2022/08/05 - 2022/08/06
179位(同エリア330件中)
だいこくさん
西国三十三か所巡り
何故にこの暑いさなかにお参りを?
自分でもわかりません。
行こうという気力が湧き出て来るような、
汗まみれで行き着いた先の達成感に魅せられたようです。
2022/08/05 30,647歩
12番 岩間山 正法寺(岩間寺)
13番 石光山 石山寺
14番 長等山 三井寺(園城寺)
大津で一泊して
2022/08/06 15,311歩
30番 竹生島 宝厳寺
31番 姨綺耶山 長命寺
この記録では
12番 岩間山 正法寺(岩間寺)
13番 石光山 石山寺
の2か所を書いています。
岩間寺は道中、どこまで続くんだろうという坂道でしたが、
一歩一歩進めば必ず到着するんだという確信、自身をもらえました。
石山寺は歴史あるお寺、ほんの一部しか回れていませんが、
紫式部・芭蕉・藤村と文学に繋がる興味深いお寺でした。
門前に並ぶお土産店・飲食店等はいずれも雰囲気よく、
京阪石山寺駅まではあっという間に到着です。
一方は山中にあるお寺、一方は交通の便もよく且つ自然豊かなお寺、
何年か先どちらが重く心に残るんだろうかと。ふと、思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2022/08/05(金) 08:00
今日は12番札所 岩間寺へ向かいます。
家を出て約2時間
JR琵琶湖線 石山駅から京阪バス07:53発に乗り中千町というバス停で降りました。
山方面の雲行きが怪しいです。 -
下調べによると岩間寺へは最寄りのバス停より徒歩約60分。
頼りはスマホのGoogle地図。
民家を抜け、緑の中を歩きます。 -
上りのゆったり道路を軽快に。
-
歩き始めて20分、山道に入ります。
-
おかきのひび割れのようなアスファルト模様をずっと見つめて
歩くこと40分
えっちらおっちらと1歩ずつ踏みしめて上って来ました。
道の端を歩くとコケで滑ります。
岩間寺の道しるべに元気をもらいます。 -
随分前に車が1台追い越して行ったきり。
このエリアの生き物はどうも私と蝉だけ?
傘も必要になりました。 -
60分歩き続けて
お寺近しの雰囲気です。 -
右に ぼけ封じ祈願の旗、
常日頃恐怖に思っている<ボケ>という言葉
つい反応してしまいます。
立ち止まり、何様の像かもわからないままに
遠くからボケませんようにと手を合わせます(笑) -
両脇に黒い仁王様(金属製?)
門が無いんですね。 -
奥に灯りが見えました。
まるでろうそくがともっているような光です。
やっと、到着です。 -
西国三十三か所 十二番札所 正法寺(岩間寺)
〒520-0869 滋賀県大津市石山内畑町82
JR琵琶湖線 石山駅から京阪バスで14分 中千町バス停下車 →
徒歩60分 初めの10分程のみ平坦、その後はずっと上り
(民家抜け→少し田園風景を抜け→新しい道路→アスファルトの山道) -
御朱印帳は通常300円
受付で
開山千三百年記念の特別金の菊花紋入りの御朱印を勧められます、500円
じゃあ それにして下さいと金の菊家紋を見つめます。
後で思う事ですが、不安の中必死で歩いて来た自分への金メダルとでも
錯覚したのかも知れませんね(笑)300円の御朱印で十分なのに。 -
境内の椿の実
初めて見た気がします。
花の後にこんなに大きな実が出来るなんて、
かじったらカリカリしてそうで美味しそう・・・なんてね
さて、出発です、
来た道戻ります。 -
バスの時間・雨の降り方が気になりますが
帰りは下りだけ
仮にバスに乗り遅れても
次の石山寺へは歩いてでも行けるようです、
焦らず
ゆっくり 帰る事に。 -
途中、栗が沢山落ちてました。
写真撮影用に散らばる栗集めてパチリ -
岩間寺からの帰り道はとても楽でした。
予定通りのバスで中千町バス停から 石山寺山門前で下車10:33
さあ、13番石山寺です。 -
石山寺へは3度目でしょうか、
1度目は小学校の遠足で来たとぉ~い記憶(集合写真残ってます)
2度目は家族
3度目は、、、一人御朱印帳求めての今日 -
