宿ログ｜山みず木別邸 深山山荘（2022年）

2022/08/16 - 2022/08/17

泊まりました。

＜宿泊代＞
2名夕朝食付き　1泊69,300円（予約手段：一休.com）
　　　 　　　 　 　 　 300円（入湯税）
　　　 　　　　　　-1,732円（即時ポイント利用）
　　　 　　 　　　 　 -600円（一休ポイント利用）
　　　　 　　　計：67,268円

エリア 黒川温泉・杖立温泉(熊本)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

別府の海地獄を出発して黒川温泉へ。

連日の大雨のせいか落石や倒木やで交互通行の箇所が多数有りました。

途中「ジャージー牧場 カップル」に立ち寄り昼食代わりのソフトクリーム。

尚、猛烈な速さで溶け出したので写真は無し。

近くの林には小鳥が沢山いました。

黒川温泉街に入ると道幅が狭くなり、おまけに土砂降り。

宿の看板が見えてきました。

2014年10月20日開業の「山みず木別邸 深山山荘」です。

宿の駐車場に車を止めるとスタッフさんが出てきてくれましたが、

7月の岐阜旅行に続き「ウェルカムレイン」がこれでもかと打ち付けしばらく車から出られず。

雨が弱まったタイミングで脱出し、受付でチェックイン。

敷地内の説明を受けながらカートで部屋まで送って頂きました。

こちらは大浴場「たゆたゆの湯」。

そしてその隣の宿泊棟「せせらぎ庵」の右側、582が我々の部屋です。

深山山荘は1棟につき2部屋の間取りになっています。

せせらぎ庵の部屋は最上位カテの特別室Cで広さは35㎡有り、スタッフさんによると人気の部屋なんだそう。

確かにどの日もこの部屋から先に埋まってました。

では入ります。

凛としていい感じ。

ああ、何か久しぶり（初めてだけど）。

部屋は和テイストの入った洋風で若干大正ロマンぽさもあり、派手さはないけど落ち着くインテリア。

ただソファが内向きなのが我々的には残念。

それとコードが…、もうちょっと隠せません？

では部屋の細々したものを順に紹介していきます。

コーヒー

広々クローゼット

寝室

寝間着

館内着

一応寝室の障子は開けられるようになってます。

表通りに面しているので人が通ると丸見えですが。

次に洗面所に向かいます。

洗面所

宿の部屋には珍しいペーパータオル。

冷蔵庫の中

ドライヤー

内風呂

この雰囲気は割と好み。

シャワー室は内風呂の奥に有ります。

バスアメ

トイレ

自動開閉ではありません。

最後に専用庭の紹介。

草履は左の下駄箱に入っており

濡れてたり虫が付いてたりの心配がなく安心感があります。

ちなみに雨でなければ正面のベンチで寛ぐ予定でしたが…

結局1度も座れませんでした。

ベンチ前の川

雨で茶色です。

こちらは先程紹介した内風呂。

その先に小屋があり、

扉を開けると

素敵な露天風呂が。

気持ち良さそうですね。

晴れてれば尚のこと。

さて部屋のお風呂は朝晩に入るとして、まずは大浴場に向かいます。

と言っても隣のたゆたゆの湯ではなく、

山みず木（本館）の方へ。

せせらぎ庵からは山みず木もすぐ近くです。

こちらの方が黒川温泉旅館らしい美しい植栽。

お地蔵さん

自分の後ろで写真待ちしてたおばちゃんも同じアングルで撮ってました。

では建物内部へ。

さすがにここは1989年の開業以来33年経ってるだけあって、

老舗旅館の趣を感じます。

コーヒーマシンが周りの雰囲気から浮いてるのはやむなし。

売店

くまモン醤油

来年は村上醤油になってることでしょう。

三冠王取れば。

山みず木館内案内（かんないあんない）

露天風呂は長い廊下の先に有ります。

途中何回か履物を替えたのち露天風呂のある中庭へ。

この履き替えが面倒なだけでなく衛生面でも気になりました。

ではせっかくなので宿泊客限定の「ますら男」の湯に入ります。

ちなみに山みず木と深山山荘の宿泊客は双方の大浴場に入ることが可能です。

尚、お風呂はカメラ／ケータイの持ち込みが禁止なので公式HPの写真を借用。

実際の写真を載せられないのは残念ですが公式写真に偽りのない素晴らしい露天風呂でした（青空を除く）。

入浴後は他の露天にも入ろうかと悩みましたが、のぼせそうなので深山山荘に戻りました（実際この夜部屋の内風呂に入ってのぼせました）。

でも部屋に戻る前に敷地内を散策します。

宿泊棟の配置は以前泊まった由布院の「金門坑。」と似た感じ。

風情がありますね。

この棟の向かいには宿所有の田んぼも。

ただこれはちょっとやり過ぎな感じが。

実際電気が流れてるかどうかは別として、変な緊張感が生まれてしまう。

さて夕食の時間になり「みやまダイニング「畔」」へ。

部屋同様に落ち着くインテリアです。

壁には東山魁夷の版画も。

