2022/10/02 - 2022/10/02
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norio2boさん
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この旅行記スケジュールを元に
上野の国立西洋美術館
2016年にユネスコの世界遺産に登録されたルコルビジェの建築群の中で唯一日本にある建築物
ルコルビジェ(1887~1965)の設計の本館と
一番弟子の前川國男(1905~1986) 設計の別館
建築を中心に鑑賞
ーーーーーーーーーーーー
写真は
65歳以上無料の入場券
奥に見えるのは
前川國男設計の東京文化会館
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
PR
-
山手線ホームから上がって来て上野駅公園口に向かう
YAMANOTE LINE MUSEUM と壁面に展示が続いている上野駅 駅
-
改札口まで作品が並ぶ
-
壁面の作品のQRコードを読み取ると
この画面が出てくる仕組みになっている -
上野駅公園口
公園口の外の空間は
広々とリニューアルされた -
国立西洋美術館は特別展は
ピカソとその時代
版画で観る演劇
が10月8日~2023年1月22日に予定されている
今日は常設展だけの展示
常設展は65歳以上は無料
国立ですから都道府県を問いません
チケットカウンターで年齢を証明するものを見せてチケットを貰う国立西洋美術館 美術館・博物館
-
ミュージアムショップ
左の壁面にルコルビジェが描いた
国立西洋美術館の構想スケッチがプリントされている
上野駅公園口から上野動物園に向かう道の
右側に国立西洋美術館
左側に東京文化会館
ルコルビジェは
このエリア全体の復興計画を提案していた
1955年に上野を現場視察したルコルビジェは 年に3枚の構想図を送ってくる
日本人弟子の前川國男を中心に建築作業がおこなわれた国立西洋美術館 ミュージアムショップ 専門店
-
常設展示に向かう吹き抜けの空間
ルコルビジェは自ら「19世紀ホール」と名付けている
写真はスロープ(斜路)
ルコルビジェの得意技
黒い手すりが斜面に直角にデザインされている
スロープは弟子たちや、安藤忠雄の作品にも影響を与えている
写真中央は
ロダンの小型サイズのバルザック像 -
19世紀ホールの天井には三角形の明かり取りがありホール全体を自然光で演出している
写真はホールのセンターのコンクリート柱から真上を見上げている画像です -
2016年に世界遺産登録された
ルコルビジェの7ヶ国17建築物を紹介するパネル
フランスのロンシャンの礼拝堂は見てみたい -
国立西洋美術館のリニューアルの歴史
-
世界遺産の認定証
-
最近のiPhoneには文字列を認識する機能が加えられた
左側の翻訳ボタンを押すと -
このように
日本語訳が表示される -
折り返しスロープを上り
階段ではなくスロープ
バリアフリーにもなっている -
折り返し進むと2階の展示室へ入る
-
2階には19世紀ホールに向かって2つのバルコニーが配置されている
写真の
左側に常設展ガラスドア
真ん中にセンターポール
右側に入場券確認(ここから先は入場券が必要)
床面にある二つの四角は
現在は使われていないが
作品を下から照らす床照明だったという -
右側が照明パネル
ルコビジェは屋上からの自然光の取り入れを設計した
低い天井の展示壁
現在では照明器具のみを使っている
左側には高い天井
回廊構造で
ぐるっと回って戻ってくる構造 -
3階への幅の狭い階段
会議室や小さな作品の展示スペースがあったらという
今では進入禁止
非公開
3階にも作品展示があればルコルビジェの意図は明確だったように思う
右の高い天井は4m95cm
左の低い天井は2m26cm -
国立西洋美術館の柱の写真には木目が見える
国立西洋美術館は1959年に完成しています
当時のコンクリートを固める時の型枠には姫小松という材木が使われていました
撫でると材木の木目のレリーフ感触があります -
3階への階段は各面にある
