大河ドラマ「青天を衝け」の舞台となった血洗島をぶらぶら/驚いた！煉瓦工場は千葉県の芝山に建設される予定だった

2022/06/11 - 2022/06/11

前から行きたかった大河ドラマ「青天を衝け」の舞台となった深谷の血洗島を、あちこち観光してみました。
それにしても、昼ご飯は失敗しましたけど、まあいい１日でした。

エリア 深谷・寄居(埼玉)

• 交通手段: 自家用車

自宅から車で深谷観光の目印となる深谷駅に行ってみました。深谷駅って昔から立派だったんだねと勘違いしました。これは平成にはいってから深谷で作った煉瓦を使って造られた東京駅を模して造られた新しい駅ビルです。

深谷駅 駅

立派すぎる駅ビルだこと。

深谷のキャラクターであるふっかちゃんの時計。

エスカレーターで上層階に上がった様子。

東京駅というよりもお城のような外観です。

渋沢栄一の銅像が駅前ロータリーに鎮座しています。
ぶらぶらしていたらお腹が空いてきた。スマホで検索して近くで美味しそうなお店を検索。

それなりに人気があるうなぎ屋のうな平に到着。
が、我々が入る５秒前に入店した横浜ナンバーの夫婦で満席。次に配膳できるのが１時間後だって、、、
素直に転進することに。何が何でもうなぎという気分でもなかったし。今年に入りすでに２回うなぎ食べていたからまあいいかと。←ちょっとだけ悔しい・・・

鰻専門店 うな平 グルメ・レストラン

転進先がこちら。そば屋の遊歩。

そば遊歩 グルメ・レストラン

２０分くらい待って着席できました。お品書きはこちら。
十割そばは早々に売り切れ、粗挽きの辛味大根蕎麦を注文しました。
小腹が空いていたので、辛味大根の大盛をください。と頼んだがお店のおばさんの表情が驚く。おばさん「大盛をですか？」私「はい」書いてあるのに不思議だなと思ったが、そのやりとりの事情が後で分かる。

出てきた蕎麦、蕎麦大盛じゃないなと思っていたら、お店のおばさんが「サービスで辛味大根を大盛りにしました」って。おい！おい！勘違いされてしまった。
注文時にはお互いに確認をしましょうね。
全部入れて蕎麦を食べましたが、ものすごく辛いのなんの！辛くて涙がちょちょ切れました。

連れの蕎麦、揚げなすだったでしょうか。

渋沢栄一記念館へ移動しました。

渋沢栄一記念館 八基公民館 美術館・博物館

日の丸とともにロシアに侵略され祖国防衛戦中のウクライナ国旗がはためいていました。ウクライナ国旗を掲げるとは深谷市の心意気でしょうか。

受付窓口で入館料を支払う。
連れ曰くここのアンドロイドが有名ということで、そちらも見ることに。

青天を衝けは１年を通してみましたよ。

２階の集合場所に集まり、この後渋沢栄一のアンドロイドの上演会。

上演中は撮影禁止で、上演が終わった後の撮影タイム。このアンドロイドが動いて話しかけてきたのです。見事な出来栄えでした。

記念館の裏手にある巨大な渋沢栄一の銅像。
あちこちに渋沢栄一の銅像や写真、アンドロイドがあり、まるで北朝鮮にきたような気分になりましたｗ　渋沢栄一先生マンセー！マンセー！

渋沢栄一記念館から西に１キロくらい移動した場所にある中の家（なかんち）へ。渋沢栄一の生家です。ただ生家ですが、明治時代に立て直してしまったそうです。

渋沢栄一生地 (中の家) 名所・史跡

中に入りましたが、補強工事中で建物の中は入れませんでした。連れの話ではここにもアンドロイドいるそうなんですが。

ここにも渋沢栄一の銅像があります。
渋沢栄一先生マンセー！

建物の裏手にあった石碑。渋沢平九郎追懐碑。

中の家の近くにある諏訪神社。子どものころの渋沢栄一がこのの神社で獅子舞を踊っていました。彼が事業成功後にここに結構寄付をしているそうで、ここの拝殿も寄付により建てられたものです。

諏訪神社（血洗島） 寺・神社・教会

尾高惇忠生家も寄ってみました。尾高惇忠は渋沢栄一のいとこで、栄一らが高崎城乗っ取り計画を練ったと伝わる部屋がこの建物の２階だそうです。
ここのボランティアガイドのおじさんがよくしゃべる人で、千葉から来たというと、せっかくだから一つ教えてあげると。深谷には後ほど行く煉瓦工場ができたが、本当は千葉の成田のそばの埴輪で有名な場所辺りに造る予定であったと。千葉県民にとっては衝撃の事実！それって成田の南側の芝山町のことでは！

