2022/07/04 - 2022/07/08
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sorrelさん
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梅雨明けの暑さ厳しき京都へ(なにもこんな時期に行かなくてもと)。
宿泊はいつもの三条・クロスホテルです。
5月に比べて修学旅行生たちの姿が恐ろしく増えていて、学校・旅行代理店ともにもう開き直った様子です。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回も東京駅から高速バスを利用して(珍しく高速に乗るまでに渋滞して20分遅れ)。
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足柄サービスエリア、大勢が出入りする自動ドアの上部にツバメの巣。
糞や泥が落下するので樹脂ボードが巣の下に設置されているという気配り。 -
雨模様ということで富士もこんな様子。
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奥三河・道の駅もっくる新城、建物まで続く雨避け通路がツバメ団地と化していて壮観。
木製の根太と天井ボードの隙間が巣造りにぴったりな上に、周りは野山で泥には不自由しないと。 -
やはりユリがないと寂しい。
さすがに宿泊回数を重ねたせいか、部屋には既に空気清浄機を運んでありますとのことで。 -
夕刻の高瀬川、まだ酔客が現れる前です。
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夕食は三条名店街のかつくらへ。
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店主の元気な声を聞くといかにもこの店らしい、なんて思うけれど他の支店ではどんな雰囲気なのか気になります。
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9時に始まる参観予約をしているんで8時過ぎの出町柳から。
予想はしていましたが、この時間は通学客の学生で満員状態、観光客はこんな早くから乗らないって。 -
住宅街に残る田圃、この前は田植えが済んだばかりだったのがもうこんなに。
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さぁ、修学院離宮の入口です。
宮内庁の職員ではなく派遣会社からと思われる要員ばかりが何人も(こんなに要らないだろうというくらいの人数)。 -
全体図を見ると、この離宮は棚田のなかにあるというのが正しいよう。
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総勢11人の見学客でスタートです。
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もうこの時点で雨上がりの蒸し暑さで汗びっしょりです。
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起伏に富んでいる庭というのは山麓に造らない限り無理ですね。
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この丈を揃えられた赤松の並木道というのが見事だなぁ、なんて思っていたら。
ここは元はあぜ道だったのが、明治中頃に明治天皇の行幸に備えて拡幅整備し、松を植栽したんだそうです。
つまりオリジナルの姿は本当に田圃が風景のメインだったんだと。 -
あいにく池は改修中で水が抜かれていて風情なし。
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建物の繊細さというのは桂離宮に及ばないんですが、こちらは三つの建物は雨戸を全開にして存分に見せてくれているのは好印象です。
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せっかくの環境も畑で作業している電動草刈機の騒音が煩すぎてもう・・・・。
棚田は稲の緑が絵になるんですが、所々にある畑がいけません。
ハウス栽培用のビニールや派手な色の道具が放置されていて、いやでも目に入ってきてしまいます。 -
比叡山の山麓、傾斜地に造られた人工池。
なるほど池の向こうに遠くの山々を見通すという趣きが贅沢といえば贅沢です。 -
このあたり、海抜150mといいますから見晴らしがいいわけです。
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たしかに数奇屋建築といってもそんなに贅を尽くしたような造りでもないですから。
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この高低さがある庭というのがここの特色なんでしょうね。
そのぶん見学はくたびれますが。 -
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手前に木製の和船が浮かんでいるんですが、最後尾に付いて来るアルバイト娘に用途を聞くも「わかりません」。
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近くで見てもさほどの感慨はなく、やはり上の茶室から遠く見下ろすというのが本来の愛で方ではないかと思います。
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赤松並木を下って終わりです。
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秋の収穫時も風景が楽しめそう。
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汗だく状態で解散です。
これなら事前申し込みしなくても当日参加できました。
くたびれて歩きたくない客を狙って門前にはタクシーが客待ちしています。 -
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修学院離宮から歩いて5分の所に赤山禅院。
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奥にある赤山大明神。
ここが映画版「銭形平次」(山内鉄也監督作)のロケ地というのでやってきました。
TV版が1966年に始まり、その人気にあやかって翌年1967年に公開されました。 -
劇中、大川橋蔵が小池朝雄を追う場面。
なにしろ55年前の撮影ですから、だいぶ様子が違っていてもしかたない・・・・ほとんど変わっていないのにちょっとビックリです。 -
提灯を取り替えて。
(ちなみに屋根の銅板が葺き替えられていて、今は貼り方が横に) -
門前の飴売りを配置し、いかにも江戸の神社風に。
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おぉ! そのままじゃないですか。
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朱の柵越しに向かうふたり、小池朝雄の背景にある池も変わりなく。
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カメラ側からの照明が強すぎて。
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残念なことに、ここには設置されたばかりの銅板屋根の寄進者名を列記した記念碑が邪魔しています。
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左にあった石碑が。
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現在は見当たりませんでした。
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門前にある花屋、つい見てしまうと売れ残りのコニファーが破格値で。
持って帰るのに不便と思いつつ救済してあげることに。 -
その次は京都市役所へ。
前から見たかった屋上庭園をと、ななんと屋上行きのエレベーターが!
