2022/08/09 - 2022/08/11
195位(同エリア354件中)
ミータさん
この旅行記スケジュールを元に
2022年7月、1年半振りに浄土ヶ浜に遊覧船が戻ってきたというので、さっそく乗りの出かけた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東日本大震災後、被災地のお金を落とす形で復興を応援しようと旅を続けている。その最初が2011年12月23日から1泊2日の岩手県宮古市の旅だった。当時は震災の影響が大きく残り、営業しているホテルや旅館は少なく、営業していたとしても復興関係の人たちが泊まるので、一般の「観光客」が泊まれる宿はほとんどなかった。その中で、この「休暇村陸中宮古」は震災の年の12月には泊まることができた。
2011年12月の休暇村陸中宮古の様子↓
https://ameblo.jp/mieta-myargo/entry-12544926500.html?frm=theme
それにしてもここに泊まるのはかなり久しぶりだ。休暇村陸中宮古 by ミータさん休暇村 陸中宮古 宿・ホテル
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部屋は洋室だった。ソファーも有りかなり広い。
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ベッド側から室内を撮影。
右奥の扉がトイレで、写真には写っていないが右手前にお風呂もある。 -
部屋からの眺め。木に隠れ海は少ししか見えない。
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夕食はバイキング形式。夏休み期間中ということもあり子供連れもいたが、コロナ禍が何年も続いているためか、子供たちもあまりはしゃぐことはなかった。
海の側なので魚介類が豊富。 -
釜めしは自分で具を入れる。私はカニ、山菜、キノコを入れてみた。
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デザート。地元産の岩泉ヨーグルトもある。
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翌朝は6時前に起きて休暇村近辺の遊歩道を歩く。途中の展望台からの眺め。左に見える島は日出島。
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潮吹き穴まで0.9㎞(休暇村からだと1.3kmくらい?)とあるので、朝飯前の散歩には丁度良いと思った。
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釣り船らしい小舟も見えた(この写真では分かりにくいか)。
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かなりきつい傾斜の階段がある。遊歩道と侮っていたら結構高低差があり、ちょっとした山登りだった。
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そんなわけで潮吹き穴までは20分ほどかかった。0.9㎞の表示に騙された。しかも波が穏やかで、全然潮を吹かない。
潮吹穴 自然・景勝地
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海が荒れているときはこんな風に岩の割れ目から潮を吹くはず。
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浄土ヶ浜方面。
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こちらは休暇村から潮吹き穴とは反対方面に行ったところにある姉ケ崎。
岩が波に浸食されてトンネルができているのだが、写真では分かりにくいか。 -
震災メモリアルパーク中の浜も気になるが、もう朝食の時間だ。
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朝食もバイキング形式
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海鮮瓶丼。牛乳瓶の中にウニ、イクラ、刺身やメカブなどを詰めたもの。これをご飯にかける。
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海鮮丼。
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朝食後に震災メモリアルパーク中の浜を目指すも、やはり時間切れでたどり着けなかった。8:40分に休暇村を出る送迎バスを頼んでいたのだ。
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休暇村のスタッフが大漁旗で見送ってくれた。
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送迎バスは、駅ではなく浄土ヶ浜で降ろしてもらう。
浄土ヶ浜 自然・景勝地
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浄土ヶ浜。
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遠くにローソク岩も見える。
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ここからサッパ船で「青の洞窟」観光もできるが、遊覧船の時間があるので今回は見送る。
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新しい浄土ヶ浜遊覧船「うみねこ丸」。
前の遊覧船は震災の際、津波を避けて沖合に逃げ、船も乗員乗客も無事だった。その船も老朽化のためか2021年1月に引退。
そして1年半後の2022年7月17日にこの「うみねこ丸」が就航した。みやこ浄土ヶ浜遊覧船 乗り物