天井からは可愛らしい電灯。

メニュー

読みやすい字です。

この日は日本酒を頂くことにしました。

まずは前菜。

続いて、ぼぶら（かぼちゃ）スープ

みやび鯛（熊本のブランド真鯛）マリネ

博多地鶏治部煮と冬瓜炊き合わせ

鮎の塩焼き

あれ、何か変じゃない？

クルッ

鮎：「そやろ、俺も変や思うとってん。」

肥後牛ステーキ

小国米あきげしき
香の物
止碗

ヘーゼルナッツアイス
白桃ゼリー

食事は程よい量で美味しかったです。

部屋に戻ります。

翌朝

本日も雨天なり

再びみやまダイニング「畔」の同じ席で朝食。

こちらは

大好きな蒸し料理

メインは鮎。

今年の夏は鮎三昧です。

食後は雨が止んでいたので散歩。

上から見るとDASH村みたいな感じ。

それにしても広い敷地内に宿泊棟が贅沢に配置されてますね。

公道に出てみました。

この辺りは里山らしくくぬぎ林が豊富。

全体的に老木で苔むしてますが。

また雨が降って来たので、部屋に戻りしばしくつろいでからチェックアウト。

残念ながら今回の宿ではたったの一瞬も晴れずに終わってしまいました。

宿自体については相方はあまり好みじゃなかったようですが自分にとっては普通に良い宿でした。

では宿を出てドライブします。

実は次の宿も黒川温泉内に有り車で10分足らずの距離なのですが、チェックインまで4時間あり時間つぶししなければなりません。

まず最初にやって来たのはこちら。

鹿牧場

ではなく「ヒゴタイフルーツ」です。

植木のオブジェも鹿さんもオーナーさんの趣味なんだそう。

ちなみに店名はフルーツですがとうもろこし屋さんです。

食べるのに必死だったので写真は撮ってませんが、食べた焼きとうもろこしは激甘でした。

店名にフルーツと謳ってるだけあります。

ところで今回の旅行の昼食はこんな感じで全体的に軽め。
　1日目：　玉子1個+キムチ少々／1人当たり
　2日目：　プリン0.5個+ソフトクリーム0.5個／1人当たり
　3日目：　焼きとうもろこし0.5本／1人当たり

でも夕食付の宿に泊まる時はこれぐらいで十分かと。

今まで旅行中に欲張って昼食を食べてしまい、せっかくの宿の美味しい夕食が満足に食べれず後悔ばかりしてきたので。

さて、とうもろこしを食べた後にやって来たのはこちら、池山水源です。

ここは湧水の名所。

樹齢200年以上とも言われる巨木に囲まれて神秘的な雰囲気です。

晴れてなんぼの場所と思ってましたが、雨上がりのおかげで霧が出て幻想的な雰囲気になりこれはこれで。

こんな曇天でも水底までくっきり。

こちらには水汲み場もありみなさん車横付けで沢山持ち帰ってました。

我々も空の500mlペットボトルに入れて頂きましたが美味しかったです。

池山水源を後にして次に向かったのは大観峰展望所。

道中こんな牧草地が延々と続き、

異世界に迷い込んだ気分。

展望所が近づくと霧が出てきました。

到着。

えっと何にも見えませんが。

あ

秒単位で視界が開けてきました。

とりあえずはあの塔まで歩いてみますか。

それにしても同じ景色が一瞬にしてこの変貌ぶり。

晴れてればどんなに綺麗だったことか。

ほんと残念です。

まあ霧がかかってるのもそれはそれで素敵ではありますが。

終点がどこか分からないけどここいらで登頂成功とします。

それはともかく、何やら空がヤバそうな雰囲気です・・・

来たー！

せっかく折り畳み傘を持ってきたのに油断して車に置いて出たら、まさかの大運動会に発展。

そんな中走ってようやく売店までたどり着いたと思ったら雨が止み（怒）、買ったタオルでイラつきながら顔拭き中。

やれやれ

ではこれからまた黒川温泉に戻ります。

この旅行記へのコメント （4）

• ぴろろんさん 2022/08/27 11:21:53

  黒川温泉

  あばれナメクジさん、こんにちは。
  
  黒川温泉は九州の温泉の中でもお気に入りの一つです。私は湯布院より好きです。でも最近は隠れ家感も低くなってきて、かなりメジャーになって残念かなー、と感じています。
  
  今回の宿も素敵ですね。
  宿泊代もそこまで高くないので、コスパ良さそうです。
  
  黒川温泉に2泊とはナイス判断だと思いました。
  
  次も楽しみにしていますね。
  
  ぴろろん

  暴れナメクジさん からの返信 2022/08/28 10:44:16

  RE: 黒川温泉

  ぴろろんさま、おはようございます。
  
  黒川温泉は入湯手形で宿泊者以外の外来入浴の方が多く
  訪れるので、対象施設に泊まるとそもそも隠れ家感は
  少ないと思います。
  
  1軒目の宿がまさにそんな感じで、逆に2軒目の方は対象
  外だったので隠れ家感満載でした。
  なので由布院も黒川も泊まる宿次第で大きく印象が
  変わってくるかと。
  
