2022/07/22 - 2022/07/31
395位(同エリア563件中)
Domiさん
阿寒湖までやってきた〜。アイヌ文化と初めての遭遇を果たす。
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さて、本日のお宿は「あかん遊久の里 鶴雅」である。
全然知らなかったが「鶴雅グループ」というのは、北海道でブイブイ言わせている一大リゾートグループなんだそうだ。
その元々の本家本元みたいなのが、このホテルらしい。
写真ではあまりブイブイという感じはしないが、隣に「あかん湖 鶴雅ウイングス」という新しい施設が併設していて、宿泊客はどちらの温泉にも浸かっていいらしい。新しい施設の温泉は湯温管理もしてくれているのではないだろうか。期待でテンションが上がる。
そして、道を挟んでお向かいに「アイヌコタン」というエリアがあり、昔アイヌの人たちの村があったところで、今はアイヌ文化の紹介とかイベントとかお土産物販売とかしているところだというところであった。
そして今晩、そこでショーを見る予定なのである。 -
館内は広く、その隣の施設とも合わさってショッピングゾーンもかなり広い。この館内に入って息子が真っ先に飛びついたのは、ご存じ老舗ゆるキャラ(?)まりもっこりである。
もうね、なんでしょう。小学生男子の心を鷲掴み?
そんなにか…と若干引いてしまうぐらい、ウヒャウヒャと大喜びであった。
そして、すごいポージングの写真を撮らされる羽目になった。
もちろん、まりもっこりのキャラストラップも買わされた。
某所を引っ張るとまりもっこりががぶるぶる震えるという、あまりにもしょーもないストラップだったので、夫氏に見せたら大笑いしながら頭を抱えていた。 -
そして、広い会場の豪華ビュッフェ夕食(でもやっぱり落ち着かない)の後、いよいよアイヌコタンに向かった。
お目当ては「ロストカムイ」というショーである。
実は、阿寒湖の森ナイトウォーク「カムイルミナ」という、もっと豪華なモーションキャプチャーなどを使った参加型アトラクションもあるらしく、そっちの方が人気のようだった。ホテルのテレビでもガンガンCMしていた。
そっちにしようかとも考えたのだが、夜、森、そしてうちの小学生男子の行動を考え、安全を優先させたのだった。
夜のアイヌコタンは、ものすごく雰囲気がある…というか、人気がなさすぎてむしろちょっと怖い。まだお土産屋さんなどは営業していた。 -
そして、ここがそのショーが行われるアイヌシアター「イコロ」である。
なんかどこもかしこもフクロウがついているので、神聖な鳥なんだろうなと思わせる。
肝心のショーだが、確かに見応えがあった。
というか、アイヌ民族の伝統の踊りとかアイヌ語の詠唱みたいなのもあるにはあったんだけど、メインはどう見ても東京から派遣されてるっぽいプロの男性ダンサーがプロジェクションマッピングの映像と融合して絶滅したエゾオオカミになりきって踊るという、まあなんというか今時な感じのエンターテイメントであった。
今年一年かぎりだとのことで、なんとなくお得感はあった。 -
ショーも終わり、ホテルに向かって来た道をぶらぶらと歩く。
もう9時だというのに開いているお土産物屋さんがあるので、一番近くのお店に入ってみた。
そこは木彫りのお店で、店先で男性がまだ木彫りをしていた。
木彫りは高い商品が多いが、店先の小さなストラップならお手頃価格だった。
息子に見せてみる。
「ほら、熊の木彫りのストラップだよ。」
すると、作業をしていた男性が言った。
「裏をよく見てごらん。」
息子がストラップを裏返すと、熊の裏はフクロウになっていた。
「お金に困らなくなるお守りなんだよ。」
すると、突然息子が言った。
「これ欲しい!お金に困りたくない!」
この発言がどうやら男性のツボにハマったようで、だっはっはーと笑い出して
「お金に困りたくないか、そうか、そうだよなあ!!」
と、なぜかものすごく同意されてしまったのであった。
もちろん、そのストラップを購入した。
別の店にはマリモが売られていた。
息子がホテルにチェックインした時から欲しいと言っていたマリモである。
そしてなんと!鹿のツノでできたお守りも売っていた。
息子、大歓喜である。
マリモ(と水に入れる栄養剤?的なものも買わされた)と鹿のツノのお守りをゲットしてほくほくとホテルに帰った息子であった。 -
アイヌコタンから帰って、家族揃って新しい施設の方の温泉大浴場に行ったら、予想通り湯温が三段階になっている内湯があって、北海道に来て初めてゆったり温泉に浸かれた。これだよーこれこれ。うあーいい気持ち。
湯温がデジタル表示になってたんだけど、一番熱いところは41.5℃だった。北海道の人はそんなに熱い温泉が好きなのか…夏にそこまで熱い温泉に浸かるのすごいな。
そしてコインランドリーも数台並べてあったので、寝るまでにしっかり洗濯して乾かすことができた。コインランドリー大事。超大事。
朝起きて、本館の方の温泉に行ってみた。やっぱり湯温は調節されていて、のんびり浸かることができた。
そして、露天風呂に行ったらその先に階段があり、登ってみたら屋上展望露天風呂が広がっていて、人が少ないから貸切状態で阿寒湖を一望しながら温泉に浸かることができた。さすがブイブイ言わせているリゾートグループである。気持ちよかったー!
というわけで、このホテルは大満足だった。
…でもなぜかホテルの写真が少なすぎたので、写真は朝のアイヌコタンである。ホテルの中も綺麗だったんだけどなー、なんで写真撮ってなかったんだろう? -
というわけで、出発する。今日は摩周湖周辺の観光がメインのようだ。
まずはホテル前の阿寒湖の船着場に行ってみる。
息子が湖底にマリモがいないか眺めて探すが、浅いところにはいないようだ。
ここからの眺めもなかなか良かった。湖って、絵になるよね。
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