東大門 石山寺の正門
こちらの仁王像は木製でとても古くて年輪の模様が凄いです。
貫禄というか威厳があります。 -
門をくぐると奥へと石畳が続いていて
両脇には 美しいお庭を持った何々院といった建物の門が並びます。 -
中にはこんな茶目っ気のある置物も。
-
一部は縁日会場になっていて、
ヨーヨーや金魚すくい等の子供コーナーが準備されています。
でも、子供の姿は見えません、
アルバイトのお兄さんが暇そうに座っているだけでした。
何といっても雨降りですから。 -
両サイドには万灯供養の提灯がずらり
右にある小屋風の建物で入山料払います。 -
奥へ進むとやっぱり、階段有りました。
御朱印頂く為には避けて通れない苦行のようです。 -
登り切った階段振り返ります。
一段一段が高くて結構きつかったです。 -
視線を変えれば長く続く階段の上に多宝塔
目の前には大きな岩々(硅灰石けいかいせき)がどっしりと鎮座
石灰石が高温のマグマにより形成されたもので国の天然記念物とあり、
石光山石山寺の名前の由来となった奇岩だそう。
でも何ゆえに人口スモークなんだろう?疑問です。 -
左奥にようやく本堂の姿が見えました。
第十三番 石光山 石山寺
〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1丁目1-1
京阪電車 石山寺駅から徒歩10分 瀬田川沿いの歩きやすく気持ちのいい平坦な道 -
本堂の階段上がりました。
-
正面に紫式部源氏の間
紫式部がこの源氏の間で源氏物語を執筆したそうです。
覗き込んで撮った変な写真です。 -
本堂に入ると写真禁止です。
外廊下から仏様が写らない様に受付側を一枚。 -
入口の敷居というのでしょうか?
幅があり高さも有りで、立派な木が横たわっていてびっくり。
子供の頃、
父親に敷居は踏むもんじゃない!とよく叱られたこと思い出します。
でも、こちらの敷居は跨いで渡れません。 -
ここにも赤い提灯有りました。
-
外廊下から雨だれに揺れる紅葉を見ながら体休めます。
ここ石山寺は紅葉の名所でもあります。 -
順路に進みます。
苔むした岩とはこんな状態をいうのでしょう。 -
この石山寺本堂、名の由来通り石の上に建っている事がわかります。
-
経蔵(貴重な経典類が納められていたところ)ですが、
その下に座布団が不自然に置かれています。
猫ちゃんでもお座りするのかなと思ったのですが、 -
高床式の経蔵の下は
安産の腰掛岩といってその岩盤に座ると安産になると伝えられているようです。
色々あるものですね。 -
石山寺門前には琵琶湖へ通じる瀬田川がゆったりと流れています。
歴史あり、見どころありでとてもいい所だと思います。 -
石山寺門前町を歩きます。
建物と茶丈藤村という名前に惹かれてお店へ入ります。 -
素敵な生け花と
かすかに藤村の写真 -
お昼頂きます。
お味、量、目、共に満足のお食事でした。 -
生け花の足元そっと置かれていた、源氏物語石山版をしばし楽しみながら休憩です。
-
瀬田川河川敷に降りて京阪電車石山寺駅へ向かいます。
この川の先は琵琶湖です。
水が溢れ出ないかと思うほどゆったりとした川面です。
琵琶湖には460本もの河川から水が流れ込むのだそうです。
それに対して、出ていく川はこの瀬田川 1本のみだそうです。
琵琶湖にとってこの川はとても大事な役割の川。
瀬田川の奥には瀬田川洗堰(せたがわあらいぜき)というのがあり、
琵琶湖の水位を適正な高さに管理しているそうです。 -
石山寺山門から寄り道せずに歩けば10分程、
丁度いい距離間に
おけいはんの名で知られる京阪電車石山寺駅が有ります。
始発駅石山寺駅13:02に乗り三井寺駅へ向かいます。 -
京阪三井寺駅着13:17
初めての三井寺駅
写真奥へ進めば数分で琵琶湖
疎水に沿って反対 山側へ進めば目的地 14番札所三井寺です。
まだ、体力は残っていそうです。
雨はあがり、青空も見え始めました。
いざいざ三井寺へ。
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