「しまなみ海道はいいよ」と聞き、来年辺り尾道ー今治間を自転車で走破を考えてます。素人なので下見が必要と思い、休暇をとって今治で「しまなみ海道」を視察をする事にしました。残念ながら出発前日に予定していた便が台風で欠航のメールが届き、中止するかどうか悩みましたが、せっかく休暇もとったので、とりあえず行くことしました。事前に予約していたホテル、レンタル自転車、周回切符などキャンセルし再手配。飛行機も振替になる為、希望の便も取れす、非効率な計画になってしまいました。でも瀬戸内海の美しい景色が見れて、一段と「しまなみ海道」走破をしたくなりました。<br />１日目は、午後３時頃松山空港着、少し道後温泉を見て今治へ移動する事にしました。今治では「今治城」を見て「焼き鳥」を食べ今治の夜を満喫しました。<br />

晩夏の愛媛旅（1）。ミカン電車と今治城と鉄板皮焼き。

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2022/09/20 - 2022/09/23

126位(同エリア393件中)

エリア

今治(愛媛)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.5

グルメ: 4.0

交通: 4.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: JR特急徒歩ジェットスター

旅行の手配内容: 個別手配

利用旅行会社: 楽天トラベル

１日目は少しの時間ですが道後温泉あたりを見て回り、
今治へ移動し夜の「今治城」を廻ってきました。
「みかん電車」の手すりの「みかん」にも触ってきました。
台風の影響で時より激しい雨が空港のガラス窓を濡らしています。四国方面は台風一過の晴れとの事。成田ではあまり風がないので多分大丈夫でしょう。
定刻通り無事に「松山空港」に到着。

「松山空港」の名物といえば「みかんジュースタワー」。水道の蛇口から9段のグラスタワーの上段へチョロチョロとミカンジュースが流れ、グラスからあふれ下へ下へとジュースが流れ出ているように見えますね。
想像していたのはもっとオレンジ色した「ジュースタワー」でしたが「１００％生絞り系のジュース色」でした。美味しそうではあります。
暗くなるまで少し時間があるので、リムジンバスで「道後温泉」まで行き「道後温泉」あたりをぶらぶらしてから「今治」へ向かう事にしました。今回初めて乗換案内（ジョルダン）でリムジンバスのモバイルチケットを購入。松山空港から市内まではあまり離れていないので路線バスでもあまり変わりはないようです。
4:00前に「道後温泉」に到着。伊予鉄道市内電車の駅は窓口はなく「スタバ」があるのみ。スタバでは切符は売ってはいないはず。
駅前には「坊ちゃん電車」があり、日本最初の「軽便鉄道」と書かれています。東京ディズニーランドのウエスタンリバー鉄道みたいな部類ですね。

駅前に「坊ちゃん電車」、広場に「坊っちゃんカラクリ時計」。イメージ通りの「道後温泉」です。
坂を進み、階段を登った先に「伊佐爾波神社」が見えます。きっと景色は素晴らしいと思いますが、今日はやめときます。
「坊っちゃん」は何十年も前に読んだ本なので、あまりストリートは覚えておらず、マドンナと赤シャツしか記憶にありません。
「坊っちゃんカラクリ時計」が動き出したのでしばらく観覧。
やっぱりマドンナがメインですね。

あれは赤シャツですかね？
今年は「道後オンセナート2022」と言う名のイベントが開催中で、現代アートが随所に展示されています。
入口の足湯「放生園」には猫みたいな人形が覗いており、これも作品との事。
「神縁ポータル」道後の神縁・開運スポットへの道筋を示してくれる作品との事です。（よくわかりません）
飛鳥乃湯泉中庭には「ハダカヒロバ」の作品。これは最近よく道後温泉の写真でみる景色ですね。夜は綺麗に見えるとの事なので後日またきたいと思います。

修理中の道後温泉本館を包むテントに描かれた作品。これも夜にまた。
保存修理工事中の道後温泉本館をちょっと覗いてみました。令和6年12月まで続くそうです。あと2年も先です。
道後温泉本館で入浴可能か確認したところ。「今からでは5:30の整理券になります」との事。潔く諦めます。
道後温泉本館前の「足湯」の屋根には有名人4名が足湯に入っています。夏目漱石が猫を抱いて、聖徳太子が何かを読んで、正岡子規が団子を食べていますが。4人目が誰だか判りません。白鷺組のヘルメットかぶった鳥(多分白鷺）がいます。（ネット検索の結果、松山観光の基盤を築いた伊佐庭如矢との事の様です。存じ上げておらず申し訳ございません）
道後のフォトジェニックスポットとして有名な「圓満寺」を覗いて行きます。
文字フォントが今風です。「お結び玉」もあり若い人をターゲットにしたお寺の様です。（私は石のフォントの方が好きです）
インパクトのある地蔵尊ですね。個性的な顔をしています。唇が印象的。（台座にはカメラがあるのが少し寂しい）
「お結び玉祈願」が有名で玉の願いを書いて吊るしていくとの事。願いは1個300円。そんなに高くはありません。
願いが無数にぶら下がっています。読んでみましたがどれも恋愛祈願「＊＊ずっと一緒のいられますよ～に」等等。「交通安全」「試験合格」などはありません。
松山駅に向かう市電がラッキーな事に「みかん電車」でした。「みかん電車」は1両だけらしいので超ラッキーのはず。ヘッドマークは「みかん電車」。

