2022/08/12 - 2022/08/13
8位(同エリア183件中)
トゥーバーズさん
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この旅行記のスケジュール
2022/08/12
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バダウ自然公園
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ブリトゥンマングローブパーク
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サタムスクエア
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Kong Djie Sriwijaya
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パンタイタンジュンケラヤン
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この旅行記スケジュールを元に
急遽、夏休みはインドネシアに綺麗な海とお買い物を楽しみににいくことに。アフターコロナ最初の行先に選んだのは、ジャワ海に浮かぶ白磁の島”ブリトゥン島”(Belitung Island)。
ようやく着いたブリトゥン島。
宿泊先に選んだのは5つ星のシェラトンブリトゥン。
ところがこの5つ星。ホテルまでの送迎が無い!
代わりにあるのは運転手付きのレンタカーチャーター。
それならいっそ12時間借り切って、リゾートに行く途中に島内色々巡ってしまえ!そんな感じの第一日目です。
ここまでの旅程
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
出発
11日羽田~BKK~CGK~クバヨラン・ラマ観光~エアポートホテル泊
12日CGK~TJQ ブリトゥン島観光 ←イマココ
13日
14日
15日
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- スリウィジャヤ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
プルルルル…
明朝3時45分にフロントから電話が来て、ターミナル1に行くホテルのシャトルが準備できたからフロントに来てと連絡が入ります。
「準備できてる?」
「大丈夫!」
「忘れ物ない?」
「電源持った、カメラ持った!貴重品は?」
「パスポートOK、お財布、時計、OKだよ」
ガラガラ引いて、ホテルの外に。
真っ暗な中、ホテルバスはまずターミナル3に向かい、国際線で私たち以外全員を降ろします。
「ANAとか日本行きみたいなこといってたよね」
「そういえば直行便が朝6時だっけ」
「タミ1は私たちしかいないなんてね」
「エアポートシャトル使うより良かったじゃない」
「まあね」 -
ターミナル1のAにつきました。
ホテルの人にお礼を言って、移動開始です。 -
ボードで発着を確認します。TJ PANDAN 、ありますあります!ちゃんとありますよ!
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建物の中に入り、航空会社のカウンターで手続きします。昨日確認した通り、スリヴィジャヤエアとナムエアは同じカウンターでした。
バゲッジを預けて、ボーディングパスを貰います。
セキュリティを通り、懐かしのターミナル1に。
A3ゲートで待っているうちに、だんだんと人も増えてきます。オンタイムでアナウンスが入り、SJ054便スムーズに搭乗始まります。 -
ボーディングして、座席に座ります。CAさん、巻き巻きでムスリムルックです。
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しばらくすると軽食が出ます。1時間のフライトで水とお菓子が出るだけ嬉しいですね。コーヒー味のウェハースが美味しかったです。
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ブリトゥン島が見えてきました。霞んでますが、灯台の島も見えます。
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島の大きさが結構大きくて、バリ島の8割くらい。最高標高で500m程。低山もあるので見る限りジャングル度高めで、上空から見ても自然豊かな島です。
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無事にランディング。
明るい太陽が眩しい!南の島に来た感凄いです!気持ちあがります! -
エアポートターミナルに向かいます。TJQのモニュメントが目につきます。これは…作りかけにみせて、こういうデザインなんですよね。
H.A.S.ハナンドジョエディン国際空港 空港
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バゲッジも運ばれてきています。しばらく待つとちゃんと届きました。良かった~!
