2021初秋、東山動植物園・温室(2/7)：リュウゼツラン、多肉植物、ヘリコリア

2021/09/22 - 2021/09/22

リニューアル工事が完成した、国の重要文化財の温室の紹介です。その前に、東山植物園の歴史の紹介です。昭和12年(1937年)に開園した植物園は、当初、温室と植物分類園のみでしたが、次第に奥池や橋、児童園などが整備され、充実してきました。しかし、太平洋戦争末期の昭和20年には軍の接収により休園を余儀なくされ、空襲の爆風により温室ガラスが割れるなどの甚大な被害を受けました。多種多様を誇った栽培植物も大半が死滅し、燃料確保のため植物園の自然林は伐採され荒廃しました。(東山動植物園公式サイト)

エリア 千種・今池(愛知)

東山動植物園の趣億仏縁にある温室内の光景です。サボテンや多肉植物が栽培されている温室です。(ウィキペディア、東山動植物園公式サイト)

『To the People of Nagoya(名古屋の皆様へ)』のタイトルがあったメッセージを記したパネルの紹介です。開館50周年を祝ったメッセージでした。、ロスアンジェルス市とのつながりは深いようですが、このメッセージは、アリゾナ州のツーソンシ市からのものでした。1987年((昭和62年)3月の日付けでした。(同上)

名前：アガベ(リュウゼツラン)』
分類：キジカクシ科(クサスギカズラ科)リュウゼツラン属
分布：北アメリカ南部から中央アメリカなどの乾燥地に分布。
その他：肉厚たっぷりな、多肉植物です。(同上）

名前：アガベ(リュウゼツラン)』
分類：キジカクシ科(クサスギカズラ科)リュウゼツラン属
分布：北アメリカ南部から中央アメリカなどの乾燥地に分布。
その他：アガベ(リュウゼツラン)の生育状況のイラスト図です。何度か目にしましたが、びっくりするほど伸びる花茎です。(同上)

名前：アガベ(リュウゼツラン)』
分類：キジカクシ科(クサスギカズラ科)リュウゼツラン属
分布：北アメリカ南部から中央アメリカなどの乾燥地に分布。
その他：3枚の写真で紹介されていた、『アガベ』の花です。ロゼットとよばれる葉の中央から茎を伸ばして花を咲かせ、開花すると株は枯れます。(同上)

久し振りに見学した、国の重要文化財の温室内部の光景です。改修工事を終えて綺麗になっていました。植物の方は、足掛け8年を経ていましたが、懐かしい植物ばかりでした。(同上)

名前：『アンスリウム』
分類：サトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属）
分布：熱帯アメリカ～西インド諸島原産。
その他：和名は『オオベニウチワ(大紅団扇)』です。(同上)

名前：『ベニヒモノキ(紅紐の木)』
分類：トウダイグサ科アカリファ属(エノキグサ属)
分布：西インド諸島原産。
その他：日本へは明治時代の末期に渡来しました。(同上)

名前：『ベニヒモノキ(紅紐の木)』
分類：トウダイグサ科アカリファ属(エノキグサ属)
分布：西インド諸島原産。
その他：日本へは明治時代の末期に渡来しました。(同上)

名前：『ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)』
分類：ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属
分布：南アフリカ原産。
その他：ストレリチアの呼び名があります。(同上)

名前：『ルリマツリ(瑠璃茉莉)』
分類：イソマツ科ルリマツリ属
分布：南アフリカ原産。
その他：和名のルリマツリ(瑠璃茉莉)のルリは花の色、マツリはマツリカ(ジャスミン)に似た花の姿に由来します。(同上)

名前：『ルリマツリ(瑠璃茉莉)』
分類：イソマツ科ルリマツリ属
分布：南アンAkanoikenokoukeidesu。フリカ原産。
その他：別名はアオマツリです。(同上)

『水生植物室』の中の池の光景です。『高温多湿が好きな植物を集めています。
食虫植物は、食虫植物室前、或いは、ハワイアンハウス前に展示されることもあります。クリックすると、それぞれの花の紹介ページにリンクします。 また、50音順の「一覧表」からも、お探しいただけます』、と紹介されていました。(同上)

名前：『サガリバナ(下り花)』
分類：サガリバナ科サガリバナ属
分布：熱帯アメリカから西インド諸島に約600種が分布。
その他：花は6～8月の夜間に開き、芳香を放ちます。美しく着色するのは、仏炎苞と呼ばれる部分です。(同上)

