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<世界の海><br /> 世界中から集められた数多くの生き物に出会えます。太平洋、インド洋、大西洋、深海、さらには北極海や南極海も。姿形やくらしかたもさまざまです。<br />水槽の近くに観察ポイントや生息地の解説があるのでご注目ください。スタッフが世界各地の海で採集してきた、ほかでは見られない珍しい生き物も展示しています。<br /><br />葛西臨海水族園(Tokyo Sea Life Park)は、東京都江戸川区臨海町の葛西臨海公園内にある水族館。1989年10月10日に開園した。設計は谷口吉生。東京都建設局が所管していたが、指定管理者制度により公益財団法人東京動物園協会に運営が引き継がれた。<br /><br />東京都江戸川区の葛西臨海公園内に位置し、公園内には葛西臨海鳥類園も併設されている。ドーナツ型の大型水槽を回遊するマグロ類をはじめ、47の水槽に約650種の生物が飼育されている。<br /><br />世界で初めてナーサリーフィッシュ(コモリウオ)の展示に成功している。また、展示生物たちは直接、飼育展示課調査係により現地採集されるものが多く、特に極地の水槽では珍しい生物が見られる。ただし、一般的な生物は業者からの購入に頼っている。<br /><br />飼育用の海水は、八丈島沖の海水を船とトラックで輸送している。海水を運ぶ船は専用のものではなく、青ヶ島や御蔵島向けの貨物航路の船で、その帰りに空になったスペースを有効活用する形(バラスト水)で運ばれている。1ヶ月に使用する海水は約3,000tにもなり、ほとんどがサメの水槽やマグロの水槽など大型水槽に使われる。ただし、海鳥やペンギンの水と濾過槽の逆洗用の水は水族園前の東京湾の水を濾過して使用しており、海水ではなく汽水である。<br />2015年1月 - 来園者数5000万人到達。<br />2019年1月には敷地内に新しい施設を建てる基本構想を策定。<br />2020年2月 - 東京都は、有識者による検討会で建て替え計画報告書を承認した。規模は延べ床面積約22,500平方メートル、整備費240億円から270億円を見込み、2020年度内に事業計画を策定し、2026年度にオープンする見通しとなった。<br /><br />展示概要<br />館内は広く、展示の数も多い。じっくり見て回るには相当な時間が必要である。展示方法はいたってシンプルで、あまり装飾などはされていない。多くの水槽は魚の名前と図が示されている程度であるが、調べものができる図鑑や専門スタッフのいる部屋も用意されている。 イルカ、ラッコ、アシカ、アザラシなどの海獣は展示されていない。 展示は「大洋の航海者」や「ペンギンの生態」が人気であるが、一風変わったオーストラリア近海の魚や珍しい南極海・北極海の魚なども見所の一つである。他に東京湾や日本近海の魚も多く展示しており、普段食卓に並べられる馴染み深い魚を目にすることができる。その他、一見地味だが珍しい生態を持つ魚もおり、見るべきところは多い。<br />(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)<br /><br />葛西臨海水族園 については・・<br />https://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/<br />

葛西臨海水族園-4 グレートバリアリーフ・オーストラリア南部・インド洋 ☆シードラゴンー繁殖成功

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2022/07/22 - 2022/07/22

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マキタン2

マキタン2さん

<世界の海>
 世界中から集められた数多くの生き物に出会えます。太平洋、インド洋、大西洋、深海、さらには北極海や南極海も。姿形やくらしかたもさまざまです。
水槽の近くに観察ポイントや生息地の解説があるのでご注目ください。スタッフが世界各地の海で採集してきた、ほかでは見られない珍しい生き物も展示しています。

葛西臨海水族園(Tokyo Sea Life Park)は、東京都江戸川区臨海町の葛西臨海公園内にある水族館。1989年10月10日に開園した。設計は谷口吉生。東京都建設局が所管していたが、指定管理者制度により公益財団法人東京動物園協会に運営が引き継がれた。

