2022/11/02 - 2022/11/03
299位(同エリア1215件中)
CITさん
11月初頭の紅葉シーズン後半にワシントンD.C.を訪れてきました。
秋のワシントンD.C.は思っていた以上に紅葉が美しい上に、観光客も少なく落ち着いて観光をする事が出来ました。
また、円安の為にアメリカ旅行はなかなか厳しい時期ですが、ワシントンD.C.の観光名所のほとんどは無料で観光可能な為、旅費をかなり抑える事が出来ました。
航空券は、10月にエコノミーで購入したクアラルンプール⇒東京⇒ワシントンD.C.往復の内、東京とワシントンD.C.部分を使用しています。
■旅程(この旅行記は★のついた日程について)
★0日目 羽田(前泊)
★1日目 羽田⇒ワシントンD.C.
NH102 HND10:50 ⇒ IAD10:20
2日目 ワシントンD.C.
3、4日目 ワシントンD.C.⇒羽田
NH101 IAD 18:30 ⇒ HND21:45(+1)
■宿泊先
・京急EXイン羽田
・Residence Inn by Marriott Arlington Rosslyn
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フライト出発時間は前泊が必要な程に早くはありませんが、全国旅行支援のお陰でかなり安くホテルを予約出来たので、羽田空港すぐ近くの京急EXイン羽田に前泊しました。
京急EXイン 羽田 宿・ホテル
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狭いですが、一晩寝るだけなので十分です。
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ユニットバス。
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平日なので3000円分のクーポンが貰えました。
ただ、使える店の選択肢がかなり少なく、事前にピンポイントで店の目星をつけておく必要があります。 -
ホテル周辺で利用できる店舗は2つしかなく、そのうちの一つがある、ホテルJALシティ羽田東京へ。
GoToトラベルと比較するとかなり使いづらくなった印象です。ホテルJALシティ羽田 東京 宿・ホテル
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Cafe&Dining HARUHORO ホテルJALシティ羽田東京店へ。
Cafe&Dining HARUHORO ホテルJALシティ羽田東京店 グルメ・レストラン
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ビールに始まり、
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アヒージョと、
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牛タンシチューを頂きました。
食後はホテルに戻って就寝。 -
翌日。
ホテルのバスで羽田空港へ向かいます。京急EXイン 羽田 宿・ホテル
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ホテルは羽田空港のすぐ近くで、ホテルから航空機が見えました。
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数分で羽田空港に到着。
飛び石連休の初日という事もあるでしょうがかなり混雑しています。
あまりキャッシュを使う機会はなさそうですが、みずほ銀行で150USD両替しておきました。レートは1USDが150.33円と初の150円超え!羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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ANAのカウンターでチェックイン。
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制限エリアへ入ります。
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制限エリアにあるTravelexは1USDが154.52円と凶悪なレートでした。
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ANA SUITE LOUNGEへ。
ここも混雑しており、順番待ちの行列が出来ていました。
が、2人いる係員が手一杯なのをいい事に、隙を見て勝手に侵入する男女2人組を目撃してしまい、かなり不快な気分に…。レアケースだとは思いますが、もう少し監視体制を強化したほうが良いかもしれません。
(ハングルが書かれた緑色のパスポートを持っていました)羽田空港国際線 ANA スイートラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ
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ラウンジ内も比較的人が多いです。
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朝食に海鮮丼を頂きました。
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搭乗ゲートへ。
比較的空いています。 -
隣はANAのニューヨーク行きのゲートでしたが、こちらの方が人が多そうでした。
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定刻通りに搭乗。
機材はB787-9。 -
アップグレードポイントを使って、エコノミークラスからビジネスクラスにアップグレードしました。
(当初は空席待ちでしたが、2週間前に無事にアップグレード)
他の乗客はほぼ全てビジネス目的のようでした。 -
ウェルカムドリンクのシャンパン。
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荷物積み込み関係でトラブルがあったようで、30分近く遅れて離陸。
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アミューズがサーブされました。
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前菜はシャルドネと一緒に頂きます。
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メインはメルローで頂きました。
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時差ボケ対策で多めにワインを飲み、デザートを食べた後に仮眠。
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3時間程眠れました。
目覚めると綺麗な夜景が見えます。 -
まだカナダ上空のようです。