「みかん電車」は古い車体で、中はピカピカのマスコン、床が木なのも嬉しい。床の油の匂いが懐かしい。
「みかん電車」の車内は中刷り広告が全てみかん。つり革にはみかんもついています。みかんだらけです。
こんだけミカンがぶら下がっていると意味もなく楽しくなってきます。
触って見ましたが、本物そっくりですね。これは「温州みかん」ですね。
「みかん電車」をJR松山駅で下車。「今治」へ向かいます。駅構内に「じゃこ天」の店があり、電車の中で食べる事にします。
想像していたじゃこ天は「ジャリジャリ」としているかと思っていましたが、そんなことはなく、滑らかで魚感がありとても美味しい天ぷら(練り物）でした。
「みかん電車」に続き、ラッキーなことに「アンパンパン列車」が来ました。
車内の天井にもアンパンパンのイラストが描かれています。これは子供たちは喜びますね。
この虫名前が出てきません。電車に中でひたすら調べましたがわかりませんでした。消化不良です。
30分ぐらいで「今治」へ到着。乗車券＋特急券合わせて1500円。松山駅もそうでしたがここも自動改札はなく人が立っています。ご苦労様です。

今治のゆるキャラ「バリティさん」。「姿は焼き鳥の町なのでひよこ（これはわかる）」。「頭のティアラはしまなみ海道に架かる橋（これもわかる）」。「腹巻は今治タオルか？（わからない）」「手に持っいてるの船か？（わからない）」。ゆるキャラは難しい。
駅前には「サイクルステーション」や「ジャイアントストア今治(台湾の有名な自転車メーカー）」もあり「しまなみ海道サイクリングロード」出発地点、到着地点となっている場所です。
今晩は駅前の「JRクレメントイン」へ宿泊。
新しいホテルなので、シンプルでとてもきれいなお部屋でした。
ロビーには自転車のインテリヤが置かれ町全体がサイクリング押しなのがよく分かります。
まだ6時、このまま寝るのはもったいないので「今治城」を目指します。まだ6時過ぎなのにアーケードは閉まっており人影がなくとても寂しい。
今治市の公会堂の前に造船の町を表す「巨大なスクリューのオブジェ」がそびえ立っております。あまりの大きさに圧倒されます。
見えてきました「今治城」「日本三大水城」の一つで「日本百名城」にも選定されているお城です。四国はお城が多いですね。
ライトアップされていれ城内にもはいれそうなので行っています。もちろんこの時間では天守閣には入れません。
お濠には海水が引き込まれていて海の魚が泳いでいるそうです。スズキやクロダイが泳いでいるとの事。お濠で釣りしている人もいるのでしょうか？

お城の門が開いており自由に中に入る事ができました。天守からは瀬戸内海、島々、「しまなみ海道の橋」まで見渡せるとの事。明るい時間帯に登ってみたいですね。
昼間はこんな感じだそうです。
天守閣がお濠に近く、城内には海につながる船入（港）が設けられていたとの事。
お濠に城がが反射し、城全体がが立体的に浮かび上がるような景色に見えました。とても美しいお城です。こんな美しいお城なのに誰とも会うこともなく、美しい景色を独り占めです。
お腹がすきました。今治の名物といえば「今治焼豚玉子飯」「鉄板焼き鳥」。ガイドブックにあった「焼豚玉子飯」のお店を探しましたがお目当ての店が見つからず。
「鉄板焼き鳥」に変更。光が漏れている「焼き鳥屋」へ。
名物は「鉄板皮焼」「せんざんき」（からあげ）との事。
もちろん「鉄板皮焼」「せんざんき」を注文。「せんざんき」と「あからげ」の違いは、鶏肉を骨つきのまま揚げているところ。にんにく醤油がきいており、完食できました。
「鉄板皮焼」は名前の通り、鉄板で押さえつけながら焼かれたとり皮。表面がカリッとして香ばしく甘辛いタレとよく合います。キャベツが食べ放題でないのが残念。
夜はホテル近くにあるサイクリストが集う温泉「喜助の湯」に行って見ました。サイクリストの方が沢山入浴されていました。