東京都江戸川区の葛西臨海公園内に位置し、公園内には葛西臨海鳥類園も併設されている。ドーナツ型の大型水槽を回遊するマグロ類をはじめ、47の水槽に約650種の生物が飼育されている。

世界で初めてナーサリーフィッシュ(コモリウオ)の展示に成功している。また、展示生物たちは直接、飼育展示課調査係により現地採集されるものが多く、特に極地の水槽では珍しい生物が見られる。ただし、一般的な生物は業者からの購入に頼っている。

飼育用の海水は、八丈島沖の海水を船とトラックで輸送している。海水を運ぶ船は専用のものではなく、青ヶ島や御蔵島向けの貨物航路の船で、その帰りに空になったスペースを有効活用する形(バラスト水)で運ばれている。1ヶ月に使用する海水は約3,000tにもなり、ほとんどがサメの水槽やマグロの水槽など大型水槽に使われる。ただし、海鳥やペンギンの水と濾過槽の逆洗用の水は水族園前の東京湾の水を濾過して使用しており、海水ではなく汽水である。
2015年1月 - 来園者数5000万人到達。
2019年1月には敷地内に新しい施設を建てる基本構想を策定。
2020年2月 - 東京都は、有識者による検討会で建て替え計画報告書を承認した。規模は延べ床面積約22,500平方メートル、整備費240億円から270億円を見込み、2020年度内に事業計画を策定し、2026年度にオープンする見通しとなった。

展示概要
館内は広く、展示の数も多い。じっくり見て回るには相当な時間が必要である。展示方法はいたってシンプルで、あまり装飾などはされていない。多くの水槽は魚の名前と図が示されている程度であるが、調べものができる図鑑や専門スタッフのいる部屋も用意されている。 イルカ、ラッコ、アシカ、アザラシなどの海獣は展示されていない。 展示は「大洋の航海者」や「ペンギンの生態」が人気であるが、一風変わったオーストラリア近海の魚や珍しい南極海・北極海の魚なども見所の一つである。他に東京湾や日本近海の魚も多く展示しており、普段食卓に並べられる馴染み深い魚を目にすることができる。その他、一見地味だが珍しい生態を持つ魚もおり、見るべきところは多い。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

葛西臨海水族園 については・・
https://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/

旅行の満足度
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 私鉄
旅行の手配内容
個別手配
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    リーフィーシードラゴン
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    出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。
    出典検索?: "リーフィーシードラゴン" ? ニュース ? 書籍 ? スカラー ? CiNii ? J-STAGE ? NDL ? dlib.jp ? ジャパンサーチ ? TWL(2013年1月)
    リーフィーシードラゴン
    Leafy Sea Dragon.jpg
    リーフィーシードラゴン
    分類
    界 : 動物界 Animalia
    門 : 脊索動物門 Chordata
    亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
    綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
    亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
    上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
    目 : トゲウオ目 Gasterosteiformes
    亜目 : ヨウジウオ亜目 Syngnathoidei
    科 : ヨウジウオ科 Syngnathidae
    亜科 : ヨウジウオ亜科 Syngnathinae
    属 : Phycodurus
    種 : リーフィーシードラゴン P. eques
    学名
    Phycodurus eques Günther, 1865
    和名
    リーフィーシードラゴン
    英名
    Leafy sea dragon
    リーフィーシードラゴン(英語: Leafy sea dragon、学名:Phycodurus eques)は、トゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科に分類される海水魚の1種。

    形態
    体長は20 - 40cmほど。全身の皮膚に枝分かれした褐藻のような突起(皮弁)があり、褐藻類に擬態した姿が特徴である。この突起は、皮膚が変化したものである。この外見でゆっくりと泳ぎ、波に漂う海藻そっくりにカモフラージュして外敵や獲物の目を欺いている。これは一見すると、ただ波に乗って流されているように見えるが、実際には鰭を使って泳いでいる。使うのは主に背鰭で、これを使って前に進み、左右にある胸鰭で左右に旋回するので、皮弁を使って泳いでいるわけではない。