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バゲッジクレームの一角に、写真撮影スポットが。
G20サミットインドネシア2022は、各地を持ち回って開催します。ブリトゥン島も開催地に含まれていて9月7日、9日の日程で開催されます。なお11月にはバリ島でも開催します。
「空港の前にチャーターしてる車が迎えにきてるバズなんだけど…」
「あ、あの人じゃない?」
良かった!名前のボードを持った男の人が、まっててくれました。
ドライバーの方はラザさん。ご挨拶して、荷物を車に乗せて。今日のスケジュールを簡単にブリーフィングします。
「こんにちは、ホテルへのトランスファーなんだけど、12時間でチャーターしてるけど、ホテル行く前に色々寄って、ご飯も食べて、午後の3時くらいにホテルに着きたいんです」
「ああ、そう聞いてるよ。どこか行きたいところあるかい?」
「まず近いのがカオリンレイクかな、それと私たちはバードウォッチングがしたいんだけど、良いところない?」
「鳥?鳥かい?うーん。自然の豊かなところだったら、天然プールのある川とちいさな滝のある公園があるから、そこに案内するよ。タルシウスも見れるんだ」
「マングローブ公園がタンジュンパンダンの南にあるって聞いたんだけど、そこは?」
「マングローブ公園か、自然が好きなら運が良ければ鳥もだけどクロコダイルもいるよ。じゃあカオリンレイク→タルシウス→マングローブだな」
「OK!そうして」
観光ルートを決めて、車は出発します。 -
街中を走っていくうちに、建物の特徴で気になる点があって、ラザさんに聞いてみました。
「コンクリートブロックで出来てるみたいなんだけど、なんで?インドネシアの伝統建築は木の家だよね」
「確かにインドネシアは伝統的に木の家を建てるんだけど、みんなコンクリートで建てるな。うーん、多分2つ理由があって、一つは木は成長に時間がかかるから皆んなで家を建てるようになって材料が不足したんだ。もう一つは、コンクリートブロックの方が安くて早い」
「なるほどねー、もう一ついい?」
「なんだい?」
「なんていうのかわからないんだけど…お庭に傘みたいなのが、ほら」
「ああ、あれはパラボナアンテナだよ。テレビのアンテナなんだ」
「えー?!あんな大きなのが」
「衛星テレビなんだぜ。うちはケーブル入ってるけどな」
「へー!そうなんだね!」
「ほら着いた、もうすぐカオリンレイクだよ」 -
空港からタンジュンパンダンに向かう主要道路からちょっと奥に入っていくと、白い大地の中にぽっかりとエメラルド色の湖ができています。駐車場に車を停めて、湖を眺めます。
通称「カオリンレイク」。不思議な色をしているということで話題になっているスポットです。
「ここがカオリンレイクか~」
「思ったより青くないわね。工事してるみたいだし」
「今もカオリン鉱山として稼働中なんだろね。もともと湖じゃなくて鉱山の穴にできたでっかい水たまりだし」
「でも真っ白い湖で綺麗じゃない」
「だね~」
元々は柵もなく入り放題だったようですが、今は柵もできていて湖に近寄ることもできません。ただ、周りの真っ白い大地と青い湖は、やはり不思議な光景です。 -
イチオシ
このカオリンレイク、今出回ってる日本語情報は少し言葉足らずで、ブリトゥン島の特産の「錫」の元鉱山だと発信されています。でも今ここで掘られているのは錫でなく「カオリン」です。
カオリン湖 滝・河川・湖
-
日差しが強くて白くて眩しい!
ラザさんから教えてもらいましたが、バンカ・ビリトゥン州で錫鉱山が今稼働しているのはブリトゥン島ではなくバンカ島だけなのだそうです。だから自然破壊が現在進行形でより問題になっているのはバンカ島なんだとか。ベリトゥン島で錫を掘るのは不法採掘になります。 -
イチオシ
湖を眺めているときに、たくさん飛んでいた鳥さんが近くの草むらに来てくれたのでパシャリ。
ヒヨちゃんの仲間かな?と思いましたが、sooty headed bulbul、ブルブルちゃんです。正しくはコシジロヒヨドリ。ジャワ島やバリ島によくいる鳥さんです。 -
周りのカオリンを少し拾ってみました。
「すっごいな真っ白」
「モロモロの土なのね」
ちなみにカオリンは、陶器やセメントや化粧品の材料になる白色粘土です。 -
イチオシ
長年掘り出されたカオリンが山と積まれて雨で表面が流れ落ちて、なんだか偉容になっています。これ、すごくないですか?