すっかり有名になったあの「税金の無駄使い・漆塗りドア」がここでした。
まさかこことは思いもしませんでしたが、なるほど利用客も少ないこんな所に500万の工芸品とは(泣)。
いかにもあの市長らしいといえばいえますが・・・・。 -
屋上階に着いてドアが開くと、いきなり全面ガラスで向かいの本能寺ホテルが目に飛び込んできます。
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嵐山方向にはもう怪しい雲が。
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比叡山を望む方向です。
右の高層ビルはホテルオークラ、ここからだと客室が丸見えですが。 -
のんびりしたかったんですが大粒の雨が降り出してきました。
設置された拡声器からは「大雨注意報がでたので各部署は備えて」なんて役所らしいアナウンスが流れます。 -
二条大橋東の加藤順漬物店へ。
店舗は小ぶりな木造ですが、隣接して設計屋によると思われる趣味の良いRC造りの住宅兼工場兼賃貸住宅が。 -
「極み漬大根」が予想以上の美味しさ。
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夕食は近くのスーパーで購入。
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朝は近くのホテルリソル地下で。
選び放題とはいえ前の夜に造ったものを並べてあるだけという。 -
ほとんど朝食プラン付きのホテル宿泊客用。
外から来る客はほとんどいないようです。 -
高瀬川にカモが? まさかゴミを目当てに・・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=GKJuZldWcRc -
市役所前の本能寺ホテル、修学旅行生たちで満員のお知らせがでていました。
街で見かける子供たちの姿の多さを考えるとこういう宿屋はどこもこんな状態なのかも。 -
御池通を地下鉄駅目指して歩いていくと、あの有名旅館が。
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府立植物園、今回はあせらず廻れるということで。
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ゲート近くには見事に咲かせたペチュニアの大株が。
どうやったらこんなに仕立てられるんでしょうか、悔しい! -
この季節は、なんといっても蓮池。
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惚れぼれするような形と色、まさしくお釈迦さまの台座。
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バラ園では雨に降られて花弁がくたびれてしまっていますが夏咲きバラが。
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新宿御苑でも見たタイサンボクの巨大な花。
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なんとも形容しがたい相撲取りの彫像。
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別の蓮池も、ここは白い花ばかりで。
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地下鉄烏丸線の終点、国際会館駅で実相院行きのバスを待ちます。
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バスの終点で降りたらすぐ目の前にありました。
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この門前も「銭形平次」のロケ地ということで、ここまで遠出しました。
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車が邪魔・・・。
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舟木一夫扮する謎の侍が現れる場面、ここで。
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またまたやってきました、くろ谷・金戒光明寺。
今回は東映「いれずみ判官」(1965年)です。
ごぞんじ”遠山の金山さん”ものです(監督は沢島忠)。 -
鶴田浩二と南田洋子が墓地でという場面。
石の柵が鉄製に変わったくらいでしょうか。 -
夜のシーンでも同じ場所で。
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一番大きな変化は、この石段中央に設置された手摺り。
たしかに高齢者が墓参するのになければ不便ですから。 -
右の大木が姿を消しています。
なにしろ57年たっていますから墓地よりも植裁が大きく変わっているのは当然ですね。 -
屋根からの雨樋受けと手摺りが加えられたくらいか。
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【文殊塔前 竹内栖鳳先生墓 左へ七十歩】
日本画の竹内栖鳳のお墓への道標。
著名人のお墓への案内があちらこちらに建っています。 -
南田洋子と桜町弘がやりあう場面、三重塔(文殊塔)の後ろにあるようなので次回の宿題で。
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山門越しに旧都ホテルと将軍塚が。
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「大殺陣」のこのシーン。
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左の塀がきれいに直されているけど、ここしか考えられないんですよねぇ。
58年も経っていればいろいろ手直しされていてもおかしくないですし。 -
手っ取り早くガストで夕食。
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志津やのパンで朝食。
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岡崎の近代美術館へ。
閉幕が近い「没後50年 鏑木清方展」で賑わっていますが、お目当ては違って。 -
館の収蔵作品を披露する企画、「戦争と写真 ユージン・スミス」。
今回は”第2次世界大戦”と”スペインの村”に焦点を当てた展示です。 -