  宿泊代は黒川の方が由布院に比べてリーズナブルな宿が
  多いと思います。やっぱり圧倒的にアクセスが悪いのと
  宿泊施設メインの由布院に対して露天風呂メインの黒川
  というイメージがあり、あまり宿泊代に転嫁されていない
  のかもしれません。
  あとは外来入浴による副収入もありそういった宿は料金
  安めです。
  
  最初は由布院と黒川1泊ずつで取ってましたが、車がないと
  行き辛い黒川に泊まるならせっかくなので2泊にしようと
  いうことになりました。
  天気は残念でしたが黒川2泊にしたことで阿蘇方面の観光
  も出来て結果的には良かったです。
  
  暴れナメクジ

• arc-en-cielさん 2022/08/27 08:14:15

  見事な「ウェルカム☆レイン」！！

  暴れナメクジさま
  
  おはようございます。
  黒川温泉の１泊目は、深山山荘。それも、「たゆたゆの湯」の隣の582号室ではないですか～、ぎょぎょっ＼(◎o◎)／。
  思わず、OTTOに声を掛け、２人で拝読させていただきました。
  
  それにしても、「ウェルカムドリンク」ならぬ「ウェルカムレイン」とは、新しい旅の歓迎スタイルですね（^^）。
  雨に濡れることで、より一層、木々の緑や、「山みず木」のお庭の苔が映えますね。
  お部屋やお食事がとても懐かしく、すぐにでも訪れたい気分になっちゃいました。
  我が家では、今年になってから、2度ほど「深山山荘」への旅を計画したのですが、残念ながら、飛行機＆バスの減便等で、見送りとなりました。
  レンタカーで、自由に移動できる暴れナメクジさまが、うらやましいです(*^^*)。
  
  焼きトウモロコシも、美味しそうですね！
  旅先での昼食は軽めに・・・
  本当にそのとおりだと思います。私も、お食事付のお宿に宿泊する際は、基本1日2食にしていますが、それても帰宅後、体重が増えています、、、(≧∀≦)。
  
  池山水源も、雨でとても神秘的な印象を受け、ステキです。
  そして大観峰展望所は、一瞬でも霧が晴れてよかった～と思ったのもつかの間、また雨の洗礼！思わず、大笑いしてしまいました、ごめんなさい。
  
  黒川温泉の次のお宿は、どこなんでしょ～。
  黒川には、本当にいい温泉宿がたくさんあるので、みなさんの旅行記の情報がとても参考になります。
  次回のお宿がどこなのか、首を長～くして、お待ちしております（^^）。
  
  arc-en-ciel

  暴れナメクジさん からの返信 2022/08/27 14:05:24

  RE: 見事な「ウェルカム☆レイン」！！

  arc-en-cielさま、こんにちは。
  
  そうなんですよ、さかなクンもびっくりの582号室。
  それでもって「たゆたゆの湯」に1番近い部屋なのに
  入らないという。
  
  今回出発前に週間天気予報を見て前の週が晴天続き
  だったので多分自分の旅行の週が帳尻合わせの雨に
  変わるんだろうなと思ったら見事な途転ぶりです。
  
  もちろん雨は雨なりの良さがあって草木が綺麗に
  見えるというのは滞在中（負け惜しみ的に）会話して
  ましたが、最後の宿のチェックアウト時にお約束通り
  晴れてきたのを見て「やっぱり晴れの方が綺麗だわ」
  という結論に達しました。
  
  ほんとにまあ今年の旅行は正月の地元ビジホ以外全部
  雨に降られたので、来年は晴れた日に空きがある宿と
  交通を探して当日手配するスタイルに変えようかと
  思案中です（平日旅行か近場でないと無理そうですが）。
  
  でも前回、今回と雨旅行でありながら救いだったのは
  天気に関係なくレンタカーで時間つぶしが出来たこと
  ですかね（自分はペーパーなので相方の運転）。
  その代わり運転当日は旅行ならではの昼飲みが出来なく
  なってしまいますが。
  そういう意味では焼きとうもろこしとか、全然酒を
  欲しない食べ物があって良かったです（笑）
  
  次回もひたすら雨の宿泊記になりますが、最後どーでも
  いいところで晴れてきますので宜しくお願い致します。
  
  暴れナメクジ