
2020/12/27 - 2020/12/29
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Skunkyさん
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2022年夏、3年ぶりに行動制限のない夏休みを楽しむ日本の皆さんの様子が伝えられ、9月7日からはコロナ感染対策として日本政府が2020年3月より導入してきた水際対策が大幅緩和、1日あたりの入国者数上限が2万人から5万人に引き上げられたほか、ワクチン3回接種を条件に入国時に求められるPCR陰性証明が不要となりました。更に10月11日からは、入国者数制限、外国人のビザとパッケージ旅行制限が全撤廃され、日本国内では全国割が実施されることとなりました!
…と、やっとほとぼりが冷めたので、この3年間の旅行記をアップしたいと思います。
2020年11月。外務省からの通達で、空港から公共交通機関を使用しないという条件で日本への一時帰国が可能に。JALが12月の日曜日のみ、関空直行便を運航するとの知らせを受け、12月に一時帰国を決行しました。
日本入国時のPCR検査とその陰性証明、厚生労働省のアプリをダウンロードして質問への回答、弟の車で自宅へ、自宅にて14日間の自己隔離(その間、毎日厚生労働省から確認の電話有り)、と、数多くのハードルをクリアし、遂に晴れて自由の身に!
計画していた尾道への旅行は、同年12月後半になって広島でコロナ感染者数が急増したことで、残念ながら大事を取って断念。急遽、香川旅行へと舵を切りました。高松1日目はGoToトラベル適用最終日となり(翌日からは利用不可に)、友人がホテルを予約してくれて、私もGoToの恩恵にあずからせて頂きました。(皆さんの税金で申し訳ございません m(_ _)m )
牡蠣、といえば「広島」を思い浮かべますが、高松にも多数牡蠣小屋があり、牡蠣食べ放題を堪能、高松のアーケード街で街ブラを楽しみ、翌日はアート好きの友人オススメのアートの島を訪れました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2020年12月6日、ロンドンヒースロー空港。例年であればクリスマス休暇を家族と過ごすために大勢の旅行者でごった返す時期ですが、コロナの影響で閑散。
※クリスマスデコレーションもツリー1本で寂しそう。 -
座席も密を避ける対策がされていました。
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14:05発、関空経由、成田行きの臨時便(英国航空BAとコードシェア)が表示されています。
※こうやって見ると結構たくさんの便が飛んでますね。 -
JALさん、関空直行臨時便の運行、ありがとうございます!
関空に着いてからは、これでもか、という長い距離を歩き、滞在先等詳細のデータ入力、レモンと梅干しの写真を貼ったブースで唾液採集(写真は役に立たずw )、PCR検査の結果を1時間ほど待ち、無事陰性証明をもらって荷物を取って弟と合流。
自宅到着翌日から14日間は自主隔離となるのですが(外出不可、厚生労働省からは毎日確認の電話有り)、弟が大阪池田の地酒「呉春」の一升瓶を買ってくれていました。
※気の利く心優しい弟よ、ありがとうx -
やっと14日間の自主隔離を終え、忌明け祝いに餃子の王将でビール! おつまみは餃子と天津飯をデミサイズで。
※この後、木須肉のデミサイズもオーダー。デミサイズは色々食べれるありがたいシステムです。(昔はなかった…) -
12月27日、いざ高松に向けて出発。京都から乗ってきた友人と新大阪駅で合流、岡山駅でマリンライナーに乗り換えて、瀬戸大橋を渡り高松へ。
旅行中は本当に天気に恵まれました! 12月末とは思えない暖かな日差しを受けて輝く瀬戸内海、浮かぶ島々もくっきりと。瀬戸大橋 (香川県) 名所・史跡
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イチオシ
JR高松駅のコインロッカーに荷物を預け、ことでんに乗って牡蠣を食べに行きます。高松築港駅から2駅先の瓦町駅で志度線に乗り換えて春日川駅へ。
高松築港駅 駅
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いかだ屋さんは、11月~4月の冬季は牡蠣食べ放題、4月~11月の夏季はBBQを提供しています。
かき焼き 海鮮市場 いかだ屋 グルメ・レストラン
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牡蠣食べ放題は120分、焼き牡蠣(蒸し焼き牡蠣)の他にも、お吸い物と牡蠣ご飯が食べ放題(ランチのみ90分のコースもあり)。調味料も、レモン汁、ポン酢、大根おろし、醤油などが揃っています。
私たちは鼻息も荒く、「もちろん!」という体勢で120分のコースを選びましたが、1時間ぐらいでお腹がいっぱいに。90分のコースでも十分堪能できたなというのが感想です。
いかだ屋さん、美味しい牡蠣をお腹いっぱい頂きました。ごちそうさまでした! -
再びことでんで高松に戻ります。
春日川駅 駅
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イチオシ
券売機が反対側のホームにあるのに気づかず、車内で車掌さんに乗車券を売ってもらいました。
※思いがけないお土産をゲット! -
今夜のお宿は「四国高松温泉 ニューグランデみまつ」さん。友人がGoToトラベルを利用して、温泉好きの私のために、高松駅から近い温泉のあるホテルを予約してくれました!(いつも優しい心遣い、ありがとうねx)
※写真はニューグランデみまつさんのHPより。
みまつさんはことでん築港駅から一駅目の片原町駅の近く。商店街の角にあり、大きな道に面しています。そして、そのお向かいには、マルナカ通町店さんという、私の大好きな庶民の味方的なスーパーがあり、「明日泊まるベネッセハウスのワインは絶対高いに違いない!」と想定し、こちらのスーパーでワインを(お安く)仕入れておきました。
※なーなーななかなかなかむらや~♪、のテーマ曲が流れてきそうなお店です!四国高松温泉 ニューグランデみまつ 宿・ホテル
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友人によると、みまつさんは「食事」でも評価が高かったホテル。評価に違わぬ豪勢な夕食を頂きました! お刺身もお肉も分厚く、サービスして下さる方も気さくで感じの良い方ばかり。食事の後には少し熱めのお風呂に入ってゆっくりさせて頂きました。
※みまつさん、お世話になりました。ありがとうございました!
