2022/07/30 - 2022/07/31
3446位(同エリア4343件中)
れむさん
週末を使った1泊2日の京都ひとり旅行。基本的に散策が中心。
初日は午前中に大阪の街を散策後、京都へ移動。東山を散策し永観堂、南禅寺を散策。夜は湯豆腐料理を堪能。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
京都旅行と言いながら、入りはなぜか神戸空港。7月末までANA国内線プレミアムポイント1000ポイント追加キャンペーンをやっていたので、近場で当時安かったチケットを取ったのが、行きが神戸空港、帰りが伊丹空港からのチケット。
それで当初は大阪にホテルを取ったのだが、京都のANAクラウンプラザホテルがその後値段が下がってオトクだったので、結果的に神戸入りの京都泊まりという変な旅程に。
早朝6:40羽田発で、7:40頃には神戸空港に到着。ポートライナーでとりあえず三宮を目指す。 -
神戸空港に降りるのはこれが初めて。着陸時、機内からは淡路島や瀬戸内海が広く見渡せた。
三宮到着後はどうするか迷い、明石城を見に行くとかも考えたのだけど、今日の宿泊地が京都なのにそれと反対に行くのもどうかと思い、やはり東へ。 -
とは言っても神戸空港に降り立ってそのまま京都に移動するのも何となく癪なので、途中大阪で途中下車。と言っても特に何か当てがあるわけではないのだが、ANAポケットで通天閣にスポットがあったので、通天閣を目的にしてみる。散策も兼ねて、今宮駅で降りて散策開始。まだ朝の9時前。
通りを歩いていると、今宮戎神社はここ、という案内板。何も下知識はなかったが、このように案内板が出ているということはそれなりに名のある神社なのかと、少し寄り道。 -
建立は聖徳太子の時代というから、やはり歴史ある神社らしい。海の近くで海産物を扱う戎神社→商売繁盛の神様として慕われてきた、ということでまさに商人の街の大阪らしい神社だ。まだ朝ということもあって静かだが、それでもイベントか何かあるのか、若者が数名集まっていた。
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路面電車みたいな線路の踏切を渡った。左手をみると始発終点の駅が。大阪と境を結ぶ阪堺電鉄という路線らしい。大阪から南のほうの路線はよく知らないのだがこういう電車もあるのか。また堺方面に行くときに乗ってみたい路線だ。
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通天閣が近づいてきた。このあたりの新世界地区は道路が放射状になっていて独特。ここまでの雑然とした下町という雰囲気から、急に猥雑とした店や飲み屋がならび、昭和感が出てくる。
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最近通天閣に設置したと聞いた滑り台。子供と来たら絶対やると言いそうだが、今回はひとりなのでパス。通天閣自体も、昔学生の時に登ったので、今回は登らず。そのまま心斎橋まで歩き、御堂筋線で大阪駅に戻る。
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街歩きの中で良さそうなところがあればブランチを、と思っていたが、朝が早かったのと、空いている店はチェーン店が多くこれという店に出会えず。結局ランチの時間となり、大阪駅の地下街の店ですだちつけ麺を食べる。
朝からたくさん歩いたのでランチビールもオーダー。 -
再び電車に乗って京都へ。この日は日中の最高気温が36度ということで、真っ昼間の街歩きはちょっと、という感じなので、暑い時間を使って移動。13時過ぎにホテルに到着。二条城の目の前に立地する、ANAクラウンプラザ京都。
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キャンペーンでプラチナエリート会員になっていたおかげでアーリーチェックインと部屋のアップグレードをしてもらえた。1人には十分すぎる広さ。
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窓の外には二条城が眼前に広がる。二条城見学は明日行うことに。とりあえず暑い時間を避けて小一時間ほど休憩。
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散策が楽しい東山方面に行ってみる。地下鉄東西線の蹴上駅で下車。インクラインの車両が展示されている。
ここにインクラインという線路があるのは昔から通りがかりによく見ていたが、これが何ぞや、というのはよく理解していなかった。琵琶湖疏水を使って運搬する船を、この部分だけ高低差があるので疎水ではなくてこの線路で船ごと運んでいたのですね。 -
