2022/10/20 - 2022/10/23
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とある巡礼者さん
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谷底滞在を終えてなんとか無事にサウスリムまで戻って来れた。
昨晩はまともな食事もできたし、シャワー&洗濯もしたからクリーンな衣類に包まれて不快感はない。
めまいは相変わらず断続的に発生している。帰るまでの2日間をキャンプ場でのんびり過ごせば体調が整うかな?
ただ、物事は期待したほどすんなりとは進まないようだ。自ら招いたトラブル(アホすぎる)や、その後も予期しない事態が生じてサンディエゴ郊外の息子夫婦宅にたどり着くまでは困難が待っていた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
キャンプ場のマップ。
谷底に下りる前の日に泊まったのが黄色のマーカーで示された272番のサイトで、戻ってきてから2泊したのが赤ペンで○した312番のサイト。1泊$18。日を隔てて宿泊したサイト同士が近かったため思い違いが生じ後ほど夜中彷徨の悲劇を生むことになる。
どちらのサイトもパインループという発電機使用不可のエリアにあり、キャンプ場受付やシャワー棟からは歩いて13分ほど。シャワー棟には洗濯機(洗剤別売)、乾燥機、コインへの両替機、電源(スマホチャージ)がある。トイレ内にも電源があるから、スマホチャージで苦労したヨセミテとは大違いでとても助かる。 -
今日は翌21日。チェックアウトの11時を過ぎるとキャンプ場には静寂が訪れ、鹿たちがはびこる世界になる。
平和な光景だが、実は前日深夜に失敗をやらかしていた。谷底トレッキングから戻りまたテント設営するのか嫌だなーとうんざりするほど疲れてキャンプ場にたどり着き、後は一晩ぐっすり寝て体調を回復したいと切に願っていたのに深夜彷徨する羽目になるとは。
シニアの夜間頻尿問題がその原因。真夜中3時過ぎに突然トイレに行きたくなり、近視用メガネを忘れたままテントから飛び出てしまった。悪いことは重なるものでヘッドランプは電池がもう残っておらず光量不足で足元を照らすのが精いっぱい。多めに服用した睡眠導入剤でもうろうとしてトイレの方角を見失う。犬に吠えられて焦り、明かりが灯ったトイレらしき建物は遠方にボーッと見えるだけでなかなかたどり着けない。無念だがもう間に合わない。
なんだ、最初からテントの近くで済ませれば良かったんだ。朝になってから水をまいとけばいいし、そもそも苦労してトイレを目指す必要はなかったんだ。
というのは後から思ったこと。
この後、深夜3時過ぎにそれでもたどり着いたトイレから自分のテントに戻れなくなり、メガネ無し(視界なし)、ヘッデン電池切れで死亡という状態で暗闇の中をさまよう恐怖の45分間を体験することになる。
たどり着いたトイレがこれまで利用していたのとは異なるぞと気付いたのが始まりで現在どこにいるのか完全にわからなくなる。パインループ一帯はループ状になっていることは知ってても始まりのサイト番号や、番号がどう増えていくのか覚えていないから、自分の300番台のサイトに近づいているのか遠ざかっているのかすらわからない。全体図が欲しい。現在地さえ分かれば暗闇でも戻れる。
夜と昼とでは光景は全く異なって見え、頼りになるのは隣近所で見た車の記憶のみ。一度自分のサイトに近付いたはずなのに見知らぬ車が自分のサイトの駐車場に停められていたため、別の場所かと思って通り過ぎてしまう。これには後で腹が立った。車無しで来たキャンパーのサイトに深夜勝手に駐車するとは!そのせいで自分のサイトがわからなかったじゃないか。
身体がどんどん冷えて来た。気温は3度ほどだったと思う。このままテントに戻れないんだったら彷徨うのを止めていっそのこと暖かいトイレで夜明けを待つしかないんじゃないかと思い始めてふと気づく。そうだ、もしかしたらサイト全体図がトイレの掲示板に貼ってあるかもしれない。
あー、あった!助かった。最初から気付いていればなあ。こんな先のトイレまで来てしまってたんだ。だから見覚えなかったんだ。
