2018/11/17 - 2018/11/20
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ミズ旅撮る人さん
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2018年に石垣島へ行った旅行記です。
ビーチリゾートには、全く興味がないというのに、石垣島を訪れたのは、
マイレージが貯まって、一番遠くに行かれるのが、石垣島だったという理由でした。
石垣島なら、他に西表島や由布島・竹富島という観光地もあります。
1日目は、石垣島空港に着いたのが13:55なので、
残りの時間レンタカーで島の北部を巡りました。
石垣島は中心部は割と正方形をしているのですが、
北部に向かって半島が長く伸びています。
その途中の玉取崎展望台に立ち寄り、
「吹通川のヒルギ群落」でマングローブに初遭遇しました。
石垣島は亜熱帯の島とわかっていましたが、空港に降り立ったら
熱帯特有の空気の重さと容赦のない大雨に唖然。
観光客は、晴天の美しい空と海に囲まれた清々しい島の写真ばかりを見てやって来ます。それが見事に打ち砕かれたのは、石垣空港に着いた直後でした。
この後の日は降らなかったので、結果としては観光の少ない初日に降って良かったです。
そして、夜には石垣島天文台で天体観望会に参加しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- レンタカー バニラエア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
午前10時ちょうどに成田空港を飛び立ちました。
快晴ではないですが、富士山が良く見える絶好のフライト日和です。 -
今回利用した航空会社は、初めてのバニラエアです。
2011年にエアアジア・ジャパンという名称で、
ANAとマレーシアのエアアジアが共同出資して設立しました。
2013年にバニラエアと改称し、2019年に運行を終了しました。
この短命な航空会社をただ一度利用したのが、今回の石垣島路線でした。
格安航空会社(LCC)を利用したのは初めてで、ほぼすべてのサービスが有料という「我慢比べ」状態が居心地悪いと感じますが、
短時間の搭乗の国内線なら許容できると思います。
一度荷物を預かった後で、呼び出すことがあるので、カウンター周辺で
待機するようにと言われたのも驚きでしたが、実際に呼ばれて、
奥に行くとかなりの人が呼び出されていました。
なかなか安心させてもらえないのがLCCなんだな。 -
13:55南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港に到着しました。
島に近付くにつれて、雲が厚くなり、まさかの土砂降りでタッチダウン。
JALのピンクのくじらも霞んで見えます。 -
レンタカーを借りて、国道を走り始めます。
予想外の土砂降りに途方に暮れていると、沿道のバス停に
目が止まりました。赤瓦の屋根にシーサーが乗っています。
「あ、沖縄」そう感じた最初でした。
ベンチが石なのも亜熱帯らしいです。 -
国道から逸れて、少し坂を上ると開けた場所が現れて、
玉取崎展望台の駐車場があります。
そのお向かいには「タマトゥリー商店」というカフェがあります。
変わった名前だなと思ったら、「玉取崎」をこう読むんですね。ぱいぬしま氷菓 タマトゥリー商店 グルメ・レストラン
-
玉取崎は平久保半島の基部、金武岳の東方に位置する岬です。
南方には民謡「月夜浜節」に謡われた「岸の浦(キシヌーラ)」または「南の浦(ハイノーラ)」と呼ばれる場所があります。
展望台からは、山並みや牧野、自然海岸とエメラルドのリーフの
雄大な連なりが一望できます。
平久保半島の付け根、約200mのくびれた箇所は「船越(フナクヤー)」と言われ、かつては、海から海へと舟を担いで渡していたと
言われています。 -
野底マーペー
西方に望む、尖った形が特徴の野底岳は、この山にまつわる悲恋の物語のヒロインの名前をとって「野底マーペー」とも呼ばれます。
過去の移住政策によって、恋仲を割かれたマーペーという娘が、
黒島の恋人を思って野底岳に登ったが、於茂登岳にさえぎられて
島の姿さえ見えず、絶望のあまり石になってしまったと言います。
※野底岳は標高282m、於茂登岳は526mです。 -