    分布・生態
    オーストラリア南西部沿岸の浅い海に分布する。周囲の海藻に擬態しており、海藻そのもののような外見でよく知られた魚である。

    リーフィーシードラゴンが住む海域はいくつもの海流がぶつかり合っている場所であり、多くの天敵を含む様々な生物が住む場所となっている。また海藻も多いため、海藻に擬態して天敵の目をごまかすのである。

    生態は他のヨウジウオ科魚類とほぼ同じで、筒状の口から比較的大型の動物プランクトンや小魚を海水ごと吸い込んで捕食する。メスは卵をオスの育児嚢に産みつける。オスは稚魚が自分で泳げるようになるまで育児嚢の中で卵や稚魚を守る。この育児嚢はタツノオトシゴのように完全な袋状になるのではなく、ヨウジウオと同様に皮膚の襞の間のくぼみに卵塊を保持する様式であるため、育児中の雄の腹部に付着した卵塊を外から観察することができる。この生態上の特徴から本種はタツノオトシゴ亜科ではなくヨウジウオ亜科に分類される。また、卵を守る時は側面の棘を盾にして守る。さらに卵そのものに本物の海藻をはやしてカモフラージュする。

    人間とのかかわり
    その特異な姿から、原産地オーストラリアでは切手になるほどの知名度を持つ魚である。日本でも葛西臨海水族園を始め、海遊館や鳥羽水族館などいくつかの水族館で展示中または過去に展示された。しかし小型の生餌を常時必要としたり、光に敏感であるため、カメラのフラッシュはおろか展示照明の急な点滅でもストレスを感じるなど、飼育・繁殖は容易でない。また、人気が祟って過去には観賞魚としての採集圧を受けて個体数も減り、オーストラリアでは保護対象とされている。現在は学術研究目的等を除いて原則野生個体の採集は禁止されており、生息海域への潜水や立ち入りも制限されている。

    属の学名はラテン語で「海藻(より厳密にはコンブ)の尾」、種小名は「馬」を意味しており、本種の外見をよく表現している。なお、本種が属するヨウジウオ科及びヨウジウオ亜科魚類は、その細長い姿から一般英名を「pipefish(煙管魚の意味)」とするが、タツノオトシゴ亜科魚類に関しては頭部のシルエットからの連想で「sea horse」または「sea pony」 とし、漢名も「海 馬」、ギリシャ語及びタツノオトシゴ属の学名は「Hippocampus(ヒッポカムポスに由来)」つまり馬に因む名称が多い。一方で、本種の英名は「葉のような海竜」の意味であり、タツノオトシゴ、タツノイトコ、タツノハトコなどと同様に龍を連想する名称が使われている。和名は本項目名がそうであるように、英名を仮名書き表記したものが一般的であるが、木村重の「魚紳士録」では学名の直訳に近い「モヅクウミウマ」とされている。

    近似種 ウィーディーシードラゴン
    同じくヨウジウオ亜科の魚類でリーフィーシードラゴンに似るが、体はやや直線的で、皮弁の数が少なくリーフィーシードラゴンの様に皮弁の軸から別の皮弁が分岐したり、皮弁そのものが大きく切れ込むことがない。育児嚢を持たず、オスはメスの産んだ卵を腹部体表に付着させて保護する。オーストラリア南部及びタスマニア島の沿岸に分布する。
    (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

