2008/03/09 - 2008/03/09
65位(同エリア197件中)
さっくんさん
今回は、イスラームのテーマから外れて、サブのテーマである遺跡巡り。インカの遺跡、マチュピチュを見れたので、次はマヤの遺跡が見たくてメキシコを訪れました。その前編です。
-
又々大嫌いな国での乗継を乗り越え、やって来ましたメキシコシティ。この乗り継ぎさえ無ければ、もっと中南米旅していたかもしれません。
-
世界一の人口を誇る大都市です。
-
独立記念塔付近のメキシコシティの風景です。
-
ティオティワカン遺跡の目抜き通り、死者の道。
-
ティオティワカン遺跡を訪れました。
-
4~6世紀に最盛期を迎えたアメリカ大陸最大規模の遺跡です。
-
ケツァルコアトルの神殿。
-
ケツァルコアトル神殿のレリーフ。
-
ケツァルコアトルは農耕の神、羽毛をがある蛇、マヤ文明ではククルカンとして信仰されています。
-
太陽と月のピラミッド遠望。
-
太陽のピラミッドは世界で三番目に大きいピラミッドです。
-
頂上に登頂した人々が豆粒の様に見えています。さぁ私も登りましょう。
-
太陽のピラミッドを登りつつ振り返りました。
-
ピラミッドの頂上で手を広げ体一杯太陽の光を浴びると良い事あるのか、メキシコの人がそうしていたので私も真似しました。
-
ティオティワカンの人口は当時20万人と言われています。同じ頃のコンスタンティノープルの人口が2万人の頃にです。
-
太陽のピラミッドに登りました。今では貴重な登れる遺跡です。
-
太陽のピラミッドの頂上から月のピラミッドを眺めました。
-
美しいピラミッドです。
-
月のピラミッド。高さ42m、底辺150m×130m。太陽のピラミッドより低いですが隆起した場所に建つ事から太陽のピラミッドと同等の高さを持っています。ピラミッドの位置や広場の広さから、太陽のピラミッドより月のピラミッドの方が重要な施設だったのではないかと推測されています。
-
ジャガーの宮殿の壁画。
-
ケツァルパパトルの宮殿のレリーフ。
-
マヤやアステカ文明とも違うティオティワカン文明と言う独自の文明の遺産ではありますが、前者の文明に大きな影響を与えている事から、継承されている事柄もあります。ティオティワカンで言うケツァルコアトルがマヤ文明ではククルカンと名を変えて信仰されているのはその象徴たるものでしょう。
-
死者の道の最深部突き当りに月のピラミッドがあります。
-
エジプトのピラミッドは王の墓として建設されましたが、メキシコの多くのピラミッドは神殿として建設されました。此処ティオティワカンも同様です。
-
ティオティワカンは紀元前2世紀頃に興り8世紀頃に滅亡しています。その理由は未だ解明されていません。マヤ遺跡では高度な暦文化から定期的に都市を移動していた可能性がある様なので、ティオティワカン文明もまた、滅亡では無く何某かの理由で都市を放棄して何処かへ移動してしまったのかもしれません。
その証拠にマヤの末裔は今でも多くメキシコに暮らしていますし、エジプトでもピラミッドを築いていたのは一定の時期だけであり、それ以降は盗掘を避ける為ルクソール西岸の王家の谷に埋葬する様になりました。マヤの人々もピラミッドを築く事を辞めて、地方でひっそりと、でも逞しく自らの文化を紡いでいたと言うのが正解でしょう。 -
グアダルーペの聖母。
-
グアダルーペ寺院旧聖堂。
-
グアダルーペ寺院新聖堂。
-
メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂。
-
メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂内部。
-
メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂内部。
-
夜の独立記念塔。
-
メキシコシティを出て、次の地へと空港に向かった私はカウンターで愕然とする事を言われてしまいました。
「貴方の飛行機は既に飛び立っております。」
正に北斗の拳の名台詞
「お前はもう死んでいる!」
と等しい台詞です。 -