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寝起きなのに、一風堂のラーメンをオーダー。
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夜が明けました。
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朝食は和食をチョイス。
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朝焼けを受けた雲が美しいです。
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ミシガン湖に上空に差し掛かりました。
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エリー湖も超えてピッツバーグ付近へ。
広がる雲の上に、小さな雲が載っている不思議な光景が広がっています。 -
拡大してみると、雲より高い煙突から出ている煙のようでした。
さすが鉄鋼業が盛んな都市だけあって、雲より高い煙突が複数見られました。 -
暫く進むと雲が晴れ、アパラチア山脈が見えてきました。
山の標高自体は高くありませんが、広い範囲に渡って大地に皺状の山脈が続いています。プレートの力の凄まじさを実感しました。 -
山は紅葉で綺麗に色付いています。
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山脈を越えると、バージニア州へ入ります。
まるで絵本の世界のような紅葉の中の田舎町が続きます。 -
巨大な採石場があり、そのすぐ近くまで街が広がっています。
日本とは規模感が全然違いますね。 -
湖畔の街。
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ダレス空港着陸直前には、今回行く予定の国立航空宇宙博物館別館、スティーブン F. ユードバー=ハジー・センターがきれいに見えました。
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30分ほど遅れて離陸したにも関わらずほぼ定刻に着陸。
ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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入国審査へ向かいます。
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いかにもアメリカらしい空港です。
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入国審査を通過して手荷物受取エリアへ。
入国審査では「滞在目的」、「3日しか滞在しない理由」を聞かれました。
また、初めて入国スタンプを押されませんでした(今後は廃止の方向のようです)。
レーンが動いていないのでまだ荷物が来ていないのかと思っていたら、既に全ての荷物が出てきていて、レーンの近くに置かれていました。 -
空港から市内のRosslyn駅へ向かいます。
ダレス空港までは鉄道が延びていないので、市内に向かう為にはバスかタクシーを利用する必要があります。目的地のRosslyn駅は直行バスが出ていますが、本数が少ないので、最寄りのメトロの駅まで向かうバスに乗りました。料金は5USD。
尚、当初は、空港近くにある航空宇宙博物館別館に最初に向かう予定でいましたが、この日の天気が快晴且つ翌日以降は若干天気が悪くなる予報だった為、予定を変更して市内のナショナル・モール方面へ先に向かう事にしました。 -
バスに乗って15分ほどでWiehle-Reston East駅に到着。
ウィーフル レストン イースト駅 駅
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このメトロはSmarTripというICカードがないと乗車出来ない為、ここで2USDで購入しました。
自動販売機でコインが使えた為、大量にあって財布が重くなる要因だった25セントコインをかなり消費できました。 -
数分待って電車がやってきました。
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購入したSmarTripカード。
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車内は清潔で、かなり空いていました。
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車窓からは見える景色の紅葉が美しいです。
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35分程でRosslyn駅に到着。
ワシントンD.C.近くの全ての駅の構造は、格子模様の壁のアーチ型構造で統一されていました。
地下鉄駅は核シェルターを兼ねているという話も聞くので、そういう背景があるのかもしれません。ロズリン駅 駅
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とんでもなく長いエスカレーターで地上へ。
改札まで数分かかります。 -
地上に出るとアメリカらしい街並みが広がっていました。
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数分で今回の宿泊先のResidence Inn by Marriott Arlington Rosslynへ。
まだ12時過ぎだったのに部屋に入れてもらえました。
尚、チェックインを担当した黒人女性の対応はかなりそっけなく、"Hi"と"Insert card"の二言しか喋りませんでした。が、マリオット系列ホテルのチェックイン史上、最短だったので、かえってありがたかったです。Residence Inn Arlington Rosslyn ホテル
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部屋へ。
かなり広いです。ワシントンD.C.周辺で交通の便の良いホテルの中で出来るだけ安い部屋を選びましたが、それでも1泊200USD程度もしました。部屋の広さは1/3以下でいいから半額ぐらいにして欲しいところです。 -
レジデンスインなので長期滞在用に冷蔵庫や調理器具も揃っていました。
ただ、冷蔵庫は全く冷えず、匂いも気になりました。 -
洗面台と浴室。
浴槽は25cmぐらいしかお湯がたまらないので使いづらかったです。水回りは結構老朽化している印象でした。 -
荷物を置いて、先ずはホワイトハウスに向かいます。
再びRosslyn駅へ。ロズリン駅 駅
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数駅乗ってMcPherson Square Metrorail駅で下車。
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公園にはきれいに紅葉した木と、威厳のある銅像。
