晩夏の愛媛旅（2）。電動チャリで大島一周。

2022/09/20 - 2022/09/23

「しまなみ海道はいいよ」と聞き、来年辺り尾道ー今治間を自転車で走破を考えてます。素人なので下見が必要と思い、休暇をとって今治で「しまなみ海道」を視察をする事にしました。残念ながら出発前日に予定していた便が台風で欠航のメールが届き、中止するかどうか悩みましたが、せっかく休暇もとったので、とりあえず行くことしました。事前に予約していたホテル、レンタル自転車、周回切符などキャンセルし再手配。飛行機も振替になる為、希望の便も取れす、非効率な計画になってしまいました。でも瀬戸内海の美しい景色が見れて、一段と「しまなみ海道」走破をしたくなりました。
2日目は、来島海峡大橋をチャリで渡り大島をサイクリング、潮流体験、亀老山展望公園のヒルクライムに挑戦。しまなみ海道の美しい自然を見てきました。

エリア しまなみ海道（周辺の島々）(愛媛)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

２日目は来島海峡大橋を自転車で渡り、大島をまわり、美しい景色を堪能しました。

食後は宿のベランダから夕陽日を眺めて過ごしました。

今日の予定は路線バスで「今治」から来島海峡大橋のふもとにある「サンライズ糸山」へ向かい、自転車で「大島」をまわり、「サンライズ糸山」で宿泊する予定です。

朝の散歩は昨晩利用した温泉施設「喜助の湯」を見に行きました。この「喜助の湯」は温泉施設だけでなく宿泊もできるので、尾道から今治まで走破し人が、ここで汗を流すには便利な場所です。一泊し翌日また尾道まで走破する「強者」もいるんでしょうね。

昨日は夜だった事もあり気が付きませんでしたが、入り口に大きなアヒルの人形が出迎えていました。確かアヒルのお風呂もありました。

「今治」の駅前に「今治サイクルステーション」があり、ここで自転車をレンタルする事ができます。「今治駅」からスタートする方がいいのか「サンライズ糸山」からスタートするかいいのか悩みますね。「サンライズ糸山」行の路線バスは本数が少ないので、車の方は「サンライズ糸山」、それ以外は「今治駅」からスタートになりますかね。

バスまで時間があるの「今治サイクルステーション」の交流ステーションを覗いてみます。漆塗りの自転車がりました。「菊間瓦（きくまがわら）」を使った自転車スタンド、ヒノキを使った自転車ラック、「今治」づくしで揃えてあります。鬼瓦は歯が抜けている様でとてもひょうきんな顔をしてますね。

「サンライズ糸山」は来島海峡第三大橋のふもとにあります。「サンライズ糸山」方面の路線バスは平日は3本、休日は６本の運行です。

今治駅から路線バスで約20分弱で「サンライズ糸山」に到着。荷物を預けて自転車を借ります。今回は「大島一周」と「亀老山展望公園」が目的なので無理をせず電動シティーサイクル(電動ママチャリ）を借りる事にしました。

しまなみ海道は初心者でも走りやすく、標識も多く、

道路には水色のラインが引かれており、迷うこともなく、とても走りやすいコースです。

でも初心者なのでガチの方について行きます。荷物はリックでを背負っていけばいいんですね。参考になりました。

第三大橋は大きい橋なので、橋の高さまで螺旋状に上がっていきます。電動だったからかもしれませんが、そんなにきつくはありませんでした。

ループからは大きな今治の造船工場が見えてきます。

この日は、そんなに風は強くはなく、少し雲が多いですが、自転車で走るのがとても気持ちが良かったですね。

橋からの眺めはこれは格別です。橋の下には「馬島」が見えます。

通行料が無料なのが嬉しいね。（自宅近くの有料道路は自転車20円取られます。）

来島海峡の橋を渡りきり大島一周コースへ進みます。

段々晴れてきて青い空が広がってきました。

おしゃれなカフェやレストランは土日祝のみ営業が多く、平日やっている店もありますが水曜定休日が多いです。ちなみに今日は水曜日です。おかげでカフェに寄らずにすみます。

