10月上旬から。カエデやハルニレ、シラカバなどが色づき始めますが、その大トリを飾るのがカラマツ。素晴らしいと評判で今回はカラマツの黄葉をお目当てに秋の上高地をじっくり散策することにしました。宿は相方から是非泊まってみたいと言われていた徳澤園。連泊して最終日は美ヶ原温泉にもう1泊し、紅葉と温泉を楽しもうという計画です。
その3。素材を大切にする素敵な宿 美ヶ原温泉・金宇館宿泊編。3度目となる美ヶ原温泉ですが今回宿泊するのは金宇館(かなうかん)さん。わずか9室だけの小さな宿で、「時と泊まる」をコンセプトに2020年4月にリニューアルオープン。
「大切にしたいのは時と共に味わいが増す自然な素材を用いる事。簡素であり良質であること。」
の言葉通り、料理だけではなく居心地のいい空間でゆっくり寛ぐことができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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松本バスターミナルから路線バスで向かいます。14時15分発。
路線バス (アルピコ交通) 乗り物
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松本バスターミナルから約20分。14時36分に美ヶ原温泉バス停着。さすがに3回目になると周辺地図も頭に入っているので歩いて7~8分。
路線バス (アルピコ交通) 乗り物
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美ヶ原温泉・金宇館。まだ少し早いので外観の写真を撮りつつ待ちます。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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前庭も美しく紅葉もいい感じ。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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15時ちょうどにチェックイン。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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スタッフの方が明るい笑顔でお出迎え。お世話になります。フロントに余計なものはなくシンプル且つ美しい。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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すぐ奥のラウンジに通され、ここで宿帳の記入、館内の説明、全国旅行支援の手続き等を済ませます。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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窓から見えるのは宿自慢の中庭。もみじも色づき始めハッとするような美しさ。土地の傾斜を利用した石組みの庭園は、初代が情熱を傾けて造り上げたものだそう。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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部屋は1階奥の一室。踏込3畳+8畳。シンプルですが洗練されており居心地いい空間。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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反対側から。踏込から左奥の洗面までの板間には床暖房。快適です。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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トイレの扉は木造で現在は見なくなったかんぬき錠ですが、照明はセンサーで自動点灯、便座も自動開閉。茶櫃はイフジさんという木工作家さんの素敵なオーバルボックスで横にあるポットはバルミューダのもの。古き良きものと最新のものが違和感なく存在するのがこの宿の魅力でもあります。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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自家製の黒糖まんじゅう。やさしい味でホッと一息。
ではお風呂へと参りましょう。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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お風呂は1階。御母家ノ湯と名付けられています。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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扉を開けるともう一つの中庭。こちらは安曇野の造園家、庭のクニフジとして有名な國藤稔氏の作。写真では見え難いですが、石組みから滝が流れ落ちるように作られており情緒ある庭になっています。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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その奥が浴室。向かって左側に男女別の半露天風呂。右奥に空いていれば自由に入れる貸切風呂が1つあります。この時間は手前の「影の湯」が男性用。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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脱衣所。床暖房で暖か。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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洗い場は4つで部屋数を考えれば十分。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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「影の湯」
半露天風呂になっており3/4は屋根があります。眺望はないものの広々して解放感のある心地いいお風呂。泉質はアルカリ性単純温泉。循環のようですが、やめらかでツルスベ感も感じるやさしいお湯。適温でいつまでも入っていられます。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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続いて貸切風呂へ。空いていれば内鍵を掛けて入ります。脱衣所。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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洗い場。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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貸切風呂。こちらの湯は若干熱め。良く温まります。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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館内を少し。最初に通られたラウンジ。薪の暖炉は心まで温めてくれそう。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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ここには軽井沢丸山珈琲のコーヒーメーカーがありいつでも自由に頂けます。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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廊下を挟んでダイニングルーム。こちらも余計な装飾ななく、非常に洗練された空間になっています。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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お楽しみの夕食は18時から。部屋に電話がありダイニングルームへ向かいます。着席するとテーブルには箸のみ。予め料理が並んでいない宿は久しぶりで、こちらの食べる早さに合わせて一品ずつ供されます。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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まずはプレミアムモルツの生ビールで乾杯!