-
「あっ!」
眺めていると、でっかいお腹の白い鷲がカオリンの山のすぐ上を飛んでいきました。急いで撮ったんですが、羽の一部しか捉えていませんでした。お腹が白くて背中の黒い大型の鷲でした。残念です。
「へたくそ」
「くー--やー---しー---い!!」
「すごい大きい子だったのに」
「飛んでるのは難しいよね~。まあ鷲見れたんだからいいじゃない」 -
ラザさんに促され、車に乗り込みます。
「次はタルシウスのバダウ自然公園にいくよ。小さな川や滝があって涼しいんだ。鳥もいるよ」
「はーい」
車はだんだんと細い道に入っていきます。 -
携帯で位置を見てみると、このBEDAUってあたりみたい。道は細くなった後ダート路になって、だいぶ山になっていきます。位置的には空港よりやや南、タンジュンパンダン近郊です。
-
道路沿いに胡椒畑が広がります。
「おおー、ペッパーだ」
「胡椒の木の実物見たのは初めてかも、インドネシア語だとラダね」
「ラザさん、ラダガーデン!見たいから止めれない?」
「行き過ぎちゃったし、帰り道に寄るよ」
「ありがと!」 -
木々の間を抜けてしばらく走ること数分、バダウ自然公園に到着です。
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入り口で特に料金払わなかったけど…ラザさんそのまま敷地をズンズン歩いていくので、後について歩きます。
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キャンプ場のバンガローがあったり、管理棟があったり。途中鳥さんの声を聞きながら、河原のある広場にまでやってきました。
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20センチくらいの茶色いトカゲを発見。テカテカしています~
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イチオシ
お腹や背中も鱗状というかプチプチ斑点が入った感じでちょっと日本のと違います。
-
鳴き声がするので木の上を丹念に探したら、葉っぱの中に見たことのない鳥さんを見つけました。背中が緑で顔が赤くて、首がグレー。尻尾はハートマークです。
後で調べてみたところ、マルコハという鳥の仲間(black-bellied malkoha)でクロバンケンモドキという子らしいです。マレーシアやボルネオ、ジャワ島あたりに分布していて、マングローブ林などの低地の林に住むため近年生息域が減っているのだそうです。
今回見た鳥の中では唯一ちょっとレアみたいで準絶滅危惧種扱いになっていました。 -
そうこうするうちにタルシウスの小屋につきました。ここの人が一匹捕まえたって体ですが……
そういえばフィリピンのボホール島に世界最小のメガネザル、ターシャがいました。ブナケン島にもスラウェシタルシウスっていう子がいて、ブリトゥン島にいるのはブナケン島のと同じ種類みたい。 -
ちっちゃくて、かーわいい。
夜行性なので昼は寝ていて、目も閉じていたのですが、しばらく待っていたらゆっくり大きい瞳を開けてくれました。
ごめんなさい。起こしちゃったかしら?
騒がすのも可哀想なので写真だけ撮って、奥の川の方に進みます。 -
河原に沿って道を歩いていきます。この辺の山の土は茶色いです。川も緩やかで中に入って川遊びもできます。水際まで降りてみました。川の水は透明でひんやり。お魚もたくさん泳いでいます。
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群れで泳いでいるお魚。パンダみたいな縞々のお魚です。
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地面を蟻の行列がずーっと続いていました。珍しくないですけど、なんとなくかわいかったので。
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川沿いに遊歩道が続いています。
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「鳥さん鳴いてるけど、林の中入っちゃうと見えないのよね」
「結構木が大きいし、難しいね」
「川とか水があるから、カワセミとかショウビンとか会えると良かったけど」
「ラザさんあまり待たせるのもね」
しばらく歩いて、適当なところで戻ることにしました。 -
帰る途中に見つけたオレンジのお花。
-
イチオシ
ポンポンでかわいい…
小さいお花が固まっています。 -
バダウ自然公園を後にして、次はブリトゥンマングローブ公園に向かいます。
走り出してすぐ、車の前を青い鳥がさーっと飛び立っていきます。
「あー、無理だね~」
「青い子だったけど、なんだろうね」
目で追うものの、カメラも間に合わず… -
しばらく進むと、両側胡椒畑が広がります。
行きにみた胡椒畑です。
停められるところで、車を停めて降りてみます。
「胡椒って、山椒みたいに低木かと思ってたけど、こうしてみるとツタだね」
「高さがそろってるのは、添え木の高さなのね」
「収穫しやすい高さになってるんだね」 -
イチオシ
ラザさんが指さして、これこれと実をみせてくれます。
葉っぱの影に、プチプチした実がたくさん房になっています。これが胡椒の実なんですね。 -
イチオシ
「ちょっとラザさん!いいの?」
「人んちの畑だと思うけど…ひと房くらいならいいんじゃない」
「熟れてくると色が変わってくるのね」
ラザさんが、詰まんで食べてみてと一粒渡してくれるので、ついパクっと。
「うわスパイシー!!」
「後でピリピリして胡椒の味がする」
「フレッシュペッパー、爽やかな辛さで思ったよりそのまま食べても美味しい」
「生でも食べられるのね、知らなかったわ」
興味深い体験でした。ブリトゥン島の胡椒は、辛み成分が通常の胡椒が4%程度なのに対して7%も含有されており、ピリリと辛いんだそうです。 -
ん~!口のなかがピリピリする~!
