2018/12/08 - 2018/12/09
338位(同エリア1011件中)
kiyoさん
ボロブドール遺跡見学の後、ムンドゥッ寺院を訪ねた。
内部の石仏三尊像は「世界で一番美しい仏像のひとつ」と言われている。仏塔を見た帰り道に、バケツをひっくり返したような強烈なスコールの洗礼を受け、熱帯雨林気候の暮らしの大変さを知ることとなった。
最後は空港近くのレストランで夕食を摂り、ガルーダ・インドネシア航空で首都ジャカルタへ帰った。
最終日は、首都ジャカルタ散策。
ジャワ島ではジャワ原人が発見されており、国立博物館では人類の進化についての展示が充実していた。原人の頭蓋骨はレプリカだったが、中庭にはヒンドゥー教時代の石像が並べられていた。
その他、タマン・ミニ・インドネシア・インダーという多様な民族文化が展示された公園やジャカルタ中心部のシンボルの独立記念塔モナスが立つムルディカ広場へも行って見た。多くの観光客が集まっており、インドネシアが日本よりも活気のある国だと肌で感じた。また、コモドドラゴンを見たかったのでコモド・インドネシア爬虫類博物館も訪ねた。
何処かへ行きたい、というよりはむしろ初めての見知らぬ国なので、その国の文化や歴史、街の様子などを確かめておきたいという意味の1日となった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ANAセールス
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ムンドゥッ寺院はボロブドゥール遺跡からほど近い所にありました。
車で30分もかからないくらい。
参道を歩いていると、子供たちがTシャツを買ってくれ、としきりに言って集まってきます。何でも、千円らしい。最初は1枚千円で、そのうち2枚で千円というので、記念に購入。観光地に行くと、何故かTシャツを買ってしまいます。後ではあまり着ないのですが。ムンドゥッ寺院 寺院・教会
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土産物店が並ぶ参道を歩いていると、みごとなガジュマルの木が見えて来ました。
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寺院は石積み造りで規模も大きくないが境内の巨大ガジュマロは見事で、小さな寺院ながらジャワの風土を感じました。
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一応、ゲートがあり、入場料を支払います。
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ムンドゥッ寺院は伽藍自体小さいので、境内の中ではこのガジュマルの木が目立っていて、シンボルです。
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ムンドゥッ寺院の入口
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入口から中へ入ると、巨大な石仏の三尊像が安置されていました。
これが世界で最も美しい仏像と言われています。
高さが3mくらい。 -
ムンドゥッ寺院境内
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伽藍から見たガジュマル
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伽藍のバルコニーにて
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伽藍(祠堂)には様々な彫刻で仏像が表現されていましたが、境内は広々としてガジュマルの木が一人立っている感じで、のんびりとして対照的でした。
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ジョグジャカルタ中心部に向かって帰ります。
畑が続き、ノンビリとした景色が続きました。 -
ジョグジャカルタが近づくにつれて、交通量が増えて、片側2車線道路になります。道路の標識や設備は、日本と比べるとかなり貧素。
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二人乗りのバイクも結構見かけました。まだまだ、バイクが移動手段で重要な役割を果たしています。
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ジョグジャカルタの住宅
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渋滞の道路と路側帯を行くバイク。
道路の整備状況が、日本と比べるとまだまだ遅れていました。 -
時間のゆとりがあったので、マッサージも体験。旅の疲れを癒やします。
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最後に、レストランで夕食を摂って、ジャカルタ行きの飛行機に搭乗します。
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今回のガイドツアーは、レストランは中々のチョイスで、夕食はホテルでの食事です。
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レストランは確かに立派なのですが、出てくるコース料理がフランス料理というわけにはいかないので、食べることができるかどうかが辛いところでした。
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日本で出てくるスープはどれも美味しくいただけるのですが、やっぱり国が違うと味付けも違うので、食べるので精一杯。
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頑張って残さずに食べてしまおう、と意気込みましたが、半分くらい食べるのがやっとでした。
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デザートは何とか美味しくいただきました。