    東京都葛西臨海水族園 動物園・水族館

  • 葛西臨海水族園-4 オーストラリア南部   59/   27

    葛西臨海水族園-4 オーストラリア南部   59/   27

  • 葛西臨海水族園-4 オーストラリア南部   59/   28<br /><br />リーフィーシードラゴン(英語: Leafy sea dragon)は、トゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科に分類される海水魚の1種。<br />体長は20 - 40cmほど。全身の皮膚に枝分かれした褐藻のような突起(皮弁)があり、褐藻類に擬態した姿が特徴である。この突起は、皮膚が変化したものである。この外見でゆっくりと泳ぎ、波に漂う海藻そっくりにカモフラージュして外敵や獲物の目を欺いている。これは一見すると、ただ波に乗って流されているように見えるが、実際には鰭を使って泳いでいる。<br />オーストラリア南西部沿岸の浅い海に分布する。周囲の海藻に擬態しており、海藻そのもののような外見でよく知られた魚である。<br />生態は他のヨウジウオ科魚類とほぼ同じで、筒状の口から比較的大型の動物プランクトンや小魚を海水ごと吸い込んで捕食する。卵を守る時は側面の棘を盾にして守る。卵そのものに本物の海藻をはやしてカモフラージュする。<br />現在は学術研究目的等を除いて原則野生個体の採集は禁止されており、生息海域への潜水や立ち入りも制限されている。<br />(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)<br /><br /><br />リーフィーシードラゴン<br />ページ<br />ノート<br />閲覧<br />編集<br />履歴表示<br />出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』<br />Question book-4.svg<br />この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。<br />出典検索?: &quot;リーフィーシードラゴン&quot; ? ニュース ? 書籍 ? スカラー ? CiNii ? J-STAGE ? NDL ? dlib.jp ? ジャパンサーチ ? TWL(2013年1月)<br />リーフィーシードラゴン<br />Leafy Sea Dragon.jpg<br />リーフィーシードラゴン<br />分類<br />界	:	動物界 Animalia<br />門	:	脊索動物門 Chordata<br />亜門	:	脊椎動物亜門 Vertebrata<br />綱	:	条鰭綱 Actinopterygii<br />亜綱	:	新鰭亜綱 Neopterygii<br />上目	:	棘鰭上目 Acanthopterygii<br />目	:	トゲウオ目 Gasterosteiformes<br />亜目	:	ヨウジウオ亜目 Syngnathoidei<br />科	:	ヨウジウオ科 Syngnathidae<br />亜科	:	ヨウジウオ亜科 Syngnathinae<br />属	:	Phycodurus<br />種	:	リーフィーシードラゴン P. eques<br />学名<br />Phycodurus eques Günther, 1865<br />和名<br />リーフィーシードラゴン<br />英名<br />Leafy sea dragon<br />リーフィーシードラゴン(英語: Leafy sea dragon、学名:Phycodurus eques)は、トゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科に分類される海水魚の1種。<br /><br />形態<br />体長は20 - 40cmほど。全身の皮膚に枝分かれした褐藻のような突起(皮弁)があり、褐藻類に擬態した姿が特徴である。この突起は、皮膚が変化したものである。この外見でゆっくりと泳ぎ、波に漂う海藻そっくりにカモフラージュして外敵や獲物の目を欺いている。これは一見すると、ただ波に乗って流されているように見えるが、実際には鰭を使って泳いでいる。使うのは主に背鰭で、これを使って前に進み、左右にある胸鰭で左右に旋回するので、皮弁を使って泳いでいるわけではない。<br /><br />分布・生態<br />オーストラリア南西部沿岸の浅い海に分布する。周囲の海藻に擬態しており、海藻そのもののような外見でよく知られた魚である。<br /><br />リーフィーシードラゴンが住む海域はいくつもの海流がぶつかり合っている場所であり、多くの天敵を含む様々な生物が住む場所となっている。また海藻も多いため、海藻に擬態して天敵の目をごまかすのである。<br /><br />生態は他のヨウジウオ科魚類とほぼ同じで、筒状の口から比較的大型の動物プランクトンや小魚を海水ごと吸い込んで捕食する。メスは卵をオスの育児嚢に産みつける。オスは稚魚が自分で泳げるようになるまで育児嚢の中で卵や稚魚を守る。この育児嚢はタツノオトシゴのように完全な袋状になるのではなく、ヨウジウオと同様に皮膚の襞の間のくぼみに卵塊を保持する様式であるため、育児中の雄の腹部に付着した卵塊を外から観察することができる。この生態上の特徴から本種はタツノオトシゴ亜科ではなくヨウジウオ亜科に分類される。また、卵を守る時は側面の棘を盾にして守る。さらに卵そのものに本物の海藻をはやしてカモフラージュする。<br /><br />人間とのかかわり<br />その特異な姿から、原産地オーストラリアでは切手になるほどの知名度を持つ魚である。日本でも葛西臨海水族園を始め、海遊館や鳥羽水族館などいくつかの水族館で展示中または過去に展示された。しかし小型の生餌を常時必要としたり、光に敏感であるため、カメラのフラッシュはおろか展示照明の急な点滅でもストレスを感じるなど、飼育・繁殖は容易でない。また、人気が祟って過去には観賞魚としての採集圧を受けて個体数も減り、オーストラリアでは保護対象とされている。現在は学術研究目的等を除いて原則野生個体の採集は禁止されており、生息海域への潜水や立ち入りも制限されている。<br /><br />属の学名はラテン語で「海藻(より厳密にはコンブ)の尾」、種小名は「馬」を意味しており、本種の外見をよく表現している。なお、本種が属するヨウジウオ科及びヨウジウオ亜科魚類は、その細長い姿から一般英名を「pipefish(煙管魚の意味)」とするが、タツノオトシゴ亜科魚類に関しては頭部のシルエットからの連想で「sea horse」または「sea pony」 とし、漢名も「海 馬」、ギリシャ語及びタツノオトシゴ属の学名は「Hippocampus(ヒッポカムポスに由来)」つまり馬に因む名称が多い。一方で、本種の英名は「葉のような海竜」の意味であり、タツノオトシゴ、タツノイトコ、タツノハトコなどと同様に龍を連想する名称が使われている。和名は本項目名がそうであるように、英名を仮名書き表記したものが一般的であるが、木村重の「魚紳士録」では学名の直訳に近い「モヅクウミウマ」とされている。<br /><br />近似種<br /><br />ウィーディーシードラゴン<br />同じくヨウジウオ亜科の魚類でリーフィーシードラゴンに似るが、体はやや直線的で、皮弁の数が少なくリーフィーシードラゴンの様に皮弁の軸から別の皮弁が分岐したり、皮弁そのものが大きく切れ込むことがない。育児嚢を持たず、オスはメスの産んだ卵を腹部体表に付着させて保護する。オーストラリア南部及びタスマニア島の沿岸に分布する。<br />