翌日は豊島、直島へ。 -
翌朝、ことでんに一駅乗って高松築港駅へ行き、すぐお向かいの高松港へ。まずは豊島美術館のある豊島に向かいます。9時半出港のフェリーの乗船券売り場が開くのは出港時間の30分前。早めに並んで無事チケットをゲットしました。(ここでGoToトラベルのバウチャーを使わせて頂きました)
豊島フェリーは乗客のみ(自動車・自転車を含む二輪車不可)の小型船で1日3本、美術館の開館日に合わせて運行されています。予約はできず、チケット購入は先着順、定員70名に達するとチケット販売終了とのことですので、繁忙期は早めにフェリー乗場に行った方がよさそうです。高松港旅客ターミナルビル 名所・史跡
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豊島家浦港に到着。島にはタクシーが1台しかなく(当時)、レンタサイクルを利用して島を巡る人が多いそう。豊島は意外と起伏に富んだ地形のため、電動アシストの自転車がオススメとのことです。
豊島美術館へのもう一つのアクセス手段のシャトルバスを待ちながら、家浦港周辺を散策しました。12月末とは思えない穏やかな天気に恵まれ、ゆっくりと散策を楽しめました。
※写真は町並みです。焼杉の外壁は西日本で使用される伝統技法で、香川県でも多く見られるようです。
特に興味深かったのが「豊島横尾館」。言わずと知れた横尾忠則氏の美術館で、島の古民家を改造した建物にタワーが隣接し、体験して感じるタイプのインスタレーションがとても印象的でした。各作品の建物や部屋は土足厳禁となっているので、脱いだり履いたりしやすい靴がオススメです。
※くれぐれもDrマーチンの36アイレットブーツは履いていかないように・・・。豊島横尾館 美術館・博物館
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イチオシ
その後、シャトルバスに乗って豊島美術館へ。当時はコロナ対策のため、入館は予約制で、チケットはオンラインで事前購入する手順。豊島美術館のインスタレーションはコンクリートの建築物で、中に入って体感する作品。半地下のトーチカのようになっており、床に空いた多数の小さな穴からゆっくりと水が溢れ、床を伝って流れていきます。建物を覆うコンクリートの屋根には大きな丸い穴が穿たれ、そこから差し込む陽の光や風を感じる作りに。
この日は、コートやジャケットもいらないほど暖かな日差しが降り注ぎ、爽やかな微風が吹いていたので、インスタレーションの中に座ってゆっくり作品を楽しむ方がたくさんいらっしゃいました。
その後、隣接するカフェでランチを頂き、直島へのフェリーに乗るため、再びシャトルバスに乗って家浦港へ。
※小春日和とはこのことですね。豊島美術館 美術館・博物館
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豊島家浦港から直島本村港へは僅か20分ほど。本村港には今夜泊まるベネッセハウスの無料シャトルバスが既に待機していて、外でバスを待つことなく車内へ。
ベネッセハウスは、建築家安藤忠雄氏の設計による、ホテルと美術館が一体となったコンセプト建築。ホテルの敷地内や館内にも多くのインスタレーションが組み込まれています。ベネッセハウスの客室には、「アートをゆっくり体感して頂くため」と、テレビはなく、その代わりにBoseのスピーカーが設置されてました。
※宿泊される方は好きな音楽をダウンロードして行くといいですね。
食事前に宿泊者のみのベネッセハウスミュージアムツアーに参加しました。シャトルバスで美術館に向かい、グループでキュレーターさんの説明を受けながら作品を鑑賞。少人数でゆっくり回れるのは宿泊者の特権でしょうか。ベネッセハウス <直島> 宿・ホテル
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今回の宿泊パッケージは、テラスレストラン海の星(Etoile de la mer)での夕食と朝食付き。夕食はフレンチのコース「デギュスタシオン」で、いわゆる、アミューズブーシュから始まり、オードブル、スープ、魚料理、お口直しのソルベを挟んでの肉料理、デザート、というフルコース。宿泊しなくてもレストランでの食事は可能で、アラカルトはなくコースのみで¥13,000~! このお値段を考えれば、2食付き1泊一人¥30,000も、まあ納得できる価格ですね。
予想どおりドリンクは「ひゃ~~」というお値段! レストランではビールのみ頂き、お部屋に戻ってから、例の「なかむらや」で仕入れたチリ産シラーズを心ゆくまで楽しみましたw
※お魚料理 -
※お肉料理
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おはようございます!