一旦広い道路に出てから、慎重に番号を確認しながらテントに戻る。さっき停めてあった車はもはやいなかった。かなり薄暗いヘッデンでも車周辺を照らしながらウロウロぐるぐるしてたから効果があったのかな。
いろんな教訓を学んだ。深夜のトイレは近くで済ます、メガネは何があっても忘れない、電池は早めに交換する、出かける前にテントに明かりを灯しておくなど。
早めに寝て疲れを取るどころか倍増させてしまい、自分の方向音痴と愚かさとを呪った晩となった。 -
鹿さん、近づきすぎ。。。
翌21日の体調は当然良くない。鼻が詰まって息苦しい。シャワーを浴びてすっきりしようと思い、昼過ぎに出たらまたも途中でめまいや立ちくらみに襲われる。シャワー室は掃除中だったのでその間に買い物を済ませることにする。 -
買い物はシャワー棟から歩いて5分ほどのジェネラル・ストアへ。やたら時間がかかる循環バスに乗らなくても、ショートカットが分かったので買い出ししやすくなった。
アメリカで唯一高くないと思ったのがハーゲンダッツ。バニラ味が$2.2だった。スプーンもちゃんと中に付いていた。昨日と異なるサラダも購入したが、ここで失敗。レジで$3多く打ち間違えられたことにその場で気付かなかった。ボーッとしていて買う前に値段の確認やレジ係の手元を見るのを怠ってた。悔しい。 -
これは翌22日のマーザーポイントでの朝焼けの写真。キャンプ場に戻った後の写真は鹿さん以外撮ってなかった。単なる生活に戻ると写真を撮らなくなる。
夕飯はロティサリー・チキンの残りとサラダ。チキンは計3回食べられるほど多量だったが味がしない。日本のマヨネーズが欲しいよー。
めまいは引き続き断続的に発生。のどの痛みや鼻詰まりは購入した薬が効いて半減した。ジェネラル・ストアの品揃えと価格には感謝。ヨセミテでも思ったけど、アメリカの国立公園でのスーパーや軽食店での値段は街中とほぼ一緒で、日本のぼったくり観光地価格とは大違い。 -
これも翌22日のマーザーポイントでの朝焼けの写真。
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この色の組み合わせが好き。ピンク系やベージュ系の多層な色で構成された壁に緑色が点在している光景は見飽きない。
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この頃はまだ時間に余裕があったけど、朝焼けなど楽しまずにさっさとキャンプ場に戻って片付けして帰路に着くべきだったと後で思い知る。
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キャンプ場事務所。なんどここを通ってシャワー棟に行ったりジェネラルストアに行ったことか。
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22日土曜日。マズウィック・ロッジ発10時のフラッグスタッフ駅行きのシャトルバスになんとか無事に乗車できたが実にきわどかった。例によって循環バスがあちこちで長く停車するので予想より時間がかかり、マズウィック・ロッジに到着したのは出発時刻を2分過ぎた10時2分。循環バス車内では気が気でなかった。まさにバスを降りてこのシャトルバスが動き出したところに駆けつけてストッープ!と叫んで間一髪間に合った。
後程、フラッグスタッフ駅で立ち尽くしていたポーランド人のカップルから、今の時期は午前と午後の1日2便ある午後便が突然キャンセルされたと知った。もっとも事前予約はしてなかったらしい。天候が悪化し今夜から寒波が到来する天気予報になったためと推測する。
本日のサウスリムの気温は4~17度だが、明日から一気に最低気温が10度も低下してマイナス6度となり、サウスリムでは雪予報まで出た。その後もずっと最低気温が零度を下回る予報が続く。手持ちの装備で零下6度は経験したことがない。土曜日だからロッジ等は満室だろうし、たとえ空室があっても1泊5万円は払いたくないし、このシャトルバスを逃していたら大変なことになっていたと思うとゾッとする。 -
フラッグスタッフでのランチ。駅近のビーガンレストランでグリーンカレーを食べた。アメリカに来て初めて一人で入るレストラン。量も多くて(チビの大食い)、接客の感じも良くて野菜たっぷりで、特にタンパク質として豆を選択したらカップの下に赤いんげん豆がゴロゴロ入っていて元気になれる気がした。税金やチップを含めて$18。