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ホワイトハウスのすぐ裏手にも住宅がありました。
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北側の背面からホワイトハウスに近づきますが、何らかのイベントがあるのか規制されており、近づけないようになっていました。
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仕方がないので東側から正面に回ります。
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流石に警察官が多い印象です。
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ホワイトハウスの東側に建つUS Treasury Department。
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日本ではほとんど見ないTeslaの車を見かけました。
さすがアメリカだなと思いましたが、これ以外は1台も見かけず。むしろトヨタ車ばかりでした。西海岸だとまた事情は違うのかもしれません。 -
ホワイトハウスの正面へ。
しかし、かなり遠くからしか見られず、柵もあって眺望は微妙です。
ただ、ここに歴代の合衆国大統領が住んでいるのかと思うと感慨深いものがあります。 -
記念撮影をする人が多くいました。
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ホワイトハウスを後にし、南下して巨大なオベリスク形状のワシントン記念塔方面へ向かいます。
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ワシントン記念塔。
169mの高さがあり、エッフェル塔が出来るまでは世界で最も高い建造物だったようです。ペリーが浦賀に来航した時期には既に竣工していたらしいので、当時の日本との国力の差を実感します。 -
反対の西側には第二次世界大戦記念碑がありました。
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最大の被害を出した第二次世界大戦の記念碑だけあって巨大で荘厳です。
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各州ごとにモニュメントが作られていました。
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噴水の向こうにはリンカーン記念堂が見えます。
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噴水越しに見るワシントン記念塔もなかなか映えます。
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リンカーン記念堂の前には、有名なリフレクティングプール。
フォレスト・ガンプの名シーンにも登場します。 -
リンカーン記念堂へ向かいます。
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多くの鴨が平和そうに佇んでいました。
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振り返ると、リフレクティングプールにワシントン記念塔が綺麗に反射していました。
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リンカーン記念堂は近くまで来るとかなり巨大な建物である事が分かります。
階段では多くの人が休憩していました。リンカーン記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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リンカーン記念堂の階段からの景色。
定番の光景ですね。 -
中には巨大なリンカーン像。
ワシントン記念塔と議会議事堂を見つめていました。 -
次は、リンカーン記念堂周辺の戦争慰霊碑を回ります。
先ずは北方面へ。 -
かなりリアルな造形の兵士像がありました。
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その先にはベトナム戦争戦没者慰霊碑。
ベトナム戦争戦没者慰霊碑 モニュメント・記念碑
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自分が生まれるかなり前に終結した戦争である為、自分がリアルタイムに衝撃を受けた911などと比較すると史実の一つとして認識していて、あまり実感はありませんが、石碑に彫られた戦死者の名前の多さを見ると、如何にひどい戦争であったのかが体感できました。
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今も献花がされています。
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更に北に進み大きな道を渡ると、米国科学アカデミーの前にはアルバート・アインシュタイン記念碑。
かなり巨大で、立ち上がれば身長は5m程はありそうでした。E=mc^2などの数式が書かれたノートを持っています。
ただし、観光地としての人気はイマイチなようで人は全くいませんでした。 -
次は同じ道を南下。
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リスがいました。
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リンカーン記念堂の前を通って更に南下。
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続いて、朝鮮戦争戦没者慰霊碑が見えてきました。
朝鮮戦争戦没者慰霊碑 モニュメント・記念碑
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悲壮な表情の兵士の像。
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こちらにも献花がされていました。
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FREEDOM IS NOT FREE。
自由を得る為には犠牲や努力が必要だ、という意味でしょうか。 -
こちらにもアメリカ兵の戦死者の名前が刻まれています。
名前は名字順にならんでしますが、KimやParkなどの韓国人に多い苗字が非常に多く、朝鮮戦争には如何に多くの韓国系アメリカ人が参加し、命を落としたのかを伺い知れました。 -
南西方向に進みます。
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岩を割ったようなモニュメントが見えてきました。
