ちょこっと長崎,平和な世の中を願って

2022/07/25 - 2022/07/26

熊本から有明海を渡り、ちょこっと長崎へ、中華を食べたり坂の街を散策したり、今年は終戦７７年目、8／9の原爆投下の日を前に原爆資料館ほか山の中の苔むすお寺にも訪れてみた

エリア 長崎

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 船 レンタカー JR特急 私鉄

今回は長洲港からフェリーに乗って向かってみた

有明フェリー (長洲ターミナル) 乗り物

長洲から多比良港までは、所要４５分、乗船料金も￥４５０、１時間に１便ぐらいの運行ですが今はコロナ下で乗客もまだ少ない、

初めて乗船しますが船内は明るくきれいで、船内には売店もあり、ビール飲んでいい気分

有明海を渡り、長崎県島原半島の多比良港に到着しました

有明フェリー (多比良ターミナル) 乗り物

フェリーの乗船客はみな車のようで、フェリーから歩いて下船した乗客はほかにいませんでした、フェリーターミナルから歩くこと約１０分、多比良駅に到着した

多比良駅 駅

駅には駅員さんもいて窓口で乗車券を購入、今時珍しい硬券切符です

島原鉄道の黄色い車両が来ました、２両編成ですね

海沿いに列車は走る

車内はクーラーがよく効いていて、車窓から有明海の景色もよくて快適です

多比良駅から約５０分、うとうとしていたら終点の諫早駅に到着、JR長崎本線に乗り換えです

諫早駅 駅

長崎行の「特急かもめ」が入線してきました、白いカモメです

９月２３日に西九州新幹線が開業すると、もうこの駅では眼にすることはありません、電化も廃止されて非電化区間に改修されるそうで、走ることもできなくなるのです

「特急かもめ」の名称も新幹線に継承されてしまいます、最後に短い区間ですが乗車しておきましょう

諫早駅を出た「特急かもめ」は約２０分ほどで終点の長崎駅に到着、新しい高架ホームの隣には新幹線用のホームがもう出来上がっています

長崎駅のホームで白いカモメを見れるのもあとわずかです

長崎駅 (長崎県) 駅

長崎駅から今夜のホテルへ

ホテルモントレ長崎 宿・ホテル

ポルトガル風の異国情緒満点のおしゃれなホテルです

部屋に荷物を置いて町へぶらり、近くにはオランダ坂がある

オランダ坂 名所・史跡

お腹がすいたので中華街へ

午後６時ですが外はまだ明るい

長崎新地中華街 名所・史跡

以前、ランタン祭りのときに来たときはかなりの賑わいだったが、今は人出がほんとに少ない

そのなかでも老舗の江山楼は賑わっていたが、その隣の「龍園」に入店してみた

龍園 グルメ・レストラン

コースメニューがあり、お手頃に少しずつ各種中華料理が味わえるのでありがたい、
１品目はやわらかい豚の角煮を蒸しパンで挟んだ東披肉（とんぽうろう）から、ビールに合う！

その後は餃子、麻婆豆腐、酢豚とでてきました

エビチリと小籠包を追加で頼んで、紹興酒がすすみます

長崎名物、皿うどんと最後のデザートは杏仁豆腐まで、おなかいっぱいで大満足でした

翌朝はホテルから歩いてグラバー通りの坂道を上る

朝まだ早く大浦天主堂も開館前、グラバー園へと続く道だが、大浦天主堂の正面から左手に進んでみた

大浦天主堂 寺・神社・教会

すぐ近くにお寺と神社と教会があり「祈りの三角ゾーン」なる看板があった、
そして大浦天主堂の横の道、「祈念坂」を登る

祈念坂 名所・史跡

幾段もの階段と坂道を登り展望所に到達、南山手レストハウスと長崎の街を見下ろす

大浦展望公園 公園・植物園

エレベーターを発見、上に上がってみるとさらに絶景

グラバー園の第２ゲート入り口がありました、以前にも来ているので今回はパス

スカイロードの標識に従って向かってみた、斜坑のエレベーターのようです

無料で乗れるのですね、箱の中からは進む下の方が見えました

きつい坂道を登ってきたのがウソみたいにあっという間の楽々で下に降りてくることができました、山手に住む人たちには便利な乗り物ですね

グラバースカイロード 乗り物

少し歩くと電停もありました

石橋電停 (長崎県) 駅

ホテルへ戻る途中に孔子廟へ、こちらもまだ閉まっていましたので外からちらっと

孔子廟 中国歴代博物館 美術館・博物館

一旦ホテルに戻ってチェックアウト、そのあとは諏訪神社に参拝、小高い丘にあり石段が伸びています

諏訪神社 寺・神社・教会

左手には太鼓楼の建物と大きな楠が目に飛び込んできました

石段を登ると立派な大門と奥に拝殿がみえました

境内の奥にさらに階段があり拝殿と本殿があるようです

君が代に歌われるさざれ石

拝殿で参拝してさらに本殿が拝める裏手にも神様が祭られておりました

神輿庫には秋の大祭の長崎くんちで使われる御神輿が展示されてありました

さらに山手には稲荷神社もありました、商売繁盛を祈願です

お社の前にも大きな大楠があります、手を広げて大楠を抱いてパワーをいただきました

諏訪神社を後に長崎の町に降りましょう

次は浦上へ移動、大きな浦上教会が見えます

長崎原爆資料館です

長崎原爆資料館 美術館・博物館

中に入ると外からは想像できなかった明るく大きな地下空間が広がります、らせんスロープを降りていきます

入口には原爆が投下され時が止まった時計が・・・

原爆が投下された後の長崎の町の様子が再現

曲がりくねった鉄塔や崩壊した建造物

破壊された浦上教会

実物大の投下された原子爆弾の模型

当時の写真や遺物が展示されていて、おぞましい様子が目に入ります、見たくはないが77年前の現実をしっかりと自分の目で見て、決してこのような悲劇を繰り返してはいけないです

戦争の歴史と核爆弾開発の歴史がパネル展示されています、愚かな人類の行いは未だ終わりません

核兵器の使用をちらつかせる指導者たちよ、原爆資料館を訪れて見てみるがいいと私は思う

世界平和を願うばかりです

長崎の街中に戻ってきました

江戸町商店街でお昼ご飯をいただきます

目的のお店はこちら、昨夜の中華料理店で教えていただきました

群来軒 グルメ・レストラン

名物の長崎ちゃんぽん、おいしい優しい味のスープは全部飲み干しました

長崎を後に諫早方面へドライブ、有料道路を降りてうっそうと木々が茂る渓谷沿いの道路からさらに細い道を進むと石門を発見

右手には苔むす岩の崖の下に参道があります

左手にはせせらぎとうっそうとはえる竹林

参道を塞ぐように大きな木が倒れています、その下をくぐり行く

ようやく山門がありました

滝の観音 自然・景勝地

静かな境内は見事な苔むす緑のじゅうたん

いつの時代のものでしょうか、古い石像も苔に覆われています

木々に覆われていた今までと変わって日当たりのいいところに本堂がございました

本堂の裏手に進むと滝がありました、長崎の町からわずか30分ほどで自然豊かなパワースポットでした

滝の観音を後に県道を少しくだるとお店屋さんを発見

滝の観音茶屋 てっぺい グルメ・レストラン

渓谷沿いの座敷でソーメン流しがいいですね、珍しい生麵のソーメンです

炭焼きメニューもありましたが、目に留まったのはこの近くの牧島の海でとれる岩ガキ

生でいただきました、結構濃厚でおいしかった

さあ、諫早駅から島原鉄道で帰ります。

諫早駅 駅