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レストランすぐ近くの独立系書店「Bright Side Bookshop」。
書店が好きで旅先で良い書店を見つけるとうれしくなってしまう。
今回の旅ではKindleを持っていくかどうかで悩んだ。山行ではグラム単位でザックの中身を調整するくせして、必需品ではないKindleを入れることに抵抗はあったが持って来て良かった。シュラフにくるまって眠るまでの僅かな時間にKindleがあると一気にアットホームになれた。
この書店でフランス人アーティストのジグソーパズル1000ピースを2箱購入した。何事であれインスピレーションを与えてくれたり自分の狭い視野を少しでも広げてくれる物や人に出会えた時が最高にうれしい。 -
フラッグスタッフの目抜き通り。書店以外にもおしゃれなカフェが点在するこのコンパクトな町が気に入った。あと40年若かったら短期留学したかった街だな。
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Amtrakのフラッグスタッフ駅からの遠望。ちょうど1週間前に不安な思いを抱えて到着したときは小雨が降っていて寒くて真暗だったなと思い返す。
来る途中の接続駅ホームで雨の中列車を待っている間に、屋根がある椅子に座るよう声掛けしてくれた知的な韓国人男性も懐かしく思い出される。日本に旅行した際に、東大と韓国の何とか大学との門構えが同じだったことが一番印象深かったと言う。統治下にあったからそうなったと言ってたけど赤門のことかなあ?東大の近くにも行ったことない私にはわからない。 -
フラッグスタッフ駅隣接の観光センターで出会い、駅が開く夕方5時までの長い待ち時間を一緒に過ごしてくれたおじいちゃん。と言っても私もすでにおばあちゃん。
自称有名人でミラクルマンのスピリチュアリスト。私のつたない英語力ではときどき会話を聞き取れないことがあって良く理解できたとは言えないけど、谷底まで行ったと言ったらほめてくれた。
グランドキャニオンには数ある洞窟にまつわる大きな秘密があり、25年前に目撃した当時は軍用機が行き来しており機密事項だからしゃべれないと言う。南米奥地に旅行してミラクルな体験をしたらしく話を聞いてるだけで世界を広げてくれる方だった。たぶん癌サバイバー。日本では2人に1人は癌になると言ったらビックリしてた。
旅行ほど自分の視野を広げ価値観を豊かにしてくれるものはないねと共感してハグして別れた。私はこのハグが苦手でできれば避けたいんだけど、このおじいちゃんとは実にナチュラルにハグできた。 -
LA行きのAmtrakは夜行列車でカフェ位しかないからまともな夕飯をゲットしておこうと思い、先ほどランチを食べたお店で今度はパッタイ焼きそばをテークアウトした。醤油味ベースのサラダ付きで同じく$18。量は多いけど高いなあ、所詮焼きそばだよ。
小雨も降って来たし、ちょっとの間テークアウトしに行くのに重たいザックを持ち歩くのも嫌なので、同じく列車待ちのアーミッシュのグループもいることだしまあ大丈夫だろうと駅のベンチに短い時間ザックを置き去りにした。
それでも急いで戻って来たら、Amtrakのお兄さんの気配で見守ってくれていたことが分かった。ありがとうね。フラッグスタッフ、いろいろと好きな町だった。 -
結局Amtrakは強風のため遅れに遅れ、駅の待合室にいる20名ほどの乗客のスマホが時折一斉に鳴っては更なる遅延がメールで告げられる。
地元で週末限定でゴーストツアーをしているガイドのおじさんが、営業トークをしながらあの音は何だと言うほど強い風がヒューッと音を立てて吹きまくっていた。
結局3時間遅れて夜の11時半に到着した夜行列車は、途中工事のため超ノロノロ運転で走行し、さらには遅延により乗務員の勤務時間がオーバーして交代が必要になったということでどっかの駅で1時間近く待たされる羽目になった。
このボケた写真は疲れて不機嫌なカフェ車両のおじさんから買ったモーニングコーヒーと激甘スィーツ。$5くらいだったと思う。 -