でも面白い体験ができました。タンジュンパンダンの近くにも、ペッパーガーデンがいっぱいあるとは思っていなかったので、嬉しかったです! -
車はいったん山から出てタンジュンパンダン市街をかすめてさらに南下。マングローブパークへは30分程の移動です。
途中、カラフルな建物がたくさん。モスクなんでしょうか?独特です。 -
ブリトゥンマングローブパークにつきました。
まだ午前中で、引き潮です。鳥さんやクロコダイルは見れるでしょうか? -
地図で確認すると、この突き出した半島部分が公園になっているみたい。
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公園のあるジュル・セブラン地区は、かつて海上錫鉱山として開発されていた地区をマングローブ林に再生しています。2021年に指定されたユネスコのグローバルジオパークでは、ブリトゥン島のジオサイトの№1に指定されています。
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橋を渡って干潟の間を歩いていける遊歩道を海に向かいます。
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橋の上から眺めていると、誰か作業されてました。貝か何かを採っているのでしょうか?
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時折パインツリーの間やマングローブの林から小さないし鳥さんが出てくるのですが、なかなか写真にできません。
「鳴いてるんだけとねえ…」
「ラザさんどんどん行っちゃうし、待たせちゃうのもね」 -
広々とした広い砂浜と林と浅瀬が続いています。
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マングローブ三兄弟!
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マングローブの向こうの松の木が見えます。もともとこの辺りは、松の木が有名なランドスケープみたいです。
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遊歩道のそばで泳いでいたお魚。
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蟹さんもたくさん。
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パインツリーの林を抜けると海に出ます。海岸に沿って公園になっていて、ずっと砂浜を歩くことができます。ずっと向こうまで干潟が続いている風景が綺麗です。
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海岸の流木にササゴイを見つけました。
「ササゴイは初めて見たんじゃない?」
「飯田橋にいたゴイサギじゃないの?」
「一回り小さいし目の模様とかササゴイだよあれ」 -
しばらくパインツリーのビーチを歩いて、ぐるっと回ってパークの入り口に戻ってきました。
「そろそろお昼だね」
「タンジュンパンダンでご飯食べて、スーパー寄って、お買い物だね」
「どこにする?朝から何も食べてないしお腹空いた」
「ブリトゥン牛を食べさせてくれるステーキハウスがあるんだけど…、あ、ダメだ。ランチやってない」
「ほかにメモってないの?」
「Kong Djie Sriwijayaってお店がメモってある」
「なんのお店?」
「Kong Djieって、人気のコーヒーショップなんだけど、支店が色々あってここが近い。ヌードルとか軽食も食べられるんだ。それでメモったの」
「へー、そこにする?コーヒー飲んでみたい」
「ラザさんにも聞いてみよう」
「そうね。ラザさん、お昼にしない?Kong Djie Sriwijayaに行きたいんだけど」
「Kong Djieは有名なコーヒー店だよ。確かにご飯も食べれるけど…コーヒーはうまいがご飯は普通。どうせならご飯はブリトゥン島の伝統料理にしたらどうだ?」
「じゃあ、コーヒーだけ買って、それからそのレストランに行こう」
「それがいいよ。まずはKong Djie Sriwijayaだな。それでレストランだ」 -
しばらく走るとタンジュンパンダンの中心地に到着します。
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市内で一番賑やかな交差点、サタムスクエアにはオブジェが鎮座していて、噴水になっていたり。
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交差点を曲がってすぐの目抜き通り沿いにKong Djie Sriwijaya店があります。