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マーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念碑。
I Have a Dream.の演説で有名な、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者キング牧師を記念した石碑です。周辺の記念碑の中では新しく、2011年に出来たそうです。 -
キング牧師が見つめる先には湖と、第3代アメリカ合衆国大統領で「アメリカ独立宣言」の起草者の一人、トーマス・ジェファソンの記念碑があります。
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ワシントン記念塔も綺麗に見ることが出来ます。
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湖畔を歩いてトーマス・ジェファソン記念碑へ向かいます。
この辺りはほぼ無人でした。 -
途中、フランクリン・デラノ・ルーズベルト記念公園。
ルーズベルトが大統領が在任中の12年間に起きた出来事の銅像などが並んでいました。 -
ルーズベルト大統領の像。
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人気が高いエレノア・ルーズベルト夫人の像。
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トーマス・ジェファソン記念碑が近づいてきました。
快晴の空のもと、湖面に映る姿が美しいです。 -
Ohio Drive橋を渡ります。
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ワシントン記念塔とトーマス・ジェファソン記念碑。
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大きな水鳥がいました。
この辺りの鳥は皆平和そうです。 -
尚、この辺りはすぐ近くにあるロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港へ頻繁に離着陸する航空機の爆音が凄まじく、見た目とは裏腹にかなり騒がしい場所でした。
また、頻繁にヘリコプターも近くを飛び回っています。 -
トーマス・ジェファソン記念碑に到着。
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構造は、ローマにあるパンテオンを模しており外観はそっくりです。
大きさも同程度に感じました。 -
中へ。
トーマス・ジェファソン大統領の巨大な銅像が置かれていました。 -
天井の構造もローマのパンテオンとほぼ同一です。
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列柱が美しいです。
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記念碑を後にして、後ろに回ります。
順光という事もありますが、背面も映えますね。 -
トーマス・ジェファソン記念碑はちょっと辺鄙な場所にあり、観光客もかなり少なかったのですが、帰りの選択肢は下記の2つがあり、
1. 同じ道を戻ってメトロでホテルに戻る
2. 一般的なルートではないがポトマック川を歩いて渡ってバージニア州に入り、メトロか徒歩でホテルに戻る
少し考えた結果、同じ道を歩くのもつまらないので2を選びました。 -
南西に進みポトマック川にかかる巨大な14th Street橋を歩いて渡ります。
一応歩道はありますが、歩いている人は誰一人おらず、ロードバイクで猛スピードで通過する人ばかりで若干危なかったです。何度もベルを鳴らされました。 -
ポトマック川から見るワシントン記念塔。
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ポトマック川を超えて、北上します。
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ポトマック川越しのワシントン記念塔。
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この辺りはランナーとサイクリストが半々でした。
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美しい紅葉が続きます。
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アーリントン記念橋が遠くに見えました。
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紅葉の道をひたすら北上。
紅葉の時期のワシントン周辺は非常に美しい場所です。 -
燃えるように紅葉する樹木。
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西に向かってアーリントン国立墓地方面へ。
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アーリントン国立墓地を抜けてホテルに戻ろうかと思いましたが、この辺りで係員にもうクローズしたと言われ、これ以上進めず…。
秋冬は17時で閉まるようです。 -
大人しくArlington Cemetery駅からメトロを利用してホテルに戻ります。
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地上路線でした。
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一駅でRosslyn駅に戻ってきました。
夕食はマクドナルドへ。 -
ビックマックセットをオーダー。
値段はなんと10.22USDなので約1500円!
日本ではビッグマックセットは710円なので、2倍強です。
物価の指標の一つにビックマック指数というのがありますが、確かにアメリカは全ての物価が2倍くらいに感じます。
ポテトは日本と全く同じ味でしたが、ハンバーガーとコーラは何故か少し味が異なり、日本の方が美味しく感じました。 -
駅の周辺の木々はイルミネーションがなされていました。
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食後はホテルへ直行。13km程も歩きかなり疲れました(この旅行の3日前に、フルマラソンの大会に出ており、その疲れが完全に癒えていなかったのでより堪えました)。
時差ボケの影響もあり早めに就寝。37時間の長い一日が終わりました。
②ナショナル・モール東側方面へ続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11790985/Residence Inn Arlington Rosslyn ホテル
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旅行記グループ
【アメリカ】紅葉シーズンのワシントンD.C.
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