ねじりまんぽ。ねじったトンネルという意味で上の疏水を斜めに横切って、強度を出すためレンガも螺旋状に積んでいるためその名がついたらしい。
南禅寺方面に行くのにはこちらが近道のようで、普通に人々の通行道となっている。ねじりまんぽを通って南禅寺方面へ。 -
南禅寺付近は何度か歩いているが、おそらくこの道は通ったことがなかった。和風建築が並び、東山らしい雰囲気が漂う。
左手に現れた、金地院というお寺。庭園などがあるらしい。夕方5時まで開館なので後で時間があれば来ようと思ったが結局行けなかった。
よい雰囲気のお寺のようなので、次回は立ち寄ってみたい。 -
南禅寺三門を拝む。いつ見ても大きく堂々とした出立ち。
今日は三門は登らず、さらに奥へ。 -
南禅寺を左手に見ながら進み、向かった先は永観堂。以前来たことがあるかもしれないがよく覚えておらず、東山の趣のある寺院ということで行ってみたくなった。東山の奥に位置する落ち着いた佇まい。
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最高気温が35度を超える暑い1日だったのだが、東山の山際にあるからか、風も吹いて特に日陰は心地よい。同じ京都市内でも二条城付近とはだいぶ暑さの感じ方が違う。
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見どころのひとつ、臥龍廊。階段がうねって龍の腹のように見えることからその名がついたとか。
この先に何があるのだろうか、とわくわくさせるような階段。 -
臥龍廊の先は実は行き止まり。開山堂というお堂に通じているが中は見られず。またその先には、写真で山の上に見える多宝塔があるのだが、外から靴を履いて登っていかないとたどりつけない。
臥龍廊ともう一つの廊下を進むと永観堂の最大の見どころである見返り阿弥陀を安置する阿弥陀堂へと至る。撮影はできなかったが、ゆっくりとみていたくなる観音様である。 -
多宝塔まで登れば、京都市内か一望。暑い中ここまで登るのはさすがに汗が出るが、それでもここまでこれば風も気持ちよく、絶景も相まって心も落ち着く。
見返り阿弥陀はじめ見どころも多く、東山散策の目的地としてとてもよいお寺だった。 -
これで今日の拝観は目的を果たしたので、あとは東山周辺を八坂方面に向かって散策する。
南禅寺に戻り三門を通って境内を歩くと、右手に南禅院、その奥に方丈の見学受付がある。
修学旅行でも来てその後も何度か来た南禅寺だが、三門しか記憶にない。
5時まで拝観できてまだ4時前なので、とりあえず方丈を拝観。 -
入口にある映像説明で南禅寺の歴史や全容を解説してくれていて勉強になった。1291年に開山し隣の南禅院から始まったこと、石川五右衛門が絶景かなと言ったと伝えられる三門は実は石川五右衛門の時代にはまだなかったことなど。
大方丈前の虎の子渡しと言われる前庭。 -
こちらも石庭。小方丈の前庭。大方丈の前庭とまた違う、白砂と石だけで大海と小島を表す究極の石庭という感じ。
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南禅院もまだ拝観できたので、開山の地ということで是非観てみたくなり、拝観。
こちらはお堂は上がれず前庭を見てまわるの拝観。苔むした庭園で非常に質素な造り。
解説も何もなかったので、方丈を見る前に知識なしで入っていたら、何これ何もないじゃん!ってなったと思う。
方丈みて歴史を知って、ここが開祖の地か、という目で見られるからこその趣きだった。 -
庭園池にはイモリが泳いでいた。それだけ水も澄んでいるのだろうか。庭園もまた簡素で、まさに鯉などよりイモリが泳ぐのが似つかわしい。
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南禅院は庭を一周するだけなので、10分ほどの見学時間だった。
三門は拝観終了しており本日は登らず。こちらは何度か登っているので今日はよいだろう。 -
南禅寺の側を流れる琵琶湖疏水。多くの人がここで撮影をしている。明治のはじめのレンガ作りの重厚な建造物。たしかに何度見てもカメラに収めたくなる。
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レンガ作りの水路閣を側からいつも見ていたが、脇に水路の上に登れる道があるのを知らなかった。そして登ってびっくり。これって現役だったのですね。今も水が流れているって初めて知った。
