ひょうごさんぽ　　白鶴美術館　秋季展へ。登録有形文化財の建物も堪能します。

2022/10/13 - 2022/10/13

白鶴美術館の秋季展へ行ってきました。白鶴美術館は春と秋の季節に開館します。
白鶴美術館は白鶴酒造７代目嘉納治兵衛によって開館された美術館です。１９３４年に始まって以来、現在には１４５０点以上もの収蔵品があり、国宝や重要文化財も多いです。本館や事務棟、茶室の建物も登録有形文化財です。
１９９５年には１０代目嘉納秀郎が収集した絨毯が展示されている「絨毯美術館」が開館されています。中近東からの貴重な絨毯が多く展示されていました。
今回秋季のテーマは「揺ら美」。水と風が主なテーマです。
日本のもの、中国の唐や後漢などの美しい品々数々。

館内の展示物は撮影が禁止でしたが、建物や庭園も素晴らしく、ゆっくりと時間をかけて鑑賞することができました。

エリア 御影・灘(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩

白鶴美術館に来ました。
高台にありますので、海も見えます。

どっしりと大きな石の構えが入口に。

中へ入ります。

秋季のテーマ「揺れ美」。

天壌無窮。
天地と共に永遠に続くという意味。
良い言葉です。

堂々とした建物が見えます。
登録有形文化財。

とても高貴な雰囲気のデザイン。
ランプシェードにもちらりと鶴が見えます。

白鶴の鶴。

入口付近にも大きな石。
お庭も綺麗に手入れされていました。

天井もドアの一つにも丁寧な装飾が観られます。

こちらのドアのあたりから本館が見えますが、美しいです。
写真スポット。

細やかな細工があちこち。

ドアも素敵でした。

本館の建物が重厚で、どっしりとしています。
外から観ると和風の建物にも見えます。

立派な灯籠があります。
こちらは、東大寺大仏殿の前にある東大寺金堂製八角灯籠から型を取ったものだそうです。

中庭を一周します。

池泉庭園がありました。

紅葉が始まっていました。
緑に囲まれた美術館です。

茶室もあります。
こちらも登録有形文化財。

中庭から玄関を。事務棟も登録有形文化財です。

玄関付近。レトロな椅子があります。あちこちに休憩できる場所がありました。

装飾が美しいです。

階段もお洒落です。

玄関あたり。

こちらから本館へ向かいますが、天井に至るまで細やかな装飾と色合い。

美しい廊下です。上品です。

秋季に展示される紹介がありました。

細かく、日にちが分かれていました。

作品についての説明もありました。
写真、ちょっと見えにくくて、すみません。
中国の唐や後漢の時代の美術品や工芸品も多かったです。

弘法大師空海が遣唐使として船で渡る様子の絵巻。
鎌倉時代のものです。
今回、鑑賞しました。

美しい工芸の数々。
白鳳時代のものなど。

廊下には作品に関しての説明があります。
鑑賞前に観ておくことをお勧めします。

廊下から少し階段を上がって、本館へ。

ゴージャスな渡り廊下です。

本館１階にはテラスがあって、ベンチもあります。
のんびりと庭園を眺めながら休憩も。

右が展示室ですが、こんなスペースも。

ランプシェード、なんておしゃれでしょう。

窓も壁も電気も、調和して美しいです。

とてもエレガント。

休憩するところが沢山あって、老体には助かります。

二階にも展示室がありますが、この階段も豪華です。

絨毯は特別にあつらえたものでしょうが、高価なものだとわかります。
ふわふわ。

廊下や踊り場の窓もおしゃれ。

１階におりてテラスで休みます。

このドアの装飾もこまかい！

ベンチで休憩。中庭を眺めます。

建物や庭園も鑑賞できる美術館。
癒されました。

少しずつ紅葉しています。

白鶴の鶴。
可愛いです。

外に出ましたら、また小さなお庭を見学できます。

別館があります。
絨毯美術館。

白鶴酒造１０代目の嘉納秀郎の中東絨毯コレクションが展示されていました。トルコやイラン、コーカサスなどの伝統的な美しい絨毯が鑑賞できます。

こちらも中は撮影禁止でした。