発券ミスです。なんと頼んでおいたフライトの一本前の便と間違えられていたのです。飛んで行ってしまっていて当然です。(担当!なんて事しやがるんだ!)でもチェックを怠っていた私にも責任があります。こんな時怒っても、慌てても仕方ありません。目の前にいるカウンターの女性。私に残酷な宣告をしたこの女性係員。彼女が私の命運を握っています。敵に回すより味方につけるしかありません。
-
私は必至の演技でいなかっぺ大将の物真似で、人差し指どうしをくっつけたり離したりしつつ
「ボ、僕どうすればよいのでしょう?」
と泣きそうな表情で彼女を上目遣いで眺めます。人は全権を委ねられると躊躇するものです。彼女は
「そんな事いわれても…。」
と困りあぐねた感じです。(よぉし、あとひと押し!)私は迫真の演技でお祈りポーズ。彼女は
「う~ん、もう!」
って困り果てて上司に報告。私は内心ガッツポーズ。権限を持っている人を引き釣り出した!後は空席さえ残っていれば私の勝ちです! -
飛行機は無事空席があり、思った通り私は無事パレンケ遺跡に到着しました。
-
碑文の神殿と手前に13号神殿。13号神殿では遺体が発見されました。
-
頭蓋骨の神殿。
-
頭蓋骨の神殿に残るウサギの髑髏のレリーフ。
-
パレンケ遺跡はパカル王が君臨した7世紀に最盛期を迎えたマヤ古典後期の遺跡です。
-
碑文の神殿からパカル王の遺体が発見された事で、マヤ遺跡のピラミッドも墓として作られる場合がある事が判明しました。
-
発掘された埋葬品の中から宇宙船の様な図柄も描かれていた事から、宇宙人説等とんでも説が浮上したり話題となりました。
-
碑文の神殿を正面から眺めました。
-
碑文の神殿と宮殿に挟まれた広場。
-
パレンケ遺跡の中心に建ち風格が漂う事で宮殿と言う名がつきました。
-
宮殿の右に建つ四階建ての塔は、マヤ建築群では他に無い珍しい構造を持っています。
-
塔は天体観測に使われたと考えられています。
-
宮殿は増築が繰り返された事で複雑な構造となっています。
-
宮殿に残されているレリーフ。
-
この鋭角な二等辺三角形のアーチはマヤ・アーチと呼ばれる独特のものです。
-
パレンケに残されたレリーフ。
-
絶対何かある感じの奥へと続く階段。
-
基礎のみ残された神殿もありました。
-
伯爵の神殿。
-
左手に碑文の神殿、右手に宮殿が見えてきました。
-
遺跡の周囲は鬱蒼としたジャングルに覆われています。
-
見晴らしの良い高台へ登ります。森林浴!
-
左手に建つのは太陽の神殿です。神殿内部に太陽のシンボルとされた盾と槍からなる戦いの神が彫刻されていた事からこの名がつきました。
-
14号神殿の剥こうに碑文の神殿。
-
碑文の神殿と宮殿を眺めます。
-
十字架の神殿に登りました。
-
神殿内に残されたレリーフ。
-
太陽の神殿。
-
十字架の神殿を手前に宮殿方面を眺めました。
-
葉の十字架の神殿。トウモロコシの葉と人の首を表す窓が特徴。
-
北の寺院グループに残された雨神トラロックのレリーフ。
-
十字架の神殿。パカル王の息子チャン・バールム王時代に建立された。内部パネルの中心に十字架状の図がある事から命名されました。
-
十字架の神殿、葉の十字架の神殿、太陽の神殿は十字グループと呼ばれ、パカル王の息子チャン・バーラム2世の時代に築かれ重要な儀式の場となったと考えられています。
-
太陽の神殿。
-
宮殿に戻ってきました。
-
こんなサボテンもありました。
-
メキシコと言えばサボテンは外せません。
-
物凄い派手な家がありました。
-
鼓笛隊が勢揃い、何が始まるのでしょうか?
-
パステルカラーの街並みが美しいメリダ市街。
-
メリダ最古の家、モンテホの家。
-
モンテホの家の装飾。
-
メリダ市庁舎。
-
メリダ大聖堂。
-
メリダのコロニアル様式のホテルに宿泊しました。
最後までご覧になって下さり、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
テオティワカン遺跡周辺(メキシコ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 中南米の遺跡
0
80