仕事を辞めてスペインひとり旅＜まずはサンティアゴの巡礼200キロを歩く④＞

2022/08/31 - 2022/09/13

サンティアゴ巡礼記録No.4

今回は【ログローニョ】～【ナヘラ】間の巡礼路について記録しています。
ログローニョではバル巡り。

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【概要】今回の旅行について（2022年8/30～9/25までのおよそ1か月旅）
　
仕事を辞め、念願かなって4年半ぶりにスペインへ渡航。
今回で5回目の訪問となります。

学生の頃、留学していたのでスペイン語は日常会話レベルです。

＜計画していた旅行プラン＞
①サンティアゴの巡礼に200キロだけ挑戦（パンプローナ～ブルゴス間）
②グラナダで友達と再会
③残りの日数で気になる街を観光

臆病で慎重な性格なので、こんな無計画なひとり旅なんて大丈夫かなと心配や心細さはありつつも、「スペインにいれるだけで幸せだー」という思いが勝って、結果とてもいい旅行になりました。

自分の記憶用に当時の心境や様子を長々と書いているところもありますが、ぜひスペイン旅行の参考になれば嬉しいです。

エリア サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)

巡礼5日目　とはいえログローニョ観光のため巡礼はお休みです。

遅く起きて11時ごろにチェックアウト
次の宿にチェックインするまで重い荷物を背負って散歩です。

教会を訪問。

サン バルトロメ教会です。

ちょっとグロテスクな彫刻

ここはどこの教会だったかな、、忘れました。

サンタ マリア デ パラシオ教会かもしれません。

みんな「臭い～」と鼻を押さえてます。

タパスとエタパス（行程）をもじったアート
イラスト的にサンティアゴの巡礼路はタパスでできているってことかな？

たしかに巡礼といえど、ここではおいしいごはんとワインを楽しまないともったいない！

お昼は色々バル巡りしてみようとワクワクしてきました。

朝食を食べに来ました。といってもほぼ12時です。

「Cafés El Pato」（カフェス エル パト）

コーヒーはちょっとかっこつけてカフェ ソロを注文。

エスプレッソ的な感じです。酸味が強かった！

12時半ごろ　今日泊まる宿へ

「アルベルゲ アルバス エクスクルシーボ　ペレグリーノス」（Alberugue Albas exclusivo Peregrinos)
15ユーロ

昨日は1人部屋でぜいたく？してしまったので、
本日からまた巡礼宿にもどります。

まだ開いていなかったので時間つぶし。

この時に一緒に開店待ちしたのが、
のちにとてもお世話になるミゲルというスペイン人との出会い。

宿が開きました。

嬉しかったのが手作りレモネードを出してくれたことです。

私は午前中歩いてないので疲れていませんでしたが、
巡礼後にこんなのをいただけたらどんなに癒されることか！

さらに、案内されたベッドにはリンゴが置いてありました！

オーナーの粋のこもったおもてなしに感動・・
時々子供たちが遊びに来てお父さんの仕事を手伝っている様子も微笑ましかったです。

宿はこんな感じです。

洗濯機が一つしかなくちょうどミゲルが使い始めたので、
外のコインランドリーで洗いました。

バル巡りをしに外出。

途中、こんな変わったテーブルに遭遇。
なにかフェスティバルがあるのかな？

「バル ソリアーノ（Bar Soriano)」

マッシュルーム専門のバルです。
閉店間際のため空いていました。

リオハワインと一緒に。
ニンニクオイルが効いていて肉厚ジューシー。

めちゃうまです。

2軒目は隣のお店へ

「バル　ロレンソ（Bar lolenzo）」

混んでいましたが、エマ・ストーンさん似の赤毛の店員さんが素早い接客でさばいていました。

ティオアグス（Tío Agus）というのがおすすめのようだったので注文。

豚ロースにとてもおいしいソースがかかっていました。

3軒目は「バル　フベーラ（Bar Jubera）」へ

フライ系のピンチョスを頼みました。