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今回の旅のお供、ラザさんのクルマです。車種はわかりませんが大型のトヨタでした。
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鰻の寝床みたいな敷地で、少し奥に歩くと、お店の入り口です。
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コーヒーショップって、やっぱりこういう手書きのペインティングがかわいくないと!ですよね~
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お店の中はこんな感じ。ガーン、お客さんおりません~
「ラザさんが呼んでる」
「注文あっちの入り口で取るんだって」 -
奥からお姉さんが出てきて、メニュー表を見せながらオーダーを取ってくれます。
KOPIはコーヒー。
ESはエスブアのエスだから、氷。つまりアイスコーヒー。
SUSUはミルク。
逆にOはオリジナル?ブラック。
リザさんによると、CINCAUはゼリー(仙草ゼリー)。
どうせならオリジナルにミルクもゼリーも入れてもらったアイスコーヒーを2つ頼みました。お一人18,000ルピアです。 -
注文を受けたら、お姉さんたちがコーヒー鍋?をコトコトやってコーヒーを淹れてくれます。
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でっきましたー!
コンジーアイスコーヒーミルク&仙草ゼリー入りです!
レストランに向かう道すがら、さっそく飲んでみます。
「どう?美味しい?」
「冷たくて甘くてゼリーもちゅるちゅるで美味しい」
「どれどれ…独特の風味があって美味しい」
「アタリね、このコーヒー」 -
車で移動すること5分少々。
オススメの伝統ブリトゥン料理のお店、Ruma Makan Belitong Timpo Dulukに到着しました。
結構な有名店みたいです。Ruma Makan Belitong Timpo Duluk 地元の料理
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店内のディスプレイ、雰囲気あります。
メニューを見ながら伝統料理のセットを一つ(というか一つで2人前って話でしたが)とイカの唐揚げを注文しました。 -
壁に飾ってある自転車。道ゆくバイクの後ろに同じ形のカゴが付いていたので、これもブリトゥン島の「よくあるスタイル」でしょうね。
そういえばラスカルプランギの映画でもこんな自転車出ていたような出てなかったような…?
あの映画、確か子供の自転車の乗り方が三角乗りでかわいらしかったんですよ。 -
しばらく待つとかわいい傘にお料理が盛られて運ばれてきます。気持ち盛り上がりますね。
-
イチオシ
パカって開くとお皿が登場。
パダン料理とビジュアル的には似てます。真ん中のはお魚のスープ、ソトイカンです。
「ふんふん、この味噌みたいなのが美味しい」
「ちょっとずつ色々あるのがいいわね」
「島の分お魚なのかな、やっぱり」
「シーフード有名みたいよ」
「むしろブリトゥン牛の存在が気になるんだよな」
「さっき道沿いにうしこ飼ってたよね」Ruma Makan Belitong Timpo Duluk 地元の料理
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ジャスミンライスとスープ、本当は手で摘んで食べるのだそう。その辺もパダン料理と同じみたいです。
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イカのフリッターもきました。ひょいひょい食べながら午後の相談です。
「次はスーパーマーケットかな」
「ホテル行く途中に二つお買い物で寄りたいところがあるの」
「じゃあそこ寄って、それからラスカルプランギの海岸」
「じゃあラザさんに伝えましょう」
「ラザさん~!ごちそうさま~、それで午後からなんだけどね…」 -
お会計の時にレジ横にブリトゥンペッパーがあるのを見つけました。白黒セットで欲しかったので一つずつお買い上げ。
-
Ruma Makan Belitong Timpo Dulukから市街地を抜けて、ここからはショッピングタイム!まずスーパーマーケットによってもらいました。
PUNCAKスーパーマーケット、ラザさん曰く島一番の品揃え!だそうです。プンチャック スワラヤン スーパー・コンビニ
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調味料棚、結構充実!
