2022/09/19 - 2022/09/19
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迷い猫同好会さん
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ようやく海外を旅しやすくなりました。
自分が選んだ行先は、タイとラオス。
ラオスでは中国ラオス鉄道(中老鉄路)に乗ってきました。
乗車したのは、ルアンパバーン→ヴィエンチャン間。
ツアー等は利用せず、切符の手配からすべて自力で行いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
こちらから続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11784929
中国ラオス鉄道(中老鉄路)が開業しました。
鉄道好きかつラオスという国に興味を持ってしまった自分は、とにかく乗ってみることにしました。
乗ってみた感想から記します。
1 そもそも時刻を調べるのが大変。
この旅行の時点では、鉄道会社の公式サイトのようなものは見当たりませんでした。
やっと見つけたのは、↓Facebook。
https://www.facebook.com/LaosChinaRailway/
しかし、どうやらこれは残席情報を知らしめるのが目的のようで、初見で理解するのは厳しい。
結局、民間のこのサイト↓が役に立ちました。
https://hobomaps.com/
https://hobomaps.com/Lao-ChinaRailwayInfo.html
画像の時刻表はこのサイトのものです。
このサイト、鉄道の案内に限らずラオス各地の観光客向けの地図が見られます。
なかなか優れもの。
2 切符を買うのが大変。
旅行者にとってこれが最大のネックでしょう。
これについては本日の旅行記に記します。
3 駅が市街地から離れている。
ヴィエンチャン駅から市街地までバスで50分以上かかりました。
よって、ルアンパバーン一ヴィエンチャン等の長距離の移動などでは利用価値はありそうですが、バンビエン一ヴィエンチャン程度の移動では高速バスに比べて便利かは微妙です。
4 乗り心地はよい。駅も車両も綺麗。
今のところ座席定員以上は乗せないようなので、車内は意外に落ち着いてました。
ちなみに山岳区間はトンネルだらけ。わずかにトンネルの隙間からいい景色が見られます。 -
ルアンパバーンに2泊しました。
初日はバンコクからのエアアジアでルアンパバーンには夜到着。夕食を食べて寝るだけでした。コロナ前は、エアアジアは夕方のいい感じの時刻に到着してたんですが。
二日目の今日、切符の入手に動きます。
さて、上で「大変」と書いた切符の入手方法ですが、以下の方法があります。
1 駅で買う
2 街中にある切符の販売所で買う
ただし、決済方法が限定的で、現金や外国のクレカなどは使えません。外国人旅行者は事実上利用できません。
3 宿に頼む
この方法で切符を入手した方もいるようです。
4 旅行会社で買う
たとえば↓この会社は、ネットで申込みをしておけば切符を手配してくれます。
https://www.discoverlaos.today/
利用した日本人の感想を見ると、悪い会社ではないようです。
ただし、4日前までに申し込みが必要です。自分が気付いた時には遅かった。
ルアンパバーンの街中にあるこの旅行会社に直接出向いてみましたが、やはり同じでした。
そんなわけで1の方法で切符を買うことにします。
さて、どうやって駅に行こうか。
上の旅行会社では、電動バイクや普通のバイクのレンタルをやっています。
電動バイク(正式にそういう訳でいいのかは分かりませんが、そう記します)は「No License」とあります。
利用することにしました。たしか一日140Kキープ。
旅行会社「パスポート原本を預けてください」
自分「駅へ切符を買いに行くから…」
旅行会社「パスポートのコピーで切符を買えますよ」
実際にそのとおりでした。 -
さあ出発。
結構な加速力です。ぐぃ~っと体がもっていかれます。
慣れないうちは慎重に行きましょう。 -
ちょっと駅まで…と言っても12km!