    葛西臨海水族園-4 オーストラリア南部   59/   28

    リーフィーシードラゴン(英語: Leafy sea dragon)は、トゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科に分類される海水魚の1種。
    体長は20 - 40cmほど。全身の皮膚に枝分かれした褐藻のような突起(皮弁)があり、褐藻類に擬態した姿が特徴である。この突起は、皮膚が変化したものである。この外見でゆっくりと泳ぎ、波に漂う海藻そっくりにカモフラージュして外敵や獲物の目を欺いている。これは一見すると、ただ波に乗って流されているように見えるが、実際には鰭を使って泳いでいる。
    オーストラリア南西部沿岸の浅い海に分布する。周囲の海藻に擬態しており、海藻そのもののような外見でよく知られた魚である。
    生態は他のヨウジウオ科魚類とほぼ同じで、筒状の口から比較的大型の動物プランクトンや小魚を海水ごと吸い込んで捕食する。卵を守る時は側面の棘を盾にして守る。卵そのものに本物の海藻をはやしてカモフラージュする。
    現在は学術研究目的等を除いて原則野生個体の採集は禁止されており、生息海域への潜水や立ち入りも制限されている。
    (フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)


    リーフィーシードラゴン
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    リーフィーシードラゴン
    Leafy Sea Dragon.jpg
    リーフィーシードラゴン
    分類
    界 : 動物界 Animalia
    門 : 脊索動物門 Chordata
    亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
    綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
    亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
    上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
    目 : トゲウオ目 Gasterosteiformes
    亜目 : ヨウジウオ亜目 Syngnathoidei
    科 : ヨウジウオ科 Syngnathidae
    亜科 : ヨウジウオ亜科 Syngnathinae
    属 : Phycodurus
    種 : リーフィーシードラゴン P. eques
    学名
    Phycodurus eques Günther, 1865
    和名
    リーフィーシードラゴン
    英名
    Leafy sea dragon
    リーフィーシードラゴン(英語: Leafy sea dragon、学名:Phycodurus eques)は、トゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科に分類される海水魚の1種。