尾高惇忠生家 名所・史跡

渋沢栄一は何も利益を血洗島にもたらさないので、煉瓦工場を造って地元に貢献したらしい。一つだけ条件があり、煉瓦用の粘土を掘ったらその跡地を田んぼにするというのが条件だったらしいです。そもそも血洗島は川に挟まれた川砂で表面を覆われているから水はけがよすぎて稲作に向かない、それで藍の生産をしていたとか。千葉の話を裏付けるように煉瓦工場の理事長は山武市が地元の池田栄亮、筆頭出資者でもあります。
渋沢栄一の野郎は我田引水しやがってと思いましたが、いろいろと調べていると千葉のそこら辺では無理なんです。粘土は豊富ですけど、焼いた煉瓦を運ぶ手段がない。
今の成田周辺に鉄道ができるのは工場ができた１０年後くらい。成田からまた１０キロくらい鉄道を引かなくてはならない。大きな川もないから馬車か牛車で近くの鉄道まで運ぶのはあまりにも非効率です。深谷ならすぐ近くまですでに鉄道が走っているし、工場から専用線を引いてさらに効率化できましたから。残念ですが、賢明な選択だったのでしょう。

先ほどのガイドさんに聞いた清風亭と誠之堂にも寄りました。
こちらは誠之堂。
1916年に渋沢栄一の喜寿を祝って、第一銀行行員たちの出資により建築されました建物。イギリス風の建物です。

誠之堂 清風亭 名所・史跡

中のステンドグラス。

こちらが清風亭。1926年に、当時第一銀行頭取であった佐々木勇之助の古希を記念して、清和園内に誠之堂と並べて建築されたもの。ともに東京の世田谷区から移築された建物です。

こんな感じの屋内です。

立派でおしゃれな洋館でした。

さて夕方５時近くになり、最後の観光としてこちらへ。
清風亭の係員に聞いた煉瓦史料館。
後１０分しかないけど駆け足で見学。この建物は工場で働くドイツ人技術者の自宅だった建物を改装したもの。

日本煉瓦製造旧煉瓦製造施設 名所・史跡

煉瓦工場の鳥瞰図。

工場の中の写真。

ここの工場で作られた煉瓦を使い造られた建物の一覧。煉瓦の建物って地震に弱いから残っていないものもある。

その工場が見えますが、現在は耐震補強工事で見れませんでした。
足早に見学は終わり。
この工場から煉瓦を運ぶために線路が引かれていたようです。明治から昭和半ばの時代まで全国にあった工場の引き込み線のはしりだそうです。

せっかくだからと深谷の対岸にある太田へ。
スバル３６０がなぜあるのかピンときませんでしたが、旅行記を作っていてようやく気付きました。太田はスバルの地元なんですね。

道の駅おおた 道の駅

お土産から野菜まで結構充実していました。
買い物を済ませてさて帰ろう。

連れは夜はラーメンが嫌だとごねるが、国道沿いって牛丼屋とかラーメン屋ばかり目に付く。お腹を空かし血糖値がだださがりの連れの機嫌はマックス悪い。
ここはどうだろうと入ったのが博士ラーメン。ラーメン屋じゃないかと思われますが、ここはラーメンもありますが、タイ料理も美味しいと評判のお店。１０年以上来ていませんでしたが。

博士ラーメン別館 ＆ HAKASE Thai 博士レストラン本店 グルメ・レストラン

タイグリーンカレーに小ライス

私はエビチャーハン。カレーもかけて味変しながら胃袋に流し込む。
美味しかったです。連れも満足そうでした。

この旅行記へのコメント （2）

• ラムロールちゃんさん 2022/11/15 14:49:08

  ご無沙汰しております

  てくてくさま
  
  最近、なんだかんだで遅ればせばっかりで、コメントするタイミングを失っていました。
  今日も、いいね138番目ではありますが、思い切って！
  
  すごいマンセーぶりですね。
  アンドロイドとは…
  
  でも、私の針が一番振れたのは、辛味大根のくだりです。
  そうきたか！…そして、全部使ったんですね！
  笑ってはいけない状況なので、我慢して、口がかたーくなりました。
  
  ラムロール

  てくてくさん からの返信 2022/11/15 16:59:01

  Re: ご無沙汰しております

  ラムロールさま
  
  本当に、本当にご無沙汰ですね。
  ご家庭の事情だったりとか、いろいろお忙しいのでしょう。
  辛み大根って好きなんですけどね、何でも量が多ければいいわけでなく、やっぱり何事も適量ですよ適量。涙目・・・
  ちなみに、辛み大根＋味噌も美味しい食べ方ですので機会があれば是非。
  では、また近いうちに。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　てくてく