駐車場から展望台が見えます。
幸運なことに、雨が止みました。展望台まで歩いて行けます。 -
小振りですが、可愛い花色のハイビスカスが咲いています。
-
まあ、綺麗。本州で見掛けるハイビスカスは、
どうしても真っ赤な大輪の花のイメージですが、
ここには、優しい色の小さめのハイビスカスが見られます。 -
展望台への道は木々に覆われて、如何にも亜熱帯の小径になっています。
-
さっきまで強い雨が降っていたので、どんよりしていますが、
ようやく石垣島の海が見えました。 -
展望台の右側の斜面は、ハイビスカスの花壇になっていました。
-
ぼんぼりのような、可愛いハイビスカス。これ、欲しいなあ。
-
ぼんぼりハイビスカスは、結構大きな株になります。
でも熱帯の国々ではハイビスカスはもっと大きくて2mくらいのものも
見られます。 -
こちらは、芙蓉の花。騙されてはいけません。
-
さあ、展望台です。また雨が降って来ました。亜熱帯だなあ。
-
晴れていればここに青い海が広がっているんだろうに、
雲と空と海の区別がつきません。 -
ハイビスカスの花壇には散策する遊歩道が整備されていて、
そぞろ歩くことが出来ます。
ハイビスカスは夏の花というイメージがありますが、
今は11月だから、亜熱帯だと一年中咲いているのかな? -
こちらが北側で、平久保半島に向かって伸びているのが見えます。
-
伊原間の砂浜が続いています。ここには「ハート岩」があるそうです。
何でもハートに見たがるのって、どうしてなんだろう??? -
今回の表紙です。お祭りの飾りのように垂れ下がる小さなハイビスカス。
雨とハイビスカスとその向こうに広がる海によって、
ようやく南の島にいるのだという実感が湧いて来ました。 -
島の反対側に回り込んで、「吹通川マングローブ群落」に来ました。
-
ここは野底岳から流れて来た吹通川が海に注ぐ河口です。
-
雨が強く打ちつけるようになりました。
でも、そろそろ亜熱帯の雨に慣れて来ました。
雨で展望が開けないことが分かったので、
石垣島最北端の平久保崎に行くのは後日にして、
島中央部の北側をのんびりドライブすることにしました。 -
マングローブだけではなく、蘇鉄の群落もあります。
大粒の雨が水面に打ち付けて跳ね返るのが見えます。
これだけ降っていても、なんだか緊迫感もなく、自然に思えるのは、
本当に「いつものこと」だからなんでしょうね。 -
橋の袂の駐車場から、河口の砂地に降りて行くと、
カヤックが置いてありました。マングローブの林をカヤックに乗って
見に行くのは、とてもおもしろそうです。 -
カヤックなら、あの木々の間をすり抜けることも出来るのかしら?
-
「吹通(ふきどう)川は、野底岳を源流とする全長2.2㎞の河川で、
海水と淡水が混じり合う汽水域に広大なマングローブが広がっている。
マングローブとは、熱帯や亜熱帯地域の河口の湿地帯や沿岸部の
干潟など、潮の干満の影響がある潮間帯に分布している植物の総称で、
吹通川のマングローブは、オヒルギ、ヤエヤマヒルギなどの
ヒルギ植物が群落を形成している。」 -
このタコ足がどのように成長して来たのか興味があります。
マングローブの中でも、ヒルギ科のヤエヤマヒルギの仲間、
オヒルギの仲間、メヒルギなどは、実の中にある種が、
まだ果実が母親の木(母樹)についている状態で発芽し、
成長をはじめます。
ヤエヤマヒルギは果実の中で発芽したものが、
果実の外に30cm以上の長さにまで成長します。
落下すると泥に刺さって、そこから立ち上がって行くのです。
しかし、上手く刺さらずに流れて行ってしまうものも多く、
その生存率は1%以下とも言われています。 -
「川の流れによって形成された砂州や周辺の断崖地帯には、
亜熱帯性植物が数多く生育している。
マングローブには野鳥や蝶類の生育や飛来も多く、
また繁殖の場所でもある。吹通川にはエビ・カニ類、魚類が
潮の干満によって海から川へ、川から海へ遊泳する。」 -
マングローブという名前の植物はありません。
この環境に生育している植物の総称です。
世界中では100種類以上の植物がマングローブと呼ばれています。
ここでは、オヒルギとヤエヤマヒルギが多く生息しています。
世界最北の天然マングローブは鹿児島県種子島だそうです。 -
マングローブの枝に、時折ビニール袋が結わえ付けられています。
中には何か入っているようですが、これは何でしょう?