    形態
    体長は20 - 40cmほど。全身の皮膚に枝分かれした褐藻のような突起(皮弁)があり、褐藻類に擬態した姿が特徴である。この突起は、皮膚が変化したものである。この外見でゆっくりと泳ぎ、波に漂う海藻そっくりにカモフラージュして外敵や獲物の目を欺いている。これは一見すると、ただ波に乗って流されているように見えるが、実際には鰭を使って泳いでいる。使うのは主に背鰭で、これを使って前に進み、左右にある胸鰭で左右に旋回するので、皮弁を使って泳いでいるわけではない。

    分布・生態
    オーストラリア南西部沿岸の浅い海に分布する。周囲の海藻に擬態しており、海藻そのもののような外見でよく知られた魚である。

    リーフィーシードラゴンが住む海域はいくつもの海流がぶつかり合っている場所であり、多くの天敵を含む様々な生物が住む場所となっている。また海藻も多いため、海藻に擬態して天敵の目をごまかすのである。

    生態は他のヨウジウオ科魚類とほぼ同じで、筒状の口から比較的大型の動物プランクトンや小魚を海水ごと吸い込んで捕食する。メスは卵をオスの育児嚢に産みつける。オスは稚魚が自分で泳げるようになるまで育児嚢の中で卵や稚魚を守る。この育児嚢はタツノオトシゴのように完全な袋状になるのではなく、ヨウジウオと同様に皮膚の襞の間のくぼみに卵塊を保持する様式であるため、育児中の雄の腹部に付着した卵塊を外から観察することができる。この生態上の特徴から本種はタツノオトシゴ亜科ではなくヨウジウオ亜科に分類される。また、卵を守る時は側面の棘を盾にして守る。さらに卵そのものに本物の海藻をはやしてカモフラージュする。

    人間とのかかわり
    その特異な姿から、原産地オーストラリアでは切手になるほどの知名度を持つ魚である。日本でも葛西臨海水族園を始め、海遊館や鳥羽水族館などいくつかの水族館で展示中または過去に展示された。しかし小型の生餌を常時必要としたり、光に敏感であるため、カメラのフラッシュはおろか展示照明の急な点滅でもストレスを感じるなど、飼育・繁殖は容易でない。また、人気が祟って過去には観賞魚としての採集圧を受けて個体数も減り、オーストラリアでは保護対象とされている。現在は学術研究目的等を除いて原則野生個体の採集は禁止されており、生息海域への潜水や立ち入りも制限されている。

    属の学名はラテン語で「海藻(より厳密にはコンブ)の尾」、種小名は「馬」を意味しており、本種の外見をよく表現している。なお、本種が属するヨウジウオ科及びヨウジウオ亜科魚類は、その細長い姿から一般英名を「pipefish(煙管魚の意味)」とするが、タツノオトシゴ亜科魚類に関しては頭部のシルエットからの連想で「sea horse」または「sea pony」 とし、漢名も「海 馬」、ギリシャ語及びタツノオトシゴ属の学名は「Hippocampus(ヒッポカムポスに由来)」つまり馬に因む名称が多い。一方で、本種の英名は「葉のような海竜」の意味であり、タツノオトシゴ、タツノイトコ、タツノハトコなどと同様に龍を連想する名称が使われている。和名は本項目名がそうであるように、英名を仮名書き表記したものが一般的であるが、木村重の「魚紳士録」では学名の直訳に近い「モヅクウミウマ」とされている。

    近似種

    ウィーディーシードラゴン
    同じくヨウジウオ亜科の魚類でリーフィーシードラゴンに似るが、体はやや直線的で、皮弁の数が少なくリーフィーシードラゴンの様に皮弁の軸から別の皮弁が分岐したり、皮弁そのものが大きく切れ込むことがない。育児嚢を持たず、オスはメスの産んだ卵を腹部体表に付着させて保護する。オーストラリア南部及びタスマニア島の沿岸に分布する。

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