名前：『サガリバナ(下り花)』
分類：サガリバナ科サガリバナ属
分布：熱帯アメリカから西インド諸島に約600種が分布。
その他：ハワイでは、バレンタインデーに贈る花として人気が高いようです。(同上)

名前：『ヒドロクレイス・ニンフォイデス』
分類：ミツガシワ科 ニンフォイデス属
分布：南アメリカ原産。
その他：和名は、『ヒメガガブタ(姫鏡蓋)』です。(同上)

名前：『ヒドロクレイス・ニンフォイデス』
分類：ミツガシワ科 ニンフォイデス属
分布：南アメリカ原産。
その他：名札の紹介です。(同上)

名前：『ヘリコニア・ロストラタ』
分類：オウムバナ科オウムバナ属
分布：熱帯アメリカ原産。
その他：ハンギング・ヘリコニアの英名や、オウムバナ(鸚鵡花)の和名があります。ボリビアの国花です。(同上)

名前：『ヘリコニア・ロストラタ』
分類：オウムバナ科オウムバナ属
分布：熱帯アメリカ原産。
その他：名札の紹介です。バショウ科の表示でした。(同上)

名前：『タコノキ(蛸の木、露兜樹)』
分類：タコノキ科タコノキ属
分布： 自生地はユーラシア大陸、アフリカ大陸、オセアニア等。
その他：南西諸島に多く生育するアダンの近縁種になります。(同上)

名前：『タコノキ(蛸の木、露兜樹)』
分類：タコノキ科タコノキ属
分布： 自生地はユーラシア大陸、アフリカ大陸、オセアニア等。
その他：幹からは気根と呼ばれる根がタコの足のように伸びます。(同上)

名前：『タコノキ(蛸の木、露兜樹)』
分類：タコノキ科タコノキ属
分布： 自生地はユーラシア大陸、アフリカ大陸、オセアニア等。
その他：名札の紹介です。果実は秋にオレンジ色に熟し、茹でて食用としたり、食用油を採取する原料となります。(同上)

名前：『ギボウシモドキ(擬宝珠擬)』
分類：ヒガンバナ科Proiphys属
分布：東南アジア～オーストラリア原産
その他：名札の紹介です。正式名は、『ユーリクレス アンボイネンシス 、プロイフィス アンボイネンシス』のようです。(同上)

名前：『ギボウシモドキ(擬宝珠擬)』
分類：ヒガンバナ科Proiphys属
分布：東南アジア～オーストラリア原産
その他：原産地では、熱帯雨林でみられる高さ0.6～1mになる多年草で、球根を持ちます。(同上)

名前：『ギボウシモドキ(擬宝珠擬)』
分類：ヒガンバナ科Proiphys属
分布：東南アジア～オーストラリア原産
その他：先ほどのす阿新尾左端に写っていた白い花ですが、ギボウシモドキではなく、別の植物の、白いカラーの花のようでした。(同上)

『水生植物室』の説明パネルです。『この温室は、中央に池を配し、周囲に熱帯性タトイモ科、バショウ科、ショウガ科などの、葉のg表面が広い植物を中心に植栽』と紹介されていました。ヘリコリア、タコノキなどです。池の水温は28度を保つように管理されているようです。(同上)

『水生植物室』の温室内の光景です。年中、高温・高湿が保たれているよう公式サイトサイトには、120種以上の珍しい植物が写真入りで紹介されていました。アダン、各種のアンスリウム、オオオニバス、タコノキ、ガジュルマル、蘭類などです。(同上)

名前：『パピルス』
分類：カヤツリグサ科カヤツリグサ属
分布：プトレマイオス朝時代には、エジプトの輸出品。
その他：和名は、カミガヤツリです。(同上)

名前：『パピルス』
分類：カヤツリグサ科カヤツリグサ属
分布：プトレマイオス朝時代には、エジプトの輸出品。
その他：現在もエジプトのお土産品です。エジプト旅行の時のお土産に選びました。(同上)

名前：『ハイビスカス』
分類：アオイ科フヨウ属
分布：熱帯地方～亜熱帯地方に分布。
その他：南国のトロピカルなイメージを代表する植物です。和名は『ブッソウゲ(仏桑花)です。(同上)