昨日夕食を頂いたテラスレストランで朝食を頂きます。通常はビュッフェとのことですが、コロナ対策で個別にサーブするスタイルでした。
卵料理は注文を受けてから、お好みの調理法(オムレツ、スクランブル、ポーチド、目玉焼きなど)で提供されます。パンは小さめで焼き立てを次々と持ってきて下さるので、色々な種類を楽しめます。
またまた朝からお腹いっぱい食べてしまいました・・・。
※朝食も宿泊客でなくても頂くことができます。 -
荷物をホテルに預けて、ホテルのシャトルバスで地中美術館へ。
地中美術館も予約制で、チケットはオンラインで事前購入する手順。この日もとても暖かく、コートもホテルに預かってもらうほどでした。地中美術館も体験型のインスタレーションが多く、夜のカフェに紛れ込んだり、大きなステンレスの玉と階段に座ったり、色の中に入っていったり・・・。
※ここでも脱いだり履いたりの簡単な靴は必須です地中美術館 美術館・博物館
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地中美術館を堪能した後は、ホテルのシャトルバスで宮浦港へ。途中バスを降りることなくホテルに預けていた荷物を受け取らせて頂くなど、ベネッセハウス宿泊の恩恵を最大限享受させて頂きました。
ホテル、レストランの従業員の方たちは皆親切でとても感じの良い方ばかり。アートの島での宿泊を心ゆくまで楽しみました。
お世話になりました、ありがとうございました!
宮浦港の周りにもアート作品があり、中でも興味深かったのが大竹伸朗氏の美術作品と銭湯が一体化した「アイラブ湯(正確には「I(ハート)湯」)」。残念ながら内部はお風呂に入らないと見られないとのことで外観のみ鑑賞しました。大竹伸朗と言えば「Mr.ピーナッツ」が有名ですが、アイラブ湯も大竹伸朗~!というカンジ。
次に訪れる時には是非ともひと風呂浴びたいですね。
大型フェリーで宇野港へ。宇野、茶屋町、岡山を経由して、それぞれ京都と大阪へ。またまた親友との楽しい思い出の1ページが増えた旅となりましたx
※宮浦港にある有名なカボチャ。宮浦港 乗り物
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・・・と、あっという間に日本を発つ日がやってきました。
旅行の後は、母と父のお墓参りに行き、大晦日にはスーパーで買った京都松葉のにしんそばを年越しそばに頂き、弟一家も来てくれてお正月を過ごし・・・。
2021年1月4日、夜中出発のJL041便で英国に戻ります。
※夜中の便ということもあり、搭乗ウイングはがら~~ん。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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コロナウイルス感染拡大により、世界は一変しました。今まで普通にしていたことができなくなり、人との接触に過敏になりました。
この後、南アで認識され、英国で爆発的に感染が拡大したアルファ株、2021年冬に世界中で大勢の感染者を出したオミクロン株、今後もまた変異株が発生する可能性は否定できません。
しかし、一方で、仕事環境の多様化が急速に進んだことは、コロナが残したプラス要因として挙げられるのではないでしょうか。
コロナによりリモートワークが定着したことで、ネット環境さえ整っていれば世界中どこからでも仕事ができるようになりました。個人的には、これまで最大2週間しか滞在できなかった日本への一時帰国も、リモートワークを組み入れることで1ヵ月ほどの滞在が可能に。いつかそうなればいいな、と思っていたことがコロナによって一気に進んだ形です。
そして、ロックダウンを含む3年間に渡るさまざまな行動制限が課されたことで、人と人とのつながりの重要さ・素晴らしさが改めて評価されているように思います。
私が旅に求めるのは、訪れた国や町に住み、そこで日常を送っている人々との小さな交流です。道を教えてもらったり、バーでお隣に座った人と一言二言ことばを交わしたり、ホテルやレストランでサービスを受けたり・・・そんな小さな交流が思い出となり、旅を彩る宝物となるからです。
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