造船所を横目に、

バラ園に寄ってみましたが、四季咲きのバラは早すぎましたり。ほとんど咲いてません。

「大島」は高級石材「大島石」で有名な場所です。石のオブジェクがチラホラ現れます。

石材店も多くあります。見たことのある石かと思いましたが、トトロでなくてよかったです。

海沿いは爽快に走れますが、峠もあり地味にきつい。

やっと村上水軍に到着。展示館と潮流体験ができるところとがあります。

まずは食事を。ここは平日でも空いていました。

今日だけなのか、いつもあるのか、わかりませんが、限定に弱いので「生しらす丼」にします。

しらすに生卵をかけて食べます。磯の香りがする卵かけご飯ですね。

「村上水軍ミュージアム」にも入っていました。村上海賊の軌跡や歴史をわかりやすく展示されていますが、船の時間が迫ってきたので、そこそこで退出。

「宮窪瀬戸潮流体験」救命浮き輪をつけての船に乗船です。浮き輪は重要です。

船の周りには水除があり、かなりの波しぶきがくるのかと警戒です。

大島と伯方島の間にあたる海域には急な潮流がいくつも生まれ、「海の難所」と呼ばれているそうです。

能島城跡～船折瀬戸～見近島～伯方・大島大橋を廻ります。約40分間です。

特に「船折瀬戸」は名の通り船が折れるほどのとの急流との事です。鳴門の渦潮みたいな景色かと思ってましたが、想像とは違いました。潮の影響でたまたまだったのかもれませんが、そんなに迫力のある潮流を見る事はありませんでした。

「村上水軍」は、水先案内人として警護にあたこの海域の治安を維持していたとの事です。海賊やるより手数料取ったほうが効率的に儲かりそうですね。

「亀老山山頂」から来島海峡を見たく、ヒルクライムに挑戦です。（電動ですけど）

「亀老山」は自転車ではかなり厳しいと情報もあり、ここまで体力を温存していました。「300m？何だ楽勝だ！」

300mから本番でした。ですよね~。

写真では伝わりづらいけど、電動でもとても辛い坂が続きます。さすがにクロスバイク、ロードバイクの方も押して登っている方を多く見かけました。

展望台近くになると一気に視界が開けます。着いたー！

山頂手前に展望スポットがあります。この場所は駐車スペースがないので、山を登って来た人だけが味わえるスポットではないでしょうか。

でもこれがなければ頑張れなかったと思います。

「藻塩アイス」の美味しい事。電動でないともっと美味しいと思います。

また、おじいちゃん、おばあちゃんが作ってくれるのがいいんだよね。

「藻塩アイス」で体を冷やした後展望台へ。

これは綺麗です。登ってきたかいがあります。

すれ違うとき皆さん挨拶してくれますが、この山道ては登り方は無口、下りの人が挨拶する事になりますね。

「亀老山山頂」は黄金色の観音像を背負った亀が名前の由来との事ですが、この亀には黄金色の観音像はいませんでした。

今回御世話になった電動シティサイクル（電動ママチャリ）です。よく登ってくれました。

計画時は夕方にきて美しい夕方でもと思ってましたが、山道には灯が一つもなく、急な坂道を下るには危険過ぎますね。素人は昼間でないと危険だと思われます。

展望台をおり「道の駅よしうみいきいき館」に寄ってみました。ここの「バリィさん」は日に当たりすぎてだいぶ黄ばんでました。

「しまなみ海道」最高です。次回は絶対「尾道-今治」の挑戦と決心。

今晩は「サンライズ糸山」は公共施設で素泊まり「４４００円」。お風呂はついていませんが、共同浴場から来島海峡大橋が見えます。もちろんロビー、部屋、レストランからもどこからもオーシャンビューです。

部屋はシンプル。何もないのがいいですね。（USBコンセントがないのが残念ポイント）

でもベランダから見える景色は絶景なので、文句は言えません。

とりあえず、ショップで「一六タルト」を買って糖分補給。

夕食は「サンライズ糸山」のレストラン「風のレストラン」で頂きます。（食事できるところはここしかありませんので選択の余地はありません）

「島のパエリヤ」が美味しそうだったので注文。

また「島トマトの香草サラダ玉葱ドレッシング」も注文。のトマトがとても甘く美味。

二人分のボリュームでしたが、地産地消の海産物が乗っており、結構食べる事ができました。

「よりえび」「あさり」「とまと」「イカ」「ムール貝」そして「レモン」。四国が一杯の「シーフードパエリア」でした。美味しかった。大満足です。

夕食後は、部屋のベランダで夕日を楽しみます。ここは「サンライズ糸山」なので「サンセット」は望めません。夕日なら大島側で見るしかありませんね。でも部屋のベランダから夕日で染まる橋を見ることができました。

部屋のベランダなのでどれも同じ構図にはなりますが、綺麗な夕陽を見る事ができました。明日は早く起きて「サンライズ」を見にいきます。

夜になってからも船が行き交う景色も見る事ができました。とにかくオーシャンビューが綺麗な大満足のお宿でした。

朝、日の出前に起き「サンライズ」を見に橋の方を散歩しました。

雲が多く日の出は見れませんでしたが、

朝の幻想的な景色を見る事ができました。

オーシャンビューのレストランで食べる朝食は一段と美味しい。

パン、サラダ、ハム、ゆで卵だけですがとてもシンプルで美味しかった。今から「内子」へ移動します。