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辛そうなお得用詰め替えパックも。
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お菓子棚で個包装のスナックを発見。インドネシアの大手菓子ブランドMalkistのクラッカー。個包装ならバラマキお土産にも使えます。大手だけに種類もいっぱいありました。
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お菓子だと、チョコバー。それとなんといってもNEXTER!
三つも入って一袋30円。それでいて美味しいのでお気に入りです。 -
コーヒーコーナー、色々なのが入っています。
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買いませんでしたが、シャンプーのパッケージのイラストが、多様性を感じさせます。カワイイイメージの幅が広いです。
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歯磨き粉。このブランド、シンガポールにもありました。
お会計して袋に詰めて貰って車に戻ります。
ラザさんお待たせ~!
「ショッピングは、次はどこだい?」
「えーと、セピアックっていうお店とその近くのBICAに寄ってほしいの」
「ああ、セピアックは知ってる。ホテルの方に向かう途中にあるよ」
「そうそこ!そこのバティックがカワイイのよ」 -
タンジュンパンダンの市街地から街外れに向かって、PUNCAKスーパーマーケットからSepiak Belitong Storeまでは車で10分程です。
さっきまで好天でしたが、急に雲が出てあやしくなってきました。セピアックブリトゥンストア 専門店
-
入り口にあるタルシウスの木彫りが目印です。さっきいた子、実は有名なのかしら?
-
中には島のバティックをモチーフにした生地やお洋服がたくさん。
-
イチオシ
コーヒー豆の柄のバティックとか、この島の伝統柄を活かしつつ、ポップでかわいいんです。
反物で少し買っていきました。他にもアロハシャツみたいな解禁シャツもあれば、草木染のシャツもあったり、面白いお店です。
https://instagram.com/sepiakbelitong?igshid=YmMyMTA2M2Y=
お店のInstagramです。ちょっと覗いてみてください。伝統的バティックとはまた違う洋服でありつつ、ムスリムっぽさのある可愛さが素敵です。 -
お店の奥の方で、お仕立てもやっておられます。
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しばらく外国人の観光客が少ないのだとおもいますが、店員の子たちがどんどんお品物をすすめてきてくれます。
「これ、カワイイけどちょっと丈が長いのよね」
「男物のシャツもだけど、ムスリムファッションって着丈長いよね」
「もう少しカットしてもらえないかしら」
「この場で直ぐは流石に無理じゃない?何日かかかるとかさ」
「聞いてみる!」
先程のお仕立ての方に店員さんが掛け合ってくださって、なんとその場で丈を詰めてミシンかけ直して下さることになりました。
「え~、すごい!できるの?!」
「できるみたい。ほら、同じ柄の男物のシャツもあるって持ってきてるわよ」
「直してる間にトライしろっ…てことだろうね?」
「いいじゃない、カワイイわよ」
「じゃあ、着てみようか」
ワイワイガヤガヤとみんなで盛り上がりつつ、楽しくお洋服が買えました。 -
セピアックでお買い物をしている間に、怪しかった天気が激変。激しい雨音で驚くくらいの大雨になってしまいました。
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お店の中は、お仕立てのフロアを挟んで向こう側はお土産コーナーになっています。
お洋服やバティックは気に入ったものがあったので、次はそっちをウロウロ。
「みて!みて!これ!」
「何?どうしたの」
「これ、探してたやつだわ、ペッパーズシークレット」
「胡椒の石鹸とか、フレグランスだ、すごいね」
「筋肉痛の塗り薬もあるのよ」
https://www.peppersecret.com/ -
ブリトゥンペッパーも置いてありました。ペッパーミル付きで一つ600,000ルピア。
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白胡椒と黒胡椒のセットで専用バックに入っているのもあります。
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観光地Tシャツもお土産物コーナーにはあります。たしかに今年だけの限定品なんでしょうけど、サミットのTシャツとか売れるものなのかなあ?
