富良野・美瑛・トマム　夢のひと時4日間　②

2022/07/12 - 2022/07/13

何回目かの北海道の旅。それでもまだ見たことのないところ、訪れたことのないところがいくつもある大陸・北海道。ベストシーズンに咲き誇りラベンダー他の花々。　たくさん見た、ほぼ満足した。　歩き疲れて「もうこれまで」と思い知った旅でもあった。たどり着いた場所が、今回の旅のハイライト「星野リゾート、トマムに泊まる」旅であったのだが・・・この宿は先が見えてるね。

エリア 北海道

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: Peach
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

広大な敷地に摩天楼を思わせるカラフルな建物が4棟林立。広い原生林に囲まれ、この時期であったからよかったが・・・。
とてもではない、足場の悪い園内、歩くこと果てしなく…。年寄りは来るな！　IT機器に精通していないものは来るな‥という場所。
歩きたくない人は広い部屋で寝ていること。温泉もないし・・・。周りに行くところ、散策できる公園もないし・・・。スキー場として開発されたが、会社が破綻、それもそのはず設備がそれ用に整っておらず、急いで次の策「雲海」に切り替え、だが天候はあまり当てにならず、年に数回ちょろっと出るだけでは・・・宣伝にもならない。二度と来たくない「星野」さんち。

バスに乗り込んできたホテルのスタッフの説明。一回では覚えきれない。すべては（ホテル内の情報、入浴時間の待ち時間の案内、レストランへの道筋）QRコードをスマホに打ち込み、そこから情報を取ってほしい・・ということ。

フロントへの問い合わせの手間を省きたい・・スタッフがすべて対応できかねる‥そういった省力エコの宿泊施設。不便極まりない！！

まあ～・・・はじめてでして・・・。

内部の施設もかなりシンプルで、エコに徹した建材・レイアウト・立地の中で植物を大事に扱い・・外目には、いわゆるモダンなホテル。だが安普請。名前だけのホテル。

我々の宿泊は15階。

内装はただ広いだけ、浴室も二つあるが・・・、冬のスキー客への対応はどうなっているのかなあ。まだ新しいから良いが、材質は安上がりでよく考えられているだけ。これで宿泊料をもっとエコにすれば？…と思う。　温泉ではないので、大浴場の待ち時間の案内は必要ないのでは？第一何にも特長がない宿泊施設。

ホテルの棟の間はバスでシャトル案内。急げば…歩けってこと？！

「大きいことはいいこと」ではない‥というのが感想。

女性用のアミニティが少ない。

夕食は一人2500円の食券で‥というシステム、だがレストランの食事は大半が４０００，５０００円以上のもの。左の青い券はゴンドラの券とバス、それで、年に数回しか出ない雲海を見に行けって？！

レストランはすべてQRコードで案内。だが長～いトンネル型の歩道を歩いてレストラン街へ。その道のりが遠くて、長すぎる。また食後歩いて帰ることを思うと、いやはや・

もうこんなホテルはごめん！！‥そう思いながら帰り道もトボトボ・・と。

なんたって、今日一日で6つも7つも花園巡り。　オワリのファーム冨田だけでよかったような・・そして倍の時間をかけてくれたら、疲れも少なくてよかったのに。

ステーキ5000円、アヒージョ2000円、それに生ビール。とりあえず、満腹！
値段の割には?！？！、我々で雰囲気を盛り上げたが…店内は狭く、テーブルは小さく・・中の雰囲気、内装飾りも貧相、そこいらにある町のステーキハウスの方がもっと上等。

食べている時がやっぱり…幸せだなあ、それが救い。

原生林の間に大きな葉の植物。　長い歩道トンネルを歩きながら、自然を観察。

わが宿泊棟にもどり、明日の「雲海観察ツアー」の出発点ケーブル駅を下見に。

まずホテルのバス停から、15分。続いて　7分間原生林の道が湿気ている　そこを歩いて・・・。途中で引き返し帰宅。あまりにも疲れすぎ、これで疲労困憊！！　入浴してバタン、キュッ！！

翌朝3時過ぎ、めざめてお天気を見て、自分の体調を見て・・とりあえずバスでケーブル駅まで行き‥を決断。雲海は米国・サンフランシスコや南アのケープタウンでもう見ているので・・どうでもよかったが・・・。年に数回しか出ないので、とりあえず経験だけをしてみることに。
スキー客を受ける設備はなく、雲海の状態でもなく・・・うそばっかり、これではこのホテルの先が見えている。

お天気予報は、十勝は「霧・雷雨」。望みがないけれど・・・。

一応　ホテルの予報では「雲海　発生中」とのこと。

4時45分のホテルからの始発に並ぶ人々。

ケーブル駅に並ぶ人々。この地点から乗り込むまでに約30分。

ゴンドラにはグループごと。独りの人もいた。

冬場はスキー客が来るとか。だが…あちこちのロープウエーの器具・施設が錆びて廃止されているような状態。部屋に暖房機の設備がないところから‥たぶん斜陽であろうなあ。

年に数回しか現れない雲海。これを売り物にして誘客しているのだが・・今後が不安。おそらく斜陽であろうなあ。
劇的な雲海が出るわけでもなく、この絵ハガキで精いっぱいに雲海。これではねえ、札幌郊外に「ポプラ並木」と同じ、写真で見るだけで精一杯の全景（？！）

北海道の雪質は良質‥と海外では評判だが・・・、ここまで来なくてもスキーはできるので・・・ここまでは・・・。

上に言っても、見るものがなく…すぐ帰ってくる客がほとんど。

雲海・雲海・雲海・・・ねえ。
これが売り物では・・ねえ。土産物の「上げ底」に似ている。

雲海のできる条件

年に数回みられるという「雲海」、この小さなスケールの雲海では、海外で大きな本物の雲海を見ている人には・・・うぅ～ん、笑っちゃうねエ。これが絵葉書になっていて・・旅行代理店がこれを売り物にして・・・、ちょっとねえ。

「森のレストラン」
朝食はBuffet style。まあまあのバラエティだが、胃袋にも限界があり・・・。北海道独特の特長はさほどなく、ホテル大雪の方が数段上。努力の形跡が見られない。

たいしてパッとしない内容の朝食。

各棟にあるお土産店。珍しいものはなく、どこでも買えるものが多い。ここから持ち運びたくないし…、高いし・・・。

魅力的な土産はなし・・ただ高いだけ。

買い物の精算も自分で。すべてする。