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ジョグジャカルタ空港の搭乗待合室。
搭乗開始が遅いなあ、遅いなあと思っていたら、知らぬ間に搭乗口が変更になっていて、それがわからずに待っていました。
放送で、何か自分の名前が呼ばれているような、いないような、と聞いていると、早く搭乗するように、という案内でした。ジョグジャカルタ 地元の料理
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ギリギリ・セーフで、何とかジョグジャカルタに置いて行かれずにすみました。
ガルーダインドネシア航空に乗り込みます。 -
実は旅の直前に、B737がインドネシアで墜落事故を起こし、少し不安があってガルーダインドネシア航空にしました。事故は別の航空会社だったので、ちょっとそこは遠慮した次第です。
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慌ただしいジョグジャカルタへの旅でしたが、内容が濃かったので2日分くらい行動した感じ。
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ジャカルタ空港のANAが到着したのと同じターミナルに帰ってきました。
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中央右の小さな窓が並ぶ白いビルが、今回宿泊したサリ・パンパシフィック。
インドネシアは物価が安くて、高級ホテルに日本のビジネスホテル並みの料金で宿泊できた。
部屋は2部屋あって、寝室とリビングさらにDKも別室でついていて、お薦め。
Sari Pacific Jakarta, Autograph Collection ホテル
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ホテルはジャカルタ市内中心部にあったが、朝早くから何かしら頭の中を音楽がグルグル駆け回るような気がして目が覚めた。
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窓から見下ろすと大音量の音楽で大きな人形が通りを歩いていて、行列もできている。
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そんな慣習があるのかと思ったのだが、実はオンデルオンデルという約2.5mのデッカくてキモかわいい人形だった。
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張り子のオンデルオンデル
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派手な民族衣装を身につけた張り子で、頭には色取り取りのケンパンケラペと呼ばれる髪飾りを被っているのが特徴。男性と女性がペアになって、楽器を演奏する人と一緒に街の中を歩くというジャカルタの名物だった。
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お祭りのような感じで、多くの人が通りを歩いていた。オンデルオンデルと行進するのが楽しいのか、と思ってしまう。
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市内観光ではまず初めに、ジャカルタ南部にあるタマン・ミニ・インドネシア・インダーへ行くのに、中心部から幹線道路を南へと走ります。
ジャカルタの高層ビルは、日本のゼネコンが数多く手がけているらしい。親日のインドネシアの歴史を感じます。 -
ジャカルタ中心部を抜けると、少し道路脇の景色もゴミゴミしてきたり、といったところがありました。
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最終日、ジャカルタを夜の飛行機で発つので、朝から夕方まで市内観光の予定。それが終わったら空港まで送ってもらおう、と考えました。
まずは、民族テーマパーク「タマン・ミニ・インドネシア・インダー」
インドネシアの多民族の文化を体感することができます。インドネシア博物館から見ていきました。タマン ミニ インドネシア インダー テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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民族博物館から入場。
タマン・ミニ・インドネシア・インダーは、インドネシアの文化や伝統をギュッとまとめたような所で、20を越えるパビリオンからできていました。 -
この博物館の外壁および入口は様々な像が設置されていて、何とも言えません。インドネシアで伝わる神様を全部飾ってみた、とでもいう感じ。
取りあえず、この像は龍で、入館者を出迎えています。 -
正面玄関上には、ボロブドゥールのストゥーパへ登る階段の門にもあった神獣の顔が、建物を守っているようです。単なる博物館、ではなく、意味深な雰囲気を醸し出しています。
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神鳥ガルーダ、かと私は思いましたが。。。
ガルーダは、インド神話に登場するもので、ヒンドゥー教の伝来とともに東南アジアにも定着していったと思われます。 -
インドネシアは多民族国家なので、民族衣装の展示がたくさん見られました。
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いろいろな地域での暮らしを伺うことができます。
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ジョグジャカルタのクラトンで上演されていた影絵のコーナー
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この影絵の人形の彫りは、かなり細かい
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一方、全く違った人形もあります。伝統の違いが地方によってあるのだと思います。