遅延のお詫びとしてか、小さなスナック2袋とこれまで見たことがない最小サイズのペットボトルが乗客に配られた。こんな物でも計$5以上するんだろうな。つくづくアメリカの物価高と食文化が嫌になる。日本のコンビニはなんてありがたい存在なんだろう。
ホットドッグを25人分準備する手が足りないというヘルプを求める車内放送があったから思わず期待したけど、食事つきの寝台車用だったと思われる。
そういえばフラッグスタッフ駅で乗車する際、アーミッシュのグループに付いてって客車に乗ろうとしたら、彼らは意外にも寝台車利用だった。2食付くけど一番安いタイプでもコーチ席との差額が約$300!一人旅では夜行列車でも当然コーチ席で我慢。 -
LAから1つ手前のフラートン駅。ここでサンディエゴ行きの電車に乗り換える。駅はきれいで構内も安全だけど窓口のおばちゃんがまるで古狸。6時間以上遅れて到着し、車内で14時間以上過ごしてるからもうヘロヘロ。遅延のため接続電車に乗れなかったと窓口で申し出て次便について尋ねる。
車内の車掌さんもフラッグスタッフ駅の親切なお兄さんも、チケット(電子チケットの印刷物)を見せれば遅延のため接続電車を逃したことが分かるから手続きは一切必要ないと請け合ってくれたけど、念には念を入れて確認しとく。
窓口の古狸風おばちゃんは印象通りの感じ悪い対応で、最初から2枚のチケットを見せないと乗り継ぎと分からないからダメでしょと小言を言い出す始末。そりゃ確かにそうだけど、その6時間以上遅延した列車はまだ目の前に止まってるんだよ。
ややムッとしながらも発券してもらう。結局、古狸のいう通り発券してもらって良かった。次に乗る接続電車はLA-サンディエゴ間を1日に何往復もする通勤電車みたいなものだから、シカゴからLAまでを2日間かけて走る長距離列車サウスウェスト・チーフ号の遅延など知ったことじゃないだろうし、もし発券してなかったら車内でチケットをチェックしにくる車掌さんとの話がややこしくなっていたと思う。 -
フラッグスタッフ駅に向かう行きの便でも乗り換え駅として利用したこのフラートン駅はホーム間を移動するのにこのブリッジで行き来する。エレベーターが2つあってどちらか片方が壊れているから誰か利用する人を見つけて急いで後にくっ付いて乗った。
どちらのホームに電車が停車するのか全くわからないのでいちいち窓口で聞かねばならない。それも窓口に長い列ができているのにおばちゃん一人で対応してたり効率悪いことはなはだしい。
アメリカのサービスは劣悪というかアホレベルだと思った。トイレを利用する際、入口をリモート操作でジーッと開けてもらうためにもチケットを見せる必要があるので、また列に並ばねばならない。 -
この風邪薬は後日ドラッグストアで買ったものだけど、4錠だけ入った同じ商品がグランドキャニオンのジェネラルストアで売られていて風邪の症状緩和に役立ったから記念に残しておく。
電車を降りてから帰宅するまで、写真はないけれどまだまだトラブルは続いた。
行きと同様、Amtrakの一部区間が未だ工事中だったので電車ですんなり一本で帰宅とはならず、数時間電車待ちしたフラートン駅からはわずか30分乗車しただけのアーバィン駅で接続バスに乗り換えとなり、電車の乗客全員が行先別に4台のバスに分乗して運ばれた。
困ったことに、Amtrakが大幅遅延したため郊外の最寄駅(といっても家から50Kmも離れている)に迎えに来てくれるはずだった息子夫婦から、土曜日のせいもあり外出してしまって夜遅くまで戻れないとの連絡が入った。
接続バスで降り立った海辺の街には夜遅くまで待つ場所もなく体調不良で疲労困憊だから早く帰り着きたい。結局、普段全くタクシーにも乗らないくせして異国の地で人生初のUberを体験する羽目になった。
年の割にはアプリを使うのに抵抗がなく大体直感的に操作できる。息子に借りたスマホに入ってたUberアプリで問題なく車を手配することができた。土曜の夕方だし郊外だからどうかなと思ったけど、意外にUberが簡単に見つかり配車を依頼してから20分ほどで無事に乗車でき、日が落ちる前に帰宅することができた。もっとも1台目には拒否られて直前にキャンセルされたけど(息子いわく私がUber初利用のためドライバーが不安になったのだろうとのこと)。何事も全て勉強だと思った。
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