さて当日の献立は…美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●きのことチーズの茶碗蒸し
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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クリタケのいい香りが立ち昇ります。これにパルメジャーノ・レッジャーノが加わりコク増し。和と洋のマッチングが絶妙。それを美味しい出汁の茶碗蒸しが一つにまとめ、得も言われぬ美味しさ。胃に染み渡り上々の始まり。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●帆立銀杏の薩摩揚げ
帆立の旨味が凝縮。銀杏の食感がいいアクセント。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●八寸
季節を感じさせる美しい盛り付け。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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春菊とずわい蟹菊和え、柿みぞれ酢和え、秋刀魚肝醤油和え、落花生塩茹、サツマイモレモン煮、安曇野産栗渋皮煮。それぞれ違った味付けで美味しいが、特に落花生が大粒の大勝(おおまさり)という品種で落花生自体の風味が生きた美味しいものでした。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●里芋あられ揚げ・春菊のお吸い物
色鮮やか。里芋は一度煮含められており、あられの香ばしさが楽しい。美味しいお出汁に春菊の香り、風味が加わり初めて味わうお吸い物でした。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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ここで相方は日本酒を追加。大雪渓1.5合。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●シナノユキマスお造り
プリップリのしっかりの歯ごたえのある身。淡泊ながらも噛むほどに旨味を感じます。自家製紅葉おろしと大久保醸造のポン酢が味を一層引き立てます。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●鰆塩焼き
牛蒡生姜摺おろしソースと牛蒡長葱素揚げが添えられています。鰆だけでも脂の乗りがいい上質なものですが、牛蒡の香りと食感が加わる事で味に奥行きが増し深みのある味わいに。さらにかぼすが引き締め非常に美味しい。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●海老入り蓮根まんじゅう
蓮根まんじゅうはもちもち。味は普通だと思いますが、かけられたナメコの餡かけが滋味深い。ナメコでこんな美味しい出汁がでるんですね。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●信州牛イチボ炭火焼
炭で焼かれた肉のいい香りで美しいロゼ色の仕上がり。肉質は若干硬めですが、噛めば噛むほど赤身の旨味がじんわりで溢れてくる感じ。からし菜と蓮根素揚げ、赤蕪とヒラタケのソテーも美味しく、全体としてこの一皿のバランスが絶妙でした。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●いくらご飯 アオサ三つ葉味噌汁 瓜粕漬
お出汁で炊かれたご飯とイクラの馴染みがいい。プチプチ感も楽しくお腹一杯でしたが完食。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●洋梨ソルベ 白ワインとレモン入り
デザートはラウンジで頂きます。さっぱりして食後にぴったり。
夕食は派手さはありませんが一品一品丁寧に作られて滋味深く、素材を生かした優しい味付けのお料理に大満足です。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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20時に男女が入れ替わり、「光の湯」へ。脱衣所、洗い場は全く同じ。お腹も一杯で体も温まり至福の時。ふう~。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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因みに貸切風呂を覗くとこんな感じ。
心身共に温まり、非常に満たされた気持ちで床に就きました。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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翌朝。朝風呂に入れるにも温泉宿ならではの楽しみ。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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再び「光の湯」へ。心地良くて思わず微睡みます。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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朝食は8時から。電話があればダイニングルームへ。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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着席した後、ご主人自ら配膳。この器は150年前の創業当時に使われていたものを、職人に漆を塗りなおしてもらい使っているのだそう。素敵です。
美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●厚揚げ蓮根煮物 ●ニシン旨煮
●山形村産とろろ ●ほうれん草柚子浸し
どれも優しい味付けで美味しいなあ。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●切干大根煮物 ●漬物(白菜浅漬け梅干し)
●豆腐べっ甲餡かけ ●松本冬菜、なめこ、揚げ味噌汁