両方とも時間が経っていたのかシナシナしていて
そこまでおいしくありませんでした。

閉店近かったのでしょうがありません。

帰り道、屋外卓球台を発見。


食べすぎたのと毎回ワインを頼んでいたらちょっと飲みすぎました。
宿に戻って休憩です。

19時半　夕焼けを見に外出。
メガネ橋のようなスポットを発見。

ログローニョはそこまで観光スポットがなく、
州都にしては小さいのですが、
お店がたくさんあって、のんびりしていて、住むのにはちょうど良さそうと思いました。

街の人たちも気さくです。

20時半ごろ　せっかくログローニョいるのでもう一品ピンチョスを。

またまたマッシュルーム専門のバルヘ
昼とは違うお店です。

「バル アンヘル（Bar Ángel）」

マッシュルーム大きい！
日本ではこんな大きさ見たことないです。

こちらのマッシュルームも美味しかったです。

ログローニョ観光は終了。
また明日から巡礼再開です。

巡礼6日目　本日の行程【ログローニョ】～【ナヘラ】（28.27km)

7時起床。ちょっと寝坊です。

本日は目的地まで28kmというロングコースに挑戦。

そんな長い道のりに備えて、
この日は荷物運びサービスを使って重たいリュックを目的地まで運んでもらうことにしました。

前日に宿のオーナーが電話で頼んでくれたのが本当に感謝。
料金は５ユーロです。

リスに遭遇

牛にも？


これは看板でした。

リュックがないとスイスイ歩けちゃいます。

小さいショルダーバッグとエコバッグを肩にかけた見た目は
ただ散歩している人にしか見えません。

まるで巡礼者には見えないので、
自分から言わない限り、周りから「ブエン　カミーノ」と声をかけてもらえません。汗

ラ リオハ州はとにかくブドウ畑だらけです。

巡礼者を治療する病院の跡地のようです。
1185年に設立とあります。

ワイナリーを横切ります。
今日はワインロードですね。

10時半ごろナバレッテに着きました。

教会を訪問。

建築全然詳しくありませんが、
とても荘厳な装飾に圧倒されました。

さらに歩いて12時ごろ、ベントサという小さな町に到着。

今日は長旅なのでここでランチタイムです。

生絞りオレンジジュースとハムチーズサンドを食べます。
パンが固めで後半あごが痛くなりました。

歩き始めます。

ごはん休憩を取ったのが初めてでしたが、
かなり体力回復すると実感。

いつも歩きながらナッツを食べるだけだったので・・

歩行慣れと身軽さも相まって28kmもそんなに苦ではありません。

もはや20kmまでなら余裕です。。

小川を渡ります。

15時ごろ　ナヘラに到着。

本日の宿「アルベルゲ ラス ペニャス（Albergue Las Peñas）」　
14ユーロ

ナヘラにある宿はBooking.comでは空きが見つからず、
事前予約できていなかったので心配していました。

実際、お目当ての宿はすでに満床で入れませんでしたが
こちらがあいていたので良かったです。

レセプションにはヘビメタ系の曲が流れていました。

お部屋は男女6人部屋です。

小さな宿なので人が少なく静かで過ごしやすかったです。

ログローニョで出会ったミゲルと再会しました。
いつも笑顔でジョークが止まらない優しいおじさんです。

共有リビングはこちら。

洗濯いいかなと思っていましたが、
下段ベッドにいたドイツ人のニコルがシェアしようと声をかけてくれたので
お安く洗うことができました。

そして、翌日の宿の確保について、
「電話予約がお勧めだよ」と教えてくれました。

するとミゲルが「まだ明日の分は予約していないから一緒に頼んであげるよ」と、
私の分も電話で予約してくれました！
「なにか困ったことがあったらいつでも来なさい」と！

宿の予約問題、いつも悩みの種だったので
心強いお仲間ができて嬉しかったです。

19時ごろ　スーパーで買ったチョコデニッシュパンを公園のベンチで食べました。

日差しが強すぎて長居できず。
早々に退散し、散歩していたら・・・スマホがない！

ベンチに戻ったら下に落っこちていました。フウ～。


結局この日はトータルで32km歩いたのでした・・