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お土産胡椒の数を指折り数えながら、お洋服の仕上がりを待ちます。お店の中に撮影用のコーナーが作ってあったので、記念に撮影したりしてみたり。
3人でわちゃわちゃ話しつつ、しばらくすると雨も小降りになったので次の目的地BICAに移動します。 -
Sepiak Belitong Storeからほど近い区画にBICAがあり、あっという間に到着です。
「BICA」は、Belitung Island Ceramic Artの略で、工房とショップが併設されています。
ブリトゥン島でカオリンが採れるからには、インドネシアの歴史を考えても伝統陶器が全くないとも思えませんでした。
何かしらあるに違いないと思って色々探してみたら、この工房がそれっぽい感じだったので、来てみたかったのです。ブリトゥンアイランドセラミックアート 専門店
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伺ったところ、ショップは今日開いてなかったみたい。ラザさんが先に入って色々と交渉してくれて、まずは工房の見学をして、その間にショップの鍵を取ってきてくれることになりました。
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ワークショップにご案内してくださいます。
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粘土コネコネ。
「制作体験もやる?」と聞かれましたが、作る方にはあまり興味が無くお断りしました。
もし子供連れで訪れたら、陶芸体験なんかもできるスポットなんですね。 -
手描きの絵付け中です。白地の釉薬に手描きで模様を描き加えていくスタイルみたい。
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今たくさん作ってるのはこれだよ!と見せてくれました。G 20グッズのお皿です。お土産皿ですね。
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材料になるブリトゥン島のカオリンも見せてもらいました。
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袋の中はグレーの土です。これを最初のコネコネで水と混ぜて粘土にするんですね。工房の端に、袋から開けて山に積まれています。
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カオリンレイクの写真もありました。島で採れた土で島の伝統陶器を作る。ちょっとロマンです。
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同じようにカオリンが採れるデンマークのボーンホルム島に陶器メーカーが産まれ、今でも陶芸の島であるように、この島にも文化と土地に根差したアートが発展していってくれることを願います。
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そうこうするうちに、お店の鍵が届きまして、ショップを開けていただきました。
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壁にたくさんお皿がディスプレイ。
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白地に青の手描きの模様。
「面白いけど、このパターンは何ですか?」
「これはコーランの文字なんだよ」
「意味はあるんですか?」
※棚にあった大きな文字の入ったお皿を指差して
「例えばこれは預言者の名前さ」
「ああ、なるほど」
「イスラム教の島だからね」 -
なかにはユニークなアートピースもありました。真ん中のお魚のお皿は、細かく見ると魚にたかるハエまで付いてるんです。
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こちらのものはブリトゥン島の観光のシンボル的な離島、ランクアス島をモチーフにしたアートピースです。お持ち帰りにはおっきいです。
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先程たくさん作っていたG20の記念プレートです。こうやって箱に入るとなんだか高級な気がしますね。
うーん、今年限定か~!悩むけど趣味じゃないんです。 -
棚の中のお茶碗が琴線に触れました。大きさも小さくて(多分本当にお茶のための湯呑みなんでしょうが)使いやすそうです。
「この辺りのお茶碗はカワイイわね」
「本当だ。手描きがいい味出してる」
「青い方は伝統パターンっぽいけど…?」
「ああ、これはレプリカだよ。本物だったら博物館にあるさ」
「じゃあ買えますか?」
「ああ、もちろん」 -
気に入って購入してきたお茶碗です。手描きです。素朴でいい味だしてます。
-
お目当てのお店も回ったので、ホテルに向けて北上です。映画ラスカルプランギのロケ地Pantai Tanjung Tinggiまでは車でだいたい30分です。
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Pantai Tanjung Tinggi、パンタイタンジュンティンギは、巨大な花崗岩に囲まれた小さな白砂ビーチ。おそらくブリトゥン島最大の観光名所です。
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映画のロケ地らしく、ラスカルプランギの看板も出ていました。
映画の中では、貧乏な学校の女性の先生がこの岩の上で遊ぶ子供たちに「らすかるぺらんぎー!」(虹の兵隊たち~!)と呼びかけます。
一応、映画も見て、本も読んでから旅行に来てるんですよ。準備の間も旅行の楽しみです! -
ここを汚さないで!