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看板が出ており、蹴上方面へと書いてある。水路の脇は結構細くて、しかも誰も歩いておらず、本当にこの道は続いているのか?と少し不安になる感じもあるが、看板が出ているからには行けるのだろう。水路に沿って歩いてみる。
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狭い通路なども通っていくと、やがて大きな配管が何本も見えて来る。柵には関西電力の文字が。ここは琵琶湖疏水を水力発電に使っているところで、これも明治にできて、いまだ現役だという。
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疏水公園という公園を抜けて、やがてこの船溜まりに出る。ここは蹴上船溜まりと言って、蹴上駅を出たところでみたインクラインの終点。ここで線路がそのままこの船溜まりに突っ込んでいく形になっており、荷物を積んだ船を貨車に乗せることで荷卸しなく、インクラインからこの船溜まりに船を出せたとか。
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振り返るとインクラインの線路がずっとつながっていて、この坂を下って行くと先ほどの蹴上駅のそばに至る。なるほどこうなっていたのかと、ひとつにつながった感じ。
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夕食をどうしようかなと思っていたところ、通りかかった湯豆腐の蓮月茶屋。5時過ぎだがすでに営業も始まっていたので、入ってみる。
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料亭の佇まいで1人だとやや敷居の高い入口だが、入ってみると全然オッケーとのことで、個室に通された。個室は1人でも落ち着いて食事ができて大変ありがたい。
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料理は3800円の豆腐料理のコースのみ。食前の梅酒から始まって、滝川豆腐、かにみそ豆腐、メインの湯豆腐。
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こちらは生麩田楽。基本、豆腐か生麩か湯葉の料理。お酒はビールのあと、京都の地酒、玉乃光を注文。
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他にも湯葉煮と高野豆腐、豆腐グラタンなどがでる11品のコースで、炊き込みご飯と香の物、茶菓子で締め。京都の精進料理をゆっくりといただけて、とてもよかった。
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1時間ちょっとほどの夕食で、時刻は午後6時半。まだ外は明るく、食後の散策へ。南禅寺三門に劣らずこちらもまた迫力ある知恩院三門の前を横切り、円山公園を抜けて清水寺方面へ。
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高台寺前の、ねねの道を歩く。八坂の塔を望む街並み。お店ももう閉まっていて人通りも少ない。
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二年坂から三年坂へと歩く。この時間だからなのかコロナで観光客が少ないからなのか、こちらももうほとんど店は閉まっていて観光客もほとんどいない。まだ明るくて散策にはとてもいい時間なのに。そのぶん静かで趣ある京の佇まいが広がる。
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八坂の塔をバックに市街に戻って行く頃には、日も暮れてきた。日暮れどきの夕闇迫るこの時間はとても静かでしんみりとした雰囲気になる。
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鴨川を渡り市街地を歩いてホテルまで戻る。市街地はやはり夜でも暑い。
一日の歩行距離が20kmを超え、さすがに疲れてきた。 -
夜8時にホテルに戻り、ウェルカムドリンクチケットをもらっていたので、ホテルロビーでスパークリングを一杯いただく。
十数名くらいの人数で懇親会が行われていたので、端の方のソファー席に通してもらった。 -
スパークリングワインで落ち着いたら今日の活動は終了。部屋に戻ると二条城はライトアップしている。
明日は朝起きて京都の街を散策、そのあと二条城を見学予定。
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