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2011年12月に浄土ヶ浜を訪れた時の遊覧船。
その時の旅行記↓
https://ameblo.jp/mieta-myargo/entry-12544926526.html?frm=theme
この船で津波を逃れたのだ。 -
高台には浄土ヶ浜ビジターセンターの建物がある。
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遊覧船のチケット売り場。
中央上寄りに小さな赤い点があるのが分かるだろうか。 -
赤い点はブイで、津波でこの高さまで運ばれたのだという。
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「青の洞窟」。
サッパ船であの岩穴に入ると光の反射で海が青や緑に見える。 -
2011年12月に浄土ヶ浜を訪れた時の「青の洞窟」。
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遊覧船から見た浄土ヶ浜。
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浄土ヶ浜。
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高台に見えるのは浄土ヶ浜パークホテル。まだ泊まったことはない。
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ウミネコが遊覧船の側を飛んでいる。
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乗客から「ウミネコパン」をもらうために遊覧船の周りにウミネコが飛び交うのだ。
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「ウミネコパン」とは海藻入りのパンで、人間が食べることもできる。
だから津波で沖合に避難した前の遊覧船の乗員乗客はウミネコパンで飢えをしのいで、津波が引くのを待ったという。
岩の奥に浄土ヶ浜レストハウスの建物が見える。 -
これは日出島だったかな。
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浄土ヶ浜は火山岩でこちらの断崖は堆積岩とガイドさんは説明していたかな。
浄土ヶ浜の岩が白いのに対し、こちらは黒っぽい。 -
細長く白い岩はローソン岩。マグマが噴き出て出来た岩だそうだ。
この近くに潮吹き穴があるが波が穏やかなので、潮を吹く様子は見られない。 -
日出島。
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遊覧船は浄土ヶ浜の港に戻らず、出崎ふ頭に向かう。
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震災後、立派な防潮堤が造られた。
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出崎ふ頭の側には「道の駅みやこ(シートピアなあど)」がある。
建物の壁(1階と2階の間)に津波の浸水位の表示がある。道の駅 みなとオアシスみやこ (シートピアなあど) 道の駅
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ソフトクリームをいただく。
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道の駅にあった遊覧船「うみねこ丸」のポスター。
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道の駅みやこから歩いて市の中心部方面に向かう。
途中に公園があるが、ここにはかつて宮古市役所があった。 -
2011年12月に初めて宮古市を訪れた当時の市役所の建物。
1階部分は津波に飲み込まれたので、ベニヤ板で補修されている。
現在の市役所は宮古駅裏に移転されている。
続く
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この旅行記へのコメント (4)
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- ころちゃんさん 2022/08/16 14:12:40
- 懐かしい宮古
- 震災前に浄土ヶ浜の観光船に乗りました。
今も頑張り続けてますね。
私はこの夏、密を避けて車で大船渡まで行きました。
復興支援大事ですね。
改めて防災についてしっかり考える機会にもなりました。
- ミータさん からの返信 2022/08/16 20:07:18
- Re: 懐かしい宮古
- 去年、浄土ヶ浜遊覧船が廃止になり、コロナ禍で観光客が減ったからか?と心配していたのですが、新しい遊覧船が就航して良かったです。
本当はお盆前の時期は観光客が多そうなので、秋ぐらいに行くつもりでした。
しかし、コロナ感染者が増え、実家に帰るつもりがダメになり、急遽夏休みの予定を変更しての宮古でした。
もちろん、感染には気をつけて、新幹線も座席間隔が広いグランクラスにしました。
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- gontaraさん 2022/08/16 08:21:34
- 復興支援、ご苦労様
- 継続は力なり! ですね。
今回食いついたのが瓶丼、結構なお値段なので買えずにいるのですが、バイキングに付いてるって良いですね。
食べてみたいGONTARA
- ミータさん からの返信 2022/08/16 19:55:52
- Re: 復興支援、ご苦労様
- 瓶丼、お値段を調べたら5本で6700円というのが出て来ました。
送料、消費税込みだとしても結構なお値段ですね。
それならしっかりと味わえば良かったです。
震災メモリアルパーク中の浜に行こうとして、朝食は急いで食べたのです。
結局、震災メモリアルパーク中の浜にもたどり着けなかったし。
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