海岸を綺麗にしましょう!
(意訳)
みたいなメッセージがゴミ箱の上にかわいい文字で書かれていました。実際、たしかにこの海岸はゴミが少なかったです。 -
大きな岩の間を縫ってグネグネと回廊状になった空間を進んでいきます。
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岩の間を抜けると…
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大きな岩に隠れたビーチに到着です。
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エメラルドグリーンの海に、巨大な花崗岩の岩。白い砂浜。海に入って遊んでいる人たちもチラホラと。
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映画ではこんな感じの岩の上をひょいひょいと子供たちが走って移動していました。
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ビーチは円弧を描いて伸びています。少し雲行きが微妙です。
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ビーチ右側の大岩に登れるみたいで、行ってみます!
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岩の上からの景色です。綺麗です。
贅沢言うなら、もうちょっと晴れてて欲しい~タンジュン ティンギ ビーチ ビーチ・海
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お魚釣っている方がおられます。しばらく見ていると魚がかかったみたい。
「あ!かかった!」
「頑張って!」
残念。お魚、針から外れてぽちゃんと海に帰って行きました。
「針しかつけてないけど、それで釣れるんだね」
「パプアの漁師の子も糸と針だけで釣れてたわよ」
「今度釣りもしてみたいね」
「釣りもいいわね~、ノンビリできて」
しばらく岩の上でぼーっと釣りを見ながら風と景色を楽しみました。 -
岩の上から遠くを見ると、向こうのほうに灯台の島が見えました。
「あそこがレンクアス島かな?」
「スノーケルのとこ?」
「明日のアイランドホッピング、予約しないとね」
「そうだよ。どうする?」
「ホテルの西側のビーチにジェティがあって申込みできるみたいなんだけど、ラザさんに聞いてみようかな」 -
イチオシ
「ラザさーん、アイランドホッピングってパンタイタンジュンケラヤンで申し込めるんだよね?」
「ああ、タンジュンケラヤンならホテルで申し込むより全然安いよ」
「じゃあ、ホテルに戻る前にタンジュンケラヤンだな。任せとけ」タンジュン ティンギ ビーチ ビーチ・海
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今は人は少ないですが、パンタイタンジュンティンギは観光地なのでちょっとした海の家がたくさん。
帰りに少しヤシノミのココナッツのフレッシュジュースをいただくことにしました。 -
お姉さんが上手にカットしてくださいます。
-
2人でシェアして一ついただきました。南国来たぞーって思いますよね。ココナッツ!
ゴクゴク飲めて美味しいです。
「こう見えてカロリーの化け物だからね」
「そうなんだ」
「うまいうまいで飲んでると確実に太る」
「え~…」
そうですね~、もう少し冷えてるともっと嬉しかったかも。お代わりはやめておきましょう!
一休みしたら、車に乗ってタンジュンケラヤンに移動。ラザさんの案内で、ツアーの船と明日のアイランドホッピングツアーの交渉です。 -
パンタイタンジュンケラヤンは、ホテルのあるビーチのちょうど反対側で、実は800m程しか離れていません。
ラザさんの紹介でビーチサイドの旅行代理店の元締めみたいな人にお会いして、明日、四つの島を巡って、レンクアス島でスノーケリングをするプランで2人で600000ルピア。アニさんという方がシェラトンのビーチに船で迎えに来てくれるそうです。 -
予約もしたので、そのままブリトゥン島のお宿、シェラトンブリトゥンリゾートに向かいます。
「ありがとーラザさん!」
「じゃあ、明日のアイランドホッピング楽しんでな」
「はーい」
予定より少し遅れましたが、16時前にはお宿に入ることができました!
長くなってきたので、ここからは「ホテルステイ編」に続きます。
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