確かにこの幅は危ないかも知れない
おまけに手すりは片方だけ -
ここも進入禁止
左側には3階への幅がある
右側には1階への下り階段がある -
3階への階段
ルコルビジェは建築地の視察に1955年に訪日しているが
その後は来ていない -
この空間から外への階段がある
今では使われていない
壁面には苔が生え緑色になっている -
ここからは
前川國男設計の別館
前川國男は1928年に東大の建築を卒業後
パリにあったルコルビジェの事務所に入所
初めての日本人弟子として2年間学んでいます -
天井からの照明
多数個置かれていて
無駄な影を作らないよう配慮されている -
別館入り口
-
別館1階
ロダンの小品が並ぶ
右側に内庭 -
内庭
-
別館1階
絵画展示 -
旧松方コレクション
「復元された睡蓮」
撮影可
この作品の修復作業はNHKの日曜日美術館で放映された
2019年夏に開館60周年記念展で公開された
パリのオランジュリー美術館の睡蓮と同じサイズで連作のひとつか下絵だと評価されています
あの時は撮影不可だった -
修復された睡蓮の部分
あの時は撮影不可
ルーブル美術館の収蔵庫に長い間
放置され
水を吸って上部の部分は失われ
残った60パーセントの部分に修復を行なっています -
前川國男の天井照明
下に復元されたモネの睡蓮 -
国立西洋美術館の常設展示作品の由来には
1)旧松方コレクション
2)どなたかからの寄贈
3)美術館オープン以降美術館が購入したもの
の3種類がある
作品タイトルのプレート
にこの3種類の由来が表記されている
素晴らしいのは
旧松方コレクション
松方幸次郎はアトリエを訪ね
作者から直接購入している
その作家のなかでレベルの高い作品の購入に成功している
その代表例が
このモネの「睡蓮」
モネはアトリエにあった「睡蓮」の中で一番の物を松方に売っています
自宅に日本風庭園を作る程の
日本好きのモネにとって
自作が日本で展示されることは
大きな喜びでした
写真の旧松方コレクションの睡蓮は
モネの400枚の睡蓮の中でも
ベストの作品だと思います -
別館出口
-
右側には
トイレと休憩ソファー
地下展示スペースへの下り階段
左側に
コインロッカー -
カフェレストラン
すいれん
の外部のデザイン
石植えパネルと呼ばれる
青みがかった小石をPC板
を並べ壁面に多様性を演出しているカフェ すいれん グルメ・レストラン
-
正面左側に設けられた外部階段
今では進入禁止だが
これほど多数の階段と入り口が設定されているのは
どこからでも入れる「オープンな美術館」
を意図していたのだろうか?
コルビジェは当初は画家志望で
設計者になってからも
午前中は絵を描いていたという
この美術館にも
確か
撮影禁止でコルビジェの作品が2枚展示された事があった -
ルコルビジェの本館
ピロティの
突き当たりはチケットカウンター
外壁のザラザラが気になった -
外壁のザラザラの拡大写真
青白い小石を埋めた
石植えパネル
ルコルビジェの指示なのか?
どうなんだろうか?
興味深い -
チケットカウンターの右側の階段部分の裏側
ここでも
当て板の木理が見える -
本館正面右側
侵入禁止の鉄柵が置かれていた -
本館前の階段
進入禁止
左にブルーデルの黒い彫刻
たくさんの入り口が設けられているのは
誰もが
自由に
楽しめる公共美術館の構想
ルコルビジェの基本計画は
図面3枚で寸法指示はなかったという
日本の弟子
前川國男を中心に実際の建築作業が行われた
この方式は日本の西洋美術館に限らず
ルコルビジェの普通の事だったという -
階段から写した本館の前庭
センター左寄りに
ロダンのカレーの市民の立像が見える -
19世紀ホールの床面
-
正面玄関(上野公園口)の右側にある地下へ向かう折り返しスロープ
-
左の建物は東京文化会館
ルコルビジェの弟子前川國男の設計東京文化会館 名所・史跡
-
東京文化会館
右奥に国立西洋美術館の看板が見える
旅行記動画版です
https://youtu.be/eAeGXDowjQw
旅行記了
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