2020年10月　黒磯駅で降りてみたら

2020/10/03 - 2020/10/03

2020年10月　久しぶりに栃木県・JR黒磯駅で下車しました。
駅前はとてもきれいに整備されていて、人気のパン屋さんや「おおっ！！」と唸る図書館ができてました。こんな図書館、近くにも欲しいなぁ。
自転車で、道の駅明治の森・黒磯にも行きました。

エリア 黒磯(栃木)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

黒磯駅を降りました。目の前すぐに、人気のパン屋さんがあるらしく・・・あそこかな？

10時半過ぎ、すでに多くの人が来店、車も次々にやってきます。
８時からオープンしているのですね。

カネルブレッド グルメ・レストラン

お店前の足元。距離を取って並びました。入店は数人ずつ。どれもこれも美味しそうで、ついつい大量に購入。カードでお支払い。

朝食抜きでした。併設のカフェへ。
寒くなかったので、テラス席でいただきました。

イリス ブレッド&コーヒー グルメ・レストラン

お店から道を挟んだ向い側に、ガラス張りの気になる建物。
帰りに時間があったら寄ってみようかな。

駅前で電動自転車をシェアサイクル。（返却時に撮影）
＊2022年9月に再訪した時には、なくなっていました。

駅を背にまっすぐ進みます。
ひとつ目を左手に曲がると石造りの建物が。カフェだそうです。
元は銀行だとか。側面は、大谷石なのかな？

カフェ・ド・グランボワ グルメ・レストラン

向かいには、長い板塀。

センターの道に戻ってまた進みます。「まちなか交流センターくるる」
オープンして１年くらい、とてもきれいです。

奥の建物内は、広々としています。この日、フリースペースでは、学生さんが静かに勉強していました。ちょっとしたフードコートもありました。
案内所で地図をいただき、明治の森まで自転車で行ってみたいと言うと「えっ？」と聞き返されましたが、丁寧に教えてくださいました。

くるるからは、自動車で15分。ならば自転車でも行けるはず、電動だし。
甘かったです（汗）身体がなまってしまったのが、よーくわかりました。ひたすら漕いでいるので、途中の写真はこれだけ。屋根にリボンの可愛い花屋さんを見かけました。（お名前は失念、ごめんなさい）

緩く登っている道のりを漕ぎ続け、お尻が痛いよ～。
50分くらいだったか・・・とうちゃこ。
シェアサイクルステーションがあったので、返却しました。

道の駅 明治の森 黒磯 道の駅

名前通り、森のよう。緑に囲まれています。

森の奥には

明治21年にに建てられたドイツ建築、旧青木家那須別邸。
国重要文化財。外務大臣を務めた青木周蔵氏の別荘だそうです。

旧青木家那須別邸 名所・史跡

有料ですが、邸内の見学ができます。
建物前には、季節ごとに花が植えられるのだそうです。
お屋敷に赤いサルビアが映えていました。

マスクをしていても、清々しい空気を感じられ嬉しいです。

ファームマーケット。お野菜が安い。帰りはバスに乗るつもりなので、軽いものをと、リースを作る蔓を買いました。

なんてことでしょう！ぼけーっとしていたら、数少ない黒磯駅を通るバスが、行ってしまいました・・・駐車場に停まっている車、端からヒッチハイクしたい心境です（大泣）

返したシェアサイクル（残っていて良かった！）を再び借りて戻ります。
今度は下りが多く、さほど苦になりませんでした。

途中で見掛けた、これまたお花屋さん。ディアフォークス＆フラワーズ
こちらの周辺には、個性的でおしゃれなお店がありました。

シェアサイクル返却。帰って来られた。自転車よ、ありがとう（泣）
大人気のパン屋さん、まだまだお客さんが来ているみたいです。

ふうぅ、とにかく疲れたので、駅前の広場でひと休み。

黒磯駅 駅

そういえば、この横に見える建物は何だったでしょう。行ってみよう！

入口に立っていた係のかたに「入ってもいいですか？」と尋ねると、にっこり笑顔で「どうぞどうぞ」と。手指消毒と検温をして中へ。

おおっ！！

本、図書館？？

ふぉ～これはすごい！！

と思わず声が出ました。

高い天井。書棚に木製の言葉たち。
ぎっしり本で埋まっているのではなく、隙間が気持いいです。
建物全体が、呼吸している生き物のようで、面白く思いました。
書籍は、これから利用者の声を聴きながら増えていくのかな。

このあたりは、子どもコーナー。お母さんと絵本を選んでいる男の子。
素敵な図書館で、たくさんの本に出会ってね。

『わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております』
笹井宏之氏の短歌ではないかと。

すんごいわっ！！興奮しながら、なぜかそのまま奥のドアから出てしまいました。きっとマスクの下で、鼻の穴が膨らんでいたと思います。

建物の外で、お姉さま方がアイスコーヒーを召し上がっていました。
「それはどこで買えるのですか？」「この中よ～美味しいわよ～♪」
中に？図書館に？なぜ出てきたのだっけ？戻ろう。
・・・もしかしたらここですか？

図書館でコーヒー、ソフトクリームまで♪
ひっそり端っこでなく、堂々と真ん中にカフェコーナーがありました。

両方欲張って、コーヒーフロートです。
カウンターで購入、窓際に座って落ち着きました。
お伺いすると、この図書館は、先月（2020年9月）にオープンしたばかりなのだそうです。

『成熟するにつれて人はますます若くなる』
「成熟するにつれて人は若くなる」ヘルマン・ヘッセ？
若い頃、さっぱりわからなかった・・・読み直してみようかな・・・。

健康や料理、農に関する書籍が並んでいました。
棚に植物が置かれているのもいい感じです。

『やるからには　どんな仕事も＜自分の仕事＞にする』
御意！ああ、仕事に戻らなくっちゃ。

美術館のような、おしゃれな書店みたいな駅前の図書館。
どなたが設計したのかな。
２階にも本がたくさんあるのでしょう。
行ってみたいのですが、電車の時間です。

図書館みるる。予定を１時間延ばしました。ここで今日の全ての時間を過ごしても良かったかもしれません。惹かれる読みたい本が、帰り間際にいくつも見つかってしまいましたので。

「くるる」と「みるる」。
どちらも地域の皆さんによって、これから発展していくのですね。
またふらりと寄らせてください。

拙い旅行記、ご訪問いただき恐縮です。ありがとうございました。