2022和のあかりX百段階段　目黒雅叙園　光と影・百物語

2022/07/22 - 2022/07/22

毎年夏に行われる定例イベント　目黒雅叙園百段階段の和のあかり
今年も暑い中、行ってきました。
雨の平日だったので空いてるかと思いきや、SNS女子たちでかなりの賑わい、中年女性グループも目立ちました。
毎年行ってますが、例年お見事、素敵な展示で見ていてほっとします。
そもそも百段階段自体がすごい文化財なので、雰囲気は満点。

当日券も買えるようですが、ネットでチケット予約して出かけました。

以前の雅叙園の和のあかりシリーズ

2018　https://4travel.jp/travelogue/11379890
2019　https://4travel.jp/travelogue/11521427
2021　https://4travel.jp/travelogue/11700774

エリア 目黒(東京)

目黒雅叙園、目黒駅から徒歩5分で直線距離は近いのですが、行人坂というとんでもない坂を下っていきます。アルコタワーというエスカレーター完備のビル内を通ることもできます。アルコタワーは、アマゾンのオフィスなのでそれっぽいスタッフが行きかっています。

百段階段のイベントは撮影OK、映える光景が広がります。
まずは例年恒例の金魚たち。

かわいい金魚たち。
売店でも売ってます。

オレンジの魚もいる？

ハロウィーンバージョンですか。これはびっくり。楽しいです。

夏らしい風鈴も音を添えて涼やかです。

百段階段のお部屋、最初は十畝の間。

薄暮のあかり

写真は撮りづらいのですが、植物のモチーフが。

美しい葉脈模様。

かんざしだったかな。
美しい細工です。

あかりが映りこんで不思議な写真になりますが、それも面白い。

ピントがずれた、でもきれいだからいいです。

何かのメッセージでしょうか。

細かい模様が並んでます。

木目細工のあかりが漏れて、壁に写ります。

大胆な模様もあって、映えますね。

超豪華な漁樵の間。いつもキラキラ、インパクトのある作品が並んでます。

材料の紹介も。

おお、これは。
竹細工？あかりの広がり方が何とも魅力的です。
こちらの部屋ではいつも歓声が上がってますね。
まあみなさんマスクして静かに鑑賞してますけど。

展示も素晴らしいですがお部屋自体が純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられ、壁画も豪華なので、ため息がでます。

さほど混んでなかったので、畳に座ってしばし鑑賞。

いやいや、迫力あります。

天井ももちろん芸術作品。

スマホで撮っている人が大半ですが、一眼レフを持っている人もちらほら。
お客さんは圧倒的に女性が多いですが、カップルもいて、みな楽しんでました。

壁画はこんな感じで立体感があって、お見事です。

着物、紅葉などの背景・・日本の美しいものがてんこ盛り。

百段階段の天井画もお見事。

草丘の間。
今回の展示で最も写真映えする空間だった気がします。

映画会社とのコラボのようで、映画のセットのようでした。

ゆらゆらするあかりは柔らかな雰囲気満点。

和傘の重なりの美しさは印象的。
暖色もいいし

寒色も素晴らしいです。

こちらのお部屋では椅子もあったので、休憩がてらゆっくり休んでいる人も多かったです。

着物がふわり。
映画の世界です。

うまく写真撮れませんが、風鈴には骸骨の柄とか。

こわ～いお面とか。

静水の間。

おおっ？
馬のような？不思議な造形です。

像もあったり。

提灯の暖かい色合いもいい感じを出していて。

妖怪たちかな。

いろんな作品があるので驚きがいっぱい。

やっぱり猫人気。
埋もれた猫たちや

クロネコさん。

猫と自撮りする人が多かったです。

こんな猫も。

アマビエだそうです・・・
ニンゲンコワイ

キツネたちが現代社会に入り込んでます。

金属細工の動物も。キラキラですね。

美人画の大家、鏑木清方による清方の間。
確かに壁画は美人がずらり。

金属細工。

やさしいあかりがいっぱいです。

これは花火を表したもので、色とりどりであざやかな花火を再現。

ほおお、芸が細かい

花火を紙細工で表現するとはすごい。こちらは売店にも並んでました。

今年の花火大会はコロナ前のように復活するんでしょうか

あかりに編み物をかけたもの。
写真ではわかりづらいですが、実物は暖かい、柔らかい感じがします。

あらゆるものが作れるんですねえ。

もちろん美人画も楽しめます。

炭でできてます。
独特の光が面白い。こちらは売店にも並んでました。

では百段階段の一番上の部屋、頂上の間です。

百段階段といっても実は99段というのは有名なお話。布を使った展示ですね。

天井から生け花。ダイナミックです。

天井はこんな感じ。

竹細工もありました。

こちらのお部屋は窓ガラスから光が入って、明るい感じ。外の景色もいい感じです。

透明感のある着物、美しいです。

お膳も用意されてます。

今回も楽しめました。
毎年行われるイベントのようなので今後も期待です。

和傘とか、普段なかなか見られない展示も多く、非日常感を味わえました。

売店には展示関連のグッズのほか、センスのいい和雑貨が充実しているのでお勧めです。
帰りは、自力で戻ってもいいし、目黒駅までのシャトルバスサービスもあるようで、バス待ちの行列ができてました。