カヤックツアーに参加したら教えてもらえるのかな? -
昼顔のような花に、カタツムリがいました。
-
カタツムリは雌雄同体なので、単性生殖をします。
1匹しか飼っていなくても、卵を産んで、ひと夏で100匹くらいに
増えてしまいました。いや~まいった。
カタツムリは濡れたコンクリートから染み出たカルシウムを舐めて、
殻を作っています。飼育箱に入れて見たら良かったかな? -
風光明媚なことで知られる川平湾の傍に、
まるで家のような立派なお墓がありました。破風墓です。
沖縄の墓は規模が大きいものが多いです。 -
その隣に沖縄の伝統的な亀甲墓がありました。
亀甲墓は、故人が死後、母の胎内に戻るとして「子宮」を象ったとも
伝えられています。 -
雨は止んだものの、どんよりとした雲の下を走っていると、
小型のドームが見えました。脇道に入って見ると、
「準天頂衛星システムサービス株式会社」の施設でした。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)のHPには、
「米国の測位衛星であるGPSは、山間部や都市部においては、
山やビル陰などによりGPS衛星を補足できないことから、
測位精度が十分でない場合があり、利用可能時間、
利用可能エリア、測位精度等が課題となっています。
準天頂衛星システムは、これらの課題を改善し、
GPSによる測位信号を補完・補強し、
準天頂衛星信号をも補強することで、より高度な利用が促進される
ように、国(内閣府)が平成24年度末から事業化を進めている
システムです。」と紹介されています。
2018年に4機の測位衛星システム
「みちびき(準天頂衛星システム)」が運用開始、
2023年には7機体制を目指しています。 -
この向かいにある山には、国立天文台VERA石垣島観測局の
電波望遠鏡があるんだったな。
亜熱帯の島で、美しいエメラルドグリーンの海が見えなかったから
なのか、興味ははるか宇宙に飛んで行ってしまいました。
せっかく澄み切った夜空が見える所に来たのだから、
天文台を訪ねてみよう。
小さな石垣島には、VERAの他に石垣島天文台があります。
これだけ天文台があるという事は、余程環境がいいのでしょう。 -
宿にチェックインしてから、島の繁華街ユーグレナモールに来ました。
-
石垣市公設市場の2階には石垣市特産品販売センターがあります。
営業時間が10~19時なので、夕食を済ませてから来たら
閉店時間になってしまいました。
また、後日改めて来ます。石垣市特産品販売センター お土産屋・直売所・特産品
-
公設市場の前に開いていた露店で、かの有名な
「ぺんぎん(辺銀)さんの石垣島ラー油」を売っていました。
自分では辛い物は食べないので買いませんでしたが、
他の土産物店で、これを探している若者がいたので、
「公設市場の前で売っていたよ。」と教えてあげました。
まだ店仕舞いしていなかったらいいな。 -
石垣島天文台に来ました。
ここでは、むりかぶし望遠鏡による天体観望会が行われています。
天文台までの道はとても狭いので、一方通行になっています。
行きはパンナ公園側から入ります。 -
雲が厚くて天体観測は出来ませんでしたが、
資料による説明が行われました。
石垣島天文台は自然科学研究機構 国立天文台、石垣市、
石垣市教育委員会、NPO法人八重山星の会、沖縄県立石垣青少年の家、
琉球大学の6者の連携によって運営される新しいタイプの天文台です。 -
中央の白い円筒形が主鏡部で、直径107㎝の反射鏡です。
その下に付いている白い竹筒のようなものは、ガイド望遠鏡です。
左に突き出している白い棒と黒い先端が「ナスミス焦点部2」で、
ここから肉眼で星を見ることが出来ます。 -
上部にある「副鏡部」。
フォーカス合わせ機構の先に副鏡が取り付いています。
有効直径105㎝の主鏡で集めた光を折り返し、
各焦点で星の像を正確に結ばせます。 -
「主鏡部」です。
鏡なので、捉えにくいですが、内側全体が鏡になっています。 -
「カセグレン焦点部」
研究用の観測装置やカメラを取り付けて、
長時間にわたる観測を行います。 -
天体観望が出来ないので、映像による説明がありました。
石垣島は沖縄本島から約400㎞離れ、
ほとんど北回帰線と同じ緯度にあります。
緯度的には、東京から見て、稚内よりも遠いのですね。 -
オリオン座
-
「石垣島から見た南十字星」
さあ、どれでしょう? -
答えです。石垣島まで来ると南十字星が見えるんですね。
ニュージーランドに行くと、あれが南十字星だと教えられるのですが、
どうしてもわかりませんでした。 -
石垣島に行ったら、南十字星を探してみましょう。
-
この天文台と一緒に写したという南十字星。
左側の建物と木との間に十字で示してあります。 -
あんまりわかりにくいので、接写しました。これで見えますか?
こんな所に見えるのだとは思いませんよね。 -
南十字星が描かれている国旗です。
中央にはブラジルの国旗を拡大したものがあります。 -
スーパームーンの比較。
月までの距離から計算すると、最大の満月(視直径33分30秒角)は、
最小の満月(29分24秒角)に比べて、
直径で約14%、面積で約30%大きいことがわかります(2016年)。 -
天の川。滞在中に見られるかな?
-
外に出て、こう見えると良かったね。
石垣島天文台では、「天の川モニター」を公開しています。
https://murikabushi.jp/?page_id=2403 -
土星の環って、見てみたいな。
-
星の方言名
望遠鏡の名前の「むりかぶし」って、スバルのことなんですね。 -
星祭りの際のライトダウンで見られるようになった天の川
これは、すごい贅沢ですね。 -
お世話になりました。またいつか、星を見に来ます。
この時は無料でしたが、2022年度から有料となりました。
施設見学は100円、天体観望会は大人500円、子供300円です。
2022年7月現在の開催日時は土曜日・日曜日・祝日の
20:15~21:00 (7月)
20:00~20:45 (8月)となっています。HPをご確認ください。
初日は島への到着時間が遅かったこともあって、遅くまで活動しました。
明日は、西表島・由布島・竹富島めぐりです。
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