気になって調べたら関内ー新横浜の距離が9.8km
なんばー新大阪間が7.6km
(どちらも地下鉄)
それよりも遠い。
ルアンパバーンは日本人の感覚では小さな地方都市です。
ちょっと離れると、ぽつぽつと民家や何でも屋があるだけの田舎になります。あるいは山になります。
そこへ中国の理論で鉄道を敷くとこういうことになります。
駅周辺での大規模開発でも目論んでいるのでしょうが。
そんなことを考えながら山道を走ります。 -
突然雨が降ってきました。
峠ではトラックが故障していました。
どこへ何を運ぶのでしょう。
お、鉄道の高架が見えてきた!
ホッとします。 -
すぐに小降りになりました。
写真では分かりにくいですが、まだぽつぽつと天気雨が降ってます。
貨物列車が止まっています。
高架下では地元の人が雨宿りしていました。
高架下で雨宿り……ラオスの人にとってはきっと新しい習慣でしょう。 -
貨物列車が動き出しました。
機関車にはパンタグラフなし。入換作業中でしょうか。 -
駅に着きました。
一言、デカい!
ちなみにこの写真の背中側には東南アジアちっくな開放的なつくりのお店が何軒かあります。
そこで水を買ったり、軽食をとることが可能です。 -
駅が見えてからが遠い。
-
留意点としては、駅に営業時間があること。
写真は切符売り場の入り口にあった案内板。
斜めからの写真になっているのは、この案内板の前にテントや椅子が設置されているから。
肝心のものを見えにくくしてどうするんだよ。
切符売り場に入ろうとすると、係員のおっちゃんに制止され、めんどくさそうな顔で、まあ行けよ、って感じになりました。
おっちゃん英語は話せなさそうだったし、どんな条件があるのかは分かりませんでした。 -
切符売り場には残席数が表示されていました。
複数言語で表示される(画面が変わっていく)ので、自分の目的の日時に達する前に順番が来てしまいました。
上でも紹介しましたが、Facebookでも残席は確認可能です。
https://www.facebook.com/LaosChinaRailway/ -
窓口はお姉さんの係員。聞き取りやすい英語を話してくれました。
明日のC81列車が第一希望です。(上に貼った時刻表をご覧ください)
しかし、満席。
K11とC83なら空席があるとのこと。
K11は速度の遅い列車。C83は高速の列車。車両もC83の方が高性能のもの。
座席もK11は日本でいうボックスシート。C83は新幹線のようなシートのはず。
しかし、C83はちょっと夜遅い時間です。
ちょっと迷いましたが、K11にしました。
軟臥はなく硬座しかないとのこと。 -
ご覧のとおり支払いは現金(ラオスキープ)のみです。
旅行会社の言うとおり、パスポートのコピーを示すだけで大丈夫でした。 -
これが切符。
172Kキープ。
遅い列車ということもあって安いです。 -
切符が入手出来て一安心。
駅舎から出るとこんな眺めです。
さあ、街に戻りましょう。 -
ちょっと脇道に入ってみます。
貨物駅になっています。
海のないラオスにおいて、大量に安定して貨物を運ぶ方法というと、鉄道ということになるのでしょう。 -
帰路はルートを変えてみます。
橋を渡ってみましょう。
ちなみに往路で見かけたトラックは、まだ修理中でした。 -
橋からの眺め。
流れているのはナムカーン川。
この川とメコン川の合流点に栄えたのがルアンパバーンです。
このルートの道路は穴ぼこだらけでした。しかも場所によっては穴が深い。
トラックは水たまりにタイヤが相当沈んでました。
自転車やバイクは穴を避ければいい、と理屈では理解出来ても、日本に慣れきっているとそれがなかなか大変です。 -
街に入りました。
かわいい弟を乗せて帰るお姉ちゃんでしょうか。
こんなデカい自転車に乗って大丈夫かよ。
でも、これで驚いてはいけない。
もう何歳か歳が上がると、この子たち、バイクに乗るようになるんですね。
東南アジアあるあるです。(笑) -
この橋でもう一回ナムカーン川を渡り、宿に戻ります。
でも、これが結構スリリング。
木の板の上を走らなきゃならないんですよ。
見てのとおり、交通量も多いんですが。
午後は普通の観光をするつもりですが、ひとまず宿で休憩します。
こちらへ続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11784962
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