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民族パビリオン
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スマトラ島中部に見られる建物。中国の影響を色濃く受けています。
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内部の作りはシンプルで、大広間の正面に祭壇のようなものが設置されていました。パビリオンなので実際とは異なるでしょうが、天井や柱などの木材がきれいに加工してあります。
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スマトラ島北部の建物。
高床式で、湿気対策がとられていました。 -
とても小さな住居か倉庫のようですが、湿気対策なのか洪水対策なのか、やっぱり床が地面よりかなり上げて造られているのが特徴かと思います。
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タマン・ミニ・インドネシア・インダーは、この池を中心にパビリオンが配置されています。
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この大きな池には、岸から見たのではわからなかったのですが、空から見るとスマトラ島・ジャワ島・ボルネオ島を形作った島が造られています。日本ではあまり聞かないが、ボルネオ島のすぐ隣にはスラウェシ島があって、さらにニューギニア島の一部もミニチュアで再現されています。
それが、タマン・ミニ・インドネシア・インダーという名前の由来なのかもしれません。 -
大きな池の正面岸にある、ガルーダ・シアター
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素朴な小屋のようなパビリオンもあります。
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その小屋の前には、尖り屋根のパビリオンがあるので、入ってみました。屋根は単なる覆いで、内部の柱のようなものを雨などから守る役割のようです。
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本当に見せたいのは、この柱のようなインディアンの文化です。
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柱が数本立てられていて、それが先祖を祀っているようです。その柱の高さが高いために、尖り屋根の覆いが必要だったのでしょう。
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爬虫類のパビリオン、コモドドラゴンがここでは見ることができます。
タマン ミニ インドネシア インダー テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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入場すると、まず、ワニが出迎えてくれました。
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パビリオンの室内展示館は、コモドドラゴンをイメージして造られていました。
口の部分が展望室になっています。 -
やっぱり、コモドドラゴンと言えばインドネシアにしかいない、爬虫類の王様です。展望室もかなりのお金をかけて作った印象を受けました。
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コモドドラゴン
何じゃ、こりゃ!?
という、拍子抜けの大きさ。 -
が、子供の小さな個体1匹が木に登っているのみ。迫力あるコモドドラゴンは野生のまま見るために東部のコモド島へ行かなければならないそうだ。
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あの、雄姿は何処に隠れているのか?と思って探しますが、見つかりません。
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看板に偽りあり!、ではありませんが、この時は大きなドラゴンはいなかったようで、実際に見ようと思うと、コモド島へ行かなければならない、とのことでした。
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後ろから見たパビリオン。
この建物を見ると、ドラゴンにもかなり期待したのですが、残念! -
爬虫類館なので、グリーンイグアナなど、実際に触れることができます。
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ニシキヘビは日本の動物園と比べると、本場なためかかなり多くの種類が展示されていました。
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パビリオンの室内展示室
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本当は、これくらいのコモドドラゴンを見たかったところです。
実際に違った時期にはここにドラゴンがいたようですが、タイミングが悪かったみたい。 -
次の国立博物館へ向かいます。
今回はHISの1日ガイドツアーを利用。日本語ガイドと車付きですが、とてもリーズナブルな料金で、時間を節約する旅には重宝します。
この前を行くバイクの、緑のヘルメットはバイクタクシー。ジャカルタにはたくさん走っていました。 -
市街地通り沿いの中国寺院
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ジャカルタにある日本大使館。
ホテルのすぐ近くでした。 -
何処へ行くにも、バイクに囲まれて走っているくらい、バイクが多いのと、まずまず道路は混雑しているという状況でした。
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