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「スペインの村:治安警備隊」(1950年)
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同時開催が、京橋の国立アーカイブで見逃した「MONDO映画ポスター」が巡回展として。
しかし映画マニア向けのこの企画、京橋なら当然ですがここで開くのはどうにも無理があるなぁと。
ジイチャンやバアチャンには理解不能の世界と思われますが、それ以前に素材の映画をまるで観ていないだろうに? -
隣の府立図書館に寄ってみると、入口を通るといきなり「京都」関連本だけを集めた棚がどーんと。
これは1日でも腰を落ち着けていたいものです。 -
地下鉄で乗り換えなしでのんびりと奈良まで。
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この炎天下に若草山へ。
これだけ暑ければ観光客は少なかろうという期待です。たしかに誰も見かけません。
タクシーのドライバーによれば北でも南でもゲートはOKというんで、北から入場。 -
まるほど「芝生が広がる若草山」のイメージはこれか、という脇の階段をどんどん登り。
熱中症にならないように無理せず。 -
振り返ると広がる風景。
さすがに鹿も日陰に逃げているのかほとんど見かけません。 -
雑木林の日陰にホッとして。
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意外と距離があります。
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ここがいわゆる世間でいう若草山でしょうか。
ドライバーいわく「皆さん、一重目までですよ登るのは」、この眺望をみればそりゃ満足ですね。 -
奈良平野を一望するという。
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大仏殿にグーッと寄ると。
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若草山が登場する映画、これくらいしか思い浮かびません。
1961年の松竹映画「好人好日」(渋谷実)、モデルになった数学者の岡潔に扮した笠智衆が自宅の裏山へという設定。 -
菅井一郎に引きずられ。
60年前は今のように芝生がきれいに刈り込まれていなかったように見られます。 -
そこに現れた泥棒役の三木のり平が菅井一郎に投げ飛ばされて斜面を転がるという。
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しかし先にはまだ。
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ずーっと向こうには頂上らしき場所が。
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このあたりが二重目とな。
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何故か門番小屋のようなものが。
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うまい具合に木陰ができている頂上。
まさかと思いましたが、鹿がいるんですねここにも。
足元は糞だらけ、こんな天気なので乾燥はしていますが雨上がりだったらと考えるともう・・・・。 -
どうも本当の頂上はそばの古墳なのか?
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古墳と言われてもそれらしい形でもなく、石碑があるのみ。
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午後2時になったら北ゲートを閉めてしまうので南へということでした。
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こんな小さな標識が。
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きれいな石段が真っ直ぐ伸びていて。
芝生の切れた濃い向こうが原生林とのこと。 -
なるほどこちらからなら足元も心配せずに近道できるということでした。
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ここが南ゲート。
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乗り換えの丹波橋、コンコースで見つけた新潟の笹だんご。
食べたいと念じた甲斐があったおかげか?
このお店は期間限定であちこちに出店するという販売形態らしく、次は何処かと検索しても不明。 -
どうしても川の近くを歩きたくなるのは不思議。
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また簡単にお惣菜を買って夕食です。
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朝はロイヤルパーク1Fの進々堂、定番のモーニングセットで。
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今朝も高瀬川ではゴミ拾いがされていて観光客の期待するイメージを保ってくれます。
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そういえば、京都御苑はまだちゃんと見ていないなぁと。
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あーっ、これはもう映画でどれだけ使われたか!
大映と東映の時代劇といえば、もうここが何度観たことか!
だいたいオープニングかラストで使われていましたね。 -
植物園ではないんで、いろんな樹種を楽しめるというわけにはいかず。
維新前からの風景に準じているのか松ばかり(それも赤松)なのが単調です。 -
京都市立歴史資料館に入って涼んでいきます。
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寺町の末廣さんも値上げのお知らせ。
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新幹線の待合室。
あらま、昨日出掛けていた奈良じゃないですか。 -
コンコースの床で体育館座りをしていた数百人の修学旅行生たち、あれが乗り込んできたら満員だぞ!
心配は無用で、彼らはやってきた団体専用列車に詰め込まれていました。
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