普段は手をつけない味噌汁も、大久保醸造の玄米味噌を使っており薄味でも滋味深い味わい。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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●ご飯(安曇野産の新米 低農薬米)
二膳目はとろろご飯で食べお腹一杯になりました。美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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デザートはラウンジで。
●りんご(シナノゴールド、山辺産キウィ)美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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さらにコーヒーも頂き一服。
お料理はどれも美味しく満足度は高いです。館内も含めて一貫して相通じるものがあり、非常に居心地のいい宿でした。またいつか伺いたいですね。宿をチェックアウトし、美ヶ原温泉 鄙の宿 金宇館 宿・ホテル
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再びバスで中心部へ。
路線バス (アルピコ交通) 乗り物
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昨日バスの車窓から見た松本城の紅葉が綺麗だったので立ち寄り。もう何度も来ているので中には入らず、今回は紅葉だけ。(因みに週末という事もあり天守閣に入るのに40分待ちでした。)
国宝松本城 名所・史跡
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紅葉と松本城。
国宝松本城 名所・史跡
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奥では紅葉と神橋、松本城。何かわざとらしいので
国宝松本城 名所・史跡
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普通に撮った方が綺麗かな。
国宝松本城 名所・史跡
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歩いて四柱神社へ。まずは参拝。紅葉も綺麗だったのですが、昼食の予約時間も迫っているので食後にゆっくり見る事にしましょう。
四柱神社 寺・神社・教会
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四柱神社から徒歩30秒。蕎麦の名店三城(さんじろ)。予約制ではありませんが予約で満席になるとの事で3週間前に予約。
三城 グルメ・レストラン
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テーブルには箸が並んでいましたが、この時間は我が家のみ。外の喧騒とは無縁の凛とした空気が漂います。メニューはなくおまかせ2000円(税込)のみ。まずお酒と蕎麦前のアミタケおろし和え。アミタケは天然ものだそうですが、肉厚で独特の食感と旨味があり美味しいものでした。
三城 グルメ・レストラン
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続いてもり蕎麦。香りも良く、歯ごたえ、のどごしも十分。噛むほどに美味しい蕎麦の風味が広がります。少し辛めのつゆとも良く合います。そして蕎麦湯と共に供されたのが漬物。ツヤツヤで見るからに美味しそう。文字通りいい塩梅で美味しい漬物です。最後は蕎麦粉を使った甘味で締め。蕎麦屋としては独特ですが非常に美味しかったです。
三城 グルメ・レストラン
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再び四柱神社へ。
四柱神社 寺・神社・教会
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四柱神社の紅葉はこの見事な色づき。
四柱神社 寺・神社・教会
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紅葉、黄葉共に色鮮やか。
四柱神社 寺・神社・教会
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素晴らしく綺麗で思わず見惚れます。今回松本の紅葉に関しては全く調べてなかったので、四柱神社でこんな美しい紅葉が見れるとは。
四柱神社 寺・神社・教会
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見事な紅葉でした。ありがとうございます。
四柱神社 寺・神社・教会
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上高地の黄葉で始まり、最後は縄手通りの紅葉で〆。大満足です。
なわて通り 名所・史跡
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タウンスニーカーで松本駅へ。お土産を購入するためビルの地階にあるMIDORIへ。6090円分のお買い物でクーポンを利用したので90円お支払い。
ステーションビルMIDORI (松本店) ショッピングモール
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松本バスターミナルから京王高速バス。14時20分発で新宿へ。少し渋滞しましたが、無事新宿に到着し帰路に着きました。
上高地の素晴らしい黄葉だけではなく図らずして松本の紅葉も見れ信州の秋を堪能。加えて宿泊した宿は2軒共期待値より遥かに良く大満足。いい旅になりました。高速バス (京王バス) 乗り物
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おまけ クーポンで購入したもの。徳澤園では夕食時のお酒代、上高地での昼食代、そして新島々までのバス代に利用。これが大きかったですね。なのでお土産は徳澤園のバンダナ2枚。金宇館で頂いたクーポンはMIDORIで使用。相方は同僚へのお土産にお菓子。今回は2種セットで渡すそう。特大サイズのシナノスイートは1個はそのまま頂き2個はジャムに。大量に出来たので当分楽しめそうです。そして一番良かったのがお米。松川村産の鈴ひかり(品種はコシヒカリ)2kg×2袋。新米という事もあるかもしれませんが、ふっくらした炊きあがりでもっちもち。非常に美味しいお米でした。
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